Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

アマガエルの繁殖 2018(4)~オタマからカエルに変態

2018-09-27 | アマガエル

両生類であるニホンアマガエル(日本雨蛙)、
体長は3~4.5cm程です。

 
卵から孵化した幼生(オタマジャクシ)は、
えら呼吸で水中生活をします。

成体は、手足が生えて、肺呼吸で陸上生活をします。
このオタマからカエルへの形態変化を、「変態」と呼びます。 
 
 
5㎝位に成長したオタマジャクシは、
黒いまだら模様を持った褐色です。
 
 

 
尾の付け根に、小さな後ろ足が形成され(上)、
徐々に足が大きくなり、体内では前足も形成され、
胴体も変形してきます。
 
 

 
やがて、えら穴から前足が出てきます。 
 

 
褐色の体色が薄くなり、背中が黄緑色に変わって来ます。
この頃は、餌も食べず水中でボーっとしている感じになります。 
 

 
肺呼吸に変わった子ガエルが、水中から出て、スイレンの葉上へ、 
 

 

 
さらには、ハスの茎をよじ登ったり、
 

 
貯水容器の壁面を這い上がります。
長い尾が、徐々に短くなってきました。

前足に4本、後足に5本の指、指先には丸い吸盤が付いています。 
 

 
尾が無くなる頃、背面が緑色になり、
子アマガエルとして、自由に飛び跳ねることが出来ます。 
 

 
玄関前のサギソウの鉢で、 
 

 
庭のシダの葉上に乗ったり、 
 

 
ギボウシの花茎を上って、花の上に鎮座したり、 
 

 
さらに高い所へ、ユリの茎に登ったり、 
 

 
鉢植えのバラの木にのぼり、
先端の花にたどり着いて、花弁の間で眠りに、 
 

 
これからは、庭のリンゴやナシの果樹や、モミジの樹など、
樹木の枝や葉が主要な生活の場になっていきます。

おそらく夜間に、道路を横断して遠征に出かけていくのでは?

 

コメント
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