京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 春の眠り

2012年04月17日 | 日々の暮らしの中で

最近は夜の外出、9時に近い帰宅などめったにないので、昨夜は本当に稀なそうした一日になった。朝の目覚めが悪い。外は上天気だったが、しばらくぐずぐず過ごしてしまった。布団を干して、掃除に取り掛かるのは遅かった。

本日から京都国立博物館で「王朝文化の華~陽明文庫名宝展」が開催される。初日に行くには気が進まなかったから、日を変えてということにした。
陽明文庫は宮廷貴族だった近衛家に伝えられてきた収蔵品で、典籍、古文書、美術品など国宝8件、重要文化財60件を含む140件が公開されるとある。近衛家は藤原道長らが先祖に当たり、29代目当主・元首相の近衛文麿によって1938(昭和13)年に「陽明文庫」が建てられた。道長自筆の「御堂関白記」、「この世をば我がよとぞ思う…」と栄華を極めた道長とはどんな男なのか、中古文学への入り口にあった関心事の一つだったものだ。近々行ってみたいと思っている。

午後からは小一時間ほど体を動かしに出た。
穏やかな眠りを覚ます着信音~! あらまあ~っ、と気づけば5時になろうとしていた。
またもや居眠りなど…。

春爛漫、その陰にはこんな小さく地味な花もある。名前まで「シジミバナ」と。
よく見るとシジミのむき身にそっくりだ。いろいろだから楽しいな。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする