マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

EF5889牽引回送列車(ワサフ8800+12系)

2007-06-27 06:45:41 | EF58のアルバム
こんばんは。昨夜は準備をせずに寝てしまいましたので、今朝取り急ぎアップいたします。

今日ご覧いただくのは、ある日走った回送列車です。

当時、国鉄に勤務しており、局報を自由に見ることが出来たので、廃止間近の「EF58」を如何に多くキャッチできるかに掛けていました。
そのEF58運用の中に「ワサフ8800」型の文字を見つけたので、これは撮りに行くしかないと・・・。
「ワサフ8800」は、昭和50年3月の改正において急行からの格上げにより誕生した特急「北星」に連結された新聞輸送用の車両です。ワサフ8000に20系関連の引き通し管などを設備した車両で、ワサフ8000が銀色であるのに対し、「ワサフ8800」は全体が20系と同じブルーに塗装されているのが最大の特徴でした。特急専用として3両のみ製造された車両ですが、「北星」による新聞輸送はすぐに解除されてしまい、特急としての活躍は本当にわずかな期間でした。


昭和60年3月26日 東北本線 東大宮~蓮田間にて 回9101レ

急行スジを使った回送列車で、局報からの情報を基に撮影に行きました。牽引機は号機限定がない限り形式までしか分かりませんので、EF5889が牽引してきたのは偶然です。
次位の車両がワサフ8800です。先頭が青森方になりますので、通常は荷物車が上野方に連結されることを考えると、特殊な編成であることがわかります。

そして、その後に12系が連結されていますが、良くご覧ください。
ひょっとしたら全部「オハフ13」ではないですかね。普通の編成では考えられません。おそらく、一関~青森方面の旧型客車を淘汰するための代替車を送り込むための回送ではないかと。

今日は、珍列車をご紹介いたしました。
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在りし日の103系(武蔵野線):101系リンク有

2007-06-26 21:20:58 | その他電車
今日も引き続き、になってしまいますが、武蔵野線の103系をお届けいたします。

鶴見線や南武線、常磐線、京葉線、そして東西線から103系が今まさに消えてしまう状況にある頃、比較的本数が多く残っていたのが武蔵野線でした。
数が多いと安心して撮らないでいて、いつの間にかなくなってしまう、ということを過去何度も経験しておりますので、ここは敢えて写真を撮りに行くことにしました。比較的家から近くでもあるし、土地勘もありましたので、容易に実行できたと言うところでしょうか。


平成14年5月12日 東浦和~東川口間にて 高窓車「南船橋」行


平成14年5月12日 東浦和~東川口間にて 低窓車 むさしのドリーム号「東京」行


平成14年5月12日 三郷~南越谷間にて 高窓車「府中本町」行


平成15年5月3日 西船橋駅にて 低窓車「南船橋」行

武蔵野線では、終盤まで低窓・高窓車が走っており、また、ご覧のような自然に囲まれた景色の中を行く103系を撮ることができました。
最後はオレンジ色だけの武蔵野線でしたが、103系化された頃には、オレンジに混じってカナリア・スカイブルー・エメラルドグリーンと多彩な色のまま走っていました。やはり、そうした経過の撮影・記録も大事なぁ~としみじみ思います。

過去ログから101系武蔵野線のリンクを貼っておきます。
よろしければご覧くださいませ。
http://diary.jp.aol.com/marutetsu/162.html
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在りし日の103系(葛西臨海公園にて)

2007-06-25 10:20:53 | その他電車
今日は久しぶりに103系ネタをお届けしたいと思います。

題名をどうしようか考えていたのですが。というのも、京葉線の南船橋より東京寄りには、スカイブルーの京葉線と、当時はまだ大量に運用されていたオレンジの武蔵野線が混在していたからです。
ですので、今日は「葛西臨海公園駅」で撮影したときの両者をまとめてアップしたいと思います。

このとき、仕事(イベント)で葛西臨海公園まで参加者を引率し、解散の後まっすぐ帰るのも勿体無かったので、少し撮影をしてから帰ろうと、ホームで103系を待っていました。
東日本管内から103系の全面撤退が顕著になってきた頃でもあり、京葉線に走っているスカイブルーの103系を撮ったことがなかったので、これが1番の目的だったのですが・・・。



