田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション5(拓北駅 ⇒ モエレ沼公園)

2024-06-29 20:17:44 | さっぽろラウンドウォーク
 昨日札幌は最高気温29℃を記録したそうだが、日差しは樹々に遮られ、石狩川の堤防では川を渡る風が心地良く、意外に暑さを苦にすることなく歩き通すことができた13キロだった。それにしても石狩川堤防上の一直線約5キロは長かったぁ…。

    

 昨日(6月28日)、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして4度目となるラウンドウォーク セクション5を実施した。
 メンバーは常連の一人が脚を痛めてしまい、4人でのウォーキングとなった(男性3人、女性1人)。朝9時20分、JR拓北駅に集合した4人は皆コンディションも上々のようだった。
 9時30分、拓北駅をスタートして、「拓北小学校」を横目に見ながら最初のルート「あいの里緑道」入った。「あいの里緑道」はあいの里ニュータウンの造成に合わせて、主にあいの里地区の北側を中心にニュータウンを取り囲むように造成された約3キロの緑道である。

    
    ※ 「あいの里緑道」の南側の入口です。

 陽光が照りつけるコンディションだったが緑道の樹々が陽光を遮り、気持ち良くスタートすることができた。ただ、今回も気になったことだが特に住宅街の裏側となる緑道の雑草がどうしても気になった。その緑道も教育大の北側になると整備されていたのだが、その違いは何なのだろうか?私たちはスタートして30分、緑道内の東屋で給水休憩をとった。

    
  ※ 住宅街の裏側に伸びる「あいの里緑道」は雑草が目立ち、柵が倒れていて、ちょっと残念な光景でした。
    
    ※ 「あいの里緑道」を往くメンバーです。
    
    ※ 「あいの里緑道」内の東屋で給水休憩をとりました。

 その後「あいの里公園」内の中心を占める「トンネウス沼」の周囲を巡り、「あいの里公園駅」へ向かった。「トンネウス沼」の周囲の樹々の上でカラスが数羽異常な鳴き声を発していた。沼を見ると、カモの親子が水上を列を組んで進んでいたが、あるいはそのカモの雛をカラスが狙っていたのだろうか?

    
    ※ 水深が浅く、流れが僅かな「トンネウス沼」には水草が繁っていました。
    
    ※ カラすが盛んに狙っていた(?)カモの親子連れです。でもかなり成長していますね。

 「あいの里公園」を後にし、少しランチタイムとしては早い11時10分に「あいの里公園駅」内のベンチで昼食を摂ることにした。というのも、この後には適当な休憩施設が見当たらなかったからだ。
 昼食後は、「あいの里公園駅」から石狩川の堤防に出るルートだった。住宅街から石狩川の堤防に出るところに短い距離だったが獣道のような雑草が生い茂ったところを通り、石狩川堤防に出た。

    
    ※ コースの中にはこのような獣道のようなところもありました。

 堤防は舗装され、ひたすら真っすぐ伸びていた。石狩川の川面も望めない単調なウォーキングは、皆言葉もなく黙々と歩くだけだった。ただ、吹きわたる川風が心地良かったのが救いだった。

    
    ※ 石狩川沿いの堤防が真っすぐに延びていました。
    
    ※ その石狩川堤防を往くメンバーたちです。

 豊平川が石狩川に流入する地点から、堤防に別れを告げ車がようやく交差できるような
 細い道に入り、やがて「リサイクル団地」と呼ばれるリサイクルに関連した施設や企業が道路の両側に立ち並ぶ地域を進んだ。
 その時、N氏がミツバチが蜂蜜を集める養蜂箱を道端に見つけた。そこでしばしミツバチ談義となった。この時だけではない。ウォーキング中に時々立ち止まり、目にした光景や、施設について立ち止まって情報を交換することが何度かあり、それが単調なウォーキングを少しは意義深いことにしているのでは、と思っている。

    
    ※ N氏が道端で見つけた養蜂箱です。

 やがてウォーキングはこの日の目的地の「モエレ沼公園」に到着した。「モエレ沼公園」はメンバーの誰もが一度は体験していたようだが、園内の中心部から離れたところにもイツム・ノグチが設計した遊具などが展示されているのを見たことがなかったメンバーが多かったようだ。

    
    ※ 幼心に帰って、ノグチの作品で楽しみました。

 最後にセクション1で撮って以来、なかなか撮れなかった4人の集合写真をガラスのピラミッドの前で通りかかった人の好意で撮っていただき、この日のウォーキングを終えた。
 
       
    ※ この日のゴールのガラスのピラミッド前でメンバー4人の集合写真です。

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション4(石狩南高校 ⇒ 拓北駅)

2024-06-19 19:50:25 | さっぽろラウンドウォーク
 さっぽろラウンドウォーク第3弾である。今回は小雨に見舞われたり、ルートの変更を余儀なくされたりした。しかし、大きな問題もなくこれまでよりメンバーに1人が加わり5人の仲間と予定どおりウォークキングを終えた。

 

 昨日(6月18日)、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして3度目となるラウンドウォーク セクション4を実施した。
 今回はいつものメンバーに加えて、これまで都合で参加できなかった1人も加えて計5人でセクション4である石狩南高校 ⇒ JR拓北駅間約14キロのウォーキングを楽しんだ。
 実施にあたって一つ問題が生起した。それはルートの一部で道路工事が行われており、前日に問い合わせたところ「通行不能である」との回答だった。そこで検討した結果、本来のルートより5~600メートル回り道となるが、石狩市側に迂回することで工事現場を通らなくともルートを繋ぐ方法をとることにした。
 当日は9時20分に地下鉄「麻生駅」に集合し、麻生駅からバスに乗り換えてスタート地点の石狩市・石狩南高校に向かった。

    
    ※ 今回のスタート地点となった南石狩高校の校舎です。

 午前10時、用意を整えスタートした。コンディションは曇り空、雨が心配される中でのスタートだった。スタートして直ぐ、札幌市と石狩市の境界を流れる「発寒川」の右岸(つまり札幌市側)の堤防上に造成されていたサイクリングロードを往く。
   
