「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

コムスン(1) 中央区の利用者へのサービスの確保

2007-06-11 23:30:13 | 医療
コムスンの事業所は、中央区にもあります。

コムスンは、厚生労働省から、
すべての種類の介護サービス事業所において、
新規指定及び更新をしてはならないと、
都道府県に通知されています。

よって、中央区にあるコムスンも、いずれ
廃止になります。

突然、サービスが中止されると、
利用されている高齢者の方は、困るでしょうし、
しかし、その事業所は、いずれ廃止になりますので、
利用者は、別の事業所でサービスを受けなくてはなりません。


①利用者へのサービス提供を継続しつつ
②利用者の円滑なサービス移行がなされる
このことが、きちんとなされるよう、
見ていきます。

中央区のコムスンも①②を念頭に、
対応しているということ。そして、
実際の利用者から、区への苦情などなく、
現在のところ、利用者への悪影響は出ていない模様。

万が一、何かあれば、お伝えいただければと思います。


まずは、利用者のサービスの確保を目指します。



ただ、コムスンの件は、
介護保険の課題の本質をついていると、
私は考えます。
コムスン、グッドウィルグループの
企業の体質云々だけでなく、
介護という人件費がかかる分野、
そこに利益を優先する株式会社の参入。


訪問看護・訪問介護等の医療介護の現場を理解し、
これからのあり方を考えていきます。







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消防団ポンプ操法大会 優勝しました。

2007-06-10 13:23:58 | 防災・減災
消防団ポンプ操法大会 優勝しました。

結果オーライというところです。

私自身は、大いに反省すべき点、
すなわち練習では出来ていたことが、
本番で出来ていませんでした。
自分自身のできは、60点でしょうか。

できていなかったこと。
①ポンプ車を固定した時に、「よし!」と
合図の声を出すのを出し忘れた。

②ホースを肩に担いで走った時に、
ホースの止め具があまく、走っている最中に、
ホースが少しほどけた。

③ホースを肩に担ぎかつ、ポンプ車から出てくる、
一本目のホースを伸ばしていくのであるが、
伸ばしすぎてしまった。

④二本目のホースと、
放水口のついたホースを固定した後、
固定位置よりも前のところで、
足を揃えて立つ必要があったが、
足を揃えなかった。

⑤走っている途中で、力みすぎ、
足がつりかけた。

⑥三本目のホースをつなぐ時、
三番員と息を合わせてつなぐのであるが、
やや手間取った。

⑦最後の点検報告において、
左斜め向けの姿勢をきちんととってから、
「二番員異常なし。」と言う所が、
左斜め向けの姿勢をとりながら、
発声してしまった。

⑧制限時間のオーバー。
第一回目の放水まで、
55秒ですべきを88秒。
1秒につき3点減点だから99点減点。
第二回目の放水まで
40秒ですべきを66秒。
同様に計算して78点減点。
合計177点減点。

⑨結局290点減点で、
その他のチームよりは、
減点が少なく優勝ではあった。



気合だけは、入れて
声を大きく出しながら、やったのだけど、
顔は非常に緊張していたと、
後で、区の関係の人には、言われました。


私自身の教訓。
本番でもっている力すべてを出すのは、
非常に難しい。
本番で100%の力を出したければ、
練習で120%出さなくてはならない。
練習の大切さをあらためて認識。

あと、本番に向けて
体調を最高潮にもっていくことの
大切さ。
今回は、全然ダメであった。
爆発しそうな足を抱え、
なんとか、本番までもたしたという感じ。


でも、選手としてやって
本当によかったと思います。
仲間との共同作業。
日常では味わえないものがありました。
“非日常”は、よい刺激です。
やったものしか味わえないです。

指導いただいた、同じ分団の先輩団員や、
消防署の消防士に本当に感謝感謝であります。
自分自身は大会には出ないのであるけれども、
仲間の活躍のために、毎日練習に付き合い、
練習の下準備など裏で支えてくださった
他の団員にも感謝いたしております。
そして力をともに合わせ、成し遂げた
(私の減点をカバーくださった)
チームメートに感謝しております。
本当にありがとうございました。

ここで得た規律、技術、
そしてチームワークを
来るべき災害時に発揮したいと思っています。


あわせて、途中の大雨に関わらず、
この大会に参加した
佃一丁目町会
佃二丁目町会
月島一之部東町会
月島二之部町会
月島三之部町会
月島四之部西町会
月島四丁目アパート自治会
晴海三丁目住宅自治会
晴海自治会
の9つの自治会・町会の皆様、
大会を見学に来られた行政・区政の関係者の皆様、
観客の皆様、
本当にご苦労様でございました。
皆様と力を合わせ、この町を守って行きたいと思います。




コメント (3)
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歴史との付き合い方

2007-06-09 12:18:48 | メディア・リテラシー
歴史をなぜ学ぶのか?

