Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭の「ミズヒキ」

2021-10-07 | 山野草

日本全土に分布する、タデ科の多年草「ミズヒキ」(水引)は、
花姿を紅白の水引にたとえました。
 
庭を作り変えた後、勝手に芽生えたものを、
通路脇など残しています。
 

 

 
 
8月上旬から開花しました。
茎頂や葉腋から、20~40cm程の花穂を伸ばし、
小花を疎らに咲かせます。 
 

 

 

 
9月上旬の花をアップで見ます。


  
花弁に見えるのはガクで、深く4つに裂けて開きます。
4枚のうち、上の1枚が赤、2枚が赤白半々、下の1枚が白です。 
 

  
雄しべ5本に、雌しべが1本、 
 

 
花後は、ガクが閉じて、
雌しべの柱頭は先が伸びて2つに裂け、鈎状に曲がります。 
 

 

 
雌しべの先端が動物の毛などに引っかかり、
種が遠くに運ばれます。
 
 

 
9月下旬、ヒッツキ虫となった、たくさんのタネです。
これが私の衣類に付いて家の中にも運ばれます。 
 

 
庭がミズヒキの原にならないように、
9月末にはほとんど刈り払いました。
 

 

 

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