今年こそと思っていて、またしても見損なった柿の花。もっとも、渋柿も富有柿も枝の剪定などはしたことがありません。手をかけてもらえない木は花芽をつけないのでしょうか。いつ咲くのかと気にかけていましたが、ご覧のように青く小さな実が生っていました。
「柿の木には自己管理能力があるらしい」といわれるのは坪内稔典さんです。柿の木の下、草に隠れて実がごろごろ落ちている時があります。ジューンドロップ(六月の落果)といい、成り過ぎを防ぎ樹勢を保つ柿の木の知恵なのだそうです。過剰にため込んだなにやかやを見直しながら、我が身に良質の実を成したい。柿の木に習いたいと思った私です。
ドキドキして封書をあけますと、大きく太い文字で記された「御礼」の文字が目に飛び込みました。
「日中戦争や第2次世界大戦時に4度中止になったものの、…脈々と受け継がれて、今年89回目を迎える毎日新聞社最古の文化事業となりました」とあります。高野山夏季大学参加申し込みの件でした。
「緑豊かな環境の中で旧交を温める人々や、新たな「一期一会」を求めて、約800人の皆さまが高野山にお越しになられます。今夏の高野山夏季大学が皆様にとって有意義なひと時となりますよう祈念いたしますと共に、皆様のご来場を心よりお待ち申しております」と続いています。
宿坊も決まりました。「○○院」、先ずは思いをかなえさせていただけて○○? いえ、一歩踏み出せただけのこと、真の意味で○○にはなりません。青い実が熟すのは先の先の… そのまたずーっと先の話です。が、希望のある嬉しい名の宿坊です。
わずかな文面に不思議と温かみを感じ、気持ちが高揚してくるのでした。何度も読み返しました。
柿の花、およそ1カ月前が見頃だったようですね。
○○院?何という字が入るのでしょう。
新たな一期一会への期待感、いよいよ具体的に見えて来たのですね。
毎日新聞最古の文化事業ですか。この夏に向けて胸高鳴る思い、伝わってきます。
その日までの体調管理怠りなく、ですね。
「○○院」という宿望に宿泊しての何日か、厳しいんでしょうけど豊かに得るものがあるんでしょうね。Keiさんのような方だからこそ参加出来るんだと思います。
柿のような自己管理、私など、くだらないもの、いけないと思ってもどうにもならないもの
などいろいろが雑然と心や頭に浮かんでどもならない毎日を送っております。
ご覧になりましたか?
時には8‐9割の実を落として身を守るとか、これからは柿の木を見直すことになりそうです。
ぜひ参加したい、その願いだけはかないました。
場所が高野山であること、これが大きな魅力です。で、それをどう楽しもうか!?と(笑)
全員は無理としましても…。
高野山で過ごすということに、大きな期待感があります。
そこでも出会い、幅広いジャンルでのお話、宗教のこと…、興奮気味で終わらないようにしなければいけませんね。
ありがたい機会を得られたこと、感謝感謝です。
思うだけはあれこれ思いますし、次から次とすることもあれば、その流れに乗ってしまいます。
少しはスリムに、と心がけるしかありません。
柿の木に「自己管理能力」があるとは知りませんでした。
素晴らしいですね。実のなる樹木は楽しみです。
keiさんは勉強家でいらっしゃる。封書を開けるときのわくわく感、私大好きです。待ち望んでいたお手紙に胸が弾んだ事でしょう。
体調に気をつけられて参加して下さいね。
期待に胸ふくらませておられるでしょう?
きたお手紙がご連絡でなく、お礼という辺り気分が清々しいように思えます。
体調調えてご参加ください。
そしてブログで拝見させてください。
私は柿の木にあやかりたいです。
自己管理能力に欠けていますから。
桜の木でも皮だけになっても生きていく生命力があるようですが、人間はそうはいきません。
素晴らしい力ですね、柿を見る目も違ってきそうです。
募集を確かめて即の申し込みですから先着順の枠には入ると思っていましたが、本決まりです。
体調管理を意識していくって、本当のところ疲れますね。
こちらがお礼を言いたいくらいですのに?…。
歴史ある伝統講座、高野山で参加させてもらえることを思いますと気持ちも弾みます。
その場から動くこともできない木が、身を守るすべをもっているのですね。
動植物の種族保存の能力、営みは豊かなものなのだなーとつくづく…です。