マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

EF66901:高出力高速貨物機の始祖

2007-10-09 00:44:08 | 国鉄・JR機関車(直流型)
こんばんわ。

昨日は天気が悪かったので、安売りのウーロン茶を買いに行ったくらいで外へは出ず。何をやっていたのかというと、決してマッタリしていたのではなく、今後のブログへの戦略を練って、ひたすら写真のスキャニングをしていました。
中身は何かというと、過去ログでお判りのように、今までは電車・直流機・ブルトレのボリュームが高く、交流機やディーゼル機関車が手薄になっていました。今後の展開に変化をもたせるため、取り敢えず交流機を中心に120枚ほどスキャニングした次第です。
しかしこれからが大変なんです。画像の加工処理もそうですが、何時・何処で撮った何かというデータを全部拾い出さないといけないので、これが一苦労なんです。
なので、これらをアップするのはまだ先の事になりますが、交流機ファンの方は楽しみにしていただきたいと思います。ただ、東日本中心になりますので、残念ながらED70やED72~74の写真は1枚もありませんのでご了承願います。

と、相変わらず長い前置きで申し訳ありませんが、昨日ひっくり返していたアルバムの中から「EF66」の試作機である901号機の写真が出てきましたので、早速1枚だけですが、加工し終えましたのでアップしたいと思います。



昭和57年10月4日 山陽本線 八本松~瀬野 EF66901牽引の下り貨物列車

EF66901号機は、当時最強だったEF63をも上回る出力で、さらに110km/hを超えるハイスピードで走れるように設計された、次世代の高速・強力貨物機として「EF901」という名の下に誕生しました。
各種試験から良好な結果が得られ、「EF90」型は「EF66」と名を変え、量産されることになりました。
「EF66」の量産に伴い、試作機として製造された「EF901」についても、標準化の改造を受けるとともに「EF66901」として量産機の仲間入りをする事になります。
その後の活躍については、皆さんもご存知と思いますので省略いたしますが、901号機は国鉄からJR貨物にも引き継がれ、比較的長く活躍したのですが、平成13年2月9日付で廃車され解体されたとされています。

写真の901号機は、瀬野八にEF59の写真を撮りに行ったとき、踏み切りで待機しているところに偶然来たものです。偶然来たので大変良くない構図だったのですが、当時自分で写真現像をしていたので、都合の良いようにトリミング・プリントしてあったものをスキャニングしたものです。引き伸ばした上でのプリント→スキャニングですので、画像が荒い点はお許しください。

今日はまた直流機になってしまいましたが、今後はEF58を引き続きアップしていきますとともに、準備が出来次第、交流機やディーゼル機関車、そして特急列車と、適度に織り交ぜながら更新していく予定です。おたのしみに!
コメント (4)
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