さすがに国営である。その規模がでかい!一日では遊びきれないほどである。ただ、冬季の場合はその規模を縮小しているが、それでも親子が冬の遊びを満喫できるさまざまなアクティビティが用意されている。
「札幌でしかできない50のこと」№29は「国営滝野すずらん丘陵公園」である。ガイドマップ上で№46にリストアップされている。そこには「雪が降ったら遊ぶ」と題して次のような説明文が載っている。「夏も冬もアクティビティ満載の公園。冬にはスキーができるほか、200mを滑り降りるチューブそりもあり、南国出身の雪初心者であってもスノーアクティビティが楽しめる。春から夏は園内の花が見頃となり、滝めぐりもできる。」とある。
私は過去何度もこの公園を訪れているが、今日(1月10日)改めてブログにアップするために、そして新たな魅力を発見するために訪れた。今日は日曜日の上、晴天にも恵まれて多くの親子が公園を訪れていた。
※ 東口駐車場にはたくさんの車が駐車していました。
※ 公園東口の入口です。
冬季の滝野すずらん丘陵公園は「滝野スノーワールド」と称して、チューブそり、スキー・スノーボード、スノーシュー、歩くスキー・クロスカントリースキーなどのアクティビティを用意している。スノーシューやクロカンスキーは一般向けの者であるが、その他は主に親子を対象としたものである。特にスキーは幼児対象の緩やかなゲレンデが人気なのだが、今日はまだ雪不足ということでゲレンデは解放されていなかった。したがって多くの親子はチューブそりのところに集中し、順番待ちで長蛇の列ができていた。また、その横では持参したプラスチックそりでそり滑りに興じていた。
※ 一見平面のように見えるファミリーゲレンデですが、積雪不足のため閉鎖しています。
※ チューブそりの順番を待つ長蛇の列です。
※ チューブそりで滑走中です。
一方、ゲレンデは解放されていないものの、多くの幼児が平面で行われていたスキー教室でスキー操作を学んでいた。
※ 東口休憩所(スキーヤーズサロン、軽食コーナー、売店)の建物です。
※ スキー教室で幼児たちがレッスン中です。
公園にはスノーシューコースも用意されているのだが、やや初心者向きのコースのために私はスノーシューを用意はしていたが、それを履くことはなかった。
公園はこうしたアクティビティとともに、公園内にある「アシリベツの滝」と「鱒見の滝」の氷瀑を見物するという楽しみがあるが、その二つについては明日レポすることにする。
その「鱒見の滝」へ向かう途中に、国営の公園には相応しいと思えない宗教施設が目に入った。小さな川を挟んだところその施設はあったのだが、橋を渡って確かめてみると「弘法寺奥の院 鱒見の滝道場」という看板が掲げられていた。川向いは国の区域外なのだろうか?ただ、「滝野すずらん丘陵公園」は区域の境は高い柵で囲まれている。ここにはそうした柵は無かった。あるいは公園に指定される前から宗教施設が存在していたために、特例として併存することにしたのだろうか?真相はいかに???
※ 「鱒見の滝」に向かうルート上から見える施設です。
※ 近づいてカメラに収めました。
私がこの公園を訪れるのは主として冬期間である。前述の紹介文では園内に咲き誇る花も見ものだという。次回は夏に訪れてみたい。
《国営滝野すずらん丘陵公園 概要》
〔住 所〕札幌市南区滝野247番地
〔電 話〕011-592-3333
〔開館時間〕9時~16時(ホワイトシーズン 12月23日~3月31日)
9時~17時(グリーンシーズン 4月20日~11月10日)
〔休 園〕4月1日~4月19日、11月11日~12月22日
〔入園料〕 一般 450円(15歳未満は無料 ※ グリーンシーズンのみ)
ホワイトシーズンは入園無料
〔駐車場〕 有(普通車420円)