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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

天気相談所 技術主任

2007-12-19 20:33:00 | 札幌(圏)探訪
 「交番相談員」の存在を知り、現役を退いたOBの方が頑張っていることに興味を抱いた私は、このことに少しこだわってみようかなと思っています。

 そこで早速、住居の近くにある札幌管区気象台を訪ねました。
 気象台のような専門知識を要するところでは、OBが果たす役割にも大きなものがあると考えたからです。

 あらかじめ問い合わせていたこともあり、OBの方が勤める「天気相談所」にまっすぐ向かい、趣旨の説明したところ快く対応してくれました。

 天気相談所にいた方は、「技術主任」という職名で、再任用により正職員と同等の扱いを受けているとのことでした。
 ただし、勤務時間は週20時間ということで2日に1度の割合で出勤しているそうです。
 交番相談員の場合は、確か嘱託職員で週30時間勤務ということでしたので、それぞれの立場で条件は異なるようです。(当たり前ですね)

 仕事の内容は、天気のことをはじめ、気象台に関するあらゆる質問に応じているそうですが、さすがに札幌です。たくさんの市民からの質問があるとのことでした。
 技術主任の方は、「予報業務に携っていた経験が今活かされている」とおっしゃっておりました。

 テクノロジーの発達が気象観測業務にも大きな変化を及ぼしていて、若い人たちとの間にギャップを感ずるとも話をしていましたが、機器の発達だけでは対応しきれない部分でベテランの知識や経験が求められていることも事実であるとのことでした。

 まだまだ若い現代の60代です。
 各界各所で頑張っている60代を私の視点からレポートしていければと考えています。 

続 地下鉄札幌駅にて

2007-12-18 17:39:33 | 札幌(圏)探訪
 12月15日付けで「地下鉄札幌駅にて」(実はこのときのタイトルが「地下鉄大通駅にて」となっていました。大ボケです。「札幌駅」が正解です。2日も経ってから訂正しました)というタイトルで投稿したところ、友人からのコメントで地下鉄のバリアフリー対応についていつくか宿題をいただきました。
 そこで今回は「続」ということで・・・。

 まず「補助板」についてです。
 「補助板」は札幌の地下鉄全駅に設置してあるとのことです。
 そして、その使用方法ですが・・・、
 車椅子使用者が乗車駅にあらかじめ連絡しておくと、職員が補助板を用意して乗車を補助するとのことです。
 そして降車駅に連絡がいき、そこでまた職員が待ち受けていて降車を助けてくれることになっています。
 私が見ていたときはスムーズな対応で、そのことによって停車時間が長くなるようなことはなかったように見えました。

 次に地下鉄駅の「エレベーター」の設置状況についてです。
 HP上ではエレベーター未設置駅は、「北18条」、「北12条」、「中の島」、「バスセンター前」、「南郷7丁目」の5駅でしたが、今年度「中の島」駅と「南郷7丁目」駅の設置工事が行なわれ、現在はすでに使用を開始しているとのことでした。
 残る3駅についても平成20年度中には設置予定という担当者の話でした。
 確認はしませんでしたが、「東札幌」駅は片側しかエレベーターが設置されていなかったのですが、これもおそらく設置されるものと思います。

 最近は介助者なしで自走式の車椅子を操り、街中を往来する人たちをずいぶん目にするようになりました。

  札幌の街も少しずつ “誰にとっても住みよい街” に近づいているように思います。

中央図書館大通カウンター

2007-12-17 17:09:42 | 本・感想

 最近、中央図書館の大通カウンターを重宝しています。

 大通カウンターは、地下鉄大通駅コンコースの「交通案内センター」内に置かれています。
 カウンターには、セルフ式の利用者用検索機2台と職員が配置されています。

 検索機では、①本の検索、②本の予約、③自分の貸出状況の確認、④自分の予約状況の確認などができますが、私は主に①、②で利用しています。

 検索機で本を検索する場合、「書名」、「出版社名」、「書名の一部」、「著者名」、「分類表」、それらのいずれか一つを入力するだけで、札幌市内全図書館の蔵書を検索し、貸し出しが可能か否かを表示してくれます。
 全てが貸し出し中の場合、現在何人が予約待ちしているかも表示してくれます。
 私は現在、2冊の人気本を予約中です。(これは何時読むことができるか、今のところは分かりません)

