「ヒメイチゴノキ」は南ヨーロッパ原産で、
ツツジ科の常緑低木です。
6号深鉢植で樹高50cm、横に広がった枝は60cm程です。
イチゴのような果実が熟す10~12月に開花するので、
花と果実が同時に楽しめます。
9月上旬、緑色の果実が黄色く変わってきたころ、
葉は光沢ある革質の緑葉ですが、猛暑で傷みました。
小さな花房が伸び出してきました。
10月中旬、花房の先の蕾が膨らんできました。
一部で、スズランのような壺型の白い花を咲かせてきました。
11月中旬、果実が黄色から赤色に変わって熟してきました。
1~1.5cm程の球形果実は生食しても美味くないし、食感も良くなく、
ヨーロッパではジャムや果実酒に利用するようです。
房状に着いた花、花後の小さな緑実が見られ、まだ蕾もあります。
一昨日の晴れ間に、玄関前の庇下から庭雪の上に出しました。
赤い熟果はすべて落ち、花後の小さな実が、これから1年かけて、
緑→黄色→赤色と変化しながら熟していきます。
まだ蕾も残っていますが、寒くてもう開花できません。
雪囲いの中に入れ忘れたので、庇下での越冬になりますが、
寒波中は玄関に入れてやります。
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