一昨年の6月3日に入学式を行った せんだい豊齢学園 もきょうでおしまい、修了式を迎えてしまいました。 ①
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本来は5月に入学式を迎えるのですが、われわれ平成23年度の入学者は、あの忌まわしい東日本大震災があったために、いつもよりも遅いスタートとなったものです。 それだけに入学、その後の授業の喜びはひとしお、とても大きいものがありましたし、みんなのまとまりというか団結も固かったように思います。
② (学園長のあいさつ)
(修了生代表の答辞) ③
④の左は修了文集「於毛登」(おもと)で、右は式次第と学園生の名簿等からなる修了要覧です。 24年度は、総合生活コースが54名、ふるさと文化コースが55名が修了しました。
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修了文集の表題「於毛登」(おもと)は二つのことばを掛けています。 ひとつは『万年青』で、ユリ科の常緑多年草を、もうひとつは『御許』で、相手を親しんで呼ぶことば、です。 つまりは、常に周りの人に気配りし、共に若々しくあれ、ということになるのでしょうか。A4版の大きさで67ページの文集です。 パラパラめくって少しずつ読んでいくのも面白いものです。本当にいろんな経歴の人たちが、いろんなことをいろんな角度から書いています。視野が広がります。
豊齢学園の学園歌は前に一度このブログでご紹介したことがあると思いますが、仙台地方の春夏秋冬の風景を巧みに読み込んだ歌詞で、曲も歌いやすいようにうまくできています。 4番の「冬」の歌詞は、”寒さの続く日もあれど 平和の日々を感謝して 今日も挨拶かわしつつ 学園仲間は いきいきと” というものですが、まさに今年の天気と見事にマッチしています。
⑤は、修了証と花束、そして紅白のまんじゅうです。 ちゃんと番号が振られています。平成4年度から開講し、24年度の最後の人は 2692号 となっています。約2700人が卒園しています。
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⑥はおまけですが、2年間われわれの面倒を見てくれた豊齢学園事務局の担当者です。とっても感じのいい男性で、みんなに可愛がられました。
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ということで、思い出深い修了式となったのですが、街中に出てがっかりです。#平和の日々を感謝して#と歌ってきたのに、・・・・。 この頃はご無沙汰していた右翼の街宣車です。 人生65年のなかでこんなにも街宣車が繰り出し、これでもかというくらいマイクの音量を上げてがなり散らしている、怒鳴り散らしていました。大小の街宣車、タイヤが10本もある大型バスを改造したものから、ライトバン、ミニバンまで、白と黒の車が20台以上も、我が物顔で、そこのけそこのけと言わんばかりに威圧感を与えながら”行進”していました。 ⑦
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こんなにも大音量を出して走っていいものでしょうか? それを許す警察も警察です。むかしから警察は右翼に弱いから、仲良し?だからやめさせようとはしないのでしょうか。
きょうが「竹島の日」だからですね。 あのシュプレヒコールは典型的なチンピラ暴力団の言い方です。 不愉快もいいところ、吐き気さえ覚えます。 このまま嫌な思いをしても放っておくと、いつしかナチのように権力をにぎってしまうということになりかねませんので、注意が必要です。
竹島や尖閣諸島での韓国や中国との衝突でこんな右翼に権力を握られたらたまったものではありません。 何とかしてお互いの武力行使だけは起きないようにしないと。
私も豊齢文化コースに在籍しました。いまになっては何を学んだかは定かではありませんが、その時の出会いが仙台に来てからの宝になっています。
益々のご活躍をお祈りしています。
指の怪我大変だったようですがよくなったでしょうか?
それにしてもnewone様の奥様との仲好さが納得できました。
あっという間の2年間でした。 藩ならぬ班の活動が修了後も継続するはずだったのですが、何か難しくなってきたのが残念です。
抜糸まで1週間ということですので、来週早々には大丈夫でしょう。ご心配をおかけしました。