Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

デカン高原大横断 2

2007-04-07 01:16:17 | インド
3月19日

早朝6時20分、列車は定刻よりやや早めにヴィジャヤワダに到着。
頭にスーツケースを載せたポーターについて駅の階段を上る。


階段の上から外を見ると、ちょうど昇ってきた太陽が部分日食で欠けている姿が正面に。

この日食のことは前日の新聞で読んで知っていたが、このタイミングで見られるとはラッキー。インド中部では最大25%、デリーあたりでは50%ほどの日食が見られたようだ。

 駅を出てホテルへ直行。
開いたばかりのレストランで朝食。南インドのおいしい朝ごはんが並ぶ。
 左からウッパマ、パラタ、ヴァーダ
 イドリとサンバル

午前中は休養のため観光はなし。部屋でホテルの説明書を見ていたらアーユルベーダ・マッサージを見つけた。早速予約を入れてフィットネス・ルームへ。
更衣室の奥のマッサージ・ルームで二人の女性が左右から同時にマッサージしてくれる。ちょっとざらざらした手のひらがちょうどいい刺激。45分のマッサージにスチームサウナで850ルピー(約2500円)。脚が軽くなって快適。

午後はちょっと郊外のウンダベリ石窟へ。

7世紀に作られたヒンドゥー石窟だが中の装飾はほとんど残っていない。
横たわるシーバ神像だけは今も信仰の対象らしい。
 ひょうきんな顔のシーバ
 天使のように見えるこれはガルーダ

3月20日

午前中ヴィジャヤワダの西、アマラヴァーティーへ。チェンナイの博物館で見たフリースが出土したところだ。
現地には今は直径50メートルのストゥーパの基壇と小さな博物館があるだけ。それでもチベット仏教徒の聖地となっているらしく、チベット人家族がピクニックをしていた。
 

博物館内部は撮影禁止。めぼしいものはない。

この後はさらに西のナガルジュナサーガルをめざす。
途中、ダーバ(ドライブイン)でお弁当。

魚のフライ、チーズサンド、ポテトフライ、ポテトチップ、ゆでジャガイモ、バナナにレトルトのごはん。多すぎます。

道中の景色は綿花畑や唐辛子畑。中学校で習った「デカン高原」を思い出す。

唐辛子はちょうど刈り入れの時期。すごい量。

川では水牛が水浴び中。
 気持ち良さそ~

クリシュナ川をダムでせき止めたナガルジュナサーガルの人工湖には4時ごろに到着。
予定より早かったのでアーヌプルの見学。これは湖の底に沈んでしまった遺跡の一部を移築したものだ。

僧院の跡
トイレも残っている 
 円形ならぬ方形劇場

宿泊は湖畔のホテル。ベランダからダムが良く見えた。


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コメント
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