京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

めでたさのちがい

2023年01月07日 | 日々の暮らしの中で
   すずしろと書けば七草らしきかな  井沢修

そうか、めでたさが違うのか。「大根」と書くより「すずしろ」と書く。


「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ・・・」
「七草」を学校で習ってきた孫娘。
まだ大阪で暮らす前だったから、帰国したときは聴講生として地元の小学校でお世話になった。3年生だった? 冬休みに入る前、大きな声で真剣に暗唱していたのを思い出した。

いつもは朝食でいただく七草粥の準備をすっかり忘れてしまって、昼間にスーパーで七草のセット物を買い求めた。
毎年七日にはご門徒が集まって新年会を開く町内があって、住職はそれに招かれる。
飲めないお酒を飲んで、帰宅後はつかのまの夕寝と決まっているので、夜は胃にやさしくおかゆさんがちょうどよい。
…ということになったから、めでたし。病息災でと祈りたい。


土を分けて1センチにも満たないオーニソガラム(おおあまな)が芽をだした。
 


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2 コメント

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七草 (Rei)
2023-01-10 18:04:11
何とわりに最近まで、すずしろが大根と知りませんでした。
恥ずかしい!!!
孫娘さん、Jessieちゃんでしたね?
春の七草、まだ覚えておられるかしら?
スーパーで「七草粥セット」見ましたが買いませんでした。
私はお正月に食べ過ぎで珍しく胃腸に異変が起きましたが、
お粥(レトルト)で治りました。
お粥に梅干しが効いたのでしょうか。
日本人ですね。
外国ではお腹こわしたとき
何を召し上がるのでしょうか?オートミールでしょうか?
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お粥に梅干しが最高~ Reiさん (kei)
2023-01-10 20:56:10
セリは「根白草」というようですよ。
根が白く長いから。
春の七草としての特別な呼び方になるのですね。
もうとうに忘れてしまっていると思います。
お粥に梅干し。これが一番です。治ってよかったですね。

娘は子供たちにお粥を作っていたようですが、
あちらの人は何を食べるのでしょうね(笑) 聞いてみます。
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