    
     ※ こうした単調な道が延々と6キロも続きました。
    
    ※ 発寒川沿いのサイクリングロードを往くメンバーです。

 「発寒川」は一級河川とのことなのだが、その源流近くはまるで小さな小川という感じで成長した雑草に隠れて流れも良く見えないよう川だったが、堤防を進むにつれて札幌市側から小さな川が流入することで徐々にその流量を増していくようだった。

    
    ※ 下流になってようやく一級河川らしい水面になりました。

 その流入する川の中の「安春川」が流入する地点で大規模な道路工事が行われており、 ラウンドウォークで設定されたルートが通行禁止の措置が取られていたのだ。私たちは発寒川に架けられた「花川橋」を渡り石狩市に入り、下流に架かる「紅葉橋」から再び発寒川堤防を歩くこととなった。石狩市側を歩いていた時、恐れていた雨が降り出した。メンバーはそれぞれ用意した傘やポンチョで雨を避けながらウォークを続けた。

    
    ※ それぞれ雨装備をして歩くメンバーです。

 その後も「発寒川」に流入する川は「屯田川」「東屯田川」と流入するごとに「発寒川」 の流れは川幅を増していった。それでも流れそのものは緩やかで、見た目には川が流れているようには見えないほどだった。
 「東屯田川」が流入するところには二つの「遊水池」があり、そこで給水休憩をとった。
 雨は降ったり、止んだりをくり返していたが、大降りにはならなかった。
 長い、長い(私の目測で約6キロ)「発寒川」堤防ウォークの最後は「伏籠川」への流入地点だった。この流入地点は「発寒川」、「創成川」、「伏籠川」の3川が合流する地点だった。(河川を管理する側は「発寒川」、「創成川」は、 「伏籠川」に流入する支流ということになっているようだ)こうした地形も河川改修によってできたものと推定することができた。その「伏籠川」もその先直ぐに「茨戸川」に流入するという形になっていた。
 そしてコースは、「茨戸川」に面したリゾートホテル「ガトーキングダムサッポロ」の横に導かれる。幸い雨も止んでいたので、その河岸で昼食タイムとした。

    
    ※ 茨戸川沿いのベンチで昼食を摂りました。

 昼食タイムを終えると、今度は「篠路川」の河岸歩きである。この「篠路川」も河川改修によって主流から切り離された川のようだった。くねくねと曲がりくねった川筋であるが流れがまったくないようで、水面にはスイレンなど水草が大量に発生していた。
 「篠路川」沿いのウォークが終わると、しばらくは「伏籠川」に沿っての道路歩きが続いた。そしてまたまた別の川が顔を覗かせた。「篠路拓北川」である。この川もやはり河川改修によって切り離された川のように思えた。やはり曲がりくねった川筋には公園(いきいき公園)もあり、その中を歩いた。

    
    ※ 篠路拓北川沿いのマンションが川の曲線に合わせるように曲線を描いていたので面白く思いカメラに収めました。

 そして川沿い歩きが終わり、拓北の住宅街を歩いてこの日のゴールであるJR拓北駅に着いたのは午後2時だった。総行動時間4時間、昼食時間、休憩時間を除く実質行動時間は3時間10分といったところだった。
 多少雨に見舞われたものの、それほど暑くはなく、ルート全体も平坦で全員それほど疲労した表情もなく、それぞれが楽しんだウォーキングだったようだ。

    
    ※  この日のゴールとなったJR拓北駅です。

 メンバーの中のベテランウォーカーの苫小牧市在住のN氏は、札幌市民でないこともあり、初めて目にする光景も多いようだ。帰りの列車内で感想を伺った時「歩くことによって、常に発見がある」と言われた。まさしく名言である。これからも新しい発見を楽しみながらラウンドウォークを続けたい。

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション6

2024-06-08 13:55:08 | さっぽろラウンドウォーク
 気温はやや高かったが、コースの大半は川沿いを歩くコースだったこともあり川面を吹きわたる風が心地良い中を歩いた。それほど今回のセクション6は川を横目にしながらのウォーキングが続いた。

    

 昨日(6月07日)、しばらく遠ざかっていた「さっぽろラウンドウォーク」の事前踏査に取り組んだ。実に18日ぶりである。その間、ラウンドウォークの本番が2回実施したり、JRヘルシーウォーキングなどが入っていたりしたため事前踏査の方が滞ったというわけである。
 今回のセクション6は「モエレ沼公園 ⇒ 新札幌」間の約15キロの行程である。

    
   ※ この日のスタート地点となったモエレ沼公園の「ガラスのピラミッド」です。

 リード文でも触れたが、コース上に実に多くの川が現れた。その川の名を現れた順に記すと、「雁来新川」、「雁来川」、「豊平川」、「月寒川」、「望月寒川」、「北白石川」、「厚別川」、「三里川」といった具合である。セクション4を踏破した際も感じたが、札幌は実に川が縦横に走っている街だということを感じさせられた。

    
    ※ 人口の川である「雁来新川」の流れです。
    
    ※ こちらは雁来大橋の上から撮った「豊平川」」流れです。
 
 コースの状況は豊平川、月寒川、厚別川など比較的大きな流れの川沿いは舗装されていたが、小さな川沿いは砂味道だったり、雑草が繁茂していたりするコースもけっこうワイルドのルートも含まれていた。JR函館本線の鉄橋の下を潜るルートはあまり人が通らないらしく足跡をようやく見つけながらのウォークとなり、ルート設計者の苦労を伺えた思いだった。

    
     ※ JR函館本線の鉄橋下を往くルートはご覧のとおり雑草に囲まれたワイルドなルートでした。

 さて、事前踏査の目的の一つに休憩ポイントをどこに見つけるかが目的の一つである。今回のコースでは屋根が付いた適当な場所が見つかりづらかった。そこで最初の休憩ポイントとしては、大型のホームセンターDCMの店内を利用したいと考えた。つまり川沿いには適当な休憩ポイントは見つからなかった。
 昼食ポイントとしては、ちょうど川下公園あたりに差し掛かったので川下公園内にある「リラックスプラザ」内に靴を脱いで休めるところがあり、絶好の昼食ポイントとしてチェックした。午後からの休憩ポイントは、小さな公園内にあるベンチをチェックした。

