クリスマスが近づいてきた。ゴスペルの歌声があちらこちらから聞こえてくる時期となった。「ひと足早くクリスマス気分を…」とのコンセプトで、ブライトサッポロゴスペルクワイアの歌声を楽しんだ!
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11月24日(金)のお昼のひと時、中央区民センター主催の「ゴスペルコンサート」が開催されると知り駆け付けた。出演する「ブライトサッポロゴスペルクワイア」は札幌市内では最も有名(?)なゴスペルシンガーNATSUKIさんが指導し、率いるゴスペルグループだったが、(私は過去に3度ほど彼女のステージを聴いていた)2020年に病により死去された。その後は彼女と共にブライトサッポロを指導していた新藤綾子さんがリーダーとなって指導し、引っ張っているようだ。
24日は男性2名も含めた20名がステージに登場して、黒人霊歌(ゴスペル)を熱唱した。
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※ ブライトサッポロゴスペルクワイアのステージの様子です。
その曲目は、
① Agnus Dei
② Jingle Bell Rock
③ Last Christmas
④ キャロルメドレー
⑤ O Holy Night
⑥ Joy To The World
メンバーは、30~60代の女性が多いように感じられた。男性の二人も60代だろう。どちらかというと熟年世代の方々が心から楽しみながら精一杯の声を張り上げているように私は受け止めた。どの曲も力いっぱい謳っているように思えた。
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※ 時にはこのように腕を揺らしながら…。
ところが、きっと私の方に問題があると思うのだが…。ブライトサッポロの歌を聴いていても以前のように心の底から感動するという感じが沸いてこないのだ。あの「Kiki & ゴスペルクワイア」を聴いたときの、さらに「Mother Cross」の歌を聴いたときの、そしてNATSUKIさんを聴いたときのような感動が沸きあがってこないのだ…。
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※ 故NATSUKIさんに代わってリーダーを務める新藤綾子さんです。
それはきっと私が年齢と共にいろいろな体験をしたからなのだろうか?上記したような方々の歌声に出会った時には、ゴスペルに対する新鮮な驚きがあった。しかし、昨年、そして今回とゴスペルを聴こうとするとき、私の中ではどこかで以前のような感動を求めていたような気がする…。
「ブライトサッポロゴスペルクワイア」の皆さんは十分に黒人霊歌(ゴスペル)を熱唱していたと思う。問題は私の側にあったのだ。ちょっと寂しい気分である。