鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

これが最後?アユ雑誌

2006-04-30 08:45:59 | お知らせ

 27日に購入したアユの雑誌の件。  

「1985年創刊 鮎時代を創造するパイオニア専門誌」と銘打つ、 「鮎釣り 2006」(「鮎2006」という雑誌もありました) 別冊つり人 Vol.202  (株)つり人社  定価1600円(税込み)

 なかなか面白い本で、アユつりのことだけでなく、他の情報もあるのがいい。

 内容は; ・疾風怒濤の「入れ掛かり」劇場; と題して、村田満ら3人の釣行の様子

 ・やっぱり悠々自適のマイ鮎ライフ; と題して、竹竿の紹介や高橋祐次の極上入門教室他 

・ご当地名手の入れ掛かりスタイル; と題して、秋川、那珂川、九頭竜川等6河川でのご当地名手の紹介 

・”06燃える競技魂”最・新・釣・技・論; と題して、ソリッドでいえば、島啓吾(シマノ)・伊藤正弘(ダイワ)・福田真也(がまかつ)の紹介、小澤剛のインライン釣法、伊藤稔の小針の徹底解明等12のつり方の解説 

・極上・天然物語;と題して、米代川支流藤琴川、山形県赤川、和歌山県熊野川の紹介

 等々、バラエティに富んだ記事が一杯載っていますが、初めて知ったような記事やとてもためになるような記事もあります。

 ①「鮎釣りかわら版」 日本プロ友釣協会・吉川賞治会長が語る「JPAの現状  と未来」; 

・現在の会員数は、プロは340人、アシスタントプロが183人 

・今は、なるべく釣り人とメーカーと漁協との三角関係をうまく保たせようとしている。 

・去年は、優勝賞金100万円に車をつけて3回大会を開催。しかし、誰にも知られていない、特に関西地域は。 

・協賛金は、シマノ、東レ、オーナー、大橋漁具が出してくれ、シマノは200万、他は60万とか。 

・最初は各メーカーの大会を全部JPAに任せて欲しいというのが出発点。 

・JPA自体が最初に「本を作ってつり人社を潰す」といっていたとか。(JPAとつり人社は敵対関係にあったのですね。) 

・創立時の有名なメンバー、室田正、高松重春等が辞めている。 

・JPAが業界を盛り上げるような努力を何かしなくちゃいけない。そうしないと釣り人が戻ってこない。

  ということで、JFTとJPAが何とか一緒になって新しい組織を作りたいということらしいですが、これまでダーティーな団体として、ずいぶんマイナスのイメージというかいろんなことを言われていたのですね。

 例えば; 

・プロ協会に入れば、ダイワ、シマノ等のテスターになれる 

・会員になるとワッペンを一枚2万円で買わされる 

・末端が金を貢いで、上がいい思いをしている 

・プロ協会では釣った鮎を売って、金を自分の懐に入れている 

・プロだから1日7万とか8万とるのは当然だと思っている 

・会計が不明瞭だ ・ベンツに乗れるぞと踊らされた人もいた・・・etc

 いやいやびっくりしました。でも、当地の漁協関係者でもとてもまともとは言えないような人がいて、自分の川とばかり傍若無人に振る舞っている人たちがいるということは聞いていましたから、さもありなんという気持ちもあります。そういう歴史風土があったということなのでしょうか。

 ②「アユの耳石から分かること」は次回に。

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妻とデートしてきました。

2006-04-29 16:58:07 | お知らせ

 今日もものすごくいい天気、いい気持ち。午前中はアユ釣り道具等を仕舞っている倉庫の整理。シューズがなんと11足もあった。壊れているのもあったので、それらは捨てる。一応何があって何がないかチェック。こんなものがあったのだ、なんて発見して喜んだり、びっくりしたり。  

 お昼近くになって、いい天気だから花見に出かけて、団子でも食べてくる?と妻より言われ、それもいいかと付き合うことにした。シーズン前は何かと点数を稼いでおかないと、本番に支障をきたすし・・・。

  今日は早くから近くの県内トップの進学校の運動会。マイクを通して今やっていることが伝わってくる。その運動会を横目に見ながら、公園まで歩こうとなったわけ。桜はもうすでにかなり散ってはいるが、完全には散っていない。桜吹雪を体に浴びながら、堤防を歩き、橋を渡り、デートするのも悪くはない。

  広瀬川は、雪解け水のせいでやや多目の水量、濁りはあまりない。この水量が続いてくれれば、天然アユの遡上もうまくいくかもしれないな、と思いながら、新緑を浴び生気に満ちている河原の草木に満足して歩く。

 そのうち、「今日の広瀬川」をこのブログで伝えていくのも悪くはないかもと思う。雉もなき、鶯もまだ啼いている。河原では若者同士がキャッチボールをしたり、親子での散歩、中年夫婦の散歩、犬の散歩、いろんな人・家族が活動している。

  運動会をしているこの高校は学校の周りが桜並木が大半。それはそれはきれいである。何しろ遠い昔のこと、私が小学校1年生のときの遠足が、何を隠そうこの学校であった。その頃と大して環境が変わっていない(ように見える)のは大したものである。

 この学校と道路を挟んで向かいには県立美術館がある。この頃はあまり行っていない。近くには博物館もあるし、国際センターもあるし、この辺の環境は市内でも抜群にいいと思っている。何といっても家の前の(といってもいいくらい近い)川で始めの頃だけとはいえ、アユが釣れる。自然環境、文化環境ともに素晴らしいところ。

  25日頃までは仙台市公認?のお花見会場は、まだ何組かの花見客が騒いでいた、花を愛でていた(ことにしよう)。ここに立つと、花びらが当たり一面に舞い降りてくる、体にかかってくる。この雰囲気が私は大好きである。咲いている花よりは、つり(散りのつもりだったのに、つりとなるか)始めた花の方が、好きである。

 昼食、あわよくばビールも飲もうと思っていた店は、立ち待ち客もいて一杯だったので、ここは諦めて、街中に出て行く。ラーメンを食べて帰るつもり。途中、ツバメが軽やかに身を翻し、飛び回っているのを見かける。製作中の巣も見つける。いつの間にかそういう季節になっていたのだ。

  考えてみると、5月(まだなってはいないが)が一番暖かく感じられるようにも思う。6月から7月、特に7月の中旬頃までは意外と仙台は涼しい、時に寒いくらいなのだ。ヤマセのせいである。 これからの季節は一日一日を大切にして生活しようと思ったりして。

 ラーメンは一風堂のとんこつラーメンとする。濃厚なスープ味を妻が、淡白なスープを私が注文して食べるが、量が少ない感じ、あっという間になくなってしまったし、物足りなかったので、麺だけ一玉ずつ追加してもらって(100円)、今度は交換して私が濃い目のスープ味のラーメンを食べる。これで満足。帰途に着く。

  帰宅して、サッカーJ2リーグのTVを見る。ベガルタ仙台は今絶好調!!J2で2位である。今日の対戦相手は水戸。先に1点を取られたが、すぐに逆転し、終わってみれば4-1と圧倒的な勝利!!満足。楽天イーグルスはどうしようもないけど、どうしようもないだけに可愛くもある。プロバスケット89sはどうなることやら。優勝決定戦には残れたので、優勝の可能性(だけ)は残っている。

 今日はいい天気に誘われて、いつもとは違う内容のブログとなってしまいました。本当の日記みたいになりました。

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稚アユ放流について

2006-04-28 22:49:36 | お知らせ

 昨日の地元の新聞「河北新報」の記事です。

 《「きれいな川で大きくなって」福島・矢祭の久慈川 小学生が稚アユ放流》  

 「東北で最も早くアユ釣りが解禁される福島県矢祭町の久慈川で二十六日、地元の小学生八十人がアユの稚魚を放流した。」云々の記事とともに、「はだしで流れに入り、アユを放流する子どもたち」と説明する写真つき。  

 この日放流したアユは12cmで、45,000匹、今年全体の放流量は20万匹とのこと。6月4日の解禁日には、20cmくらいに成長しているだろうとのこと。

 矢祭町といえば、町長の反骨精神が全国的に知れ渡った町で有名です。住基ネットに参加しないといち早く態度を鮮明にした人だったと思いますが、町政の舵取りもいろいろとユニークな施策を実施しているようで、私は個人的にも注目しています。これからも単独でも自主独立路線を邁進して欲しいなと思っています。

  でも、今日の本題は矢祭町の町長のことではありません。

 「全国各地で園児や児童によるアユやホタルの放流が行われている。そういったニュースを聞きながら時々思うのだが、子どもたちが魚やホタルを『放流』する意味は一体何なのだろうか?

