ギボウシはキジカクシ科の多年草で、
野生種は東アジア特産で、日本に多く自生します。
「多摩の雪」は、岩ギボウシの1種で、奥多摩で発見されました。
コンパクトに整った姿が美しく、鉢植え向きです。
秋に、短い花茎で、白花を房咲きに咲かせます。
自宅北側の山草棚に置き、開花時に玄関前に移しました。
6号深鉢植えで、10cm前後の花茎を数本上げました。
9月末から咲き始め、10月上旬の花です。
その4日後、
10月中旬の花、
その3日後、
10月下旬の現在、花がほぼ終え、葉のほとんどが黄変しました。
「シソ」(紫蘇)はシソ科の1年草で、ヒマラヤ~中国原産です。
葉・花・実を香味野菜・薬味として利用します。
庭の菜園コーナーのあちこちで、
毎年自然実生で2種のシソが育っています。
① 赤シソは、梅干しを作るのに使いますが、
今年も梅の実が僅かしかならず、全く利用できません。
10月上旬の花、
10月下旬の実、
② 青シソは、
大葉として葉シソを春~秋まで、適宜に利用します。
9月下旬の花、
10月上旬の葉と花穂、
10月下旬の実、
ヤブランはキジカクシ科の常緑多年、
日本の樹林の下草として自生しています。
葉に白い斑がはいる「斑入りヤブラン」を、
庭に数か所植えています。
大株になった2か所で、
秋に濃青紫~藤色の花をたくさん咲かせました。
① 庭の南東、ブロック塀脇の株で、
花茎を上げた株姿です。
9月下旬、開花してきました。
アブがやって来ました。
その5日後、
10月上旬、
② 玄関の南、ムクゲの樹下で、
10月上旬の花、
10月中旬、
一斉に咲いて満開になることは無く、
咲いた順に落花し、果実が稔ったことはありません。
「黒花ホトトギス」は、花に入る斑点模様が花弁全体に広がり、
花色が赤黒く見える品種です。
まだ小鉢植えのせいもあって、
酷暑が続く中で、かろうじて1個だけ蕾を着け開花しました。
10月上旬の蕾、
10月中旬、開花しました。
その3日後の花、
花が終わる頃には葉枯れも進みました。
「茶ノ木」はツバキ科の常緑低木で、中国~インドが原産です。
新葉が茶に加工され、新潟県北部の村上市は、北限茶の栽培地です。
花の観賞用に鉢栽培し、6号深鉢植えで樹高40cm余りです。
椿に似た白い5弁花は、径2~3cmで、多くは下向きに咲き、
花弁が少し反り返り、多数のオシベが特色です。
9月下旬、蕾が膨らんで、
開花しました。
10月上旬の花、蕾から花弁を開いて、全開します。
その2日後の花、
10月10日に咲いた花、
10月中旬に咲いた花、
まだ1個の蕾が残っています。