 さて検索の結果、貸し出しが可能だと分かると予約の操作に移ります。
 これにはパスワードが必要です。(パスワード取得のためには一度図書館に行かねばなりません)
 貸出券のナンバーと、パスワードを入力し、予約確認をすると予約の完了です。
 あとは、カウンターの方から「本が用意できました」という連絡を待つだけです。おおよそ2~3日後には連絡が入り、本を受け取りに行くことになります。

 私の利用パターンはだいたい次のように固まりつつあります。
 借りる本はだいたいが新書版です。持ち歩きに便利であり、新書版になる頃には人気も落ち着いているため、比較的借りやすいからです。
 借りる冊数は3~4冊。貸し出し期間の2週間で読みきれる冊数を借りることにしています。
 借りた本が読み終わる2~3日前になると大通カウンターに行き、次の本を予約するようにしています。そうすると、返却と本の受け取りが一度にできるからです。

 大通カウンターは年末年始を除き年中無休で、10時~17時まで開いていることも魅力です。

 私は中央図書館の大通カウンターを重宝しています。

※写真は2台並んだ利用者用検索機です。 


雪景色の円山公園

2007-12-16 17:32:35 | 環境 & 自然 & 観察会
 昨夜の雪で札幌もようやく本格的な冬を迎えたようです。

 実は13日朝にもかなりの降雪があったのですが、日中に雨が降り続き積雪が5~6cmとなってしまい、街中では雪をほとんど見ることができなくなっていました。
 それが昨夜またかなりの降雪があり、日中の好天で積雪が少し減ったものの午後4時現在の積雪が25cmということですから、本格的な冬到来といってもいいのかもしれません。

 そこで、運動も兼ねて円山公園まで歩いていってみました。
 さすがに公園内は閑散としていました。
 行き交う人も数えるほどで、写真のように静かな森の光景が広がっていました。

 それでも公園内を奥の方へ進んでいくと、北海道神宮に通ずる通路だけは違います。その通路だけはかなりの人たちが行き交っていました。
 積雪にもかかわらず参拝客は絶えないようです。

 私たちも北海道神宮へ向かい、拝殿で参拝した後、六花亭が提供する休憩所で温かいお茶と菓子をご馳走になって帰路につきました。

  雪の円山公園も夏とは違った趣きがありいいものです。
 

地下鉄札幌駅にて

2007-12-15 20:43:16 | 札幌(圏)探訪
 今日(15日)は休日です。
 そこで私もブログ上でちょっと遊んでみようと思います。お付き合いください。

 今日、地下鉄の札幌駅のホームで電車を待っていた時でした。
 ホームの柱のところに写真のようなものが目に入りました。
 そこでクイズです。
 写真に写っている板のようなものは、何でしょう~か???
 写真だけではちょっと分かりづらいかもしれませんが、お考え下さい。




               ↓





               ↓





               ↓





 《ヒント1》札幌の地下鉄は「人に優しい地下鉄です」
       さあ、何でしょう?





               ↓





               ↓



 

               ↓






 《ヒント2》札幌の地下鉄は「障害者に優しい地下鉄です」
       さあ、分かったでしょうか?




                ↓






                ↓





                ↓





 《ヒント3》札幌の地下鉄は「車椅子に優しい地下鉄です」
       さあ、これでもう分かったのではないでしょうか?