    
    ※ ライラックの公園として有名な川下公園には時期が過ぎたライラックの花が僅かに咲き残っていました。

 事前踏破でもう一つ、厚別川沿いに大きな大仏が目に入った。調べてみると、「大昌寺の大仏」で高さ13.7mあり、国や人種や宗派を超えて、いつでも誰もが手を合わせることのできる大仏様だという。ルートからは少し外れるが、大仏を目前にしてみたいと会員の方に諮ってみたいと思う。

    
    ※ 川向うに聳える大仏様は後ろ姿でした。本番ではぜひ前から拝顔したいと思います。

 このところ、3~4日おきに長距離ウォークが続いたこともあり、疲労の回復度が遅くなった私にはけっこう負荷がかかった事前踏査だったが、やりがいを感じつつ満足してこの日の事前踏査を終えた。
 ◇事前踏査実施日 6月07日(金)
 ◇事前踏査距離  約15キロ


本番!さっぽろラウンドウォーク セクション3(宮の沢ふれあい公園⇒石狩 南高校)

2024-06-05 20:34:33 | さっぽろラウンドウォーク
 さっぽろラウンドウォーク第2弾である。セクション1の藻岩山のような登りもなく、割合平坦なルートだったこともあり、参加者たちは思い思いにウォーキングを楽しんだ一日だったようだ。

     
     ※ ちょっと見づらいですが、セクション3のルートマップです。

 昨日(6月4日)、5月23日に続いてセクション3(宮の沢ふれあい公園⇒石狩南高校)の約13キロのラウンドウォークを楽しんだ。
 セクション1に続いてなぜセクション2を続けなかったのかについては、以前にもレポしたがセクション2のルート上となる西野地区にクマの出没情報が続いていることから、しばらく様子を見ようということで、そこをパスしてセクション3を選択したということである。
 この日の参加者も前回同様4名の参加だった。(男性3名、女性1名)
 朝9時30分、地下鉄「宮の沢駅」に集合して、すぐにスタート地点となっている「宮の沢ふれあい公園」移動し、9時40分にスタートした。

    
    ※ この日のスタート地点となった「宮の沢ふれあい公園」です。
  
 コンディションは晴れ、昼間に気温が上昇する気配はあったが、朝のうちは上々のコンディションの中をスタートした。
 まずは宮の沢地区を横断するように流れる「中の川」沿いの遊歩道を往く。遊歩道と云っても上流部の遊歩道は整備されているとは言い難く、雑草が繁り、砂利道が続く中のウォーキングとなった。

    
    ※ ご覧のように「中の川」遊歩道とはいっても雑草が生い茂っていました。

 途中から「中の川」沿いの遊歩道はレンガ色に舗装されていて、地域住民の方々のウォーカーともたくさんすれ違った。道端にはたくさんの植物も植栽されていた。

    
   ※ 同じく「中の川」沿いの遊歩道ですが、下流はこのように舗装されていました。

 ここで私は大ポカをやってしまった。道端に「ハマナス」の花が咲いていた。このハマナスを私は「札幌の花です」と紹介した。すると仲間から疑問の声が上がった。さっそく調べてみると「ハマナス」は「北海道の花」だった。ちなみに「札幌の花」は「ライラック」が指定されている。
 それからも往く道の脇にはいろいろな植物が目に入ったが、植物に弱い私(植物だけではないのだが…)はまったく答えることができなかった。すると、参加者の一人Y女史はスマホを取り出し、検索機能を使って次々と植物の名を探してくれ、おおいに助かった。
 スタートから約1時間後「富丘東公園」で最初の休憩を取った。

    
    ※ 東屋のあった「富丘東公園」で休憩です。

 そしてコースはJR「稲積公園駅」のところからJR函館線を跨線橋で跨いで、スポーツ施設が充実する「手稲稲積公園」へと入っていった。この公園は夏季が短い札幌では貴重な野外プールがある公園として札幌っ子には有名な公園である。

    
    ※ 「手稲稲積公園」内を往く参加者です。

 コースは続いて「軽川」沿いに導かれ、JR手稲駅へと向かった。手稲駅からは手稲市街地を貫くように走る「手稲緑道(通称:ぷろむなーど・ていね)」を往く。ところどころにべンチなども配され、気持ちの良い緑道である。

    
    ※ JR手稲駅の北口です。

 緑道を離れ、北海道科学大学に向かう前に昼食を摂るのに適した「手稲フレンド公園」のベンチがあったので少し早かったが11時45分に昼食タイムとした。

    
    ※ 今度は「手稲フレンド公園」内の東屋でランチタイムです。

 20分ほどの昼食タイムの後、北海道科学大学の横を走る「前田緑道」を真っすぐに「新川」を目ざす。

    
    ※ 「前田緑道」を往く会員の皆さんです。

 「新川」は明治年間(明治19~20年)に人の手で掘削された人工の川である。札幌の市街地を北西に向かって石狩湾まで様々な小さな河川を聚合して約10キロの真っ直ぐな川が伸びている。その川沿いに造成された緑道を歩いたが、流れの豊かな川面は緑に遮られてほとんど見ることができなかった。

    
    ※ 「新川」の豊かな流れです。(この写真は4月に撮ったものです)

    
    ※ 「新川」沿いの緑道です。堤防の草は除草されていました。

 「新川」沿いを離れて、石狩市側に導かれたのだろうか?住宅街を右に、左に折れ曲がりながらこの日のゴールとなっている「石狩南高校」を目指した。
 午後1時15分、無事に「石狩南高校」に到着した。すると幸運なことに直ぐに地下鉄「麻生駅」行のバスに乗ることができた。昼食タイムや休憩時間を除くと3時間弱で13キロを踏破したことになる。

    
    ※ 無事ゴールし、バス車内でホッとしている会員の皆さんです。

 参加者たちは軽い疲れを感じながらも、良いコンディションの中、気持ち良くウォーキングを楽しんだことを満足そうな顔から伺うことができた。
 次回、セクション4は6月18日(火)に実施を予定している。

本番!さっぽろラウントウォーク セクション1(真駒内駅⇒旭山記念公園)

2024-05-23 19:37:29 | さっぽろラウンドウォーク
 好天に恵まれ札幌ラウンドウォーク セクション1を無事に終えることができた!山場は藻岩山縦断だった。年齢が増した私たちには “たかが藻岩山” ではなかった。休み休みなんとか所期の目的を達成するべくみんなが奮闘した!

