鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今年一年ありがとうございました

2017-12-31 14:16:48 | 思いつくまま

 

                  (午前10時過ぎ)

 今大晦日の午後2時17分。例によってラジオを聞いています。今年もあと10時間もありません。まあこのままいけば冬らしいそれなりのお正月となりそうです。 

 きのうお年取り?をし、正月を迎える準備も終わりました。

          (神棚) 

  (仏壇)

       (玄関先) 

              (門扉)  

 

 お陰さまでいろいろ言われながらも何とか毎日更新し続けることができました。古希を迎えあとどれくらい健康寿命が残っているか、片手くらいしか残ってはいないようですが、健康な内はこのブログも毎日発信続けていきたいと思っています。

                 

 少なくとも鮎釣りに関しては、古希を迎えたからかますますやる気が出てきまして、来年もシマノとダイワの鮎釣り大会には進んで出させていただきます。目標は両大会とも1回戦は勝ち抜いて、2回戦(=決勝戦)に何とかして出ていきたいと思っています。

 

 古希の意地を、粘りを、テクニックを見せてやりたい! まあこれは夏の楽しみですね。 通年の楽しみとしては、やはり元気であれば映画やテレビに出続けたいと思っています。もちろん”トラ”、”エキストラ”ですが。 

                

 今年は映画に2回しか出られませんでしたが、うち1本は生涯忘れられない映画出演となりそうです。詳しいことは映画が封切られてから書きたいと思いますが、まさか悔いうことになるとは!?これも出てみないと、”挑戦”してみないとわからないことです。

 

 そしていろんなボランティアの仕事もまじめに流行っているつもりですが、それに加えてもう残り少ない人生ですので、積極的に、果敢に、悔いの少ないように挑戦していけないかなとも思っています。

  

 何か「年末を振り返って」というよりも「新年を迎えるにあたって」の言葉のようで変な感じがします。

 午前中も広瀬川の分流にはサギがいました。私を迎えようとしていたのでは、と勝手に思っています。 

               

 

 (左上に小さくサギの姿が写っています。東のビル群がきれいに映っています。)

     

 <一音一音が命であり、音楽の源が呼吸であるということに自ら気付いてくれたんですね。≫

 

 ≪ああ、ベートーベンもこんな風に弾いてほしかったんだろうなあって、時空を超えて作曲家に出会い、その魂をっ未来に受け継ぐことができる。これは音楽でしか体験できない奇跡です。≫

                    

 ≪意外に思われるかもしれませんが、指揮の基本は脱力です。手を上げて、ふっと力を抜き、ぱーんと手を落とす。みなさんもやってみてください。これ不思議ですが、なかなかできないですよ。現実の重力との折り合いをつけ、音楽に新しい浮力を与えていくのが指揮という仕事です。≫

  

 ≪楽員とお客さまと響きのイメージを共有できている時は、おのずとカッコ良くなっているものです。≫

 ≪音楽の前では誰もが未熟で対等です。舞台の袖ではいつも「無心」を自らに言い聞かせます。そして、最高の遊びを見つけた子どものような気持ちで指揮台に向かいます。≫

  

 (これ白鳥ではないですか!?きれいですやろ。(今ラジオでは関西弁でやっていますので、ついつい)クワックワッという鳴き声が天上から聞こえてきたので、望遠レンズのまま目標物を捉えるのに成功しました。本当は4羽いました。

 ≪・・・≫でくくった言葉は、指揮者の秋山和慶さんの言葉です。 朝日新聞の「語るー人生の贈りもの」から抜粋です。14回にわたっての連載ですが、いやあまったく心にしみるようなことを静かに穏やかにいうのに魅せられました。

 実は部屋の戸には第九特別演奏会の大きなポスターが貼られているのですが、最後のポスターは何と秋山和慶マエストロだったのです。2015年の特別演奏会なので、私が”引退”した年のものです。ただそのポスターには楽団員と合唱団が一堂に会した大きな写真(2014年の時の写真)がありますので、最後の記念にそのポスターを持っているわけです。

 

 最後に、あらためてこの拙いブログに付き合ってくださいましたみなさまにこころから感謝申し上げます。本当にありがとうございました。  よいお年をお迎えください。

 

 


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シマノからカタログが、

2017-12-30 15:02:41 | 思いつくまま

        

                (午前9時30分頃)

 朝方は冷え込みましたが、その後順調に気温は推移し、平年よりも低いもののそれなりの大晦日前日の天気となっています。

                           

 

                          

 午前中はお墓参りをして線香と冬の花を手向けてきましたし、午後は松飾を飾りました。あとは最低限のお正月の料理をつくれば終了です。今年はどうのように総括すればいいものか、何もまとまりませんので省略します。 来年はどんな年になるのでしょうか。

 

               

 

 そうそうきのうですが、シマノから鮎のカタログが送られてきました。去年も早かったはずだとブログ検索したところ 去年は26日に送られてきました。何にしても年内に来年のカタログが送られてくるというのは嬉しいものです。

 

 今年は大鮎の記事や大鮎釣りの竿が大きくクローズアップされていますね。

 