日野原氏がいうように(07/06/08ブログ)、
私たちは、健康に生きるためには、
“羅針盤をもつこと”が大切である。
宗教学や文学や哲学などとともに歴史学は、
私たちの大事な羅針盤になるから、
よく学ぶ必要がある。

そして、
歴史は、
メディア・リテラシーの能力を生かしながら、
学ぶ必要がある。
教科書問題が常に話題になるが、
「諸説ある」ということを知った上で、
自分の中での歴史の理解を作る必要がある。
“うのみ”にしていると、
いつのまにか誤った歴史理解をし、
誤った羅針盤をもつことにつながる可能性がある。


本日6/9日経で、編集委員 浦田憲治氏により、
歴史学者 網野善彦氏が特集されていた。

網野善彦氏は、日本史の常識を根底から覆し、
新しい「日本列島の社会史像」を打ち出したといわれている。

「網野史学」が歴史の常識をどう覆したか。
浦田氏が、簡潔にまとめてくださっているので、掲載する。

①「百姓は農民」という思い込みへの批判。
農民以外に海民、山民、商人、職人、芸能民などの「非農業民」が含まれることを強調し、農業中心の歴史感を打破した。
⇒ちなみに、和歌山に代々いる私の先祖は、海民であり、私の血には、海民の血が流れているように感じている。

②「日本は孤立した島国」とする俗説を否定。
古代から列島の島々は海上交通で結ばれ、朝鮮半島や大陸と活発に結びついていたことを精力的に掘り起こし、「島国日本」の虚像を壊した。

③「無縁・公界(くがい)・楽」の提示。
中世社会は暗黒の闇ではなく、権力支配の及ばない「無縁所」や「道々の輩(やから)」「公界の者」などの自由民が存在したことを解明し「原始の野性の自由」から中世都市をとらえ直した。

④東国・西国史観の提唱。
東国と西国には社会構造に大きな違いがあり、アイヌ民族や琉球王国人を含めた多様性を強調。「大和民族の単一国家」を批判した。

⑤天皇制への執拗な追及。
天皇と非農業民の深い結びつきを解明し、天皇制がなぜ続いてきたかに一つの手がかりを与えた。

⑥「日本」の相対化。
「日本」は最初から存在したわけではなく、7世紀後半に「日本」の国号と「天皇」の称号がセットとなり、本格的な国家が成立したと説いた。

⑦進歩史観を批判。
歴史は必ずしも進歩しないと見た。進歩の名の下で見落とされてきた、女性、老人、子供、被差別民などに光をあてた。

以上、

浦田氏は、網野史学を、非常にうまくまとめている。

皆さん、網野氏の見解は、
目からうろこといった感じではないだろうか。

私は、網野善彦氏の著書
『「日本」とは何か』日本の歴史00(講談社)を読み、
網野氏の歴史観、すなわち網野史学が、
今まで、私が学校で習い、
その後も学んできた歴史と全然違っていたため、
非常に感銘を受けたことを覚えている。
突拍子もないことを勝手に言うのではなく、
網野氏は、膨大なデータ(古文書)を、
緻密に分析した上で、歴史をとらえなおしているので、
信頼性があり、説得力があった。



網野史学は、学説的評価は定まっていないという声もある。

中沢新一・赤坂憲雄著『網野善彦を継ぐ』では、
「学会の中で敵だらけで孤立していた」という見方がある。

一方、東大の桜井准教授は、これらは誤解だといい、
「学会では孤立していなかった。学説はかなり通説になっていた。『百姓は農民ではない』に対しては、近世研究者からの抵抗が強いが、それでも孤立したと見るのは誤り。先輩の永原慶二さんとの激しい論争にしても、人間的に深いところで結ばれていた」
「網野さんは戦後史学の主流だったマルクス主義史学を批判し、マルクス主義史学は近世史を除き、死滅状態になった。それが息を吹きかえすことはまずない。しかし、今後は、マルクス主義史学のどこがダメでどこがよかったかを検証する必要がある。網野氏学も同じで、きちんと読み直した上で、そこから先に進む必要がある。」

網野氏を知る静岡文化芸術大の山本幸司教授は、
「網野さんの学説に賛成するか、反対するかは別として、無視するのではなく通過して言って欲しい。網野さんほどのスケールの大きい研究者はこれからは出ない。」


網野氏の歴史学は、
歴史に幅広い視点を与えてくれるゆえ、
触れておくのも悪くないと思い、
掲載いたしました。


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いよいよ、明日、消防団ポンプ操法大会

2007-06-09 09:57:37 | 防災・減災
早いもので、いよいよ明日6/10の日曜日、
消防団のポンプ操法大会。

午前9時30分~
晴海のトリトンの川沿いの広場で開催。

体は、ここちよい筋肉の張りをともなっています。
というか、これ以上やると、
足の筋肉の張りがはちきれそう。
日頃の運動不足に、無理がたたったようです。

よい結果をご報告できるとよいのですが。。。

これはこれで、楽しい一ヶ月でした。

小坂という覚えの悪い団員の指導に、
手を焼いた先輩団員のご苦労は、
並大抵のものではなかったでしょう。
その点は、感謝感謝です。
日頃の勤務でお疲れの
消防隊の方々も、
あたたかく練習を見守ってくださり、
感謝しています。


