鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

あきたこまち

2006-08-31 23:30:16 | お知らせ

 今日新米の「あきたこまち」が20キロ届きました。千葉県柏市の従兄弟からです。毎年送られてきて、重宝しています。

 あきたこまちではありますが、秋田県産ではありません。茨城県産のあきたこまちです。あきたこまちは母親がコシヒカリだそうです。秋田県農業試験場の人たちが10年の歳月をかけて交配を繰り返し、あきたこまちを作ったそうです。

 茨城県産のあきたこまちが千葉県から送られてきたということです。 「水よし土よし米どころ茨城県。豊かな自然に育まれた大地の恵みたっぷりのお米」と銘打っています。

  ここ何年になるでしょうか。釣友の斡旋で東北各地の米を玄米で5袋くらい購入し、その都度食べるぶんだけ精米して食べるようになりました。ありがたいことです。贅沢なこととも思っています。食料を、基本中の基本の食料を備蓄していると思うと安心でもあります。

 去年は、福島県産のコシヒカリとあきたこまちを食べてきました。その前は山形県産の何とか、更にその前は本場秋田県産のこしひかりでした。

  今年の宮城県産の米の作況指数はやや不漁ならぬ不良ですか、何時から米の豊作が歓迎されなくなってしまったのでしょうか。全くもっておかしな話です。「豊作貧乏」なんて嫌な言葉が出てきましたし、これは明らかに国の、農林省(当時の)の失政ですよ。減反が大きな仕事だなんて、本末転倒もいいところです。

 カロリーベースで自給率は40%。こんなことでいいのでしょうか。だれも危機意識を、危機感をもたないのでしょうか。自衛隊を軍隊にしろ、憲法を改正して戦争のできる国にしろとか言ってる輩は、農業を一体何と心得ているのでしょうか。

 農業がきちんと国の、国民の基礎、基盤としてしっかりと確立されてこそ、国家というものが成り立っていくのではないでしょうか。 農業を犠牲にして、自動車等を筆頭に工業製品を輸出している、極論すれば、自動車のために農業を犠牲にしているのが現状ではないでしょうか。

 抜本的な構造改革をいうのであれば、まず何を差し置いても農業をきちんとすべきです。農業をきちんとしていくということは、自ずと自然環境もきちんとしていく、守っていく、そうせざるをえないと思うのですが。

 小泉が憧れてやまない国、魂を売り飛ばしてしまった国、アメリカは巨大な軍事国家、工業国ではありますが、また巨大な農業国でもあります。そういう点ではバランスがとれています。

 ヨーロッパ諸国も農業を大切にしています。先進国では日本だけが極めて危なっかしいアンバランスな状態にいるわけです。

 日本の農業製品がここまで芸術作品になってしまったのは、消費者である我々の要求、見方、考え方、生活思考のいびつさも一因だと思います。見た目が優先して、市場で値段がついていく。

 例えば、きゅうりは極力真直ぐなきゅうりが求められる。曲がりきゅうりでなんら問題はないのに。味には関係ないし、安く買えたりして、私にとっては嬉しいのですが。家庭ではいいとしても、学校給食センターとかでは機会で大量のきゅうりを切ったりしなければならないために、真直ぐなきゅうりが求められるとかいうこともあって、なかなか一筋縄ではいかないのが現状ですが。

 でも、そうではあっても、これでいいのだとは絶対にいえないと思います。古い考えかもしれませんが、農業製品は基本的にはレディメイドでいいというのが私の考えです。オーダーメイドは要らない。

 これもひとより多く儲けたいと考える人にとっては、到底受け入れられないことでしょうが、農業をあまりに市場化することは止めるべきだと思います。

 何か話しが大きくなってしまいました。本当は、今年の新米が届きました、という程度にとどめておくつもりだったのに。


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(カワセミ会員の皆様へ)お知らせ

2006-08-30 23:05:39 | お知らせ

 例によって、朝日歌壇に掲載された短歌二首。

 「最上川の明神淵に飛び込んでウナギを突きし少年の夏」     (山形県 高橋まさじ)

 「多摩川のこの広大なる空間が蝉一匹の声に満たさる」   (昭島市 奥山公子) 

 川の名前が挿入されていた短歌です。

  明神淵が何処にあるのかは分かりませんが、少なくともこの少年はいわゆる「ヤス」という魚を突く道具をもってウナギを取っていたようですが、たまたまウナギが穴倉(棲みか)から出てきたときをねらったということなのでしょうか。

 普通川底を泳いでいるウナギを見ることは少ない、めったにないのではないかと思うのですが。

 でも、私にも小さい頃の川でのウナギとの思い出があります。手には網を持っていたのか、持っていなかったのか分かりませんが、川に入っていた、膝上までも入っていたと思いますが、何と目の前ですが、もっと深くなっているところをウナギがゆっくり泳いでいるではありませんか。

