田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

歩いて巡ろう札幌の公園 Vol. 6 円山公園 & 円山動物園

2023-09-27 18:52:40 | 「めだかの学校」関連
 円山動物園、円山球場、そして札幌市の桜の花見会場として市民に親しまれている円山公園であるが、案外知られていない殉難碑や慰霊碑が立ち並ぶ一角がある。そうしたところを中心に巡り歩いた。
   
  ※ 最初に訪れた石碑「通信従業員殉難碑」です。
 9月25日(月)午後、私が所属する「めだかの学校」の「歩いて巡ろう札幌の公園」の第6弾として「円山公園」「円山動物園」を巡り歩いた。実は、第5弾として8月25日(金)午後に「西岡公園(水源池)」を公園事務所のスタッフがガイドする「おさんぽガイド」に相乗りする形で予定していたのだが、公園事務所側から猛暑のために熱中症が心配されるとして中止連絡があり、私たちの計画も中止をせざるを得なかった。ということで今回は2ヵ月ぶりの開催となった。
  
  ※ 「北海道鉄道殉難碑」の前で私の説明に耳を傾ける会員の皆さんです。
 この回は私が企画し、ガイドを担当することになっていたので、事前に何度か下見を繰り返して会員の負担にならない程度(何せ平均年齢75歳超のグループである)の計画を立てた。
  
  ※ このような山道もありましたが、蚊が多くて皆さんを悩ませました。
 計画は桜の花見会場として知られる「自由広場」でまず「島判官の紀功碑」を見た後に、「自由広場」の南側の天然記念物に指定されている「円山原始林」と接するところに立ち並ぶ各種団体の慰霊碑や殉難碑を見学し、その後に円山動物園に向かう計画を立てた。その順は次のとおりである。
  
  ※ 土台の部分が改修された「殉難消防員之碑」です。
 ①島判官の紀功碑 → ②通信従業員殉難碑 → ③北海道鉄道殉難碑 → ④北海道方面委員慰霊碑 → ⑤山下秀之助歌碑 → ⑥殉難消防員之碑 → ⑦巨大カツラの樹 → ⑧動物園に向かう木道 → ⑨円山動物園、という順であった。
 ガイドとはいっても、ネット上で検索できる程度のことを会員の皆さんに紹介する程度で難しいものではなかったが、北海道は冬の厳しい自然と立ち向かわねばならないために犠牲になる方も多かったことをうかがい知ることができた思いだった。先人の苦労に思いをはせたひと時だった。
  
  ※ 円山原始林の中でも最も巨大と言われているカツラの樹の幹の部分です。
 一帯はブログ情報などによると、エゾリスやシマリスの生息地として知られているのだが、残念ながら遭遇することはなかった。また、「円山原始林」は特に巨大なカツラの樹が生い茂るところとして知られているが、その中でも最も巨大といわれているカツラの樹を眺めながら「円山動物園」に向かった。
  
  ※ 木道を通って円山動物園に向かいました。
 円山動物園は今、8月19日に誕生したゾウの赤ちゃんを一目見ようと大変なこととなっている、と聞いていた。私たちはゾウ舎に入場するのに行列に並ぶことを覚悟して向かったのだが、月曜日とあって聞いていたほどではなく待つことなく入場することができたのは幸運だった。とはいっても、観察窓にはたくさんの人たちが詰めかけていて、肩越しから見ることを強いられた。そこから見えた、生まれて間もないゾウの赤ちゃんは聞いていたとおりにとても可愛らしい姿だった。
  
  ※ 母さんゾウからお乳をねだっている子ゾウです。
  
  ※ 日に日に大きくなっているという子ゾウです。今が見ごろかも?
 と今期前半の学習の一つとして札幌市内の主な公園を巡り歩いたのだが、それぞれ公園によってさまざまな顔があった。参加した会員の皆さんもきっとそれぞれの公園の特徴を掴んでくれた思う公園巡りだった。


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