大会では、あわせて佃 月島 勝どき 晴海 豊海など、
この周辺の自治会、町会の選抜メンバーによる
ポンプ操法大会もあります。


火事や災害などに対する地域の防災は、
「自治会・町会を中心とした地域の人ー消防団ー消防隊」
このネットワークが鍵を握ります。





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人間の外なる環境と内なる環境

2007-06-08 08:05:57 | 医療
日野原重明氏のご講演を聴く機会を得た。
『人間の外なる環境と内なる環境』

“私なり”にまとめてみる。
“私なり”というのは、
やはり実際にご講演を聴くことの
足元にも及ばないからである。
日野原氏は、数々の引用を引き、
生命科学の原理から歴史の流れまで、
話題が多岐にわたるが最後のところで
完結される、すばらしいご講演であった。
ご講演の中にきらりと出る
発想の豊かさは群を抜いていた。

私なりの解釈:
小坂版『人間の外なる環境と内なる環境』

人の健康には、
環境という要因が影響を与える。
環境には二つある。
自分の内と自分の外である。
自分の内面にある環境、『内なる環境』と
自分以外の環境、
すなわち地球環境、社会環境など『外なる環境』。

ルネ・デュボスは言っている。
「健康な状態とか、病気の状態といったものは、
環境からの挑戦に適応しようと対処する場合に、
成功したか、失敗したかにより決まる。」


『内なる環境』に適応するには、どうすればよいか。
特にこの内なる環境は自分自身のことであるがゆえに、
人自身が変えることが可能なのである。
①生活習慣を改善していく
住居、食事、運動、社会活動など。
②出会いを大切にする
多くの友、多くの師をもつ
そしてよき本にであう。
③生きる内容を深めていく、生きがいをつくる
趣味を持ち、興味の幅をひろげていくことや、
宗教・哲学などにも関心を広げていく。

日野原氏は言う。
「人生の午後をどう生きるか。選ぶ物差し、価値観が必要で、自分自身の羅針盤を持たなくてはならない。午後は午前よりも長いから。」
人生の午後という退職後を生きるためにも
内なる環境を豊かにしていくことは大切であり、
このことこそが、高齢化社会の解決の糸口である。
今はそうはなっていない。
高齢になると自立よりも介護の権利を主張する。
介護を安易に得ることの代償として、
人は得られるはずの健康を失っているのである。



次に、『外なる環境』に適応するには、どうすればよいか。
人が変えることが可能な環境もあれば、
変えることのできない環境もある。

まず、地球環境をよくする努力、壊さない努力が必要である。
温室効果ガスの増加による気温上昇は、迫る危機を意味する。

戦争は、環境破壊の最たるものである。
それは、人間そのものを死に至らしめるから。
日本が戦争に行かぬためにどうすればよいか。
“まるはだか”になることである。
今はそれとは逆の方向。
憲法を変え、
自衛隊を自衛軍にし、
アメリカといっしょに戦争に行こうとしている。
キング牧師は暗殺されたが、
無抵抗で黒人の権利を獲得した。
ケネディは暗殺されたが、
黒人の権利を擁護した。
ガンジーは暗殺されたが、
無抵抗で米国からインドの独立を勝ち取った。
先人達は、無抵抗で、権利を獲得してきたのである。
日本も、“まるはだか”で平和を目指すべきである。
日本が平和のあるべき姿を世界に示すべきである。
日野原氏は、『新老人の会』を組織し、
その組織でも平和の大切さを伝えることを熱心にされている。
私も、日野原氏の主張に同感である。

社会環境も、よくする努力が必要である。
チャーチルがいったが、
「われわれは自分達の建物をつくりあげる。
すると今度は、われわれのつくった建物が
われわれをつくりあげる」
建物が悪ければ、人は育たない。
人がつくった法が、
今度は人を縛り、人を育たなくさせている場合が多々ある。
法というものは、合わなければ、
変えていくという考え方が大切である。
制度や法が悪いから、日本では人が育たない。



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委員会出席から感じたもの

2007-06-07 07:16:34 | 政策・マニフェスト
「にこにこさん」のコメント(2007-06-06 18:55:25)に対し、
区役所・行政と区民の橋渡しを、
役割のひとつとしてもつ区議として、
取り急ぎ回答をする必要があると思い、書きます。

区議になって、約一ヶ月であり、
また、委員会経験も、
三回済んだだけで(議会運営委員会の傍聴、企画総務委員会の傍聴、福祉保健委員会の出席)
すべてを分かっていないという状況や、
小坂の主観が大いに入っていることを
ご理解の上、お読み下さい。


にこにこさんとの想定Q&Aにしました。


Q「にこにこさん」:
本当に「問う」なのですね。
区議会便りのような区報の質疑応答を拝見したことはございましたが、あまり本腰を入れて読んだことはなく・・・。やはり身近な方が区議になられると興味の深度も違いますね。

さて、まず始めに疑問に思ったことは、こちらから「問う」ことがないと区が何をやっているか判らないのですか?(認識が違ったらすみません)
区から「これこれこういうこと(施策)をしています」ということに「えー、もっと、こんなことやってよ」「「そんな無益なことをー」というやりとりがあるものだと思ってました。(「提案」はないのですか)