 興奮しました。うわあ!凄い!とりたい、でも深くて近づけない、じっと見ているより他はない。そのときの悔しさといらだち感、そして凄いという感動感、見とれてしまったようでもあります。かといって巨大なウナギということではなかったのですが・・・。

 同じ魚でも、ウナギのあの泳ぎ方、蛇に似ているといえないこともないですが、あのゆったりと体をくねらせての泳ぎ方は納得させるものがあります。そういえば、私は蛇も好きです。子どもたちも好きで、触るのは平気です。

 二首目も納得するものがあります。今年の蝉はどういうわけか、ミンミンゼミが圧倒的に多かったと思うのですが、どうでしょうか。ここまで多くなると、アブラゼミがとても懐かしく感じられます。 そういえば、もうセミの鳴き声が一気に、めっきり聞かれなくなったように感じます。淋しいです。

  ※カワセミ会員の皆様へ;

 25日に小国川であったTTさんから電話がありました。ブログでは35匹と書きましたが、何とその後も入れ掛りで70匹となったそうです。午後は私と同じく長沢堰堤下に入ったのですが。凄いですね。凄すぎます。さすが名人級です。

 さらに、28日は寒河江川に入ったそうです。慈恩寺橋の下流から下っていって、やはり70匹近くかけたそうです。絶句です。 寒河江川のほうが小国川よりも型は小さかったということです。

 クラブでの大会では、金山川で最高の人は65匹だったそうです。あの真室川の左岸に流入してくる小さい川ですが。

  ではどうやれば、そこまで釣れるか。 水中糸はナイロンの0.125号。場所はチャラ瀬かトロ場。上泳がせにしないと掛かりが悪い。静かにじっと動かずに鮎を泳がせること。忍耐と集中。入らないで済むのであれば、川には入らない。泳がせ・上泳がせにつきます。

 9月4日に釣行する人は、そのつもりで仕掛け等を用意してください。


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「判断がすべて」

2006-08-29 22:11:11 | お知らせ

 村田満の米代川釣行。8月10日です。

「2006鮎」「釣りビジョン」(707ch)の今年の鮎釣りの放送は、4回目にして村田満の登場です。過去、橋祐次が2回、小倉吉弘が1回、今回が村田満。

 8月10日。米代川糠沢の瀬。平水より50cmの減水。5:42AMスタート。

 仕掛けは、天井糸はフロロの0.6号、水中糸は東レ冴0.02号、付け糸ナイロン0.25号、ハナカンハリス0.8号、ハリス0.8号、ハリカツイチV8/7号4本イカリ、というもの。

 瀬を攻めまくって、とうとうやりました。170匹。今までの最高は2002年7月の165匹だそうです。今回それを破りました。 朝の2時間で35匹というハイペース。170匹もさもありなんということ、納得です。でも小さい。

 かって米代川の鮎といえば、当然のこととして大鮎でした。それが何時しか小さくなり、その代わり数も多くなりましたが。少なくとも大鮎を狙うか、小さくても数を狙うか。人それぞれでしょうが、私は大鮎を狙いたい。

 ここ数年は米代川には行っていませんが、かって何回か通ったときは鮎の大きさ、引きの強さにしびれたものです。かかれば大きくて、ハリ先が開いてしまうほどの引きの強さ、これこそが米代川の鮎でした。

 村田満にすれば、問題はあくまでも数釣りですから、大きい鮎よりも小さい鮎で手返しよく釣り続けることが楽しいのでしょうが。

 「判断がすべて」これは村田満の引き船に書かれている言葉です。確かにそうですが、これが難しいのです。何処に鮎がいるか、何時見切るか、効率よく判断できて、場所移動ができれば鬼に金棒ですよね。


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雨が降ってきました。

2006-08-28 23:05:25 | 小国川

 午後10時前から本格的な雨が降ってきたのですが、今は小止みのようです。もっともっと降って欲しいのですが。仙台は止んでも、山形県村山地方や最上地方では雨が振って欲しいものです。ぬか喜びに終わるのでしょうか。

  日本映画専門チャンネルでナギラ ユウヤ主演の「星になった少年」(監督:河毛俊作・2005年)を見ました。常盤貴子の熱演もあり、とてもよかったです。

 ナギラユウヤといえばカンヌ?映画祭で「誰も知らない」で主演男優賞を受賞した青年です。ずいぶん成長した感じで、安心して見ていられました。タイにまで行って苦労・努力して象使いとなった少年の物語で、これは実話だそうです。最後はバイクに乗っていて、道路に飛び出した黒猫を避けようとして道路の右側に出てしまい、向こうからやってきたトラックと正面衝突して死んでしまいました。

  午後10時からは釣りテレビジョンで「鮎2006年」の放送があり、内容は村田満の秋田県米代川での釣りの状況です。録画していますので、詳しくはできれば明日報告します。ダイワのHPの「今日の村田満」に本人の報告が掲載されています。