 『環境保全の意識を育てるために』といったことが根底にはあるように思えるのだが、はたして放流をすることで環境保全の意識が芽生えるのだろうか?

 『放流しなければ、魚やホタルがいないほど身の回りの環境が悪くなって来た』という厳しい現実を教えているのであればいくらかは理解できる。しかし、そのような話を私はきいたことがなく、単なるイベントにしか見えないことがある。

 このような事例を見るにつけ、私たちの自然との付き合い方が薄っぺらなものになったことをいやおうなく感じさせられる。身近から生き物がいなくなったから放流するというのは、あまりにも安直で、放流はまるで壊れた機械の部品交換のようですらある。・・・中略・・・

 園児や児童によるアユやホタルの放流は言うまでもなく善意の下に行われている。それだけに批判めいたことは口にしにくいのだが、子どもたちへと引き継ぐべきものを間違っているのではないかという不安をぬぐうことができない。

 子どもたちには最後の命を振り絞って産卵する親アユの姿や群れをなして懸命に川を上る稚アユの姿を見せてあげたいそういった生き物の姿を当たり前に見ることのできる環境を次の世代へきちんと引き継いでいきたいものである。」

 以上の引用は、これまで何回か紹介してきた「ここまでわかったアユの本」3章 アユの放流再考 6放流の意味を考える のなから引用したものです。

  単純な私はなるほどなあと納得してしまいます。 産卵といえば鮭の産卵はよく知られているし、よく放送もされていますが、アユはあまり放送はされていません。

 アユの場合は、産卵よりは春先の遡上アユ、堰堤を必死に乗り越えようとするアユの姿が新聞等では報道されています。

 産卵の様子は、どうすれば子どもたちに見せられるか、そのためには産卵床をきちんと整備しておかなければならないし、河川環境の整備という課題に行き着くのでしょうか。とりあえずはTVで毎年晩秋に、晩秋の風物詩(といっていいものかどうか)として放送してくれることを祈りましょう。こんな他人事ではよくないですね。  


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「がまかつ」ついでにその4

2006-04-27 23:05:33 | 思いつくまま

 今日、釣り人社から「鮎釣り2006」が発売され、購入したのですが、職場に忘れてきてしまいました。まだらボケが入っています。  

 それで、標記のようにがまかつのブロック大会の続き「その4」を書こうかと思いますが、私本人としては、今でも悔しい思いをしているので、面白いのではないかと思ってはいるのですが、果たしてこの読者はどう思うのだろうかと思うと筆が進みませんが、まあこれは個人の日記であり、読む読まない、面白い面白くないは関係ないともいえますので、そう思うことにして続きを書きます。

  前に書いたかもしれませんが、この竿はがまかつの大会ですので、当然がまかつ製品です。その名は「FINE SPECIAL」引抜早瀬95です。今年になってこのパートⅡが出ました。・・・がま鮎ファインスペシャルⅡ・・・です。

  鮎雑誌の広告で、がまかつさんは言っています。「絶賛された前作『ファインスペシャル』が目を見張る進化を遂げました。・・・。クラスを超越した軽さと感度、操作性を実現しました。・・・。本来のポテンシャルを余すところなく発揮します。」と。

 何を言っているか””””””・・・・・・!!!!!!。「絶賛された前作」だと。確かに最初は軽くて操作もしやすく、とてもいい感じではあったが、肝心の大会で、たった二回の竿のあおりで、二番目(#2)が折れてしまったではないか!!!!

 たまたま私の購入した竿が、はずれだったということか?????2年以上経っても悔しさは癒されることがないのに・・・・。

 

  眠くなってきました。またまた中途半端なままで、その4を終わらせていただきます。すみません。

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届きました。

2006-04-26 21:25:25 | お知らせ

 今日夕方ようやく注文していた竿等が届きました。

 竿は、新生オリムピックの「INTEGRA 鮎90 急瀬SP」です。240g。金色が眩しいです。急瀬だけあって、芯竿は径2.2ミリのチューブラー穂先と、ソリッド穂先が2本(径1.0と1.3ミリ)、#2もソリッド用のがついています。
 
 保証書等の中に、部品価格表が入っていました。これは珍しい、始めてです。いいことだと思いました。部品コード別に希望小売価格が記入されています。このやり方は、他のメーカーも是非とも見習うべきではないでしょうか?修理や交換にいくらかかるかはっきりして、安心して依頼できるというものです。

 他にダイワの「鮎匠1900A」と「速攻鮎キャリー」も届きました。速攻鮎キャリーはタモに取り付けるという点がよく考えたといえるでしょうか。これなら、近距離ならいちいち引舟に鮎を入れなくても運搬できそうです。

 解禁までは、あと2ヶ月以上もある・・・・・・・・。

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出ました!7冊目!

