Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

コウホネの花

2018-07-27 | 水生植物

コウホネ」(河骨)は、スイレン科の多年草で、
浅い池や沼に自生します。

少し小型の「ヒメコウホネ」を鉢植えし、貯水槽で育てています。
冬は池に移して雪下越冬し、根茎が鉢の外に出ているのに、
植替えが出来ず、
開花は諦めていました。
 
庭の西隅に置く、水やり用の大型貯水用器の中で、
意外にも、花茎を1本上げました。

玄関前通路の小型貯水槽に移して、花を観賞しました。
 
根茎の先から、長く伸ばした花茎の先に、
6月中旬、丸い蕾を膨らませ、ガクに割れ目が出来ました。
 

 
翌日午前、開花し始め、
 
 
 
午後には、下画像のように半開きしました。 
 

 
開花2日目の花です。 
 

 
5枚の花弁のように見えるのは、ガクです。
ガクの内側にある爪状のものが、花弁です。 
 

 
夕方の花、花径は4cm程です。
 

 
花弁の内側にたくさんの雄シベがあり、
真ん中に雌シベの柱頭があります。 

 

 
開花3日目の朝、夜は閉じていたガクを開きます。
 

 
昼までには、こんな風に全開し、花は数日開花しました。
 

 
その後、次の花が咲きそうもないので、また元の貯水槽に戻しました。
 
移動の際に撮った画像で、 
鉢から左に、20数cm伸び出た根茎の先から花茎を伸ばしました。

水中葉と水上葉では、葉の色形が違います。
白っぽくごつごつした根茎が
骨のように見え、河骨の名が付きました。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする