白色の花弁の縁に青が入る小型種で、「 ドーベン 」 という品種です。
左が開花1日目です。
中心に黄色い雌しべ
を開き、白い花弁には淡青色がのっています。
開花2日目は、
雄しべが
雌しべを覆います。
左1枚目は開花
1日目と3日目の
2輪です。
2,3枚目が3日目
で、午後には花弁が
痛んできます。
熱帯スイレンの中でも
本種ははムカゴ種です。
葉にできたムカゴ、
葉を切り取って水面に裏
返しておくと芽と根が出
てきて、小さな球根を持
つ苗ができます。
小苗を用土に植えつければ簡単に殖やせます。
なぜか温帯スイレンが咲かなくなっても、熱帯スイレンは秋遅くまで咲き続けますが、
屋外越冬は出来ないので、玄関に置いてある水槽の中で冬越しさせています。
8月はムクゲとサルスベリの咲く庭で、スイレンなどの水生植物とサギソウ、キキョウ
・宿根フロックスにハイビスカスなどの鉢花、庭植えの宿根姫ヒマワリなどが咲き乱れ、
朝晩の水やりだけでも疲れ果てて・・・・ 。
下は未紹介の2種です。 左はフジバカマ「古都の花火」という品名で山草業者(その
後廃業?)から取り寄せたものですが、葉が4枚輪生する大型種でキク科のヨツバヒヨ
ドリでした。 庭植えしたら2m近くまで草丈を伸ばし、7月から開花して草とは思われな
いほどの存在感がありました。
右は、葉の並び方から名付けられたアヤメ科のヒオウギ(檜扇)です。私は花よりもこの
後に出来る漆黒の種子の方が気に入っています。
次の1枚目が、7月から咲き続けているミソハギです。
2.3枚目は庭木のモミジに着いた実です。 翼果と呼ばれる2枚の羽根を持つ種子が
印象的で、新緑・紅葉の他にも見所がありました。
4枚目が、玄関前通路で咲く睡蓮鉢の脇で穂を出してきたのはヤクシマススキです。