昨夜は更新せずに寝てしまいましたので、取り急ぎアップいたします。
1枚ものですが、グレードアップを施した「あさかぜ」の雄姿です。
新幹線博多開業により徐々に九州夜行が傾き始めてきた頃、ロビーカーを連結したりカルテットなど個室寝台の連結により旅客減に歯止めを掛けようとして様々な工夫を行われてきましたが、その中でも陳腐化しつつある25型車輌を思いっきりリフレッシュし、かつての「動くホテル」として絶賛された時代を取り戻そうと施工されたのが車輌の「グレードアップ化でした。
「北斗星」が誕生する前でしたので、金帯を3条巻いたグレードアップ車輌は、それまでの銀帯と比べて違和感を伴いましたが、高級感はかなり出ていたように感じました。
昭和62年2月15日 東海道本線 根府川~早川間にて EF6653牽引「あさかぜ」
何とかその後も生き延びた「あさかぜ」でしたが、スピード優先の時代には勝てず、結局は力尽きてしまいました。同車に使われていた700番台客車が尾久客車区に留置され日に日に色褪せていく姿を見て、ブルトレ時代の終わりを寂しく感じていた記憶が蘇ってきます。
しかし、20系から始まった高級寝台列車「あさかぜ」は、永遠に心の中の”スター”である事に変わりはありません。
1枚ものですが、グレードアップを施した「あさかぜ」の雄姿です。
新幹線博多開業により徐々に九州夜行が傾き始めてきた頃、ロビーカーを連結したりカルテットなど個室寝台の連結により旅客減に歯止めを掛けようとして様々な工夫を行われてきましたが、その中でも陳腐化しつつある25型車輌を思いっきりリフレッシュし、かつての「動くホテル」として絶賛された時代を取り戻そうと施工されたのが車輌の「グレードアップ化でした。
「北斗星」が誕生する前でしたので、金帯を3条巻いたグレードアップ車輌は、それまでの銀帯と比べて違和感を伴いましたが、高級感はかなり出ていたように感じました。
昭和62年2月15日 東海道本線 根府川~早川間にて EF6653牽引「あさかぜ」
何とかその後も生き延びた「あさかぜ」でしたが、スピード優先の時代には勝てず、結局は力尽きてしまいました。同車に使われていた700番台客車が尾久客車区に留置され日に日に色褪せていく姿を見て、ブルトレ時代の終わりを寂しく感じていた記憶が蘇ってきます。
しかし、20系から始まった高級寝台列車「あさかぜ」は、永遠に心の中の”スター”である事に変わりはありません。