                ↓





 そうです。正解は車椅子が乗降をする際にスムーズに乗り降りすることを助けるための補助板でした。
 その補助板の設置は明らかに最近(というのが何時かは分かりませんが)設置されたように見受けられました。ということは、利用者の要望や市当局の配慮からそうした工夫がなされたものと思われます。
 このような一つ一つの配慮がノーマライゼーションを推し進めていくことになるんだと思います。

 私の遊びにお付き合いいただき、ありがとうございました。
            

交番相談員

2007-12-14 22:44:59 | 札幌(圏)探訪
 私の通勤経路に交番があり、朝晩その前を通過して通勤しています。
 交番の横を通り過ぎるとき「交通相談員」というプレートが気にかかっていました。
 「交通相談員ってどんな相談をうけるんだろう?しかもそこに座っている人は制服ではなくブレザーを羽織っているのも気になるなぁ…」と思っていました。

 過日、思い切って交番にお邪魔して、インタビュー(というような大げさなものじゃなく、ただ単に聞いただけなんですけどね)を試みました。
 すると、いきなり間違いを指摘されました。「交相談員」ではなく、「交相談員」だと・・・。なるほどよく見ると「交番」でした。

 そして「交番相談員」とは、「交番にはいつも警察官がいてほしい」という住民の願いに応えて、警察官がパトロールや事件発生などで所外活動中でも、交番を訪れた住民に適切に対応がなされるように主要な交番に配置されているそうです。
 制服姿ではなかったのは、相談員には警察官OBが配置されているとのことで、私の予想通りでした。

 HPを繰ると、「交番相談員」の職務について次のように記されていました。
 「住民の意見・要望の聴取、遺失・拾得届受理、被害届の代書及び預かり、地理案内など」となっています。

 交番の役割を補完するこうした任務は、警察官OBでなければできない仕事です。
 役人の天下り問題がマスコミで取り上げられますが、「交番相談員」のようなキャリアを生かし、現場を補完するような役割であれば市民からも歓迎されるのではないでしょうか。

※「交番相談員」は写真のような胸章を付けて勤務しています。
 

冬の風物詩「冬囲い」

2007-12-13 19:47:52 | 札幌(圏)探訪
 竹と縄で編まれたそれは、まるで精緻な工芸品を見るようです。
 コンクリートで囲まれたビル街でそれは、確かに見る者の心を癒してくれます。

 雪の季節を迎え、札幌市内のビルやマンションの前庭には冬囲いを施された木々が目立ちます。
 我がマンションも遅ればせながら数日前、小さな木々に冬囲いを終えました。
 (「冬囲い」と「雪囲い」と同じ意味で二つの言葉がありますが、どうやら「冬囲い」の方が一般的に使われているようです)

 冬囲いにもさまざまな種類があるようですが、私が最も「冬囲いらしいなぁ」と思えるのは、今日の写真にも使用した竹とわら縄で地面に平行に作られる「棚囲い」(?)です。

 一戸建ての家の庭々でも冬囲いをしますが、やはりビルやマンションの冬囲いは一戸建ての庭とはまた一味違うように思えます。
 ビルやマンションの冬囲いは、見た目も鮮やかで、まさに職人芸を見る思いですし、それ自体が私たちの目を楽しませてくれます。

 北国では庭木一つ育てるにもコストがかかるという問題がありますが、考え方を変えると北国の庭木には冬にももう一つの観賞の楽しみ方があるということも言えると思います。

※写真は某銀行の前庭にしつらえられた「棚囲い」です。地面の傾斜に合わせてうねるように作られた「冬囲い」が美しいです。

札幌の不都合な現実

2007-12-12 19:23:44 | 札幌(圏)探訪

 今日の写真は何を写したものかお分かりでしょうか?