2006-04-24 16:34:57 | お知らせ
今日またアユの雑誌を入手しました。「最強のアユ仕掛け2006」(桃園書房発行・定価1600円(税込み))です。 ①「適材適所の竿選び」と題して、  村田満・伊藤正弘・鹿子嶋誠・伊藤稔、4人の解説 ②「知っていたいアユの特性」 ③「アユ友釣り[テクニック&ギア]」 ④「2006アユ名人18人最強の[タックル&仕掛け]」 ⑤「ビギナーのための厳選9河川」 という内容です。  ①は参考になると思います。ダイワのPRではありますが、それぞれの名手がそれぞれの竿にこだわって解説しています。  これで7冊目ですが、何といっても「村田満」はすごい!!全部ではないが5冊に顔を出している。 これからアユ釣りが解禁されると、707CH(フィッシングTV)でもアユ釣りが放送されますが、このTVでも出る人は圧倒的に村田満である。  因みに、今年発売された雑誌で村田満がどのように出てくるか、調べてみました。「最強のアユ仕掛け2006」では: 村田満・「なぜ引き釣りと泳がせ釣りは同じ竿では不可能なのか!?」「鮎006」では: 村田満の新友釣り革命 竿の時代「アユ釣りマガジン2006」では: ドトウの闘将村田満のチカラ 釣って感じて笑ったの記 誌上DVDチェック!ムラタシリーズ第3弾「うまくなるには数を釣れ」「最先端のアユ友釣り秘伝”06」では: 村田満VS大西満 二人の巨匠が語る友釣りの{明日はどっちだ!?」「鮎マスターズ19」では: 村田満×主藤秀雄「Vこぶしが演出する”最強引き釣り泳がせ”」の世界  という具合で、7誌のうち5誌に出ています。大したものです。あの独特の関西弁でまくし立てられたら、一度聞けば忘れられない人となります。うちの家族も私のTVの影響で村田満のことは嫌でも記憶に残ってしまったようです。  記録より記憶に残る男になりたい!!は新庄でした。いい言葉です!!!

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昨日の読売新聞

2006-04-22 22:26:13 | お知らせ
 昨日の読売新聞の記事に「江戸前の若アユ」の記事が載っていました。

「昨年秋に生まれ、東京湾で育った『江戸前』アユの稚魚が多摩川で元気に遡上する姿を見せている。東京都大田区都水道局調布取水所堰付近では、体調6~7センチに育ったアユが、流れに向かって力いっぱいに次々と跳びはねる。多摩川でアユの遡上調査を行っている安田陽一・日大教授(42)によると、遡上は今月下旬から5月中旬にかけてピークを迎え、およそ100万匹以上の稚アユが多摩川を上る。」

 以上は、WEB読売の記事全文です。

 このところ東京湾で稚魚時代を過ごしたアユが、東京の川に大量に遡上してきているという記事が毎年出ているような気がします。それだけ川が、海が綺麗になってきているという証拠でしょうが、少し羨ましい気がします。

 東京都を流れる川の全てに漁業権があるのかどうか分かりませんが、各河川では放流をしているのでしょうか?寡黙にして分かりませんが、多分放流はしていないと思います。
 それでも、天然アユが遡上する。ということは、天然アユが遡上して、秋になって産卵して、稚魚が降海して、翌年の春に遡上しているということになります。
 年々天然遡上アユが増えていくことを陰ながら?心から祈っています。

 翻って、地元の広瀬川は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、と言いたいところですが、今日は止めておきます。

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アユ釣り用品について

2006-04-21 21:30:38 | 提案・要望
 ここ数年のことですが、岡野釣具店から毎年2月から3月に届くダイレクトメールをみて色々注文しています。このDMは毎年楽しみにしていますが、不思議なのは新製品であるにもかかわらず、注文した商品がなかなか届かないことです。

 今まで一度で注文した商品が届いたことがありません。これは一体どういうことでしょうか??その年の新製品です。それなのになかなか手元に届かない。

 竿なら高価だから注文製品というか、注文を受けてから製作するということも仕方がないかと思いますが、小物までもしかして注文を受けてから作るのかと思ってしまいます。それともカタログだけが先行しすぎなのでしょうか?