     

 「めだかの学校」さっぽろラウンドウォーク踏破クラブ(私が勝手に命名した)がとうとう始動した。
 本日、クラブ員6名のうち4名が参加してセクション1(真駒内駅⇒旭山記念公園)を実施した。(男性3名、女性1名)
 朝9時30分、地下鉄「真駒内駅」に集合し、簡単な打ち合わせを終え、駅前で記念写真を撮り、さっそく出発した。

    
    ※ スタート地点の地下鉄「真駒内駅」前で記念の一枚を。

 天気は晴れ、気温はそれほど高くはなく絶好のコンディションだった。
 真駒内のエドウィン・ダン記念公園(エドウィン・ダン立像)、真駒内川、道立真駒内公園、そして豊平川に架かる人道橋「藻岩下の橋」を通過して藻岩山登山に向かう。

    
    ※ エドウィン・ダン記念公園内のエドウィン・ダン像の前で参加者たち。

 途中、真駒内川の川沿いにエゾシカが悠然と佇んでいる様子が2~3ヵ所で目撃できた。札幌市内でもエゾシカを見ることが普通のことになってきたのだろうか? 

     
    ※ 私たちの目の前にこんなに大きなエゾシカが…。

 ここまではスタート直後であり、平坦なルートだったので皆余裕しゃくしゃくだった。私も用意したメモを見ながら、ルートの要所ではできるだけ説明することに努めた。

    
    ※ 人道橋「藻岩下の橋」の橋上から豊平川の流れを撮りました。

 藻岩山登山は「藻岩山スキー場コース」の登山口から入り、「旭山記念公園コ―ス」の登山口に降りる縦断コースである。

    
    ※ 右の山は途中のピーク「山鼻山」、真ん中の塔が見えるところはロープウェイ駅があるピーク、左に細い塔がみえるところが「藻岩山」山頂です。

 4人のこれまでの体験歴、体力などについての情報を十分に交換していない中だったが「まあ、藻岩山なら何とかなるだろう」との目論見だったのだが、年齢をそれなりに重ねた私たちには十分すぎるほどの負荷だった。それでも休みをできるだけ取り入れ、山頂ではランチタイムを設けるなどして、苦労はしたものの全員無事に藻岩山縦走を果たすことができた。

    
    ※ 縦走の後半、懸命に歩を前へと進める会員の方です。

 本日のゴール「旭山記念公園」に降り立った時、各人の疲労度に違いはあったようだが、それぞれが所期の目的を果たせた悦びを感じていたようだ。
 さて次回であるが、通常だとセクション2ということになるのだが、昨今セクション2のルート上でヒグマの出没のニュースが相次いでいることから、しばらく様子を見ようということでセクション2を宿題として一時飛ばして、セクション3を実施することにした。

    
  ※ 縦走の難所、藻岩山スキー場の名物「うさぎ平」の急斜面(最大斜度38度)です。

 次回は今のところ6月4日にセクション3(宮の沢ふれあい公園 ⇒ 石狩南高校)を予定している。このコースは平坦なコースのため、それほどの負担は感じることなく楽しいウォーキングになると予想している。


さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション5

2024-05-20 19:51:42 | さっぽろラウンドウォーク
 気持ち良く晴れ上がった五月晴れの中、JR拓北駅⇒モエレ沼公園間の約13キロを気持ち良く歩き、事前情報もしっかり収集できた。併せて私は札幌学院大のコミュニティカレッジの講座を受講中なので、その予習、復習まで行うことができ一挙両得の事前踏査だった。
  
※ ちょっと見にくいですが、本日歩いたコースです(青色の線)。
 先週末のJRヘルシーウォーキングの疲労がようやく解消したことと、本日特に予定が無かったために懸案の「さっぽろラウンドウォーク」の事前踏査に取り組むことにした。
 朝9時、セクション4のゴールだったJR拓北駅まで列車で移動した。そして拓北駅を9時35分にスタートしたので、だいたい本番で予想している時間帯と同じ時間帯にスタートすることができた。

    
    ※ セクション5のスタート地点のJR拓北駅です。

 コースはJR拓北駅から直ぐに「あいの里緑道」に導かれる。

    
    ※ 拓北小学校側の「あいの里緑道」の入口です。

「あいの里緑道」はあいの里地区の住宅街を取り囲むようにして、その延長距離は約6キロだそうだ。私が「あいの里緑道」に初めて足を踏み入れたのは16年前の2008年8月である。その時は「なんて素晴らしい遊歩道なんだろう!」と感激したことを憶えている。
 緑道は緑の木々に囲まれ、足元にはレンガが敷き詰められ、緑道のところどころにはベンチや東屋が配されているなど地域の方々にとっては理想的なウォーキングコースと思えた。
 それがその後何度か訪れるたびに、緑道には雑草が目立ち始めているのが気になった。本日も拓北小学校のところから緑道に入ったのだが、レンガのほとんどが雑草に覆われ人が歩く細いところだけ僅かにレンガが顔を覗かせているところがあった。私はガッカリしながら道を進んだのだが、あいの里地区の北側部分(北海道教育大学の北側)に入ると以前のように整備された道が顔を出してくれてホッとしながら歩いたのだった。なんとか全体が整備されないものだろうか…。

    
     ※ あいの里の南地区の緑道は残念ながらこのような状態でした。
    
    ※ 住宅街から離れた北側の緑道はご覧のようにすっきりとして気持ちの良い緑道でした。

 コースは「トンネウス沼」を囲む「あいの里公園」に入った。スタートして約6キロ、公園のベンチで一休みするのもいいなぁ、と思いながら公園を通過した。

    
    ※ 途中で通過したJR「あいの里公園駅」です。

 そしてコースはJRの「あいの里公園駅」に導かれる。駅を通過して線路沿いを石狩川に向かって進む。石狩川にぶつかるところでちょうど良い具合に線路の下を潜り抜けられる人道トンネルがあり、石狩川を上流に向けて遡る堤防上を歩く。この直線のように伸びる3キロくらいの広い道の両側には何もないためにとても長い距離に感じてしまった。

