flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

石舞台古墳

2008-07-18 00:00:31 | いにしえびとの睡

(奈良県高市郡明日香村島庄 国指定特別史跡)
 稲渕、祝戸から飛鳥川沿いに下ると、13年振りの石舞台に着く。明日香村の代表的な名所となっているため、多くの人が訪れているが、最後まで古代の墓であることを知ることなく後にする者もいるようである。
    
 石舞台は、古墳時代後期に築かれた古墳であり、蘇我氏の墓とみられている。早くから封土(墳丘の土)が除去或いは流出し、巨大な石が露出していたため、石舞台と呼ばれるようになったようである。昭和8年(1933)と昭和10年(1935)に発掘調査が行われたが、既に遺物等はなく、内部及び外部施設の調査が行われた。その結果、外周に方形の土堤と堀が検出され、方墳であることが分かった。然し、上部の形状については分かっていない。


 この後は、橘寺に向かった。

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