(愛知県新城市川合 天竜奥三河国定公園 国指定名勝・天然記念物)
乳岩峡を更に進むと、標高670mの岩山が現れる。岩の割れ目から梯子を登ると「通天橋」「極楽門」と呼ばれる自然石の洞門や、大小の洞窟があり、その内最大の乳岩洞窟には、名の由来ともなった鍾乳石があって、子安観音等石仏が祀られている。 乳岩川を離れ山道に入る。
岩塊が現れ始める
乳岩の麓に差し掛かった
岩の割れ間に入っていく
幾つかの梯子を登っていく
洞門が見え始めた
洞門をくぐる
洞門の下にある丸いドームの乳岩洞窟に入る
三十三ヶ所巡礼観音
頭部のない子安像 天明八年
(たきさんじ 天台宗吉祥陀羅尼山薬樹王院滝山寺 愛知県岡崎市滝町山籠 1983年)
寺伝によると、天武天皇年間(678-686)役小角により薬師如来を祀る吉祥寺として開創したのが始まりという。その後、保安年間(1270-73)に現在の規模となり、足利幕府、徳川幕府によって庇護された。(重文 三門 文永四年)
(重文 滝山東照宮 正保三年)
(九州旅客鉄道 福岡県)
明治39年(1906)宇美-西戸崎間が博多湾鉄道として全通したのが始まりの香椎線は、糟屋炭田で産出された石炭を西戸崎港まで搬出するために敷設された鉄道である。第二次世界大戦中には国有化され香椎線となった。戦後も大規模な炭田により繁栄したが、昭和39年(1964)に閉山、その後は閑散路線となったが、並行する勝田線が廃止された昭和60年(1985)以後は乗客数が増加している。(篠栗線との交点 長者原駅)
(アクアライナー色の40・47系)
(酒殿駅)
(関連記事:酒殿)
(岩手県遠野市土淵町)
多くの河童が棲むということから名付けられた蓮池(はせき)川の河童淵。人々に悪戯をしたという河童も、いつの間にか乳の神として崇められるようになった。また、隣接する常堅寺が火災になった際、この淵に棲む河童が火を消したという伝説もある。
(愛知県新城市川合 天竜奥三河国定公園 国指定名勝・天然記念物)
私が小学校の頃、この峡谷は遠足に選ばれたが、私は訪れることはなかった。
豊川水系宇連川の支流、乳岩川の流域全てがこの峡谷である。流紋岩質擬灰岩によって一枚岩のように大きく川床を覆っている。水源付近は名前の基である乳岩があり、自然に形成された洞門や洞窟がある。
(静岡県磐田市城之崎 1983年)
風祭山福王寺の境内には三河国幡豆郡今川館の今川基氏の子、範国(のりくに)の墓がある。範国は足利尊氏に従って軍功を上げ、遠江、駿河国守護となり、今川氏は次第に拡大していった。子には貞世(了俊)がおり、元中元年/至徳元年(1384)死没。生前は歌人としても知られた。
(九州旅客鉄道筑豊本線 福岡県)
かつて石炭輸送集積地として栄えた若松から筑豊線に乗る。今となっては地方交通線となった筑豊線も、石炭エネルギー時代には栄華を極め、複線、複々線化された。明治24年(1891)筑豊興業鉄道として開業したのが始まりであり、明治40年(1907)国有化されている。
洞海湾沿いを走る
鹿児島線接続折尾駅
かつて筑豊線は、鹿児島線の短絡線として優等列車が走った
(別所街道 愛知県新城市川合)
吉田(豊橋市)から本郷(東栄町)を結ぶ別所街道で栄えた川合は、豊川水系宇連ダム築造によって、昭和28年から33年にかけて資材基地として賑わいだ。
(1998年改築駅舎)
(旧鳳来町消防団屯所)
(関連記事:三河川合平成九年)