  昨日のブログのその2を書いているときに、眠くなってしまいあまりまとまった文章にはなりませんでした。間違い等の箇所もありましたので、(どうでもいいことですが)訂正させていただきます。「サンラインのワッペン」は「オーナーのワッペン」です。「10:45から」は「10:50から」です。水温は23度。

 彼からは、オトリ鮎として2匹提供されました(別によかったのですが、ありがたく使わせていただきました)。私のそばで見ていて、オトリがポイントになかなか行ってくれないと、見ていられなかったのでしょうか、私の竿を持って、振り回してオトリをポイントに入れました、2回も。

 それでも、彼が見ているときはまったくかかりませんでした。4匹は彼がいなくなってから、かかったものです。

 0.125号のナイロン糸は強いですね。糸は東レのハイパーです。この糸は前から強いことでは評判だったと思います。下の付け糸は0.2号で、接続方法は8の字結びです。トリプルくらいの8の字結び。それで2日間使っても、瀬で結構いい型のアユがかかっても引抜ができましたし、アユをぶん投げても切れませんでした。

  写真は、昨日と同じ瀬見温泉の小国川です。昨日竿を出したのは、この写真の左側になります。中央から右側には素晴らしい瀬が続いています。そのためか釣り人は5人前後いましたか。その瀬頭には川止めが施されています。昨日3から4人で工事?していました。それがどう釣りに影響するか?気になるところです。

 雨は降り続いています。


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がまかつG杯鮎南東北大会その2

2006-08-27 22:59:37 | 小国川

 写真は瀬見温泉の公園の駐車場から川に下りていくところの階段の車どめ。この下は天然の石を使って階段になっています。そしてこの真向いが、真向かいの左岸よりがよかったとのことです。上流部は写真の左側です。

  大会の予選は通過できなかったけれど、泳がせも何とか自分もできるという自信?も復活したようなので、このまま帰宅するのももったいないと思い、少しでも大きいアユを釣りたいということで、瀬見温泉に行って見ることにしました。

 写真の石階段を下りて、左右を観察。人は下流部の瀬に4人前後。上流部にはいない。一人がかなり上流部にいただけ。その人の前には見た目いい瀬が続いている。誰もいない。チャンスかもしれないと内心喜ぶ。

 右岸がわりと流れもあり、深そうな瀬、左岸はチャラ瀬。最初はメタル0.03号で左岸に竿を出したが、かからず。かかるのは根がかりのみ。根がかりはずしに行ったとき、へ地の木々には十分注意しないとと思っていたのに、天井糸を柳の木に引っかけてしまう。 オトリは回収したが、天井糸m水中糸から下全て失う。

 ここでさっきまで活躍してきたナイロン0.125号を取り出す。 

 左岸ではかからず、右岸の水深があるほうのいい瀬で4匹かけたのみ。

 そしたら、下流で釣っていた人がやってきて、いろいろ話しかける。写真の左岸寄り(上のほう)で大きいアユが一杯かかったとのこと。いかにもやってみたらどうかという態度だったので、いろいろ話し合う。ベストにはサンラインのワッペンが一杯。その人はもう止めたので、新しく釣らせる人を募集するつもりなのか。  

 彼が入れ掛りしたところに行って体験して見ることに。曳舟の中をみせてもらったら、大きいアユがいる。22cmくらいもあるか。掛かると一気に目印が走ったり、水中に引き込まれたりして、もう十分引きを楽しんだとのこと。

  ところが私がやり始めると、いいところに入ってもかからない。見事にかからない。30分以上してようやくかかるも、あんまり大きくはない。大きい、追気のあるアユは彼が全部釣ってしまったのではないかと思ってしまう。結局は4匹かけたものの、満足できる型のアユは釣れなかった。残念ながら・・・。 

 釣れはしないが、確かに型はおおきい。チビアユばかり見てきたものには相手はとてつもなく大きく感じられる。

 結局、10:45から14:15までで、瀬4、トロ4の合計8匹のみ。大会とあわせて9+8=17匹。

  陽射しはあったものの、暑くはなく汗もでず。何かすっかり秋の気配がかじられます。ウエットタイツは涼しく感じ、そろそろドライタイツかスリムウエダーが欲しいような気がします。

