京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 痛恨のミス

2012年11月10日 | 日々の暮らしの中で

点字図書は凸面を触読するというものですのに、その面にほんのわずか皺を寄せてしまいました。
縦に点字3文字ぶんの部分にしわが重なり、余分な凸面ができてしまったのです。写真、文中の「まる子は、」と読める左側にです。「ほんのわずか」という表現は適当ではなく、まことに大きな失敗となってしまいました。

点字を打ち込んでから裏をはがしながら、透明シールを絵の表面に貼り付けます。曲がらぬよう、左右反対にならないようにと気をつけて気をつけてしています。ペタッ!っと貼りついたシールは、ほとんどはがすことはかないません。そこに少し皺などを寄せてしまって。あ~、悲しや悲しやです。
「たった3文字に支障が出た」という問題では済まず、このまま読んでちょうだいなどと納められることのできない不完全な一冊となってしまいました。40ページ目です。裏表紙にある「あらすじ」まで残り5ページ分はすべて貼り終えました。この1ページが!!…。

点字の校正・指導をしていただく先生から、ここにアイロンを当ててみよというお話でした。
当て布をして、アイロンで極力平らに均して、その上から再度打ち込んだシールを重ね貼りをする。重ねるのです。その前に、凸面をつぶしてみることにしました。しかし、「点」を重ねる!?って、はたしてできるでしょうか。これからアイロンを…、ですが勇気が出ず先に進みません。一瞬の気の緩みが思わぬことに。これも勉強ではありますが、ガックリ。


アイロンを出して置いたまま、昼から京都御所の西側の護王神社に古い足腰のお守りを納札に行ってきました。まずは一年間元気に歩かせていただけたお礼です。そして新たなパワーで守っていただけますように…と。
何か違うお守りでも授かったほうが良いのでしょうか…。何事も慎重にという戒め続きです。
コメント (12)
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