    
    ※ JR学園都市線を潜るように人道トンネルができていました。
    
    ※ 人道トンネルを抜けるとご覧のように広く真っ直ぐな石狩川の堤防が走っていました。
    
    ※ 途中で一か所だけ石狩川の水面が見えるところがありました。

 その広い堤防の先に札幌の山奥から流れている豊平川が石狩川に合流する地点を通過した。私は2011年の冬に豊平川の河口から河畔を上流に向かってスノーシュートレッキングをしたことがある。その際にも豊平川が石狩川に流れ込むところを観察したことがある。その際、石狩川は氷結しているのに豊平川から流れ込む水は氷結していないところを見た。後で分かったことだが、豊平川は日本でも有数の急流だということだ。そのため流れる水が凍っていなかったのだと思われた。今日も石狩川の水はやや濁っていたが、豊平川から流れこむ水は比較的青く澄んでいたようだ。(遠目なので詳細は分からないのだが…)

    
    ※ 向こうが石狩川で、手前の豊平川が合流するところです。川の色の違いが判りますか?

 豊平川の水が石狩川に流入する地点から、コースは細い道に導かれゴールの「モエレ沼」を目ざした。周辺はリサイクル業者などが集まっている地域のためかトラックが盛んに行き交う道路だった。第2の休憩ポイントを探したが適当なところを見つけることができなかった。

    
    ※ 札幌には相応しくないような田舎道に導かれました。

 疲れがかなり溜まってきたなぁ、と感じ始めた頃に「モエレ沼公園」への導入路に導かれた。そして「水郷北大橋」という橋から「モエレ沼公園」へと入った。コースはゴールである「ガラスのピラミッド」には直接向かわず、「プレイマウンテン」を遠くに望む「モエレビーチ」を通過してゴールの「ガラスのピラミッド」に到着した。疲れが完全に取れていなかったのだろうか?13キロに3時間も要してしまった。完全なる親爺ペースである。

    
    ※ 田舎道からモエレ沼公園へ導かれる導入路です。
    
    ※ 手前の白い部分は「モエレビーチ」です。休日などには水が張られていて、子どもたちで大賑わいなのですが…。その向こうの山は「プレイマウンテン」です。
    
    ※ 本日のゴール。モエレ沼公園のシンボル「ガラスのピラミッド」です。

 その後、私は持参した弁当を「プレイマウンテン」の花崗岩の階段に腰を下ろして頬張り、その後「プレイマウンテン」の近くにある「テトラマウンド」をあらゆる方向から眺め、土塁を確認して「モエレ山」に向かった。

    
    ※ 「プレイマウンテン」の花崗岩の石段は雑草に隠れていました。
    
    ※ 「テトラマウンド」の下には確かに土塁がありました。

 「プレイマウンテン」と「テトラマウンド」は、講義を受けたことによってこれまで見たものとは少し違ったものに見えたのは錯覚だろうか?
 「モエレ山」にも一応登ってみた。今週の最終講義で「モエレ山」が取り上げられる。いったいどのような話が聴けるのだろうか?
    
    ※ 東区の最高峰(高さ52m、標高62.4m)の「モエレ山」です。
    
    ※ 「モエレ山」山頂からプレイマウンテン、テトラマウンドなどを眺めたところです。

 ところで私たち「めだかの学校さっぽろラウンドウォーク踏破クラブ」の第1回目(セクション1)の本番がいよいよ23日(木)に実施することにしている。クラブ員は全員で6名なのだが、今回は4名で実施の予定である。天候がちょっと心配だが、実施できた場合は、またその様子をレポしたいと思っている。
 ◇事前踏査実施日 5月20日(月)
 ◇事前踏査距離  約13キロ

事前踏査の大切さを痛感したセクション4

2024-05-10 10:15:05 | さっぽろラウンドウォーク
 今回ほど事前踏査の大切さを痛感したことはなかった。もし事前踏査をしないで本番を迎えていたとしたら、当日は大混乱に陥ってしまったのではないかと思われた。言い出しっぺとして事前に現地の事情を把握するのは当然の配慮なのだが、改めて事前踏査の大切さを教えられた思いである。  

 一昨日(5月8日)、今夏に「めだかの学校」の有志で取り組もうとしている札幌の外縁をぐるっと一周する「さっぽろラウンドウォーク」(全行程140キロを10回に分けて実施予定)の第4回目の事前踏査を行ってきた。
 行程は上記しているように「石狩南高校 ⇒ 拓北駅」間約14キロだった。
 いきなり難問にぶち当たった。というのも、スタート地点の石狩南高校へ行くためには、地下鉄で麻生駅まで行き、そこからバスを駆って石狩南高校を目指さねばならない。このバスが難関だった。地下鉄大麻駅は地下鉄の終点のため、麻生駅からは非常にたくさんのバス便が発着している。私が数えただけでもバス乗り場が10ヵ所も麻生駅周辺に散在しているのだ。どのバスに乗ればよいのかは予め学習していったが、その乗り場に迷ってしまった。見当をつけていったところは乗り場ではなく、バスの降車場だったりして、大いに迷い、結局周りの人に助けていただきながらなんとか乗り場を見つけることができたが、予定していたバスには乗れずに、一つ後のバスを利用する羽目になってしまった。
 ふだんバスを利用していない者にとって、札幌市のような大都市で市内バスを利用することは大変なことだと改めて思い知らされた。

     
     ※ 地下鉄麻生駅からのバス停の案内図です。とても複雑です。

 そして、さらに難問が私を待っていた。スタートして2キロくらい行ったときだった。行く手で工事が行われていた。発寒川の支流の安春川に架ける橋の工事に関わる工事現場だった。そこの関係者によると、この後今年いっぱいは設定されたルートは閉鎖されるという。
 困惑顔をしている私のところに工事現場の所長さんが見え、事情を聞いてくれた上で「札幌市の方に問い合わせてみる」との返答をいただき、名刺を渡された。親切な対応に感謝した。結局、私たちの計画を実行する際に、私から改めて所長さんに問い合わせをさせていただき、通行が可能かどうかの回答をいただくことにした。
 しかし、考えてみれば私たちの遊びのような行為で工事に迷惑をかけるわけにはいかない。検討したところ別ルートの設定が可能なようなので、この問題は近くを迂回するルートで解決したいと思っている。
 
