京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

バードウォッチングも楽し・・・いか

2008年05月10日 | 日々の暮らしの中で
ああ、今日は雨降りだ・・・と思ってると、この雨の中、しきりと鶯が鳴いています。「ホ ホケキョ」「ホケキョ」「ホケキョ」と。 “ホー”があまり聞こえないんだけど…。
予報通り気温も低く肌寒い日となりました。

本当は雨がふさわしいのでしょうが、上賀茂神社の少し東に位置する太田神社のカキツバタが見ごろを迎えているようです。
雨にぬれて群生するさまはきっと見事でしょう。情緒に欠ける私は、雨だということで、寒いし、断念。
たくさんの人が決して広くはない道路にあふれます。もっとゆっくり静かに眺めていたいと感じますが、自分も押しかける一人でして。
藤原俊成の歌で有名です。
   神山や太田の沢のカキツバタ  ふかきたのみは色に見ゆらむ
15日は葵祭、お天気にな~~れ。

先日、京都御苑で鳴く野鳥が新聞で紹介されていたのですが、その鳴き方の表現が楽しい。
  ❉尾がリボンのように長いサンコウチョウ・・・
     「月日星(つきひほし)ホイホイホイ」
  
  ❉背がオリーブグリーンのセンダイムシクイ・・・ 
     「焼酎一杯グイーッ」

こんな鳴き方、聞いてみたいものです。4月29日の段階で観察できたというから、バードウオッチングもいいかな。
池など水場の周辺、虫の多いトイレの近く。鳥の好む木の実があるところ、細い通りにある池垣の近くなどで観測しやすいらしい。

コメント
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