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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

厳島神社

2012-03-03 00:00:12 | かみのやしろ

(伊都伎嶋神社 広島県廿日市市宮島町 世界文化遺産 国宝 重要文化財 名神大社 旧官幣中社)
 宮島港から海岸沿いの参道を進むと、赤い伽藍が見えてくる。厳島神社は 推古天皇元年(593)、佐伯鞍職が社殿造営の神託を受け、勅許を得て社殿を創建したのに始まるという。祭神は宗像三女神(市杵島姫命:いちきしまひめのみこと、田心姫命:たきりびめのみこと、湍津姫命:たぎつひめのみこと)であり、市杵島姫命は神仏習合時代に弁才天として本地垂迹(ほんじすいじゃく:化身)している。平安時代末期には平家一族の崇敬を受け、仁安三年(1168)平清盛が社殿を造営している。平家滅亡後も源氏をはじめとして時の権力者の崇敬を受けた。現在の社殿は、仁治年間(1240-43)以降に造営されたものである。戦国時代に入ると衰退するが、毛利元就が弘治元年(1555)の厳島の戦いで勝利し、元就が崇敬するようになり、大掛かりな社殿修復を行っている。
  (国重文 八代目大鳥居 明治8年)      (国宝 客神社) (国宝 祓殿・高舞台 室町時代)            

(国重文 長橋 桃山時代・鏡の池 左上 国重文 能舞台 延宝八年 右下)

  (国重文 反橋 弘治三年)   (西の松原から) (清盛神社) (国重文 天神社 弘治二年) (国重文 長橋 桃山時代) 

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