先日アップした「芽吹きの山へ」の続きです
立ち止まって写真を撮ったり、斜面を降りて行ってワラビを採ったり、
時間を気にせず、あっちに引っかかり、こっちに引っかかりしてよく歩きました。
でも、いつもよりちょっと短めコースで切り上げて帰ることにしました。
道べりに普段見かけない小さな薄紫の野草見っけ!
よく似た花トキワハゼでもムラサキサキゴケでもないしなぁ~。。。
かえってから調べて見たらカキドオシでした。
20年も通り慣れている道なのに、こうして初めての植物に出会うこともある、
それも歩く面白さの1つです。
道べりの斜面や道沿いに点々と、又、一塊になって、
たくさん見られるタチツボスミレです。
このスミレの可愛さに出会えるのも春の山道ならでは。
咲く場所は大体同じ辺りなので
今年も咲いているかなぁ~。。。と楽しみに行きます。
今年はこの辺りのツツジは少し早く咲いたみたいで、もう~終わり、
ツツジと入れ替わった若葉の黄緑色がキラキラしていました。
岩の多い斜面でも植物は結構育っていけるもののようで、
岩と岩の間にいろんな木が生えて岩を隠す様に茂っている場所も。
タンポポは大きく分けると、在来種と外来種がありますが、
これは昔からある在来種のタンポポですね。
花に止まっているのはベニシジミ。小さなバッタも見つけました。
道の端っこを見てるようですが・・・
ああ~ドングリの木に出来るリンゴを見つけたんですね~。
・・・って、道べりにリンゴは生りませんよね。
この赤い実のような物は一体何なんでしょうか?
子供の頃、食い意地の張ってた我らガキンチョは、
「リンゴ!リンゴ!」と言ってましたけど、食べたことは無いです。
食べられるものでは無いはず。
車1台がやっと通れるくらいの道幅、行きがけに1台、
帰りに1台軽四輪車と出会っただけですが、
この道を山越えすると民家が何軒かあるのと、
その先ず~っとずっと下っていくと倉敷市街地へと通じています。
とは言っても悪路なのでわざわざこの道を通る人は居ないかな。
この小さな黄緑色の花をみても何の花か分かる人は少ないかも・・・ですが、
サルトリイバラと言えばご存じですかね?
又は俗称の「サンキライ(山帰来)」のほうが馴染みがあるでしょうかね。
生花の花材やクリスマスリースなどにもよく使われていますよね。
私も真っ赤になったこの実でリース作りを何度もしました。
が、これって採る時にトゲが鋭くて大変で・・・
ほぼほぼ山から下りてきました~。
写真の右下あたりに電柱が見えると思います。
そこに県道が通っているので後少し下って行けば、
山の中とは言え、往来する車の数がグンと増えます。
珍しいアケビの白い花が咲いています。
去年初めてこれを見つけた時はちょっとした驚きでした。
それと言うのも、この辺りのアケビってあちこちに沢山生るのですが、
☝のミツバアケビのあずき色をした花しか見たことが無かったからです。
去年も実が生ったのは確認してないので、
今年は秋に見逃さず白花のアケビを見てみたいと思っています。
ワラビ採りと写真撮りと散歩とブラブラ2時間程歩いた後は、
心地よい疲労感とちょっとした満足感がありました。
帰ってワラビを湯がいて玉子とじにして美味しく食べました。
「初物を食べたから3年長生きするわ~」と言えば、
「何言ってんの!?この前1回食べたじゃろ~」とバカにされた~。
忘れとった!
最近はアケビも見かけませんよ
わらびの卵とじ作ってみたいですね
こちらではまだ3週間くらい早いです
今芽が出ても霜でやられるんですよわらびは寒さに弱いですね
ぐりさんの方でもアケビの白花って見かけないんですね。
こちらでも三葉アケビの赤紫色の花ばかりなので
白花はとても珍しくてね~。
今の時季限定のワラビの卵とじ、美味しいんですよね。
そちらだとやっぱり時期的に1ヶ月ちかくも遅くなるんですね。
本格的に暖かくなって来ないと、いつ霜が降りるか分からないですもんね~。
何でもそうだけど、ワラビも新芽の時に霜にあうとダメになっちゃいますよね。
今年はいつまでも霜注意報が出てて、早くに出たジャガイモの新芽に少し影響がありました。
もっとも、すぐに横から新芽が出るから大丈夫なんですけどね。