   
   ※ ルート上では写真のような機械が入っていて、通行するのは困難な状況でした。

 さらに今回は、石狩南高校前でバスから降車し、セクション3の帰路のバス便をバス停の時刻表で確認することも忘れなかった。
 そして肝心のウォークの方だが、まずは石狩市との境界線となる「発寒川」の堤防をひたすら「茨戸川」との合流点目ざしてウォークとなった。距離にすると6~7キロあったと思われるが単調なウォークとなった。休憩に適した地点も目安を付けることができた。

    
    ※ 第一の休憩ポイントと考えた「東屯田遊水池」です。

 そして「発寒川」が「茨戸川」との合流地点を通過し、シャトレーゼガトーキングダムというホテルの横目に茨戸川沿いで昼食するのもいいなぁ、と思われる場所も目安を付けることができた。(時間によっては、その先の篠路川沿いのベンチの利用も考えている)

    
    ※ こちらは昼食ポイントに適当ではと考えたガトーキングダム近くの川辺です。

 というように現地へ行ってみて、初めて分かることがけっこうたくさんある。さらには現地までの交通事情の把握も大切である。
 これからも時間を見つけて、本隊の実施前に先へ先へと事前踏査を行い万全を期したいと考えている。  

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション4

2024-05-09 13:30:49 | さっぽろラウンドウォーク
 前半は発寒川沿いの単調な一本道、それが後半は篠路川沿いの極端に曲がりくねったコースと極端なコースの様相だった。この日は花冷えの肌寒いコンディションだったが、ウォーキングには適していて気持ち良く歩くことができた。 

 
※ 頒布されているマップをコピーしたのですが、写りが良くありません。マップの左下からスタートして、緑色の線を辿り、右中付近の「拓北駅」にゴールしました。

 昨日(5月8日)、今夏に「めだかの学校」の有志で取り組もうとしている札幌の外縁をぐるっと一周する「さっぽろラウンドウォーク」(全行程140キロを10回に分けて実施予定)の第4回目の事前踏査を行ってきた。
 行程は上記しているように「石狩南高校 ⇒ JR拓北駅」間約14キロである。
 地下鉄を駆って「麻生駅」まで移動し、そこからバスで今回のスタート地点(つまりセクション3のゴール地点)の「石狩南高校」まで移動した。

    
    ※ セクション4のスタート地点である石狩南高校の校舎とバス停です。

 「石狩南高校」はもちろん石狩市の市域である。コースは直ぐに「発寒川」を渡り札幌市の市域に移る。「発寒川」が札幌市と石狩市の境界線となっているようだ。
 「発寒川」は「一級河川」と表示されていたが、石狩南高校付近では川底から伸びる雑草のため川面が見えないほどの小さな流れだった。

    
    ※ ご覧のように1級河川と表示されているのですが、水面が見えず雑草が繁茂していました。

 札幌市側の堤防はサイクリングロードとなって伸びていたので歩きやすかったが、周りは畑作地帯のようでのんびりとした風景が続いていた。直ぐ近くまでは住宅街が迫ってきているようだったが…。

    
    ※ 発寒川堤防は写真のようにサイクリングロードとなっていました。
    
    ※ 札幌市も北の外れになるとご覧のように畑が広がっていました。

 2キロほど進むと、「安春川」が発寒川と合流することによって川幅がようやく広くなり一級河川らしい流れとなった。

    
    ※ 安春川が合流してようやく1級河川らしい流れになりました。

 「安春川」は明治時代に入植した屯田兵らが湿地地帯であった新琴似地区を農地とするために地下水位を下げるために造った人工河川である。私たち「めだかの学校」では後日に安春川の源流(? 水が出るところ)を訪れることにしている。
 コースは平坦な道が淡々と続く。時折りマラソンに励む人、サイクリングを楽しむ人と行き交うが、その数は多いとはいえなかった。
 スタートして5キロあまり「東屯田遊水池」があり、周りに椅子などはなかったが、休むのに適したところがあり、休憩ポイントに適しているかな?とチェックした。

    
   ※ 発寒川の傍に造成されていて「東屯田遊水池」です。休憩ポイントになりそう。

 スタートして2時間近くが経過し、長い長い堤防歩きも発寒川は「創成川」「伏籠川」と三つの川が合流して、茨戸川に流れ込む地点に辿り着いた。

    
    ※ 伏籠川(手前の広い流れ)、創成川(左手から流れ込む川)、発寒川(写真奥の橋の下から流れ込む川)の三つの川が合流している地点です。(三つの川の流れは、その先で茨戸川と合流します)

 そこからコースの様相は一変して、くねくねと折れ曲がりながら進むコースとなった。茨戸川沿いにベンチを兼ねたような囲いがあり、川面を見ながら弁当を楽しむには良いポイントではと思いチェックした。

    
    ※ 茨戸川沿いの手前のベンチのような腰掛、奥の階段状のコンクリートのところは昼食ポイントになりそうです。奥の建物はシャトレーゼガトーキングダムです。

 それからのコースの折れ曲がりの様はマップのとおり、「篠路川」の川の折れ曲がりに沿って歩いた。途中で見たレンガ倉庫はいかにも北海道の牧歌的風景を今に残すといった感じでポツンと建っていた。

    
    ※ 篠路川沿いに建つレンガ製の倉庫です。奥のポプラの樹も風情を誘います。

 また、時季外れでは?と思われる枝垂れザクラが満開だったのを目にすることができた。
 「篠路川」はどの河川とも繋がっていなく、名称は川だが、流れはなく池のような状態である。つまり以前は札幌市内を流れる河川の一つで周りの河川と繋がっていたのだろうが、河川改修によって取り残された河川なのだろう。川辺では鯉などを狙う太公望の姿が見られた。
 「篠路川」沿いは遊歩道としてかなり予算をかけて整備されたようだ。道端には同じ間隔で岩石が配され、ところどころにやはり椅子状に加工された岩石製の休憩所を設けるなど整備されていたが利用者が少ないのか周りは雑草だらけだった。

    
    ※ 時季外れと思われる満開の枝垂れザクラです。
    
    ※ 篠路川では太公望たちが大物を狙っていました。

 「篠路川」沿いを離れると、やがては拓北の住宅街へと導かれた。そして住宅街を巡り歩き線路を渡るとゴールの「拓北駅」に着いた。

    
    ※ 住宅街の一角にあった公園では八重桜が満開でした。

 都合資料によると行程約14キロのセクション4だった。振り返ってみるとずいぶんと多くの川と関わったセクション4だったんだなぁ、と思います。
 実はこの日、事前踏査の大切さを痛感させられることに出会った。そのことについては明日レポしたいと思っている。
 ◇事前踏査実施日 5月8日(水)
 ◇事前踏査距離  約14キロ

 

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション2 えっ!?ヒグマと遭遇?

2024-04-24 16:30:47 | さっぽろラウンドウォーク
 えっ!?何? この獣の鳴き声は? か細い声鳴き声が聞こえた後に、野太い唸り声が続いた…。思わず足を止めて耳をそばだてると、二度、三度と同じような声が続く…。私は最悪のケースを想像し、凍り付いてしまった。

      
 ※ 本日使用したマップです。スタート地点、 ゴール予定地点。そしてクマ(?)の鳴き声を聞いた地点を表記しました。

 本日、「さっぽろラウンドウォーク」の事前踏査の第3弾として「セクション2」の区間を歩いてみることにした。コンディションは薄曇り(花曇り)暑くもなく、寒くもなく、歩くには絶好のコンディションだった。
 セクション2は「旭山記念公園」から「宮の沢ふれあい公園」までの約12キロである。
 本番を想定し、地下鉄で「円山公園駅」まで移動し、「円山公園駅」のバスターミナルから9時15分発の「旭山公園前行」のバスで移動した。

    
    ※ 旭山公園内のセクション1と2の連絡地点です。

 バスを下車し、セクション1のゴール地点、つまり本日のセクション2のスタート地点に向かった。この地点が25,000分の1のマップではいま一つはっきりしないのだが、アプリでは容易にその地点を見つけることができた。

    
    ※ 旭山公園内の木々はまだ葉を付けておらず、ちょっと寒々とした光景です。

  さっそく、旭山記念公園内の林道を抜けて円山西町方面へ抜けた。その途中に「円山西町庭園」という立派な鉄柵に囲まれた庭園が目に入った。「これは何だろう?」と思い帰宅してインターネットで調べたが良く分からなかった。市の公園緑化係にも聞いてみたがやはり分からなかった。
    
    ※ 鐘柵越しに「円山西町庭園」を写しました。
    
    ※  コース途上の「ユースの森」というところでエゾエンゴサクの群落を写しました。
    
 その後、円山西町、そしてそれに続く円山の住宅街を通り「三角山」に向かった。「三角山」は山頂には向かわず、裾野を周回するような形で一般道路に降り、今度は「琴似発寒川」沿いを上流に向かった。川沿いはちょうどエゾヤマザクラの満開に遭遇したようでたくさんのサクラを愛でることができた。

    
    ※ 琴似発寒川沿いの散策路のサクラはちょうど満開と云った感じでした。

 そして、札幌市内の散策路では私がイチオシの「西野緑道」へと導かれた。「西野緑道」はいつ行ってみても、きれいに整備されていて理想的な散策路に映るのだが、その要因をいつか探ってみたいとも思っている。

    
    ※ 私がイチオシの西野緑道の一部、シラカバ並木です。

 そしてコ―スは西区の西野地区に導かれる。西野地区の住宅街を抜け、セクション2としては最後の上りとなる「西野市民の森」へと導かれる。私はこの「西野市民の森」には何度も訪れたことがあり、かつて知ったる森林浴コースである。
 その「西野市民の森」に入ってそれほど経っていない時だった。(おそらく市民の森に入って1キロくらい行ったところである)コース脇の小高い笹藪の中から獣のか細い鳴き声が聞こえたのだ。するとその声に続いて野太いうなり声のようなものが重なって聞こえてきた。私は思わず立ち止まってしまった。すると、二つの獣の声はその後も何度も何度も繰り返された。私はその声を聞いていて、子鹿がヒグマに食べられているのではないか、と連想してしまった。そう考えると、私は凍り付いてしまい、足は一歩も前に進むことができなくなってしまった。あるいは親グマと子グマがじゃれ合っていたのかもしれないのだが…。しかし、それとても私にとって危険なことには変わりはない。私はクマ(かな?)に気付かれぬように後ずさりしながら現場から遠ざかった。

    
    ※ 西野市民の森の散策路の一部です。獣の鳴き声は左手の笹藪の中から聞こえてきました。

 事前踏査の計画は途中挫折という結果になったが、それは仕方のないことと諦めるしかない。私が聞いた獣の声がはたしてヒグマの声だったのか、どうか、真実は不明のままだが、君子(?)危うきに近寄らずである。何事もなく帰宅できたことをヨシとしなければならい。
◇事前踏査実施日  4月24日
◇踏査距離     約13キロ

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査  セクション3

2024-04-16 20:05:43 | さっぽろラウンドウォーク
 さっぽろラウンドウォークの2度目の事前踏査を本日、薫風が吹く中を気持ち良くウォークすることができ、事前踏査の役割をそれなりに果たせたと思っている。それにしても今回はアプリの威力を十二分に感得することができた!
※ あれっ? “薫風” って、5月の風でしたっけ? 心地よい風にあたったために思わず “薫風“ などと表現しちゃいました。
      

      ※ 本日はこの「さっぽろラウンドウォーク」のセクション3を歩きました。

 このところ原因不明の腰部の痛み(いわゆる腰痛とはまた違った痛みである)に悩まされてもんもんとした日々が続いていた。整形外科に行っても原因が分からず、とりあえず様子を見るということだったので、痛みが和らいだ今日、様子見を兼ねて思い切ってラウンドウォークを試みてみた。
 本来であれば、3月11日に次いでセクション2の事前踏査をすべきなのだが、セクション2はセクション1に続いて山間部のため、例え雪は消えていたとしてもコースがまだぬかるみ状態なのでは?と考え、セクション3を先に踏査することにした。
 そこでセクション3のスタート地点である「宮の沢ふれあい公園」に近い地下鉄「宮の沢駅」まで地下鉄で移動した。

