flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

本居宣長旧宅

2018-09-07 00:00:00 | 木のたてもの

(三重県松阪市殿町 国指定特別史跡 2005年12月10日)
 国学者本居宣長(もとおりのりなが)は享保十五年(1730)松阪で生を受けた。生家は木綿仲買商であったが、一時紙商の今井田家に養子に出ている。その後生家の家督を継ぐが、宣長は医師を志し、それまでの家業を辞めて医師を開業した。また、賀茂真淵(かもしんえん)との関わりにより国学を研究するに至り、古事記伝や源氏物語年紀考、地名字音転用例等、多くの著作物を残し、多くの門人を抱えた。享和元年(1801)七十二歳没。旧宅は元禄四年(1691)松坂職人町に建てられ、後に魚町に移築された。明治42年(1909)松坂城二の丸跡に移築されている。
  旧宅跡
      

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