 例えば、D社の「速攻鮎キャリー」や「鮎匠1900A]が入荷していません。3月12日注文なのに。

 メーカーと販売店の関係か?アユに限らず釣具商品の流通がどうなっているのか、メーカー・卸・小売の関係、特約店の存在、安売りに対するメーカーの姿勢、態度はどうなのか、知ってどうなるとかいうものではないですが、何か変?何かおかしい?のではと思ってしまいます。

 
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『鮎2006』から

2006-04-20 23:40:13 | お知らせ

この本にもいいところがありましたので、抜粋してご紹介します。 組合長のひとり言「無菌証明と人工産」と題して、気田川漁協の中道組合長の発言です。

・・・毎年、養魚場や河川で冷水病が大発症しているのに、未だに確かな予防の手立てが見つからない。・・・。アユだけに限らず、組合は漁業権を取得すると義務放流が課せられる。・・・、遡上の多い小河川でも義務放流が課せられる。海水で育って無菌で遡上してくる稚アユの川に、保菌しているアユや質のよくないアユを放流するのは、わざわざ病原菌を撒き散らしているのに等しい。そして、この放流アユがフレッシュな遡上アユの成育を阻害する。・・・。

 ・・・アユを取り巻く環境は悪くなる一方なのだ。・・・。アユの解禁後に冷水病が発症する河川が多いのは、釣り人が冷水病を広げている場合もある、ということを考える必要がある。・・・。他の河川のオトリや水は持ち込まない。タイツ、ウエダーは完全に乾かしてから使うか、消毒して使う。06年はこれが、釣り人の重要なマナーとして加わるだろう。・・・・。無菌証明書はなんの意味もなかった。 ・・・人間が起こした環境の変化で減少したアユを、補おうとして創りだした人工産アユがますます天然アユを追い込んでいる。・・・。釣り人は釣果ばかりを追い、漁協は釣り人の誘致を第一に考える。しかし、これでいいのだろうか?  

鋭い指摘と思いますが、皆さんはどう考えますか。


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直っていました。

2006-04-20 06:37:26 | お知らせ
昨夜記事を投稿しようとしたが、ログインできず、結局だめでした。
今朝どうかと開いてみたら、OKとなっていました。
どういうことなのでしょうか?
とりあえずよかったです。

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またやってしまった・・・

2006-04-18 22:08:15 | お知らせ
折角半分以上入力したのに、間違って消してしまいました。がっかりです。

今日手にした、「鮎2006」(発売:コスミック出版・定価1680円)という鮎釣りの雑誌のことを書いたのですが・・・。

結論からいうと、この雑誌は敢えて買うまでもないと思います。あまり参考になるところはありません。

今日は以上でおしまいです。
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アユ釣り用品が多くなってきました。

2006-04-16 22:57:46 | お知らせ
 今日この頃は、時間があれば、本屋さんと釣具店に入るようにしています。

 本屋さんは、アユの雑誌が発売されていないか、確認するため。まあ、必ずしも本屋に通わなければ分からないということはないのです。というのも、私は個人的に家計簿をつけているからです。4年連記の手作りの日記で、B5版の大学ノートを使い、1Pを4列、4行に分けています。つまり、1Pには、結果として4年4日分の使途が分かるようになっているわけで、去年どの雑誌がいつころ発売されたかがわかるようになっているということです。自分でもあきれる事ではあるのですが、書くことが、記録することが好きなんですね。
このブログの他に昔から日記を手書きでつけていますし。

 釣具店は、全国的にはどうなのかは分からないのですが、「上州屋」さんはこの頃元気がないのではないですか?他市町村のことは分からないのですが、仙台市においては、活気がなくなってきたし、値引きも少なくなってきたように感じるのですが。店舗数も減少傾向にあるような気がします。個人的にも、かっては上州屋にはずいぶん通ってお世話になったのですが、このところは専ら「フィッシャーマン」に通っています。
 こっちの方が活気がありますし、何といっても魚は新鮮さが命、意気がよくなければ魚屋ではない=釣具店ではないという気がします。それで、この頃はずーとフィッシャーマンに通っています。