 目印にオニヤンマが止まって、体をぐるぐる回すのに2回出会いました。 

 大きいアユを釣りたいのなら、小国川の上流部でしょうか。

 そうそう、大会で隣に駐車した秋田県の人と話をしたのですが、米代川の扇田堰堤の上流部はでかいアユばかりが釣れるとのことです。

コメント (2)
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がまかつG杯鮎南東北大会その1

2006-08-27 22:27:25 | 小国川

 写真は今日27日の小国川上流部、最上町瀬見温泉を流れる小国川です。

 手前が小さい公園と無料の駐車場があるところで、見晴らしが(少し)いいところです。G杯のあと、ここで竿を出してみました。詳しくは後ほど。

  3:25AM自宅出発。すいすい走れたので、5:00AMには会場である小国川一関大橋に到着。朝夕の空気はかなり涼しくなる。テントは天幕をつけたまま、草むらに足を折られる形で放置されたまま。関係者は誰も来ていない様子。何とゆったりなことか。ダイワやシマノでは考えられない。この時点で参加者の車は3台のみ。何とも遅い出足。

 小国川の水位は相変わらず同じ。増えない。△1.42か△1.41のまま。

  参加者は役100人。これをAからDまでの4グループ化。私はNo,26。No,24からBグループ。場所は上流部の砂利採取場付近。車での移動。ひどい道とはいえない道を通るため四駆が欲しいところ。

  ここの小国川は中洲のあるチャラ瀬を挟んで上下に淵があるところ。

 24番と49番がじゃんけんして、おとりの配布(自分で選ぶのですが)は49番から、入川は24番からとなる。だから私は3番目に入川となる。どこも同じような感じで、何処に入るか迷っていたが、オトリ配布場所から中洲に渡ってチャラチャラでも少しは波立ちがあるところに入ろうと思った。

 しかし、後から来る人が下流に向かったので、引きずられるように自分も下流に向かい、右側に少し瀬がみられる、浅い瀬の開きとでも言うのでしょうか、そこから竿を出すことにしました。 

 予選は7:35AMから10:30AMの3時間。とはいっても、10匹早がけ方式なので、5人が10匹かければ、その時点で試合は終了となる。10匹とはオトリこみではなく、あくまでもかけて取り込んだ数。だから手元には12匹残ることになる。数年前はオトリ込み10匹でしたが。

 竿は、がまかつファインスペシャル引き抜き早瀬95。

 水中糸は、ナイロン0.125号。(何と25日に使用したものをそのまま使用しました。) 

 ハリは、ダイワのVo.ZERO 6.0号3本イカリ。

 ここのチャラ瀬には人が一杯入ったので、間隔は竿1本くらいのもの。あんまりアユの姿はみえない。見えないが最早腹を据えてここでやるしかない、集中して、恥ずかしくない泳がせ釣りをしたいと思うばかり。

 どうしても周りの人がみんな素晴らしい腕前の人に見えてしまう。10年以上も出ているのに。特に今年は最低の状態なので、落ち込んでいるので、なおのことそう見えてしまう。精神的に負けないようにしないと、と自分に言い聞かせ、精神を集中させておとりを足元からゆっくり放す。

 泳いでくれた、ほっとした。上流ではなく、縦に対岸に向かって泳いでくれる。まずは一安心。オトリによっては泳いでくれない天邪鬼もいるので。泳ぐ。けれど追うアユはいない。周りの人たちも竿が曲がっていない。

 立ったままだったり、腰を下ろしたり、みんなシーンとして目印に集中している。静かな中にも緊張感が、緊迫感が伝わってくる。

 釣れない。釣れないどころか、対岸近くで根がかりをしてしまう。あちゃあー、何てことを、まだ始まったばかりなのに。ゆっくり入っていって根がかりをはずす。格好悪いことといったらない。15分経過。何とまたまた根がかり。2回目。私だけである、根がかりは。

 30分経過。すぐ下流の人がオトリを交換した。そしたらすぐにかかった。この周辺では第一号ではないか。それを見て、自分もオトリを交換する。

 開始35分、ようやく目の前でアユがかかったのが見えた。やったあー、これでいい、これからが勝負だと自分に言い聞かせ、釣ったばかりのオトリを流れに放す。これがよく泳いでくれる。上手く上に泳ぎ始め、私の上流の人の領域を侵犯してしまうが、仕方がない、極端に侵犯しなければいいだろうと、それでも気を使いながらの上泳がせ。

 そしたらかかった。嬉しい。周りの人より一歩飛び出した感じ。その後もいい感じでポツポツかかる。何時しかもう8匹目。あと2匹。

 そのとき後ろを竿を担いで走る人がいた。10匹早がけ達成か。周りの人はかかっても2から3匹くらいで、動き始めたのだが、どうしてか私のエリアのみかかる。9:20AM、9匹目がかかる。これまでバラシなし。ケラレもないと思う。

 後1匹。しかし、9匹目は一番小さいアユで、これではオトリは無理。オトリを交換して、祈るような気持ちではなく、実際に祈りながら送りだすが、上に泳がず。対岸に向かう。あと一人ならぬあと1匹なのだが。