    
    ※ セクション3のスタート地点である「宮の沢ふれあい公園」です。
    
     ※ 「宮の沢ふれあい公園」の隣は「白い恋人サッカー場」です。J1のコンサドーレの選手たちがトレーニングに励んでいました。 今年はピンチです。頑張ってほしいですね。

 「宮の沢ふれあい公園」からは「中ノ沢川」沿いを下流に向かってウォークするコースだった。「中ノ沢川」はけっして大きな川ではないが雪解け水が勢いよく流れていた。

   
   ※ 「中ノ沢川」の上流部はまだ細く、川沿いの道も整備されていませんでした。

 ここでアクシデントが発生した。実は今年ウォーキングパンツを新調したのだが、それが黒色だったので、それとコーディネートしようと古い黒のウォーキングシューズを用いたのだが、古さゆえにシューズの底が剥がれてしまったのだ。そうなるともう普通にはとても歩けない。「止めようか?」と思った時、幸いにも近くにホームセンターの看板が目に入った。そこで接着剤を購入し、応急処置を施してなんとかそれ以降もウォーキングを続けることができたのはラッキーだった。
 中ノ沢川沿いは途中からはきれいに舗装され、市民のウォーキングコースともなっていて、サクラ並木ももうすぐ開花を控え、蕾が膨らんでいた。

   
   ※ 「中ノ沢川」も下流に来ると、このように散策路が整備されていました。

 スタートから1時間少々歩いたところには「富丘東公園」という小公園があり、トイレもベンチも整備されていたので小休止には最適の場所ではとチェックした。

   
   ※ JR稲積公園駅の駅舎です。
   
   ※ 駅に附設するようにJR函館線を跨ぐ跨線橋が整備されていました。跨線橋の上は道路です。

 コースは「JR稲積公園駅」のところでJR函館線を跨線橋で跨ぎ、各種運動施設が広がる「手稲稲積公園」へ導かれる。そして今度は「中ノ沢川」と同じく「新川」の支流である「軽川」沿いを歩いて「JR手稲駅」へと導かれる。

   
   ※ 跨線橋を渡ると、すぐに「手稲稲積公園」が広がっています。
   
   ※ こちらは「軽川」沿いの散策路です。

 私はここでちょっとコースから外れ、手稲駅の近くにある「手稲神社」に参って御朱印をいただいてきた。(後日レポします)

   
   ※ 「手稲駅」の北口です。

 手稲駅からは駅の北側に広がる住宅街を横断し「新川」に向かうのだが、住宅街を通るコースは「プロムナード手稲」、そして「前田緑道」と車道から少し離れて歩道が設置されていて、どちらも市民が散策するのに適した歩道となっていて、歩いていて気持ちが良かった。この歩道にはベンチも適度に配されているので、どこかで休憩するのに適しているように思われた。

   
   ※ 手稲前田地区の住宅街に延びる「プロムナード手稲」の散策路です。ところどころにベンチも配されています。
   
   ※ こちらは「前田緑道」です。 右手の建物は「北海道科学大学」の建物です。

 二つの散策路を経て、コースはやがて「新川」に導かれる。対岸の「前田森林公園」に向かう「前田森林公園橋」を渡り対岸に出て、「新川」沿いを東に向かう。本来であれば「新川」沿いの散策路がコースなのだが、一部がまだ雪に覆われていた(冬期間の雪捨て場だったのかな?)ため、新川通沿いの歩道を歩く。
   
    ※ 新川に架かる「前田森林公園橋」です。
   
   ※ たくさんの支流の流れを集めた新川の流れです。
   
   ※ 新川沿いの一部にはこのように雪が融け残っていて、ショベルカーが融雪を進めるために出動していました。

 そして「新川中央橋」まで達したところで、新川通を跨いで住宅街へと導かれる。ここで威力を発揮したのが「さっぽろラウンドウォークアプリ」である。コースは住宅街の細い道に導かれたのだが、事務局が発行している25,000分の1のマップでは、住宅街の細かな道はどうしても読み切れない。ところがアプリだと自由にマップを拡大できるために細かな道も迷わずに進むことができる。実はこのアプリを使えるようになるため、私は何度も事務局のお尋ねしてようやく使えるようになったのだが、アプリを初めて使ってみて百万人の味方を得たような気分である。

   
   ※ 新川の北側に広がる住宅街を流れる「発寒吉川」です。なんと私は、この写真以降カメラを構えることを忘れてしまったようで、一枚も写していないというミスを犯しました。

 そして住宅街を進む中で、コースは札幌市域から石狩市の住宅街に導かれた。住宅街をしばらく進むと高校生の下校途中に出会い、ゴールの「石狩南高校」が近いらしいことが分かった。そしてちょっとした市街地に出て、やがて「石狩南高校」の前に到着した。
 ここからはバスで地下鉄「大麻駅」に向かった。
 本番では、ここのバス停「石狩南高校前」から地下鉄「大麻駅」に向かう時と、反対に地下鉄「大麻駅」からバスで「石狩南高校前」まで来なければならない場合がある。そのためバス停の時刻表を写し、地下鉄「大麻駅」のバスターミナルで「石狩南高校前」行のバス時間をチェックしてから地下鉄を駆り、我が家へと帰ってきた。
 気温の方は思っていたほど上がらず、川沿いのコースは適度な風も吹いていて、気持ち良く歩くことができた。
 腰の痛みもまったく感ずることなく歩き通すことができホッとしている。コース自体は約12キロと表示されていたが、S & Gまでの距離や、コースから離れたことも何度かあったこともあり、スマホの歩数計を確かめると19キロと出ていた。それでもそれほど疲れを覚えることなく家に帰りつけたのはちょっと自信になった。
 この後も、機会を見つけて事前踏査を継続したいと思っている。             
 ◇事前踏査実施日 4月16日
 ◇事前踏査距離  約12キロ