 今日も行ってきました。渓流釣りとアユ釣りとが半々位の品揃えですか、アユの方が多いかもしれない。特価品もあり、どんな製品が特価品となっているか、それが楽しみでもあるのですが、一部のハリやハナカンが特価品として、下のほうに置かれていました。その中からカツイチのV5・7号のハリとLサイズのハナカンを買ってきました。作成が去年以前ということで安かったのでしょう。私としてはそれで十分なのです。安ければ安いほど、それを使って人より多く釣ってやろうと思ってしまいます。
 その他に、シマノのタモケース、肩から吊るすタイプのタモケースも買ってしまいました。タモは丈夫であればいいという考えなので、ダイワやシマノのタモは持っていません。全てシミズ製品です。これで十分、何の過不足もありません。


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「ここまでわかったアユの本」②

2006-04-15 17:39:39 | お知らせ
 3月10日、16日に一部掲載しただけでした。すっかりご無沙汰していましたが、その3回目になります。内容紹介は2回目です。

 第2章は8つの項目からなります。
 1 川の濁りがひどくなった
 2 伏流する水が少なくなった
 3 遡上が邪魔されている
 4 上がれない魚道
 5 海にたどり着けない仔アユたち
 6 魚に配慮することの難しさ
 7 ダム湖でたくましく生きるアユ
 8 ダムのある川          以上です。

 この項目だけを見れば、友釣りファンなら何を言いたいか、自ずと分かるのではないかと思います。常日頃から、入川するたびに感じていたことではないかと思います。

 1 川の濁りがひどくなった
  ・・・川の透明度が悪くなってきたということで、それは山林の荒廃等森林の状態が悪くなっていること、興味があるのは「田んぼの圃場整備が終わったところでは大量の濁水が川に流れ込むようになっているというのです。川は山の他に田んぼとも通じている!!

 2 伏流する水が少なくなった
  ・・・伏流水は、透明度が高いだけではなく、一年を通じて水温の変化も小さく、いわば「エアコン」のような働きをしている。魚にとっては「川の中の療養所」である。しかし、河床の砂利が砂や泥で目詰まりを起こして、水の通りが悪くなっているためである。

 3 遡上が邪魔されている
  ・・・魚道があっても、水勢が強すぎて堰を越えることができるアユが少ない。取水口を少し改良すれば、本来の機能をいくらかははっきできるのに。建設後も川と相談しながら、細かな手直しを繰り返し、その川にジャストフィットさせる作業が必要である。「川というものは、何か手を加えれば必ずどこかが変化する」

 4 上れない魚道
  ・・・わが国の魚道は「無用の長物」といって差し支えないようなものが非常に多い。「でべそ型魚道」は水中ではきわめてわかりにくいもので、戦後まもなくGHQから改善を指摘されていたというから驚く。その理由は、魚道を設計施工する土木技術者に魚の知識が不足していること、魚道は造ることだけが目的化されてしまって、魚を上らせるという本来の目的が忘れられているため。

 5 海にたどり着けないたち
  ・・・仔アユはお腹に卵黄という栄養源を抱えて孵化するが、卵黄はせいぜい四日程度しかもたない。この間にプランクトンの豊富な海へと下らなければ餌のない川の中で餓死してしまう。親の降下というのは子どもが海に到達する時間を短縮する役割がある。しかし、人間の都合で(水利用のための貯水池等)、海からあまりに離れたところで親アユが産卵してしまう現象がある。仔アユは、面白いことに、昼間は能動的に川の底の方に沈んで流れないようにしているという。だからますます時間がかかって、海にたどり着けなくなる。

 6 魚に配慮することの難しさ
  ・・・多自然型川づくりが行われているが、水深が浅いと清張が悪くなるという。生物に配慮するというのは本当に難しく、その効果について十分な検証が必要である。悪意がないだけに十分な検証がなければ反省は生まれにくく、いつまで経っても本物はできない。

 7 ダム湖でたくましく生きるアユ
  ・・・ダム湖では大石がごろごろしているような川でもアユは産卵する。山間部のダム湖では、水温が低く日照時間が短いために産卵は早く始まる。ダム湖のアユは成長とともに浅場に接岸するのではなく、琵琶湖のように沖合いで生活している。

