原種シクラメン「コウム」は、ブルガリア・トルコ・イランなど
黒海沿岸地域の山地に自生します。
花も葉も小型で、草丈10cm程、夏は休眠して葉が無くなり、
秋に葉が芽吹き、耐寒性があって冬の屋外で育ち、
鮮やかな赤紫の花が冬に映えます。
上画像は昨年の3月初め、3号の小鉢植で満開の姿です。
残念ながら、夏の高温に弱く、鉢植えは昨夏に枯れてしまいました。
代わりに1輪だけ開花しているのが自宅北側の通路脇で、
ゼニゴケが覆いシャガが点在する、陽が殆ど当たらない場所です。
花後の鉢からのこぼれ種が芽生えた、自然実生株です。
雪融け後、1個の蕾を発見、
親株は斑入り葉なのですが、実生株の葉には斑が入っていません。
3月上旬、開花しました。
その翌日です。
3月中旬、風で倒れていたので、石で支えました。
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