きのうからですが、3月30日から4月4日までは 「春分末候」 です。 「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」 雷が鳴り始めるということだそうです。その年初めて鳴る雷を「発雷」、春の雷を「春雷」といいます。 季節の風物詩としては、雪柳、桜貝、蓮華草があげられています。
(6:10am)
一日強い風が吹き荒れました。 こういう風のように好き勝手に吹き荒れることができれば、ストレスも解消されるのでしょうね。こんなことを書くとnewoneは余程ストレスが溜っているのだなと思われそうです。 そんなことはない!といいたいですが、ストレスはかなりありますね。誰でもあるでしょうが、いかにストレスと共存・共生できるかがカギです。 陽射しがあった割には、気温はあまり上がらなかったようです。
(3:20pm)
『人は幸福よりも不幸を糧にして生きていく。幸福はいつ欠けるかもしれぬという不安を孕んでいるが、不幸には立ち直るという特権がある。祈りを重ねながら、ひとつの愛とひとつの幸福を追う遍路は、すべてを失った被災者の癒しになるかもしれない。』(P325)
『当初、祈りとは神仏に捧げるものとおもっていたが、生死にかかわらず他人のために捧げ、ついには自分に捧げていることに気付いた。 自身に祈りを捧げるということは、他力依存から自力本願への切り替えである。自己に祈ることによって、この空前絶後の震災に対処している。祈りとは、まさにそのようなものではないか。人は祈ることによって自らを救済し、他人にも支援の手を差し伸べる。祈りは人間の一種の万能薬である。』(P329)
上の引用は、森村誠一著 「祈りの証明」からのものです。 確かに大震災、地震、津波、原発に(オーム真理教を思わせる)新興宗教を絡めて殺人が発生し、いろんな人が複雑に絡み合いながら問題の解決に向かっていくのですが、個人的な感想を言わせてもらうならば、あまりにいろんなことを盛り込みすぎたために、総体的に切込みが深くなく、説明文が多くなり、そこが不満でした。 祈りに関しては、お遍路として取り上げているのはいい着眼だと思います。
著者には失礼なことかもしれませんが、読んでいて感じたこと、祈りが大きな題材として取り上げられているのでなおのことそう思ったのですが、やはりここは 天童荒太に出てきてほしいと。 あの大震災から3年が経過しました。 そろそろ天童荒太に震災を題材にした小説を是非とも書いて欲しいと強くかつ切に思いました。 『悼む人』を書き上げ、今回の震災の巡礼ということを先取りしたかのようではありますが、やはりここは彼の、天童荒太の出番です。全国の天童ファンが願い待っているのではないでしょうか。
この前買ってきました、広瀬名取川漁業協同組合発行の「竿釣遊漁証」です。 年券で、4000円。 去年までは同組合の組合員として組合員証を4500円で購入していましたが、このたび組合員を辞めましたので、一般釣り人用の年券を購入した次第です。 500円安くなりました。
いい番号ですね。
(釣りマップ) ①
② (遊漁規則、心得)
黄色のマーカーの部分が鮎釣りに関係する部分です。 ①のマップではなんじゃこれは?と思ってしまったことがあります。広瀬川と名取川にも一応形ばかりではありますが””友釣り区””が設定されています。 いままでは解禁日の7月1日から8月の15日までの期間であったのが、7月1日から8月1日となっていることです。 印刷は8月15日なのですが、その15が消されて 1 が手書きされています。 これはまさに時代に逆行するものでしかありません。
さらに””投網禁止区””も前から設定されていたのですが、それも8月15日が8月1日となっているのです(手書きでの訂正ですが)。 今までは広瀬川でいえば、牛越橋から広瀬橋までの全域が投網禁止区となっていました。 まさに竿釣り師にとっては逆行以外の何ものでもありません。 でも広瀬川のマップ上では 『7月1日から8月15日まで投網禁止』となっています(印刷されたまま)。
ことしは投網の人が縦横無尽に我が物顔で、広瀬名取川を集団を組んで歩き回るのでしょうか。 投網天国! 今年の広瀬川は投網天国となってしまいそうです。こんなことを認める県も県です。それとも県の承認は関係ないのでしょうか。 これでは数少なくなっている投網師、ほとんどは組合員と聞いています、の好き勝手で遊漁規則等がどこまでも改悪されていくことでしょう。(伊藤さんの辞任と関係あるのでしょうか)
②で鮎釣りに関係する部分を書き出してみます。 五項目です。
四④ アユ放流区域との境を定め、その上流部を渓流区とし竿釣り以外の漁法を禁止する。
四⑦ 六月二十一日から六月三十日まで、アユ育成のため④に定めた地点の下流域を全面禁漁とする。
五① アユ漁における通称流し鈎、置き鈎等の多数の鈎を有する漁具の禁止。五本以内の定め。(素足で遊べる河造りを目指す。)
六① アユ漁において、感染防止の為他河川よりの持込みを禁止する。
六⑦ ・・・。産卵における保護が必要であり、アユにおいて本年度は九月十六日より、区域を定めた禁漁措置を行うものとする。
五①が新しい項目でしょうか。 ハリは五本以内と決められました。 ということは仙台の昔からの鮎釣り”ガラガケ”においても五本以内とすることなのでしょう。 私が子どもの頃は蝶バリで四本セットが一般的でした。 その蝶バリを一本とみなすのか、二本とみなすのか、ちょっと気になるところです。 蝶バリと言えばアユ釣りのハリを二本、背中合わせにしてきつく結わえたハリです。 そのうち聞いてみましょう。 仙台伝統のガラガケも厳密な意味での五本というのであれば、釣りの仕掛けも変わってくることになります。 蝶バリなら二本半しか使えません。