 札幌市内の歩道のあちこちで散見される鳩の糞なのです。
 まさに札幌の街の「不都合な現実」です。

 緑の多い札幌では、街中でも多くの野鳥を見ることができます。
 特に野鳩(ドバト)は多く見られます。(野鳩は野鳥かな?)
 緑は計画的に市内に配置され、道行く市民を癒してくれますが、野鳥は人智の及ばないところで増減を繰り返しています。
 そこに難しさがあるようです。
 
 過日、大通公園のホワイトイルミネーションを見物に行ったときのことです。
 ある街路樹の側を通ったとき、ものすごい数の野鳥の鳴き声が聞こえてきました。
 その鳴き声にたくさんの人が立ち止まり、樹の上を仰いだほどです。
 後日、新聞を見ると、大通公園に大量のムクドリが営巣していて、その糞害に悩んでいるという記事が載っていました。

 空中を飛び回る野鳥を人間がコントロールすることはなかなかできません。
 小さな小鳥は、緑の風景には欠かせぬ存在でもあります。
 糞害というやっかいな問題はありますが、例えばできるだけ清掃をこまめにするなど、鳥たちに害を与えないやり方で解決法を図る付き合い方が必要なのだと思います。

  これからは私たちにとって「不都合な現実」を全て改めようとする思考回路を見直すべき時がきているのかもしれません。


NPOって分かったぞ!?

2007-12-11 19:56:18 | 講演・講義・フォーラム等
 これまで、今ひとつ理解できなかったNPOでした。
 これまで、なんとなく近寄り難かったNPOでした。
 でもなんだか少し分かったような気がしてきました。

 9日(日)道立市民活動センターが開催した「市民活動基礎講座」という講座を受講してきました。
 私の目的は「マンションコミュニティーを形成するためのヒントを得たい」というものでしたが、講座の内容は主としてNPO活動について理解すること、NPO組織の作り方などについてでした。

 NPOとは、ご存知のようにNON-PROFIT-ORGANIZATIONの頭文字を取った略語ですが、日本語に訳すると「民間非営利組織(団体)」ということです。
 この言葉がなんとなく理解し難い、近寄り難い印象を私に与えていました。
 ところがNPOをもう少し具体的に言うと、公に利する目的をもち、閉鎖性がなく、二人以上のメンバーを得ることができれば、だれでも「NPO・・・の会」と名乗ることができるということなのです。
 つまり、例えば「本の読み聞かせ」グループがあったとします。(私が特に興味がある分野というわけではありませんよ)
 そのグループが幼稚園などで読み聞かせの活動をしていて、誰もが参加できるのであれば、これはもう立派にNPOを名乗って構わないということなのです。

 ただし、NPO法人となると話は別になります。
 法人格を取得するには、それなりの組織と手続きが必要になってきます。
 とはいえ、それなりの実態があり、法人格を取得したいという意思さえあれば道はさほど難しくはないと思いました。

 NPOなどと英語表記ではなく、相応しい日本語表記であればとも思うのですが、今や日本の中においてNPOは一つのトレンドでもあるかの勢いです。
 多くの人がここに参加し、生き生きと活動をしています。

 私も機会を見つけて、いずれかのグループ・団体に加わろうかな?
 それとも自ら何かを立ち上げようかな? などと夢想してしまう私でした…。
 

札幌ただ今積雪〇(ゼロ)

2007-12-10 21:08:25 | その他

 今朝、出勤する時にはご覧のように歩道にはうっすらと雪が積もっていました。
 ところが時間とともに気温が上がり、記録によると11時過ぎには融けて積雪ゼロとなってしまいました。

 札幌の位置する日本海側の各地は、倶知安87cm、小樽4cm、岩見沢43cm、夕張41cm(10日午後8時現在)と、周辺の各地が積雪がある中で、札幌だけが未だに積雪ゼロということになっています。
 積雪ゼロということは、さまざまな面に好影響を及ぼしているのでしょうが、どこか物足りなさも感じます。

 早晩、札幌も白景色になるとは思いますが、雪が無い、雪が少ない、ということはやはり地球温暖化が影響しているのでしょうか?

 札幌の冬はやはり雪景色が似合う街ではないかと思うのですが・・・