 9:30AM。クラクションが3回鳴らされた。聞こえてきた。無常のクラクション。終わったーーー。あと1匹だったのに。負けは負け。

 でも悔しかったが、泳がせが自分なりに上手くできたことにある種の満足感もありました。

 今年最後のアユ釣り大会は、かくて2時間で終わってしまいました。


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雨が欲しい。

2006-08-26 22:36:09 | 小国川

 晴天が続くのはいいのですが、そろそろ一雨が欲しいところです。あと10から20cm増水してくれると、各河川は一気に活性化して、おもしろい有終の美の前の終盤に向かうことができるのですが。

 小国川は、25日と同じ水位です。ドチャラです。

 明日は、延期となったがまかつの「東北地区予選 小国川会場」があります。当初は7月30日でしたが、増水のため延期となったものです。

 北東北と南東北に分かれ、北東北は岩手県の和賀川が会場となったはずですが、対象地区は、東北六県となっています。

 正式には、「平成19年度 第31回G杯争奪全日本アユ釣り選手権 東北地区予選 小国川会場」です。

 第30回G杯全国大会は、すでに那珂川で実施され、釣ビジョンでも一時間に編集したものを何回も放送していました。

 優勝は福田真也選手。何と三度目の優勝ということです。試合は止めて、スタッフに入れと言われているとか、でも本人は出れるうちは選手として挑戦するといっていました。これであと3年はシードで全国大会に出られるわけです。大したものです。

 那珂川での決勝戦は、3人での争いとなりましたが、一位と二位は同じ10匹(オトリ2匹込み)でした。重量差(役200グラム)で福田選手の優勝となりました。二位の人は数は釣れたが、チャラで釣ったためか大きさでかなわなかったということになります。でも、悔しいでしょうね、同匹数ですから。

  福田選手の2回目の優勝は、第27回大会で山形県の小国川で行われました。このときは、私も始めてがまかつの全国大会に出ることができて、(後悔の残る)予選で敗退ですが、決勝戦の時の福田選手の釣りを目の前で見ることができました。

 霧雨の中、機能の写真の下流に入り、草の生い茂る右岸のへちを狙いました。前半は有利だったのですが、後半になって下流の瀬に入った若手の選手が次々にかけて、その拍手が聞こえてきたりして、果たして結果は、軍配はどちらに上がるか、興味深深でした。

 結果は1匹差で福田選手の勝ちとなりましたが。本人は負けたかなと思ったとか言っていました。

 これも過去の話でした。


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小国川その4(まとめ)

2006-08-25 22:09:49 | 小国川

・竿:がまかつ・ファインマスター引き抜き急瀬95

・水温:26度

・水中糸:①ドチャラ・ナイロン0.125号 

      ②瀬・東レメタル0.03号

・釣果:12匹

・型:14から18cmくらい

・実釣時間:8:45-9:20(0匹)、9:50-12:30(9匹)、

       13:30-15:00(3匹)

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小国川へその3

2006-08-25 22:02:13 | 小国川

 写真は、長沢堰堤下の様子です。本当に水がありません。

 ここの堰堤はかなり大きくて、魚道があるもののアユ等が遡上できるのかどうか、???です。


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小国川へその2

2006-08-25 21:53:04 | 小国川

 写真は一関大橋(の橋脚)とマイカー。シマノとかダイワの大会の本部はここに設置されます。

 写真の奥は大会のときは参加者の駐車場になりますが、本来ここは挽馬(?ばんば)競争の場所となります。馬に、重石を載せたそりのようなものを挽かせる、障害物を設けて挽かせて、早くゴールインした方が勝ちという競技です。何時実施するのか、夏ではないようです。

  上流に向かう途中、かってトーナメントチームのときの仲間TTさんと会う。彼は大学の教授で、かってシマノの全国大会で5位に入賞したことがある腕のいい釣師です。

 平瀬よりもトロに近い水深のあるところで静かに泳がせていましたが、まだかかってはいないとのこと。ナイロンの0.125号使用。

  彼と別れて更に上流部へ。シマノやダイワの大会のときの上限となるポンプ小屋まで行ってみることにする。橋からどのくらいの距離でしょうか。1キロ以上はあるでしょう。

 先行者は二人。あまり釣れてはいない感じ。二人の上流の瀬に入る。

 9時50分、オトリを放す。5分位して、いい当たりあり。オトリよりも大きいアユが背かかりでかかる。また少しして少し小さいのがかかった。少し下ってもう1匹追加。でもそれまで。