 8 ダムのある川
  ・・・2004年の好調な河川を見ると、天然遡上が多かった川であるが、ほとんどの川にはダムがある。ダムはアユ資源にとってマイナス要因と考えられてきたが、本当にそうか?必ずしもそうではないのではないか。これまで簡便な放流にばかり頼ってきて、天然遡上アユを大切にしてこなかった付けが回ってきたのではないか。ダムというはっきりとした「悪者」がいるために、すべてをそのせいにし、自分たちにできること、しなければならないことがいつの間にか見えなくなってしまってはいないだろうか。(痛いところをついています。)

 以上、長くなりましたが、第2章でした。



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「がまかつ」ついでに その3

2006-04-14 23:02:16 | 思いつくまま
 一昨年前の「がまかつ」G杯アユ釣り東日本大会(宇都宮市内の鬼怒川)での出来事の3回目です。

 20分くらいも過ぎたのに、さっぱり釣れない、当りさえない。そしたら何としたことか、根がかりしてしまいました。
 まあ、アユ釣りをしていれば根がかりは日常茶飯事です。根がかりするということは、それだけアユが低層を泳いでいるということですから、つり方としては間違ってはいないともいえますが、深いところでの根がかりは、大会では致命傷になりかねません。
 例によって、竿を少しあおってみます。あおってみて、外れなければ、立ち込んでいけるのであれば、根がかりの場所まで近付いて足や手を使って、何とかはずそうと努力するのですが・・・。
 しかし、2回くらいあおっただけで、パキッという音が・・・。何ということでしょうか、たった2回の竿のあおりで、芯竿から2番目の竿が、竿の上部の方が折れてしまうではありませんか!!!
 2回くらいあおってみて、はずれなければ、少しでも立ち込んで場所や角度を変えて、またあおってみるつもりだったのに、それさえもできないまま、竿が折れてしまった・・・・。あおってもはずれなければ、諦めて竿を折らないように注意して、糸を持って一か八か、引っ張ってみるより他に方法がありません。オトリは大事ですが、竿の方がもっと大切です。アユよりも竿をとります。

 こうなれば、せめてオトリだけでも何とか確保できないものかと、立ち込んでみたのですが、流芯まではいけないし、芯竿が見えません。どんなに目を凝らしても見えませんでした。
 何度も根がかりしたあたりにアタックしてみるのですが、後1~2歩分が進めません。流れに負けそう、流されそうになってしまいます。ここが泳げない男の辛いとこ!!腰以上に深くなると本能的に怖くなり、慎重になってしまいます。泳げるのであれば、少々の不安もなんのその、流されても構わないとなるのでしょうが、残念ながらそういうことはできません!!!

 結局、竿を折ってしまっただけではなく、オトリも失ってしまったということで、ダブルショック!!二重の衝撃!!意気消沈・・・。
 天を仰ぐ、太陽はますます暑くなり、青い空に、少しの白い雲、眩しく輝く水面、せせらぎが自分を嘲笑っているかのよう・・・。

 でも、オトリはあと1匹ある、予備竿の使用は可能だ、ここで諦めるわけにはいかない、最後の最後まで集中して、集中しないと、このままで終わりにはできない!!!意地がある!負けたくない!

 以下次号に。



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竿立て ④

2006-04-12 23:05:42 | お知らせ

 くどいようですが、竿立ての最後です。竿立ては、ケースに入れたまま立てておくものと釣行で使用した竿を乾燥させるためのものがあります。

 今回は、乾燥用の竿立てです。基本は①から②と同じですが、紙製の芯ロールは、厚さのある立派なものでなくてもいいです。サランラップの芯でOKです。トイレットペーパーの芯でもいいです。

 アユ竿は高価ですので、一回使ったら次回は休ませましょう、十分乾燥させたいものです。
 アユ竿は9メートルでも9.5メートルでも、8本つなぎが大半です、一本、一本を別々に、独立させて乾燥させれば、乾燥も早いだろうし、少しでも長持ちするのではないかと勝手に思っています。

 ここまでくるのにどれだけしんどい思いをしたことか・・・
 写真がなければ楽なんですが、それではあまり意味がなくなるし・・・・。

 なんともはや変なブログになってしまいました。読んでいただきましてありがとうございます。謝謝

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