A小坂区議:
委員会は、まず、行政側(理事者側)から、施策の提案があります。
その提案書は、委員会の場合、二日前に委員会の委員に渡されます。
例えば、今回6/6の福祉保健委員会の提案書は、
6/4に頂きました。
二日間で、行政の提案を分析するのには、
時間がなさ過ぎ、もう少し余裕があればとは思います。
アンテナを高く張れば、各々の時期の委員会には、
行政側が何を出してくるか
分かるようになるのかもしれません。
議員努力の部分なのかも。。。

「にこにこさん」がご心配のところ、
区からの提案、それに対し、
区議の分析、評価、意見の場、
それこそが、各種委員会であります。

また、「にこにこさん」がおっしゃる
「「問う」ことがないと区が何をやっているか判らないのですか?」
という点については、
例えば、
「小児医療の充実」や、
「地域福祉の充実のためにNPOとの協働」
「保健福祉委員会の公開」について、
今回の委員会では、
行政から提案や説明がありませんでしたので、
私の方から「問う」必要があったと思います。


Q「にこにこさん」:
情報開示(というか、お伺い?)して頂いてからのやり取りだなんて、何て時間がかかるのか。

A小坂区議:
おっしゃるとおり、情報公開・情報開示が、
区政・行政でとても大切なことです。
私は、このブログで、
私の行動の情報公開・情報開示をしていきます。

行政側は、粛々と事業を遂行していきます。
その進行度合いは「○○計画」とかを立て、
それにそって遂行していきます。

「○○計画」を立てる前に、
ニーズを知る必要があります。
そのために住民に調査します。
アンケートなどをとったり、
統計をとったりします。

PLAN⇒DO⇒CHECK⇒ACTION
を粛々と進めるのです。
時間がとても、かかります。

時間=その分働く職員がいる=税金をつかう
ことになりますので、
極力、時間を短くするように
提言していくのが、
区議の仕事の一つと思っています。


Q「にこにこさん」:
そして「お考え」を「お聞かせ」願わなくてならないのですか?
大人社会の相手を思い遣っての敬語なのかもしれませんが(勿論喧嘩腰はありえませんが)、、施策立案者、施工者はそんなに偉いのですか?

単純に区民本位でない気がしました。

発言の中身が重要であることは承知しております。単に言葉の枝葉末節に囚われたつもりではないのですが、少々ひっかかりました。

A小坂区議:
「お考え」を「お聞かせ」願うという
書き方は、私の文章の書き方であり、
それ以上の他意はありません。
もう少し自然な言い方をすればよかったというところです。
語彙力の問題ありでした。

私の認識は、
行政すなわち自治体の職員は、
そして区政すなわち区議も含め、
区民のために働く人と思っています。
会社や企業と同じで、
税金というお金を頂きつつ、
サービスを提供してくれる人なのだと思います。
そして、会社でも、企業でも、自治体でも、
医師会をはじめ各種団体でも、NPOでも、
人のためにがんばろうという
“熱い思いを”持った人の割合が高いところほど、
活力が出てきます。

会社や企業と違う点は、
売り上げがわるいと(言い方悪いですが)、
その負担は、
買う側にまず跳ね返るという点など、
多々あるのですが。。。


まさに“区民本位”であるべきです。
区民のために、身を粉にして働くのが、
区の職員であり、区議であります。
これからも、
ご指摘、よろしくお願い申し上げます。

2007年6月7日(5/1区議になって38日目)
現在の私の分析でした。




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保健福祉委員会 本日6/6発言します。

2007-06-06 08:12:05 | 医療
私の属します保健福祉委員会が開催されます。

私は、以下の点を、この委員会で確認しようと考えています。

限られた持ち時間しかありませんので、
私がマニフェストでお約束させていただきました部分に
関わるところに重点を絞り、
本日は、発言するつもりでございます。


Ⅰ小児医療の充実について問う

 現在、小児医療における急性の疾患は、聖路加病院における平日準夜間救急が開始され、充実して参りました。では、慢性の疾患については、どうでしょうか。この6月から、ここ中央区でも、中学生まで医療費が無料になりました。急性疾患、慢性疾患に関わらずすべての疾患を無料で治療を受けることが出来る点で、充実してきております。ただ、慢性の疾患、例えば、白血病を初めとする小児がん、神経難病、低出生体重児とくに1000g未満で生まれた超未熟児の場合などに伴う障害、など慢性疾患を抱えた子ども達やその家族が安心して暮らせる中央区にするため方策は何かございますでしょうか?
 特に、中央区の特色として、聖路加国際病院、国立がんセンターという全国的に有名な病院があり、高度な治療をうけるために全国から小児の患者さんが、長期間の治療を受けるために中央区に住んでいるもしくは、周辺の区に住み治療を受けるために中央区に通ってくる状況でもあります。
 私自身が小児科医であり、小児医療の観点から述べさせていただいておりますが、高齢者医療に関しても、慢性の疾患を長期間治療する点で同様に当てはまりますので、小児に限定した話ではないことをご理解願います。


Ⅱ 第三次中央区保健医療福祉計画について

 平成12年『中央区保健医療福祉計画』を策定、その5年後平成17年に『第二次中央区保健医療福祉計画』が策定され、現在その計画にのっとり、保健・医療・福祉様々な分野の充実が図られております。これは、平成21年までであり、これから先の計画であります第三次保健医療福祉計画を、平成20年度に改定するということで、この改定に向けた調査・検討が「中央区保健医療福祉計画推進委員会」でなされていくわけであり、さらなる保健・医療・福祉の充実をお願いいたします。
この保健医療福祉計画について数点お伺いさせていただきます。