撮影は、すべて平成14年10月27日、京葉線葛西臨海公園駅にて。

下り 武蔵野線 むさしのドリーム号


上り 武蔵野線 むさしのドリーム号


上り 武蔵野線 むさしのドリーム号 葛西臨海公園の観覧車と


下り 京葉線普通列車

京葉線の103系はかなり運用がなくなっていたらしく、この1本しか撮ることができませんでした。

京浜東北線沿線に住む私としては、昔からオリジナルのスカイブルーの103系を見て育ってきましたので、あの異様なスカートを履いている姿に非常に違和感があるのですが、それでも京浜東北線が209系化されて久しかったので、懐かしさが一気にこみ上げてきました。
この写真を撮ってから既に4年半。まさか、103系を引退に追い遣った209系すら引退の危機にあるとは・・・。時代の流れと自分の歳を感じずにはいられません。
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ローカルな風景 第21回 (筑波鉄道)

2007-06-24 01:58:29 | ローカルな風景
今日は、すご~く久しぶりなのですが、ローカルな風景の第21回目として、筑波鉄道の風景をご覧いただきたいと思います。

以前にもお話させていただいておりますが、旧型国電の終焉とともに、興味の方向は年に1・2度のSL(当時は山口線)や身近ではEF58と、ローカル私鉄などには向いていなかったのですが、撮り鉄の悲しい性で、「廃止になる」とか言われるとあとで後悔したくないもんだから、最初で最後の撮影に行ってしまうんですね。

筑波鉄道もそんなローカル私鉄の一つで、運転免許をもっていなかったこともあり、交通不便な茨城県内の私鉄は敬遠していたと言えましょう。
そして、運転免許を取得して1年半、初めて茨城県方面に出撃することとなりました。

撮影は、すべて昭和62年3月22日 筑波~常陸小田間にて。

筑波鉄道のオリジナル車504。モヤに霞む筑波山を横目に、土浦へと道を急ぐ。


元国鉄キハ30型のキハ301単行。


筑波駅での交換風景。両方の列車とも廃止を惜別するヘッドマークを付けています。筑波駅は、国鉄からの直通列車が乗り入れていたため、ホームの有効長にかなり余裕があり、停留するための留置線も備えていたようです。


キハ761。国鉄のキハ20型に類似した外観ですが、元雄別鉄道の車両ということです。


2連のローカル列車が夕暮れ迫る彼方に向かってひた走る。
元国鉄キハ10型のキハ821。遠くから見ても一見してキハ10系と判る姿が非常にうれしかった記憶があります。その昔、キハ10系に何回か乗ったことがあるにも拘らず、当時あまり興味がなかったために、現役時代の写真を全くといって良いほど撮っていなかったからです。


冒頭に述べたとおり、最初で最後の筑波鉄道となってしまいました。生まれたのが少し早ければ、国鉄からの乗り入れ快速「筑波」や元キハ04も撮りたかったですね。
筑波鉄道の廃止は昭和62年3月31日、折りしも国鉄の最期の日でした。
私も1月の終わり頃には既に国鉄の退職が決まっており、受入れ先の研修を受けるなど退職・転職のための準備をしていた頃で、その1週間前に撮影に行っているなんて、それどころではなかった筈です。おそらく、どうしても筑波鉄道が撮影したかったと言うより、本意ではなく退職しなければならなかった自分の気持ちを紛らわせるため、何かをしていなければ耐えられなかったのかもしれません。
あれからもう20年ですか・・・。

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お詫び(コメント拒否設定の解除について)

2007-06-23 14:48:33 | ノンジャンル
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

先程何気なく自分のブログを覗いておりましたら、コメント欄が表示されていないことに気が付きました。おそらく、「ひばり」号の編成表(Excelシート)の貼り付けテストを実施した際、表に出さないために全て非表示設定し、6月17日以降の記事のコメント欄が自動的に「非表示」のままになってしまったようです。

この約1週間にコメントをしたかった方がいらっしゃったかもしれません。大変申し訳ございませんでした。

過去記事に対するコメントも大歓迎いたしますので、ご遠慮なく、気軽にコメントをいただきたいと思います。当方へは、コメント送信の際にメールが届くことになっておりますので、古い記事でも確認がちゃんと取れることになっております。古い記事でも安心してご投稿ください。

お詫び申し上げますとともに、今後もよろしくお願いいたします。
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