 そこから下りつつ、いい瀬があればそこで竿を出しつつ下る。一箇所でかかっても3匹のみ。2箇所で3匹づつの6匹。貧果。

 下るうち、さっきのTTさんがいるところへ。彼は全く動かず。話を聞くと釣れ始めたとのこと。10余匹。川に入らないほうがいいのかもといっていた。

 更に下って、あくまでも瀬で竿を出し、3匹追加、計9匹。ツ抜けならず。

  12時も過ぎたことだし、昼食休憩。風が出てきた。山からではなく川下からの風。釣りにくくなる。

 昼食後、下流部に車で行ってみるも釣れそうもなかったので、再度上流部へ。ポンプ小屋より上の長沢堰堤下に向かう。

 ここは釣人が一杯。ここでも瀬を狙う。何とか3匹釣れて、ようやくツ抜け達成。そろそろ上がろうかと思っていたところへ、さっきのTTさんがやってきた。

 話しによると、最初のところから上に移動し、瀬ではなく波立ちのないチャラ(トロというべきか)に入ったら、入れ掛りだったとのこと。出しポン・入れポン。なんと35匹もかけたというではないですか。ガ-ンです。

 でも瀬以外でもかかるところが分かりよかったです。情報は一杯あったほうがいい。

  ということで、3時には納棺(こっちの方が私にはぴったりかも)ならぬ納竿しました。

 桃とすももを買って帰宅です。

 雨が欲しい!!!


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小国川へその1

2006-08-25 21:21:17 | 小国川

 休暇をとっての、小国川単独釣行。朝6時20分自宅出発。

 宮城県は快晴、しかしトンネルを越えると曇り空。いつもと逆のパターン。でも北上するに釣れていい天気となる。

 下山名人宅にてオトリ購入。養殖オトリはないという。何故か。暑さのため水温も高く、100匹ばかり死んでしまったとのこと。その代わり天然アユは一杯ある。昨日も写真のようにドチャラの一関大橋下で、50匹かけたとのこと。ナイロンの0.15号。型は16乃至17センチくらいなら大きい。息子さんは何と70匹もかけたとのこと。

 「これ全部やるわ」と、1000円で天然ものを5匹ももらってしまう。商売なのに申し訳ないと思いつつ、ありがたく受け取る。

  早速、一関大橋へ。本当に水が少ない、ないといってもいいくらい。でも小型のアユは一杯いる。名人のまねをして、橋下から泳がす。8時45分。ナイロンの0.125号を使用。

 しかし、オトリはどうしても上には泳いでくれない、下がってばかり。下竿にして粘るもかからず。おかしい。そのうち弱ってくるし、泳がせから引きつりに変更したり、いろいろ試してみるもかからず。追ってくれない。

 周りを見ると、あまり釣れてはいないようだが、ドチャラを川に入らずに、川から1から2メートルも離れて泳がせている人が2匹かけるのを見た。ますます焦ってしまう。釣れない。空しく時間ばかりが経過する。9時20分川から上がる。

  相変わらず厳しい釣が続く。もう釣ることを忘れてしまいそう。

 上流に向かうことにする。


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小国川のダム

2006-08-24 23:20:33 | 小国川

 今日24日、最上川水系流域委員会が開催され、小国川にダムは妥当との意見書を提出する公算が大きいときのうの地元の新聞、河北新報に大きな記事が載っていましたが、果たして結論はどうだったのでしょうか?

 委員会の委員はダムに賛成の委員ばかりといってもいいくらいになっているので、決を採るのであれば県の計画が通ることになったでしょう。何しろ反対派は委員を辞任したりしているのですから。

 一番肝心の小国川漁協の沼沢組合長は委員であったが、事務局主導の「ダムありき」の委員会の議論はおかしいと途中で辞任しています。

  山形県は1991年から多目的ダム建設の調査を開始したものの、自然保護団体や漁協の反対(理由は、治水には河川改修や放水路など別の方法もあるというもの)などがあり、計画が変更され、現在は2.5メートル四方の放水口を付け貯水機能を持たない「穴あきダム」が計画されています。

  新聞では上流域の洪水対策のためですが、いろいろ聞こえてきた話しでは、たった2軒の赤倉温泉の旅館が危ないからだということです。そのために変更後の事業費で130億円を必要としているわけです。単純に考えて移転補償等をしたほうがはるかに安くかつ早い有効な対策だと思うのですが。

  組合としては、アユを守るためなら訴訟も辞さないと強気でいます。なぜなら、ダムができれば、昔から松原鮎として親しまれてきた小国川のアユがだめになってしまうからです。

  新聞によれば、釣客は年間2万人以上ということですが、2003年の地元の山形新聞によると、3万人から3万5千人ということです。とても私の地元の広瀬川では考えられないはるかに遠い数字です。宿泊する釣客は5000人にも上るということです。地元の経済効果はかなりのものになります。

 2006年でいくと、年券で9000円、日釣り券が1800円、オトリが2匹で1000円、そのほか飲物や食べ物代、ガソリン代、宿泊代等を考えていくと何億円になるでしょうか。

