第61回学習図書まつりが開催されている。“サクラ咲いたら本屋さんへいこう!”と呼びかける案内を新聞でみかけ、まだJessieが国語辞典を持っていなかったことに気付かされた。時期的には早いのだったか。子供たちにも何年生かで辞書引きの学習過程がちゃんと用意されていたはずだ。小学校入学と同時に辞書を買っていたのかどうか、25年近くも前になることを思い出すのだが、記憶も古びてしまって定かではない。
「すべての漢字にふりがながついて、一年生から使える」とある国語辞典。Jessieは4月には日本語補習校2年生に進級だから、ちょうどいい!?? 学校から指示があるのかもしれない、それを待つべきなのか。それはそうとして一度この目で確かめてみようと書店に足を運ぶことにした。
太い赤字で印刷された見出し語が片側1ページ内にも数多く並んでいる。見開きにしたら真っ赤っか。黒字の見出し語もむろんある。この太くて赤い語は何なのだろう。見方、使い方などを読んでみると、「大事な語」だということを示しているらしい。まっかっかっかなのだから、目も眩むようでたまらない。このような編集で、今の子は見やすいのだろうか。勝手な好みを言うなら、とてもじゃないが…と年齢差も忘れてぼやきたくなった。成長に合わせて辞書類も買い替えていくが、人生で初めて手に取るような初期の国語辞典を久しぶりに手にしてみて、正直驚かされた。
賑やかにと包装紙を選んでみたが、ちと失敗したみたいだ。
勇み足だったかな…。でも、何より身の回りにあることが大切なのだと思っている。いずれは「辞書を引く」ということも母親から教えてもらいつつ親しんでいけたらよいのだろう。言葉の意味を知るには、そのための方法を知らなければ引きこなせない。言葉から言葉へと、新たな出会いもあることだろう。何を発見するだろうか。どんな楽しみを知ってくれるのだろう。多くは願わない。ただ目に着くところには置いておいてもらいたい。自然と手を延ばしてくれる機会が多くあるようにとだけ期待して。一家に一冊、というには少し…、いや、HALL家にぴったりの辞典だろうか。
進級・新学年の春にふさわしい素敵なキャッチフレーズを考えるものですね。
思わず本屋さんを覗いてみたくなります。
一家に一冊、HALL家に一冊。ぴったりの辞典を求めて心弾む辞書選び。
愛しのJessieちゃんの顔を思い浮かべて楽しいひと時ですね~(笑)
確かに、目がチカチカするような極彩色の辞典や参考書が横行ですね。
時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、辞書を引くという行為までが、単なる遊び感覚というのも如何かと・・・。
これもやはり年寄りの時代錯誤になるのでしょうか(笑)
私よりずっとよく現状をご存知でしたね~。
どれもが赤字だとみ~んな大事!? わけわからんでし
た。
紙質を高めるプロ意識、用例、語彙の編集…、『舟を編む』を重ねてしまいます。
辞書はやはり身近になくてはいけません。
始まりは開いたページの拾い読みからでもかまいません。慣れてほしいものです。
本屋さんは楽しいです。
今、思い出してみると
息子たちに辞書を買い与えた記憶が
ありません。
そこまで余裕がなかったからでしょうか..。
今の子どもたちはよりどりみどりですね。
早くから辞書に興味を持つようになれば
いいですね。
私の孫たちは本はよく読んでるようですが
さて、辞書は持ってるのでしょうか..。
訊いてみようと思います。
ryoさん毎日とってもお忙しそうでした。4月です、早いですよね。
多分教科書を揃えるときに合わせて買ったような気もしますが…、私もはっきりとした記憶がないです。
使ったものが何冊か残っていましたから。
小学生向きの辞書ですくなくとも3人が使えますわ。
日本語の勉強は嫌がることなく何とか楽しみながら身近にしてほしいと願っています。
それに、私なんかとは格段に違う深い教養に支えられた文章を感動して読ませていただきました。
私のブログにこんなすばらしい方がおいで下さったんだと思うと嬉しくなってしまいます。
これからもずっと楽しませていただいたり教えて頂いたりしたいと思ってい下ります。
どうかよろしくお願いします。
きっかけは付箋を使って学ぶ「辞書引き学習」とか。
総ルビ化、軽いなど一年生にも使い易いようですね。
さすがkeiさん、目の付け所が素晴らしいです。
Jessieちゃん、なお一層日本語に興味持たれるでしょう。
身に余るお言葉、照れくさい限りです。
私が申し上げることではありませんが、文は人なりと…
さんたろうさんの美しく素敵なお写真、それに綴られる文章には優しさ温かさがあふれていて、
ぜひお話させていただきたく思ったものです。
いろいろ教えていただきながら、生き方も学ばせて頂きたいです。
「ことば遊び」とおっしゃる575もほんとに優しさいっぱいです!
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
ルビも私には小さ過ぎる文字でしたが、若い子の視力には問題なしのようです。
良し悪しはわからずでしたが、金田一京助さんのお名前や小学館を信用?して…
Reiさんにそうおっしゃっていただけまして、選んでよかったなと思えました。
あと少し菓子類を揃えて送ることにします~。
国語辞典の文字に思い出がよみがえりました。
私が子供の頃 貧しさゆえかどうか分かりませんが
辞書がなくて 無いなりに勉強に励み最小限の教育を
受けました。
勤めに出るようになり初めてのお給料で(国語辞典と松本清張の本)を買って凄い嬉しかったのでした。
子供たちは学校からの指示でそれぞれ1冊づつ購入したようです。いまだに本棚でいい子で並んでいます。
お孫ちゃんへの心配り 何よりの贈り物ですね。
思い出していただくきっかけになれて嬉しいです!!
書棚に手を延ばすお姿を想像します。ゲット!ですね。
欲しいものを手に入れることの本当の喜びを知ることって少なくなっていますよね。
時代的背景の違いがあると思いますが、学習に必要なものは揃えてくれる父だったのを思い出します。
としごで三人姉弟でしたから大変だったろうと思います。
身近にあれば、何かと開くきっかけもできるでしょうから、うまく利用してほしいと思います。