① 情報公開について
区民の健康という、一番大切なことにかかわる計画を策定していくわけでございますが、当然、審議過程はその都度公開し、区民・専門機関・関連機関の意見を反映させながら計画をつくっていくことが必要があります。この「中央区保健医療福祉計画推進委員会」の会議は公開で行われるのか、確認をさせてください。
中央区障害福祉計画策定委員会設置要綱には、第9条に会議の公開をうたっておりますが、中央区第二次保健医療福祉計画検討委員会設置要綱には、会議の公開に関することがうたわれておりませんでしたので、確認させていただきました。

② 重点的取り組み5 地域福祉のしくみづくり について
 重点的取り組み5を一部、読ませていただきます。「地域福祉を推進していくためには、福祉を社会的弱者に対する限られたサービスとしてではなく、「多様な人々の幅広い生活課題に地域全体で取り組むしくみ」と捉えなおし、さまざまな行政施策をより効果的に推進できるように、あるいは行政ではフォローできない分野を補完する上で、地域住民や社会福祉を目的とする事業者、社会福祉活動を行う団体等(NPO,ボランティア等)が相互に協力しあって取り組んでいくことが大切です。」とあります。
 高齢化が進み、在宅医療・在宅介護の充実、患者の社会復帰には、行政だけでは手に追い得ないことは明らかであり、地域福祉の充実のためには、“NPO,ボランティアとの協働”との協働が欠かせません。
 この第二次計画では、“NPO,ボランティアとの協働”が具体的にどこまで達成でき、第三次計画では、どの様な点を改善していこうとするのか、お聞かせ下さい。
 
③ 病後児保育 の 安全管理・リスクマネジメンとについて
 子育て支援の充実のためには、『病後児保育』の充実が欠かせません。そして中央区では、月島、日本橋、そして今後京橋に設置していく計画であります。これは、分野別施策2 子ども達が健やかにのびのびと育つために というところでうたわれております。病後児保育を行ううえで、一番気をつけねばならないことは、安全管理・リスクマネジメントです。
 安全管理・リスクマネジメントをいかに行っているか、お聞かせ下さい。

 
Ⅲ 麻疹の流行について

 来年度も流行を繰り返さぬための対策について
中央区でも麻疹が流行ってきております。これは、来年度も同じことがあるかもしれません。今年度の反省から、来年度に向け、どのような点に重点をおき、備えていこうとお考えでしょうか?
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災害時 自治体トップの心得 11か条

2007-06-06 07:48:44 | 防災・減災
水害に襲われた時、
自治体職員はどう対応すべきか?

実際に被災した自治体への
アンケート結果に基づく
災害対応マニュアル本が出版された。
被災した経験を持つ市町村長らでつくる
「水害サミット実行委員会」事務局が編集。

自治体トップの心得とは、以下。

******************

災害時(特に水害) 自治体トップの心得 11か条

①避難勧告をちゅうちょしてはならない

②判断の遅れは命取り。何よりも判断をはやく

③人は逃げない。逃げる気にさせる技が重要

④ボランティアセンターをすぐ立ち上げよ

⑤住民の前に姿を見せ、被災者を励ませ

⑥住民の苦しみ、悲しみへの理解を伝えよ

⑦記者会見は毎日定時に。情報を隠すな

⑧多量のごみが出る。置き場をすぐ手配せよ

⑨お金は後で何とかなる。果敢に実行すべし

⑩視察は受け入れよ。見た人は見方になる

⑪応援の人々への感謝の言葉を伝え続けよ

*******************
「被災地からおくる防災・減災・復旧ノウハウ」
(ぎょうせい刊)


(07/06/06 朝日新聞 記事より)



私たち、中央区も水害の可能性はあります。
よく心得ておくべきことだと思います。





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石井貫太郎教授のエッセイ;【ウクライナからの手紙】

2007-06-05 07:43:07 | シチズンシップ教育
日々、ご指導いただいております
目白大学 国際政治学教授 石井貫太郎先生から、
エッセイが届きましたので、
許可をいただき、掲載させていただきます。

石井貫太郎先生から教わることは、
“政治学の大切さ、政治の大切さ”です。
そのことが、伝わってくるエッセイです。

貫太郎先生の熱いメッセージを、
私一人が享受するのではなく、
是非、多くの皆様とともに受け止めるべきだと思い、
貫太郎先生にお願いし、掲載許可を頂きました。

「貫太郎先生の“百歩”から、
“百人の一歩”を導き出す」ようなことが、
小坂の仕事だと考えています。


【ウクライナからの手紙】 目白大学 石井貫太郎教授

私の大学院の弟子であった小林宏紀(こばやし・ひろき)君は、博士課程修了後、ウクライナ共和国のキエフ経済大学へ助教授(国際政治学)として赴任しました。

すでに各所で報道されているように、同国は今、大統領と首相が対立して国を二つに分けた内紛が続いており、物流機能が不全で国民の生活は窮乏に瀕しています。

現地へ取材に行って来たスウェーデン人の新聞記者を通じ、やっとの思いで「学生や住民と協力して何とか生き延びています」とだけ書かれた手紙で師匠に近況報告をしてくれた彼に、私はただ「待っている、必ず生きて帰りなさい」としか言ってやれません。