  これが小国川にはアユはいない、釣れなくなったということが全国に知れ渡れば、もう誰も見向きもしません。アユ釣師はそういうことでは薄情かつ冷淡、現実的ですから。

 何とかしてダムのない天然訴状の圧倒的に多い小国川、そこに住む松原アユを守っていくことはできないでしょうか。行政はしつこいですから、悪い意味で粘り強いですから、少しの油断、気の緩みも禁物です。 脱ダム宣下をした長野県では田中知事が惨敗しましたが、彼の場合は余りにも周りの人の意見を聞かなくなってしまったことが原因です。

 それでも全体の流れとしては脱ダムに向かっていると思います。経済不況ということもかなり強く作用しているのでしょうが。これが景気がよくなってくるとまたぞろ公共事業ということでダムや道路を作り始めないとは言い切れません。

 無駄を省き、自然環境を守っていくということからも、ダムのない小国川を守っていきたいものです。


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aqua vol.68

2006-08-23 22:38:14 | お知らせ

「aqua」という雑誌というよりは」冊子というべきか、があります。発行は「財団法人河川情報センター仙台センター」です。

 vol.68夏号を見る機会がありました。なかなか面白い記事がありましたので、簡単に紹介します。

  [特集] 川の目線から。-秋田・雄物川のカヌークルージングで見えてきたもの。A4版で4枚の写真が多い記事です。

 雄物川は、今カヌーの絶好のフィールドとなり、週末の川面は愛好家たちで賑わっているという。自力でパドルを操り川を漕ぎ下るカヌークルージング。そこから環境保全活動や地域振興への河川利用の提案などが出てきています。主催は「NPO法人秋田パドラーズ」で、定期的に一般参加者に自然観察会を実施しています

 その中から出てきたカヌー効果;

 ①「人」が変わる。・・・雄物川の自然に感謝しつつも、ゴミが気になりだし、カヌーに乗せてあげる代わりにゴミを拾ってはどうかと募集したら一気に100人以上も集まったとか。クルージングとクリーン作戦で、自然環境を大切にしようという気になってくる。

 ②「川」が変わる。・・・水面利用者が急増したため、誰もが安全に安心して乗り降りができるカヌー発着場としてはもちろん、水辺を活性化しみんなが雄物川を大切に思えるような身近な親水交流拠点として”船着場”が整備された。トイレや水場の整備の他、「川の駅」の構想も出てきているということです。

 ③「まち」が変わる。・・・雄物川がつなぐカヌー・食・文化の体験型観光の振興をテーマに掲げる「雄物川カヌー観光交流推進事業」を国土交通省が「観光交流空間づくりモデル事業」に選定し、ハードソフトの両面から地域づくりを総合的にバックアップしようとしているとのこと。

  素晴らしいことです。雄物川みたいに大きい川だからできることで、広瀬川ではせいぜいがこの前お知らせしたようなゴミ拾いをすることでしょうか。

 こうしてみると、釣り人は一体何ができるのでしょうか。考えてしまいます。単に人よりも多く釣ろうということだけに熱中していると、ますます自然環境からも見放されてしまいかねないのではないでしょうか。

 漁協組合は組合として、釣り人は釣り人として自然保護、環境保全に取り組んでいかないと取り残されてしまうのではないか、と恐れます。釣具メーカーとの連携も必要でしょう。


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今、午後9時35分

2006-08-22 22:10:36 | 思いつくまま

 昨日のまとめ;・使用竿:オリンピック「インテグラAyu90急瀬SP」・水中糸:ホクエツ「極細」(複合メタル)・水温:最上川26.5度、寒河江川23度・時間:9:00~16:00(移動、休憩含む。)3箇所で竿を出す。・釣果:7匹(いずれも寒河江川)。17.5~20センチ

