オシベ・メシベとも正常な標準花の終いは、紫色の花2種です。
1鉢は、桃色がかった紫の花で、3月中旬の開き始め、
花弁に見えるのは6枚のガクで、その下に葉状の総苞が3枚です。
3月下旬の花、2輪しか咲かなかった鉢です。
もう1鉢は、極薄色の紫花です。
その3日後、
3月末です。
咲き始めから散る前の花まで3枚です。
終盤には殆んど白色になって終いました。
純白花の鉢もあったのですが、今年は消えてしまいました。
梅はバラ科の落葉小高木で、
中国原産ですが、奈良時代から日本で栽培されています。
本来の梅は白花で、実の収穫が目的でしたが、
観賞用に紅梅が品種改良で作られ、
「紅千鳥」(ベニチドリ)は園芸種の1種です。
大きくしたくないので、昨年造園師に剪定してもらい
今年の花数は少なめです。
寒い冬で、例年より開花が遅れ、3月末から咲き出しました。
玄関の正面で、その南側は道路なので、日当たり良い場所です。
蕾から開き始め、
開花しました。 一重の濃い紅花です。
4月上旬の花です。
雄しべの先が弁化した旗弁(ハタベン)が見られる品種で、
その様子を千鳥の飛ぶ姿になぞらえたのが、
「紅千鳥」の品種名です。
背後に植えたシモクレンの蕾が開くまで、
紅梅の存在が目立ちました。
今春咲いた小鉢植えの雪割草で、赤色の絞り花です。
3月下旬に2輪開花し、蕾も2個あります。
3月末、4輪咲き揃いました。
4月上旬の花、時間の経過で花色が薄れ、この後散り終えます。
ミツマタ(三椏)は中国原産、ジンチョウゲ科の落葉低木で、
「大輪匂い三椏」(タイリンニオイミツマタ)は園芸種です。
まだ苗木で、今年初めて1輪だけ開花しました。
花茎4cm程の黄色い大輪花を下向きに咲かせ、香りがあります。
1月上旬には、すでに大きな蕾を着けていました。
3月上旬、外側から色が黄色味を帯び、膨らんできました。
3月半ば、開花し始めました。
花弁に見えるのは筒状のガクで、
その先端が4裂して反り返ります。
翌日の花、
3月下旬の花、
外側から順にガクが開いて、
4月初め、中心部が開いた時には、
周辺部は花色が薄れてきました。
現在は花が散り落ち、新葉が展開し始めました。
まだ幹が1本で1輪だけでしたが、
成長に伴って、三又に分かれた枝先に開花するようになります。
春咲きのクリスマスローズで「ダブルゴールドピコティ」です。
茎が無く、根茎から葉柄と花柄が別々に伸びる
無茎種のヘレボルスで、常緑の園芸種です。
黄金色の八重咲で、花弁の縁に糸状の覆輪が入る花です。
周りが積雪の中、玄関外の庇下で、
2月上旬の芽出しの様子です。
2月下旬、蕾を着けて、花茎を伸ばしてきます。
3月初め、初めの1輪が開花してきました。
3日後には、4本の花茎に1個ずつ4輪の花を開きました。
3月中旬には、花が7輪に増え、
3月末です。
4月上旬には、5号鉢植えで草丈20cm程に伸び、
計11輪の花が満開となりました。
花弁が散らずに、花が長持ちしています。