飢餓は作物の不作という経済現象によって起こるものではなく、当該国家の流通機構の麻痺によって生起する純然たる政治現象です。

小林君が身を置く極限状況は、ヒトの理性の限界と、所詮はその程度の能力しか持ち合わせていないちっぽけな動物としての人間が「政治」というたいそうな仕事をしなければならない矛盾とを証明しています。

経済も文化も社会も、すべては政治のいかんによってその良し悪しが決まってしまうという現実を、われわれ日本人もそろそろ認識しなければなりません。

いかに強力な経済や産業が育ち、絢爛な文化や芸術が開花し、堅実な学問が高揚しようとも、政治が失策ならばすべては終わりです。それは、いかに有能な経営者が育成され、優秀な学者や芸術家やスポーツ選手が輩出しようとも、政治家が無能であればすべては終わりであることを意味します。

果たして有能な政治家とは、政治学に精通した国民によって作られる厳しい政治社会の風土からのみ育ちます。国民に政治学を啓蒙することを使命とするわれわれ政治学者の仕事を、どうかみなさんにも応援し、協力して頂きたいと思います。

ろくに政治学を勉強することなしに政治を論じたり政治家になったりする人間が、この国ではあまりにも多すぎます。経済や経営を論ずるために経済学や経営学を学ぶ人は多いのに、なぜ政治を論ずるためにその専門分野である政治学を学ぼうとする人が少ないのか、われわれにはあまりにも不思議で仕方がありません。

われわれのかけがえのない祖国である日本を、北朝鮮やイラクやウクライナのような国にしないために、どうかみなさん自身にも、政治学を勉強して頂かねばならないと思います。

他国を助けるためには、まず自国の礎を築くことが必要です。国家の礎とはすなわち、政治学を識り、常に厳しい目で政治の動向を観察し、決して政治家を甘やかすことのない毅然とした批判精神を有する国民の良識を意味します。

遥か中央アジアの草原の彼方から、小林君も、きっと日本がそのような国になってくれることを願っているはずです。

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6月の委員会活動が開始

2007-06-05 07:31:40 | 政策・マニフェスト
臨時会が終わり、
新たに委員会構成が決まりました。

そして、昨日6/4の議会運営委員会を皮切りに、
各委員会が、開始されました。
ちなみに、議会運営委員会の役割は、
次に掲げる事項に関する調査及び議案、請願等の審査。
・議会の運営に関する事項
・議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項
・議長の諮問に関する事項


今後、下記の予定で常任委員会及び特別委員会が開催され、
6月下旬に、平成19年第二回定例会(6/25-6/29)
と言う流れになります。



開催日と各委員会への付託内容を掲載します。

まず、常任委員会は、4つあります。

6/5火 1:30~ 企画総務委員会
:企画部、総務部、収入役室、選挙管理委員会及び監査委員に関すること並びに他の委員会に属しないこと。

6/6水 1:30~ 福祉保健委員会⇒私の所属する委員会です。
:福祉保健部及び保健所に関すること。

6/8金 1:30~ 区民文教委員会
:区民部及び教育委員会に関すること。

6/11月 1:30~ 環境建設委員会
:環境部、土木部及び都市整備部に関すること。



特別委員会も4つあります。

6/12火 1:30~ 築地市場等街づくり対策特別委員会⇒私の所属する委員会です。
:築地市場問題及び東京駅周辺等地域整備に関すること。

6/13水 1:30~ 地域活性化対策特別委員会
:地域振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関すること。

6/14木 1:30~ 少子高齢化対策特別委員会
:子育て環境の整備及び介護保険その他高齢者対策に関すること。

6/19火 1:30~  防災等安全対策特別委員会
:防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること。


なお、各種委員会の傍聴は、可能です。
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出産に立ち会いますか?

2007-06-04 00:42:04 | 子育て・子育ち
私は、是非、
父親が、わが子の出産に立ち会うべきだと、
思っています。

6/3のテレビ番組『行列の出来る法律相談所』では、
その事例が扱われていました。
「会社の命運を背負った、
プロジェクトリーダーであった
サラリーマンがいた。
そのプロジェクトの行く末を左右する大事な商談の最中に、
わが子の出産が、予定より早まり、
陣痛が来たという知らせが入った。
商談を中座し、出産に立会い、無事出産。
しかし、途中で中座したそのサラリーマンの行動に、
商談の相手方が、
プロジェクトを進める会社に対して不信感をいだく結果に。
サラリーマンの上司は、そのサラリーマンに、
プロジェクトリーダーをはずすだけでなく、
子会社に左遷することを告げる。」
この会社のとった処分は、違法か?

私は、違法と思ったが、
放送では、
4人いた弁護士のうち、
北村弁護士と、もう一名若い男性弁護士は、
会社が違法の判断。
丸山弁護士と、女性弁護士は違法でないという判断。
結局、6割の確率で違法であるという結果であり、
違法であるという見方がやや優勢である結論であり、
安心した。


女性弁護士が言うように、
そのサラリーマンは、前もって、
会社にわが子の出産があるということを、
断りをいれておき、
かつ、プロジェクトリーダーたるもの、
自分がいなくても、話が続くように、
万が一に備え、変わりになることの出来る代役を、
育てておくべきであったというコメントは分かる。

しかし、
北村弁護士も言っていたが、
そして、私自身も目指したい日本の姿であるのだが、
子育てを会社が支援する姿勢、
それが大事であると考える。

子どものことが優先で、
出産立会いは当然として、
子どもの運動会、授業参観、
PTA活動、プレディー・サポーターなどを
理由に、会社が休みを認める、
子育てにやさしい、職場が日本に広がることを
願っている。


ちなみに、このテーマの前が、
恋の病で、会社を休んだら、
その休みに給料が出るかということであったが、
30%の確率で出る。70%の確率で出ないとう
結論であった。
「これは、当然出るわけがない。
恋の病で仕事ができないなんて、甘えんな。」と、
ふられた数なら負けない私は言いたい。


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熱き鼓動! 佃中学校体育祭

2007-06-03 20:02:03 | 教育
昨日6/2は、佃中学校の体育祭に
行って参りました。
途中、クリニックの診療で、
中座しましたが、最後まで、
見させて頂きました。

運動会のテーマのごとく、
“熱き鼓動!”伝わってきました。

開会式入場行進では、
消防団のポンプ操法訓練で、
私自身ができていなくて指導されるのだけれども、
生徒達の、指先の伸び、手を振る強さ、
胸を張る度合い、さあこれから競技に臨むぞという気迫、
それらが、やや弱いかなと、
元気さが少し足りないかなと、心配したのだけれど、
最後まで、みるに、
私の心配は、ふっとびました。

全学年生徒を、青、黄、赤の三チームに分けて、
競い合いましたが、
『応援合戦』は、一年生から三年生まで全員で、
三年生の指導の下、
運動場いっぱいに使い、演技をしていました。
全員をまとめるのは、さぞかし、
大変であったと思います。

『組体操』は、
一年生から三年生まで男子全員で、
やりきりました。
上半身裸での演技。
迫力ありました。
そして、月二小学校の7段ピラミッドにも、
驚いたのですが、
ここ佃中学校では、
円陣を組んで立った上に、
6人の円陣を組んだ人が立ち、
その上に円陣を組んだ3人が立ち、
そして、その上に一人立ち、
4段の円陣が重なったピラミッドにも、
驚きました。
全員で力をあわした傑作です!!
組体操最後の演技、
『えっさっさ』の気迫にも圧倒されました。

気迫と元気さに体の健康、そして、
全員が助け合って
一丸となるその姿、
チームワークに心の健康を
見ることができました。


一年生は、小学生から中学生になって、
たったの2ヶ月。
それなのに、あどけなさなどなく、
たくましく中学生になっていました。
三年生も、最高学年になって、
わずか2ヶ月、なのに、
最高学年のその責任、大役を十分に
果たしていました。

彼等の活躍が、楽しみです。







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便利になるということは、、、

2007-06-02 11:56:45 | 子育て・子育ち
便利になることが、
社会が住み心地がよく、
人が幸せになるのと、
イコールでないことを、日々感じます。

逆に、便利になることが、幸せから、実は、
離れていっていると感じることがよくあります。

携帯電話ができて、すぐに人とつながることができます。
しかし、逆に、携帯電話に貴重な時間を邪魔されることが、
多くなったことを誰もが感じていると思います。

先日、読売新聞の夕刊で、
編集委員 南砂氏のコラム『豊かな時代の忍耐』は、
まさに言い当てていると感じました。

*****以下、コラムを抜粋します。****

長年、こころの問題を持つ子ども達と
向き合ってきた東京都立梅ヶ丘病院の
市川宏伸院長の談話。
市川氏は、キレることに通じるこらえ性のなさを、現代人が等しく享受する豊かさの代償だと指摘する。
「昔のこどもは、アイスクリームを家で食べたくても、持ち帰れずあきらめた。宿題が終わらなければ、テレビを見るのも我慢した。
 今は、ドライアイスで持ち帰り冷蔵庫に保存、テレビは録画すればよい。
 便利になると、我慢したり諦めたりしなければならないことはなくなってしまう。」
 不便と忍耐は表裏一体なのだ。

 携帯電話、パソコン、と際限なく出現する便利な機器が人間の忍耐をますます困難にする。もちろん、機器が悪いわけではない。不便な時代に戻れるはずもない。
 
 問題は、生まれた時から豊かさの中にいるこどもに、忍耐をどう教えたらよいのか、ということだ。

 市川氏は「キレて手のつけられない子どもも、落ち着くことがある。それは、耐えた結果よいことがあると分かった時なのです。」
 我慢すれば良いことがある、耐えることは価値がある、自らそう判ると、満ち足りるのだ。


 我慢より結果を急ぐことを求め、忍耐が必ずしも喜びにつながらない今の社会にあって、こどもに忍耐を教えるのは、本当に難しい。

*****抜粋終わり******

抽象的かもしれませんが、
子ども達に、“忍耐”、“我慢”が大切であり、
“忍耐強く”、“我慢をして”がんばった子が、
報われる、そういう地域社会、教育現場を
作って行きたいと考えています。


今の社会をそうするには、時間がかかります。
(まさに忍耐!忍耐!!)
だけど、子ども達の生きる社会だけでも、
実現したいと考えています。

 


コメント (3)
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中学生まで医療費 無料化  中央区も本日6/1から

2007-06-01 12:13:30 | 小児医療
0歳児から中学3年生までの
子どもの医療費(通院・入院とも)が、
中央区も無料になります。

①子ども医療費助成(中央区):
http://www.city.chuo.lg.jp/koho/180515/05_03/index.html
②子ども医療費助成制度のご案内(中央区):
http://www.chuo-med.or.jp/HP/news06.htm#001


本日、一日の診療が終わりましたが、
特に混乱なく、無料化に移行しています。




ちなみに、他区の無料化の状況は以下。


東京23区では、
すでに
港、台東、北、世田谷が実施されていました。

そして
07年4月から
大田、杉並、荒川、練馬、葛飾。

07年6月から私たち中央。

07年10月から、
千代田、新宿、文京、品川、目黒、
渋谷、中野、豊島、墨田。

一方、
江戸川区:入院は無料、
     通院は10月から小6まで無料、中学は自己負担の1/3助成

足立区:入院は無料、
    通院は10月から小1~中3の自己負担の1/3助成

江東区:入院は無料、
    通院は小3まで無料
    10月から中3まで自己負担の1/3助成

板橋区:入院は所得制限つきで小6まで無料
    10月から入院も通院も小6まで所得制限なしで無料

(予定の部分もあるので、ご確認を。
参考:朝日新聞2007/3/27)





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後期高齢者医療制度(H20.4月スタート)に向けて

2007-06-01 07:14:49 | 医療
平成20年4月から、
75歳以上の方(65歳以上で一定の障害のある方を含む)を
対象とする新たな高齢者医療制度が創設されます。
(現在の老人保険制度は廃止されます。)

注1:法律が変わります!
老人保健法 全部改正⇒「高齢者の医療を確保する法律」
平成20年4月 施行

注2:高齢者に前期とか後期とか、あるのか?
後期高齢者:75歳以上
前期高齢者:65歳から74歳



この医療制度の運営主体は、
都道府県ごとに全区市町村が加入して設立された
『後期高齢者医療広域連合』です。
これは、“特別地方公共団体”であります。
東京都の場合、62区市町村が参加し、
準備委員会を経て、都知事の許可を得て、
『東京都後期高齢者医療広域連合』が設立されました。
*資格の管理
*保険料の決定
*医療の保険給付などの事務
*制度の運営
これらを、行います。
一つの団体でありますから、議会があります。
議会の組織は、定数31人の「議員」からなり、
その議員は、「関係区市町村の議会の議員」が候補となる
選挙から選ばれます。
中央区議会からも議員を一名候補者として出しました。
その候補者選びが、
本日5/31の中央区議会臨時会で話されました。
結局、中央区議会議長であるところの鈴木久雄氏が、
推薦されました。
「“議長のあて職”でよいのか」という意見もありましたが、
鈴木久雄氏が、候補者として中央区から出ることとなりました。



当然“議長のあて職”でよいわけがなく、
鈴木氏一人に任せるのではなく、
我々中央区議会議員全員で、
高齢者医療充実のために、
今後、東京都後期高齢者医療広域連合で
議論される事項や動向を、
注意深く見ていく必要があります!!
広域連合には、十分な情報公開・情報開示が求められます。


さて、どのような医療がなされればよいのか。
社会保障審議会後期高齢者医療の在り方に関する特別部会による
『後期高齢者医療の在り方に関する基本的考え方』
が、非常に参考になると私は思います。


後期高齢者は、
①複数の疾患に罹患
②慢性疾患に罹患
③多くが認知症をもつ
④いずれ死を迎えることは避けがたい
状態にあります。

そういった高齢者に
①生活を重視し
②尊厳に配慮し
③安心・納得できる
医療を提供していく必要があります。

具体的には、
①急性期から慢性期まで総合的な治療計画を立てる入院医療
②後期高齢者を総合的に診る開業医(主治医)
③訪問診療・訪問看護など在宅医療
④地域の医療機関間の医療連携
⑤口腔管理を行う歯科医師
⑥薬剤管理のできる薬局・薬剤師
⑦主治医と連携を密にとるケアマネージャー
⑧自己決定を重視した終末期医療
⑨疼痛緩和ケア
⑩一人ぐらし高齢者対策
これらが、機能する必要があります。



19年6月広域連合議員の選挙
19年7月広域連合議会
と進んでいきます。
今後の高齢者医療の充実のため、
動向を見ていく必要があります。

そして、ここでもネットワークがとても大切です。
病院と開業医と訪問看護と老健施設と福祉関連NPOと地域包括支援センターと敬老館とサービス提供事業所と.....
医師と薬剤師と歯科医師と訪問看護師と作業療法士・理学療法士・言語聴覚士とケアマネージャーと社会福祉士と保健師と民生委員と......
網の目の様なネットワークで高齢者福祉を支えていきます。


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