「サワラン」(沢蘭、別名・アサヒラン)は、
本州中部以北に分布する、球根性野生ランです。
高地の湿原で、ミズゴケの中に自生しています。
地下に緑色の球根(偽球茎)を持ち、
1茎に1枚葉、紅紫色の花を1~3花ほど咲かせます。
( 基本種の紅紫色花は、消えてしまったので、過去写真を参考に、)
生きミズゴケの鉢植えで、
今年も良く咲いたのは、「白花サワラン」です。
6月上旬から、20㎝前後に直立した花径を伸ばし、
横向きに、半開場の状の白花を咲かせました。
球根が充実していれば、1茎に2花、3花と、
時間をおいて咲いてきます。
6月下旬まで、花を楽しめました。