 今、午後9時41分。日本テレビの「最後のナイチンゲール」を見ています。まだまだ話は始まったばかりですが、15日にも書いたように、思い出されるのは、悔しいのは「戦陣訓」です。これさえなければ、慶良間列島の集団自決も防げたでしょうし、ひめゆり部隊の悲劇も、負傷した兵隊の自決もなかったかもしれません。戦陣訓を作ったのはくどいですが東条英機です。東京裁判で絞首刑になりましたが、死ねば責任はなくなるのでしょうか。時の戦争指導者の責任はそんなに軽いのでしょうか。310万人も殺しておいて。そういう非国民、正に日本人を見殺し同然にしたのですから、非国民です。それを勝ち戦の戦死者を祀る、顕彰するための宗教施設である靖国神社に戦地で餓死した兵士とともに合祀する。その気持ちが分かりません。そしてそれ以上に、それをなにごともなかったかのように受け入れる我々日本人、一体そういう日本人は何なのでしょうか。悔しくないのでしょうか?私の父が兄が兄弟姉妹が戦争で殺されたのであれば、絶対に戦争指導者と一緒にされるのは真っ平ごめんです。許しません。許せません。何とおめでたい日本人、日本人は何とおめでたいのでしょうか?どんなひどいことでもすぐに忘れてしまう。健忘症の日本人。だから何時までたっても、被害を受けたアジアの人たちから本当の意味で許されることはないでしょう。自分たち加害者の中での被害者がもう二度と戦争はこりごりだと思っても、その痛みを、苦しみを、憎しみを忘れてしまうようでは、被害者の国の人たちの心情を理解することは不可能でしょうし、そもそも相手の気持ちを思いやることができないのでしょう。加害者側がそんなことで本当の和解なんてできるわけがないのではないでしょうか。その典型が、今をときめくいや、過去にときめいたというべきか、小泉純一郎です。そしてそのしっかりとした?後釜ももう決まったようです。後継者は、輪をかけて強硬路線で行くのではないでしょうか。こういうことを書くと自虐史観云々という言葉が返ってきそうですが、これを自虐史観というのなら、いってくれといいたい。私に言わせればどっちが自虐か、ということです。鬼畜米英といって死ぬまで戦えといっていたのが、敗戦と同時にアメリカに追随し、言いなりになり、大統領と一緒に写真に納まって喜んでいるやからこそが自虐そのものではないですか。気に入られようと金とおべんちゃらを使って、大統領に取り入ろうとする姿こそ自虐でなくて、何が自虐ですか。指導者も情けないが、日本の右翼も情けない。自分たちをアジア人と思っていないのでしょうか。アジアとともに歩むということができないのでしょうか。アングロサクソンになぜ尻尾を振り続けなければならないのか。2年くらい前か、日曜日朝のテレビでの討論で、もとタイの大使だったという人が言ったことが忘れられません。「アングロサクソン人は今まで一度も戦争に負けたことはなかった、だからついていくんだと。」呆れてしまいました。外務省の大使の言葉です。

 今10時21分、ドラマはいよいよ佳境に入ってきました。

 

 


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寒河江川上流部へ

2006-08-21 23:15:35 | 寒河江川

 【この写真は、西川町の西川中学校裏の寒河江川の川上の写真です。】

 「劣り」も、なんだこれは。オトリが「劣った」から「劣り」も、か。オトリを2匹追加購入しつつ、状況を聞いたら、上流部が大きいし数も出ているという。場所は西川中学校の裏がいいとのこと。とりあえず、そこに行ってみることにする。

 国道を走っていると学校が見えてきたので、左折して河原へ。河原に車で行ける。釣り人は5人。うち3人は上がる様子。話しをする。車を見てびっくり、「練馬」ナンバーの車。わざわざ東京から来るのか。しかも小型の乗用車で、3人も。

 話を聞くと、本流ではかからない、左岸の支流でかかったが、続かない。型はいい。今からチェリーランドか慈恩寺橋に行こうとしていたので、我々はチェリーランドはだめだといわれたので、ここまで来たのだと、話す。

 やってくるものと、もどるもの、どちらが吉か凶かはわからない。

 せっかくだからと、昼食を食べる前に少し竿を出してみるかということになり、用意して、上流部の瀬に入る。そしたらぽつぽつとかかった。私は2匹(型はいい)、釣友は4匹、内2匹は大きいハヤ。11時40分から12時30分くらいまでか。

 ここで昼食休憩。食べ終わったとき、地元の人がジョギングをしにやってきたので、話をしたところ、このポイントは7月の20日くらいまでのポイントという。車で来易いし川相もいいので投網をしにくるという。それでは居ないはずである。

 更にここが中学校と思っていたら、何と小学校だとのこと。中学校はもっと奥で、そこは型もいいし釣れるとのこと。

 気を取り直して、中学校に向かう。小学校の名前は睦合小学校。中学校は西川中学校。

  大きな看板があるので中学校はすぐ分かった。車が2台。名古屋ナンバーと松本ナンバーである。さっきは練馬ナンバー。ずいぶん遠いところからやってくるものだと感心してしまう。

 川上から一人昼食のためか上がってきたので、話を聞く。小国川での東北流友会主催のアユのトーナメントスクールに出るためにやってきたという。(かって私もトーナメントスクールには何回か参加したことがあります。長くなるので今回はそれには触れません。) 川上の瀬で6本かけたとか、深さのあるいい瀬があるという。

 二人して、川上に向かって歩き始めた頃から、雷鳴が聞こえ出した。嫌な予感。困ったもんだ。気が散ってしまうではないか。でも雷鳴はかなり遠い感じなので、竿を出し続ける。

 結局上の瀬では私が1匹、釣友が2匹。下って写真のような瀬で竿を出す。車のところまで戻って、そこで粘ったあと納竿する。川下では釣友が1匹、私が4匹釣っておしまい。

 ここは、友釣り専用区で、瀬ありトロあり、チャラ瀬ありで変化に富み、釣れれば楽しい場所になること間違いない。いいところを教えてもらった。

  結局今日も「つ抜け」はならず。7匹の釣果。(貧果でした。)


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