 P2(左側)の「鮎と歩むシマノの情熱」と題して、大鮎釣り用の竿のPRをしています。

 『近年、鮎釣りでは強烈な手ごたえを味わえる大鮎釣りが注目を集めています。シマノではそんなニーズに応えるべく、2017年スペシャルトリプルフォースを発売しました。このパワーロッドは大きな反響を得て、各地で釣り人の夢に貢献することができました。2018年シマノではさらなる釣り人の夢に向かって、トップモデルのパワーロッド・リミテッドプロTFを発売します。このパワーロッドは3本の穂先を装備し、さらに多くのシチュエーションで大鮎釣りを楽しむことが可能です。・・・・。この夏もシマノは新たな時代を切り拓く情熱を胸に鮎師の期待に応えます。』

  この竿です。

 左下に写真と説明文が載っています。 3本の穂先とは;

 一番長いトップは、H3 エキサイトトップ標準チューブラー 9.00m

 真ん中は、H3.2 エキサイトトップパワータイプチューブラー 8.90m

 一番短いのが、H3.2 パワータイプRSソリッド 8.89m  です。

 肝心の定価は395,000円と高価です。とても私如きの手が届く値段ではございません。自重は245gと軽いですね。羨ましい。 でも拙者は、シマノのスペシャル豪腕”尺鮎”90-95、自重305g で頑張ろうと思っています。まだまだ使いこなせていませんので。

 この竿も急瀬で鮎が掛かると手もとから全体が大きく曲がってくれます。胴調子です。今となってはその昔最上川で(今はバスの天国となってしまいましたが)川の中央で掛けまくりました。いやあ嬉しかったですねえ。

 その時周りには釣り人はたくさんいたのですが、地元の鮎釣り師で力がありそうな人から、””きょうの竿頭””と言われた時にはいい気持ちでした。それから河原で会った時は話しをするようになったのですが。”竿頭”、いい言葉ですね。それ以来気に入っています。

  (説明文です)

                 

 そしてこの記事は去年も載っていました。でもとっても大事なことですね。

 

 でもよくみたら去年と違っていたところがありました。「後片付け編FILE4」です。今年は8項目となっていますが、去年は7項目でした。増えたところはこういうものです。『指輪などのアクセサリーに注意すべし!』

 これはどういうことなのでしょうか?女性アングラーが増えてきたからということでしょうか、若い人で指輪をしている人が多くなっているのか。  でも改めて読むと実にその通りですね。注意してかからないと折角の高価な鮎竿を痛めてしまいかねません。

 

 【車の中で・移動編 FILE1】  ①ロッドケースの中はロッドだけ。硬いものを入れるべからず! ②ロッドケースに上積み厳禁! ③竿の長手方向を進行方向にして水兵に置くべからず

                           

 【川や河原で・準備編 FILE2】  ①移動時に竿を裸のままで持つべからず! ②河原に置くべからず!石の上はもちろん、木や草もNG! ③移動時は必ず口栓を付けるべし! ④崖を降りるべからず!やむを得ぬ際はロッドケースに入れるべし!

 

 【川や河原で・実釣編 FILE3】  ①担ぐ際は後方確認し、木や岩に当てるべからず! ②とにかく物に当てるべからず! ③根掛かりで過度にあおるべからず! ④風に逆らうべからず! ⑤引き抜きでタモを強く握り込むべからず!

               

 【川や河原で・後片付け編 FILE4】  ①仕舞う時は、玉口付近を持って締め、竿の真ん中を持ってひねるべからず ②指輪などのアクセサリーに注意すべし! ③穂先の取り扱いは金属部を軽くつまむべし! ④車に立てかけるべからず! ⑤砂を噛んだ状態で伸縮させるべからず! ⑥川の水で洗うべからず ⑦合せはしっかり出すべし! ⑧濡れた状態で勢いよく伸ばすべからず!

 

 いちいちもっともなことですが、心して鮎釣りに熱中したいものです。

                                 

 

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嬉しいことが、

2017-12-29 16:40:32 | 思いつくまま

 きょうはおとといきのうと比べるとかなり過ごしやすくなりました。雪も解けてきたし、風もないし。

  

   (堤防を上る前に東のビル群を撮ったもの。9時40分頃)

 ということで午後ちょっと街へ出かけてきました。今年最後の繁華街へのお出かけとなりますか。ヤマダ電機でこの前買ったスマホのケースというのですか、スマホを大切に扱いたいのでできればブックケースみたいなケースが欲しかったのですが、auのコーナーにはいいのがありませんでした。 

                 

 i-phpneばかりたくさんありますね。こんなにあるとは全く想像外で、圧倒されました。それで結局は一番安いポーチを買ってきました。880円が560円になっていたので、・・・・。傷さえつきにくくなればそれでいいのです、今のところは。

 

 

 その後は地下のジュンク堂書店へ。本屋へ行くのも今年最後かな。少なくとも街中の本屋は最後ですね。 本屋へは何度でも行きたいのですが、行けば心身ともに疲れるのですね。たくさんの本が買ってくれと言って来るし、自分でも買いたいし、でもお金に限度があるし、この頃は積んどくばかりでなかなか読んでいないし、・・・・。

 

 本といえば、なんでもかんでも欲しくなるという性分には困ったものです。まあそれでも夢はたくさんの書籍に囲まれて仕事をすると言えばカッコいいですが、要は本に囲まれていればいいわけで、居眠りしてもいいのです。音楽を聴くなんて最高でしょうね。本に囲まれて好きな音楽を聴いて美味いお酒を少し頂きつつページをめくる、そういう雰囲気のままならお亡くなりになってもいいのかも・・・。

           

 現実はいつも嫁さんに本を何とかしてくれと嫌味を言われているのですが。どこにでも本を散らかしているのは事実だから抗弁はできません。

 

         

            (広瀬川にもストーンヘンジが出現しました。)

 そうそう「フォトチャンネル」が今5つあり、その中で「西国三十三所霊場の御軸」をアップしていましたが、写真が縦だったり横だったりしていたし、また順番が滅茶苦茶だったりしていましたが、少し整理しました。一つのお寺をいちまいの写真にしました。

 でも完全にはうまくいきませんでした。順番は一番(那智山 青岸渡寺)から三十三番(谷汲山 華厳時)まできれいに並べようとしたのですがうまくいきませんでした。すみません、でも前よりは見やすくなったのではないかと思っています。

 これは西国三十三所霊場御軸の東北開帳ということで、2012年・平成24年3月6日から8日までグランディ21で開催されたものです。ブログでも紹介していますのでご覧いただければありがたいです。写真は3月8日のものです。

 

 (東の空よりも西の空の方が明るく感じました。)

 ところで見たのです、居たのです、広瀬川の分流に、この鳥が。

 

           

 これって、カワセミですよね。

 

 我らが鮎釣り仲間のサークル名が他ならぬ「青葉カワセミ会」です。とっても神聖な鳥なのです。 いやあ嬉しかったですねえ~。

                

 

 

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眩しい、瀬田匡志名人in球磨川その2

2017-12-28 13:55:30 | お知らせ

 

           (午前9時30分頃   その後陽が出てきました。)

 いややはりきのうは寒かったですね、最高気温は0.1度ということで、もう少しで真冬日になるところでした。最低気温は△(マイナス)3.1度でした。

                

 

 きょうはきのうと比べると気温は大して上がっているわけではないのですが、眩しいだけ、お天道様の眩しさを感じられるだけ心も明るくなるし、気持ちも体も明るくなるようです。お日様の力は偉大ですねえ。

 

       

 (風もなく穏やかだったので、東のビル群もきれいに川面に映っていました。)

 でも最高気温は2度か3度で最低気温も△2度くらいのようです。今ラジオでは貴乃花親方は理事解任、2段階降格?とか言っていました。確かにずーとだんまり作戦を貫いたのは拙かったかもしれませんが、逆に相撲協会の体制側にしてやられてしまったということか。それに比べると白鵬の処分は軽すぎるように感じましたが・・・・。

 

 そうそう東北楽天ゴールでイーグルスの契約更改が全て終了したようです。1億円以上のプレイヤーも11人?に上ったとかで、それでも他球団と比べるとまだ少ないなと思いますが、それはそれとしても今井選手の現状維持の2億円という金額は何か納得いきませんね。

 

                            

 はっきり言って活躍はさっぱりだったのに、年棒が高すぎます。現状維持ではなく減額にしてもいい、その分他の若手の増額に回してもいいのにと思ってしまいました。そして来年からコボスタというネーミングが変わることになったようです。

 

 正式には「楽天製麺ならぬ生命パーク宮城」とか。楽天生命という会社の名前をもっと知って欲しいということの表れなのでしょうが、略称の愛称はどうなるのでしょうか。KスタとかKOBOスタはいいやすかったですが。

        

 いよいよ今年も28日、あしたから年末休みという人が多いでしょうが、きょうあたりから休みという人も多いことでしょう。一年間のお仕事ご苦労様でした。良い年末年始をお過ごしください。

 

 

 (きのうの続きです。) 鮎2017  瀬田匡志 × 球磨川  2017年10月 

 (お断り)文章(発言)と写真とは必ずしも一致しません。

 

 大分ハリスを長くしている。群れ系だと思うので。

    

 35センチくらいのがおったのに。あの先に行ったね。瀬肩に入るのは4時頃かな。

 

 メガトルク、曲りがきれい。バラシや身切れのトラブルが少ない。おとり操作もしやすいし。竿をしっかり曲げて、魚の走りを止めて芯から極力早めにヘチの方にかわすように。

      (いい表情ですね) 

 楽しい!楽しいじゃないですか!この瀬肩。 全部メス、きれいなバンバンなお腹。

  

 オトリを入れるとやっぱりあの群れは逃げる。竿の影を見てすぐ逃げる。

 

 ああ、抜けたあ~ くそ~。今のはいい当たりだった。逆針が折れている。くそっ負けた、勝負に負けた!

 

 最盛期にこんな鮎ばかり掛かったら、腱鞘炎になりますわ、きっと!

              

 オトリ付けたまま、ジグザグにオトリを入れ、広く出入りしながら探っている。

 

 オオー、疲れた。ア~ア疲れた。明日どうなるか、明日じゃ。

 

 オトリのサイズが大きいので、3つくらい選んで、一応メスの方がいいが、卵を持っていると泳ぎが悪くなる。オスの方が泳ぎがいいこともあるので、1匹は馬力のあるオスを!

 

 (樫の木の瀬で)岩盤ですごい水量、2段おもりで、3号と2号打って、ギリギリ止まる感じ。ちょっと背バリが邪魔しているかも。

    

 6メートルの水中糸全部つかるもんね。グレ釣りみたい。メッチャドキドキ!こういうところで来るのは中ハリス3号とかブッチ切るのですわ。

 

 (8つの有名な瀬がある)川と人々とのつながりが深かった。

 

 (槍倒しの瀬へ)10号のおもりつけている。オッ来た!おいおいおい、マジか!?

  

                       

 

 当たりがメッチャ強烈。カッコええ流れ。絶対人間の力では造れない。このロケーションで鮎が釣れるというのが素晴らしい。

 

 江の川で練習してからきたが、絞っているところで28,29のオトリで尺鮎掛かると、江の川では獲れても、球磨川では獲れない。底流れがメッチャ早い! 土地土地のフィールドの違いがあるのを痛感した。

 

 ああ面白い!ドカーンときたで!

  

 

        (最後は鮎の姿を見て。あと半年の辛抱!)

  

            

 

  ヤッパリアユツリハセデノオオアユツリニカギリマス!

  やっぱり鮎釣りは”瀬での大鮎釣り”限ります! 

  今年の釣りビジョンを見て痛切に感じたことです。

 

 

 瀬田名人、来年も大活躍されんことを祈っています!みちのくから

 

 

 


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寒い、瀬田匡志名人in球磨川その1

2017-12-27 14:50:19 | お知らせ

     

                (午前8時頃)

 寒い、明確に寒いです。テレビでやっていましたが、朝方名古屋でもかなり雪が降っていました。天気予報どおり、仙台の気温は最高気温1度、最低気温は△(マイナス)3度くらいのようです。

                 

 

 空気がまさに冷蔵庫状態、いや冷蔵庫の方が暖かいでしょうか。肌を刺すような冷気でした。人間は寒くて外に出たくはなりませんが(何て言っておきながら私はいつもより早く完全防寒で河原へ行ったのですが、少し勇んで)、自然界はすごいですね、こんな天気でも河原にはサギやカモが水に入っています。

                 

 

      

 サギも2種類いてシロサギはニンゲンに慣れてきたというのか、間合いをとるのが上手くなっていますが、アオサギはいつまでも野生が残っていてニンゲンの姿を見ただけで飛び去っていきます。カモも頭の後の方が寝癖みたいに横に突っ張っているカモはニンゲンに敏感ですね。

 

       

 朝8時頃に傘を差して、完全防寒スタイルで河原へ行きました。犬の散歩もなかったなあ。

 

        

 

   (本流)

 

 もう年末も年末ですが、また厳しい寒さが続いていますが、10月上旬の球磨川での大鮎釣りです。少しでも気持ちが暖かくなりますように。

 

 瀬田名人に大いに語って、また叫んでもらいましょう。それでは;

           

  大鮎の聖地、魚影も濃い、日本の中で30センチを超える鮎が泳いでいて一番釣れる川、すごい水量があって、その中で30センチ超えの鮎が掛かってくる。1匹でかい鮎を釣るのがシーズン終盤の最高のステータスではないか。球磨川で獲ってこそ真の大鮎ではないか。

 (ナレーション)その流れに生きる鮎もまた太く強い。尺鮎、それは鮎師の夢、その出会いの一瞬を全身で迎える。

 (最初は背バリだけ、その後2.5号のおもりも着用する。)

 

 これは、きょうは来るよ!梨の木の瀬、通称二股の瀬で、引き寄せて獲る、32,33センチの大鮎を何とか1匹でも2匹でも獲りたい!

 

 (本当は広島県の太田川で撮影の予定だったが、大雨のため急きょ球磨川に変更となったとのこと。太田川って広島市内も流れていますよね。そのむかし20から30センチくらいの魚が一杯泳いでいたのを見た記憶があります。)

 逆針もハリもでかいし、うろこも荒く固いし、竿も堅いのでパンチ力を上げるためにかなり逆針を深く打つ。パンチ力がないと、ハリ先が立たない。逆針を切る瞬間の音がわかる。コンとハリ先にふれてから、引っ張っていって、張っていて逆針をぷちっと切る瞬間。

        

 中ハリスに遊びがあるので、その遊びで勢いがついてドーンとのってくるというその時がたまらない。鳥肌が立つ。

 

 (複合メタルの0.3号から0.4号、中ハリスもハリスもフロロカーボンの3号です。3号のフロロは持っていません。) 

 でかい奴ほど辺りは結構小さい。意外と竿を叩くのは掛かり所が悪かったり、そんなに大きくはない。本当にでかいのはコツッと当って、オトリを背負って上へ上へと行く。

      

 全然サビが出ていない、メスが1匹。述べ竿で楽しむ魚とのやり取りという“ミッション”クリア。

 

 (球磨川での鮎釣りは危険を伴い、技術の習得も必要だし、ウエットスーツの着用も欠かせないということです。)

 慌てずしっかり竿を曲げて、岸の方に竿を絞って、芯を交わすようにもっていくと、意外と近い距離で止められる。

   

       (この喜びの瞬間) 

 この中洲がなかったら、このすばらしいフィールドは造られなかった。

  

 ちょい運び袋、友バックを改良して使用。意外と役に立つ。

 (これです、鮎友バック) 

 (大きな曳舟はもちろんヘチに活けておきますが、どうしても釣りながら下ったりしますし、掛かったら掛かったらで取り込むのに移動しますし、取り込み場所と引き船の間の移動に便利というわけです。)

 竿は、「競技メガトルク 急瀬H9メートル」、渇水の時はどっちからやっても竿抜けはなくなるので、9メートルの竿でやった方が操作しやすいし、的確にオトリをコントロールでき、根がかりも少なくなる。「急瀬エキストラハード」もあるが今回は「急瀬H」

   

 意外と水温は低い、天気良くてよかった。ジャケットは着る、浮力効果もあるし。

  (いい川底の石)

 糸鳴りしよる。止まれ!  もうええぞ!よかった!バレんで。  でかくはないけどよう走ったなこの魚。ヤレヤレ。今のやられたと思った、瞬間に持って行かれた。

 

 いやあ楽しい!運動会だ。いやあ疲れた!ちょっと休憩だ。

 

 一番大きいのは32.4か、5くらい。体高があって肉厚、幅もすごい。握った時の重量感とプロポーションが見事。頭からいきなし背中が張って、体高ある魚が瀬の中で強烈に引っ張っていく。そのドキドキ感、スリルとやり取りしているときの重量?感(緊張感)がしびれる。

 

 今シーズンの締めくくりを33くらいの大鮎で締めくくりたい。絞っているときの糸鳴り、それがたまらない。

 

 

       ( 以下続く )


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瀬田匡志名人 in 球磨川 プロローグ

2017-12-26 16:01:40 | お知らせ

 

 そうそうきのうの夕方の札幌の球場での大谷二刀流の記者会見の様子見ましたか。

  

 英語で自己紹介等をしたのには驚きましたが、その決心の強さみたいなものを感じました。われらが”みちのくのホープ”です。72年前の敵地アメリカでバッタバッタと三振の山を築き、大砲でホームランを量産して欲しいですね。

     

 いやあきのうは日中も夜も風が強かった。きのうの仙台での最高瞬間風速は26メートルを超えたようです。市内でも屋根がめくれたりしたところがあったようで、困ったものです。

                 

 きょうはまあ風はないものの空気はとっても冷たいですね。まさに冷気が蔓延している感じ。日中はみぞれ模様の雨が降ったりもしました。

 

 もう今年も残すところあと1週間を切りました。まだ年賀状は書いていません。我妻は親戚分かな、30枚くらいは書いてきのう投かんしました。そもそもきのうの午前中に年賀状の文面等を印刷した次第ですから。一応3種類の年賀状を作ってみました。

            

 週や月に1回、2回会う人や仲間に対しては出さないことにさせていただきました。終活の一環として、数年で1回もあっていない人たちを中心に書いて出そうかなと思っています。大半は年が明けてから書くことになりそうですが。ご了承ください。

 

 きょうは分流にも本流にも鳥たちの姿は見えませんでした。天高くトンビが鳴きながら舞っていましたが。 

     

 

 ということで今年最後の鮎釣りのご紹介となります。私の大好きな鮎釣り名人、ダイワのテスター”瀬田匡志”さんが、10月に熊本県は球磨川へ行って竿を出してきました。

      

 そん時の模様というかかれが何を叫んで?喋って釣りをしていたか、実況中継ではありませんがなるべく生の声に近いようにご紹介できればいいのですが、文才がないものでどこまで達成できるか保障はできません。

 

 きょうは「瀬田匡志 × 球磨川」のプロローグとなります。 今年の釣りビジョンは撮影日程が自然条件とうまくいったのか、大鮎釣りに関してはいい写真が撮れたようです。思いつくだけでも、鬼才松田稔御一行様の「四万十川」、またダイワのテスターの有岡只祐名人の「四万十川」、そして今回の瀬田名人の「球磨川」と3回もじっくり楽しむことができました。

         

 こうやってみるとやはり鮎釣りは”大鮎釣り”に限ります。瀬田名人の前に我らが?若手のホープ髙橋祐次名人の宮崎県の五ヶ瀬川の終盤の鮎釣りの放送がありましたが、はっきり言って影がとっても薄かったです。一応見ることは見たのですが、迫力に欠けます。いくら五ヶ瀬川で大きいと言っても、四万十川や球磨川の大鮎にはとても叶いません。

 

 

 この放水訓練には瀬田さん自身もびっくりしていましたね。地元の消防団の河原での放水訓練でしょう。そういえば私がガキの頃にもたまに広瀬川でこういう訓練をしたことがありました。思い出しました。 

 いまは消防団員のなり手が少なくて困っているようです。先の大震災でも地元の消防団の責任感の強い人たちが水門を閉めに海に向かったりして、たくさんの方々が命を落としました。それを教訓として消防団の地震の時のやり方を見直しているようですが、こういう犠牲はすこしでもへることを願います。

 球磨川はやはり急流だということで船下りというかボートでの川下りが盛んなようです。2日間の撮影ですが何組かのボートでの川下りに出くわしています。

 

           

 

                     

 

      

 そして川下りのあとはこういうお楽しみも待っているようです。

 

 大岩の上からターザンです。

           

 

              優勝おめでとうございます!!

  

 


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暖かいけど、風が強くて!

2017-12-25 15:54:23 | 思いつくまま

 今日の最低気温は7度くらいなのでしょうか。それだけならとっても暖かい一日となるのですが、その後の気温が上がらなかったし、それ以上に風がかなり強くて閉口するくらいでした。今どき風がこんなに強いのは珍しいのではないでしょうか。

 

           (午前9時10分頃)

 これは9時30分頃の 東の空① と 西の空② です。

 ① 

              ② 

 

 きょうは電通社員だった高橋まつりさんが過労心労で自殺した日から2度目の命日にあたります。お母さんの無念さは今になっても消えることはないようで、そうでしょうね、どうしたって納得いかないでしょう。納得してたまるか!というのが親としての気持ちでしょう。

 

 自分の子どもに置き換えてみれば分かります。自殺とか自死というべきではなく、結局会社に殺されたのと同じようなものでしょう。その割には会社の責任は納得できないくらい軽いものです。

                    

 今朝の新聞記事で初めて知りました、「高尾みころも霊堂」というものがあることを。1947年にできたもので、高さ65メートル、11階建てと書いてありましたが、そうだとするとものすごく大きいですね。産業殉職者として慰霊されている人が、1947年以降257,898人もいるそうです。

 

 毎年3000から5000人の人が合祀され、御霊簿に記帳されるとか。運営は、独立行政法人「労働者安全機構」で、民間企業に勤め、労災認定された人の霊を慰める施設です。

              

 「・・・経営者や従業員すべての人の意識を変えて、社会全体で働く人の命と健康を守って欲しい」(まつりさんの母親幸美さん)

 

 

 今朝のニュースで言っていましたが、またしても我が国の外遊好きシンゾウはバルト海3国等を歴訪するとか。第2次シンゾウ内閣になってからもう何となんとナント”70国”を歴訪していると言っていました。自分では地球儀俯瞰外交とか言っているようですが、少しは外務大臣に行かせたらどうですか。

 

 外相は行きたくても行かせてもらえないということはないのでしょうが、我が国の外務大臣が積極的に海外を歴訪しているということは聞かれません。それもこれも”外務大臣専用機”がないからなのでしょうか。外務大臣が僻むのも無理はないように感じます。

          

 これではまるでシンゾウ首相が外務大臣を兼務しているかのようです。行政府の長だけではなく立法府の長も自認しているので、あながち間違ってはいないかも・・・・なんて思ってしまうことが情けない。

 

 また訪問した国では大盤振る舞いをしてくるのでしょうか。大盤振る舞いすれば相手国の首脳は嫌な顔はしないでしょから、本人もいいことをしたと自画自賛ということになるのでしょう。 でも首相が行っても行かなくてもいいような国には外相で十分でしょうし、何よりもシンゾウ首相には”国難”である北朝鮮にこそ足を運んでもらいたいものです。

          

 小泉でさえ2回も訪朝しているのです。この点はよくやったと思っています。拉致問題で頭角を現してきたくせに、やることはドナルドの言いなりでの経済制裁ばかり。ここは国難突破のために命をかけてでも北朝鮮に押しかけるくらいの気概がないものでしょうか。

 

 何も北朝鮮ばかりではなく、韓国や中国とも頻繁に行き来して欲しいと思うのですが、実際には問題課題解決のために行かなければならない国には足を運ばず、宗主国と共に叫ぶだけ。これだって下手をすれば一触即発、(局地的な)戦闘行為にならないとも限らない国際状況に置かれているわけで、クリスマスだなんて浮かれている場合ではないのです。

          

 な~んてことも今年も残りあと1週間となった現在思ったりもしているところです。 早いですね、あと1週間で西暦2017年・平成29年もお仕舞となります。

 

 Seid umschlungen Millionen!  「抱きあえ、幾百万の人々よ!」「抱き合おう、万人よ!」「抱かせてください、諸人よ!」いろんな訳がありますが、この実現は無理と諦めなければならないのか。

            


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クリスマスイブですが、

2017-12-24 15:51:17 | 思いつくまま

 

              (午前11時過ぎ)

 寒くはないのですが、午後からは曇ってきてすっかり薄暗い感じ。雨か雪がいつ降り出してもおかしくない天気です。

                 

 

 きょうはクリスマスイブですが、何か奥さんからプレゼントされましたか。もう今更プレゼントはなくてもいいかなと思っていましたが、きょう午後から我妻がケーキを買いに出かけたついでに買ってきてくれました、プレゼント、パジャマです。いままで着たことのないような型のパジャマですね。ありがたくいただきました。

                

 クリスマスといえばサンタクロースですが、きのうは光のページェントの一環として夕方からサンタクロースの行進があったようです。直接は見ていませんでしたが、第九を聴いた県民会館からの帰りにたくさんのサンタクロースとすれ違いました。

 

 高校生のブラスバンドもサンタの格好でしたし、どこかは分かりませんが障害者の施設の入所者もサンタクロースの格好をして賑やかに東に向かって歩いて行きました。 昔は私も子どもたちの前でサンタの格好をしてプレゼントを配ったりもしたものでした。

       

 

 そうそう「第九」といえば、きのうの冊子にもう来年のことが記載されていました。 2018年度「第九」特別演奏会開催決定!として、『仙台フィルと第九を歌いませんか?』と呼びかけています。来年の第九特別演奏会は2018年12月22日(土)23日(日)と二日間演奏されるようです。しかも場所が県民会館(東京エレクトロンホール宮城)ではなく、イズミティ21(仙台銀行ホール)大ホールとなっています。

 

 どういうことなのでしょうかね。指揮者は前にも指揮している飯守泰次郎さんです。振り返って見ると2回実施というのはあの大震災のあった年(2011年)もそうでした。場所は大きなホールでは使えるところがなくて、青年文化センター(日立システムズホール仙台)のコンサートホールということになりました。

                         

 いまでも思い出しますね。青年文化センターのコンサートホールは750席くらいしか収容できずに、結果として2回公演となったのですが、来年は1500人入れるイズミティ21での2回開催です。何か変わったこと?をするのでしょうか。来年の募集要項ができる4月が待ち遠しいです。

  (以上3点は堤防沿いの花)

 月日の経つのは早いとは常套句ですが、それにしても早い。仙台フィルと第九を歌う合唱団に入ったのは2010年が最初で、それから2014年までの5回参加させていただきました。全くの素人で、60過ぎの手習いで恐いもの知らずで応募してみたのですが、本当にみんなについていくのに苦労したことがとっても懐かしく思い出されます。

 (以下は我が家の花) 

 でも、合唱指導の先生が面白くかつ厳しく、必死に食らいついていけばベートーベンの第九を歌えるようになります。今の私にとっては「第九」を何とか歌えることは一生の財産になっているといってもいいと思っています。

 

 やってみようかなと少しでも思ったならば来年の4月、是非とも合唱団に応募してみてください。結果として合唱団に参加できなくても、7月下旬のオーディションまでに一通り歌えるようになっていますので、それだけでもいいのじゃないでしょうか。 その後は第九のコンサートに限らず、ラジオやテレビで第九を聴いても、第4楽章については楽譜とともに聴いたり、時には一緒に歌ったりして見てはどうでしょうか。 団費は月3500円(今年)です。

                       

 そうそうボイストレーニングも30分やりますし、そのトレーニングの方法はやめてからも活かせますよ。腹式呼吸は役立ちます。

 

 wishes you peace,happiness,joy and love

 

 


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仙フィル 特別講演、第九

2017-12-23 21:32:25 | 思いつくまま

 きょうは朝から暖かい一日でした。 ありがたいです。

 

 きのうは冬至で、冬至かぼちゃとゆずのお風呂、きょうも残りの冬至かぼちゃを食べました。もっとあずきを多くして甘くしてほしかったのですが、我妻は塩分控えめはいいのですが、甘みも控え目気味でこれはちょっと不満ですね、甘党としては。

                      

 そしてきのうで今年の学校はお仕舞いで、きょうより冬休みとなっています。だからといって河原で子どもたちがたくさん元気に遊ぶということがないのはちょっとさみしいです。子どもたちに聞いたら冬休みでも宿題はあるようです。可哀そう。

 

 子どもといえば、2017年の出生数またまた減少しましたね。2017年の出生数は941,000人で、去年より36,000人の減少、2年連続の100万人割れとなっています。死亡者は1,344,000人で、こちらは去年より36,000人多くなっています。

                       

 人口の自然減は403,000人で過去最大とのこと。子どもの減少は、20~30歳代の女性の減少が原因と言っています。絶対数としてはそうでしょうが、社会的にはもっともっと産みにくい現象があるでしょうに。

 

 われわれの団塊世代(1947~1949年生まれ)が2025年には全員75歳以上となりますが、そうなると2040年の死亡数は170万人となり、自然減少は90万人になるとのこと。そういうことがはっきりしているのに、いつまでも経済成長第一主義でいっていいのでしょうか。成長し続けるなんてことがあり得るのでしょうか。

            

 きょうは天皇誕生日です。天皇陛下は84歳になられました。2019年の4月一杯で象徴天皇という地位を譲位します。5月以降の元号はいつ決まるのか、どういう元号となるのか。とりあえずは現役のまま譲位することになったものの、皇位継承問題は解決していません。シンゾウのもとでははっきりしないのではないでしょうか。平和主義者の天皇皇后両陛下、戦地や被災地へ頻繁に足を運ぶ行為はシンゾウにとっては目障りなことこの上もないことでしょうから。譲位してもまだまだ健在で長生きしてほしいですね。

 

 前置きが長くなりました。行ってきました、仙台フィルハーモニー管弦楽団 特別演奏会 第九です。午後3時から開演となっていたので、歩いて行きましたが、2時30分頃県民会館(東京エレクトロンホール宮城)の手前に達したとき、聞こえてきたのです、合唱団の発生練習の声が。

 わたしも第九の合唱団に入っていたときも、本番前に4階の会議室に全員集まって最後の発声練習をしていました。”喉も眠るから”とはよく言われたものです。 そうそう皆さんは「合唱用の飴」があることをご存知ですか。取り立てて高いことはないですが、どこにでもあるというわけでもありません。

 会場に入ってもホールに入る前のエントランスの人だかりというかごちゃごちゃしている雰囲気が好きですね。いよいよ始まるのだなと思うと、自分が主人公ではないのですが、何かしら緊張みたいな気分になるのです。

 席はA席ですが、1階の後ろも後ろの方だったのですが、ちょうど真ん中付近でこれはいい席だったなと喜びました。また通路から2番目の席でしたし、結局通路側の人はこなかったのです。だからゆっくりできました。県民会館の椅子は狭いので助かりました。

 3時5分から演奏開始。最初の5分間ははじめて聞いた曲でした。ベートーベンのバレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲です。何かとっても不思議な曲に聞こえました。ベートーベンが30歳になったばかりの時の作曲とか。最初の出だしは第九みたいな、第九の編曲かなとさえ感じたのです。

 第九交響曲は3時15分から始まりました。その前に合唱団の入場やソリスト4人の入場もあり、12月3日の時とは異なって最初からの合唱団の入場です。毎回そうですが。12月3日の時は第3楽章だったかな、合唱団の入場は。それとコントラバスの配置ですが、3日は下手の方に位置したのですが、今日はいつものように上手に位置しています。見慣れた位置です。すんなりと落ち着いて見られます、聴かれます。

 尾高忠明さんの指揮ですが、指揮棒は持たずに、両手で時に大きく時に小さく指揮します。それだけではなく特に第4楽章ですが、両手のほかに上半身も大きく使って、曲げたり揺さぶったりして指揮します。こういう大きな動きの指揮者の指揮で歌うのも面白いだろうなと感じました。

 きわめて独断と偏見に満ちているのかもしれませんが、きょうの第九の演奏はソリストよりも合唱団の歌唱力に圧倒されたというか、とくにソプラノはよくやりました、大したものです。3日の時の学生たちのソプラノを一杯誉めましたが、それに負けず劣らず今日のソプラノ陣の頑張りも素晴らしいものでした。

 フーガの部分の終盤、718小節からの高音のWelt!--→---→ーーー→ーーー→ー--。 

 そうそうその前の340小節のGott、指揮者の両腕が伸びに伸びました。

 Gott  Gott  Gott  Gott  Gott  Gott  Gott ↗ ↗ ↗

 そして演奏終了です。拍手が毎度のことと言ってしまえばそうなのですが、今年はことのほかなりやまなかったと言っていいのではないでしょうか。合唱指導の佐藤淳一先生がステージに出てきたときの大きな拍手、嬉しかったですねえ~、自分のことのように喜びました。

 

 


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トットちゃんも終わって、

2017-12-22 16:47:40 | 思いつくまま

   

    (午前9時10分過ぎ。雲の形が綿あめみたいでした。)

   

 朝は冷えましたが、その後はまあまあの天気でしょうか。今月に入って宮城県はほとんど雨が降りません。降っても2,3ミリ程度です。

                 

 

                

 まあ冬はもともと降水は少ないのですが、雨も雪もほとんど降っていませんからね。一日だけ雪が降ったし、雨も降っただけですか。ダムの貯水量さえ十分確保されていればまあいいのですが。

 

       

 

 トットちゃん、終わってしまいましたね。今週は最終週ということで回顧場面が多かったのですが、それでも面白い昼のドラマでした。 やっぱり黒柳徹子、只者ではありません。我々の常識を超えています。死とは無縁のような感じさえするから不思議な存在です。

 子ども時代の日常生活がとくに面白かったな。トモエ学園のことをもっと掘り下げてくれたらよかったのですが。それと青森県へ疎開したときの物語ももう少し長く展開して欲しかったかな。 次回からは越路吹雪の物語のようで、これも面白そうです。

    

  この子役、可愛いですね。

  

 

                                

 

            

 

 「交響曲『第九』の秘密」(マンフレッド・クラメス)の続きです。 12月6日と10日の続きとなりますか。斬新な解釈です。

 

Freude! 

直訳:歓喜(至福)

Freudeは、一般的には「喜び」または「歓喜」と訳されますが、ドイツ語にはもっと強い気持ちが込められている。 100%の肯定的な気分、≪心が震えるほどの至福≫に近い。

 

① Freude, schöner Götterfunken,

直訳:歓喜よ、麗しき神々の火の粉よ

Götterfunkenという言葉はドイツ語にはなく、Götter(神々)とFunken(火の粉)を合わせたベートーベンによる造語である。≪無上の幸福≫を強調したかったのでは。目の前に星がきらめくような歓喜の状態を表し、そこに彼の暗示が隠されている。

「神」を単数形ではなく、わざわざ“複数形の神”(Götter=Gods)と表現したのは明らかに意図的であり、当時のキリスト教の偏見に満ちた考え方から、人々を解放する立場にあったあかしである。

 

② Tochter aus Elysium,

直訳:理想郷からの乙女よ

Tochter(=daughter)は純粋無垢な若い女性であり天使のような存在。Elysiumはギリシャ語で、至福の島、天の人々の島の意味があり、古代ギリシャの神話に出てくる場所を指す。キリスト教的な解釈では「天国からの天使よ!」となるところだが、ギリシャ神話の力を借りて「理想郷からの乙女よ」と表現し、宗教色を排している。

ドイツ語の構造上、FreudeとTochterと女性名詞が続くと、TochterはFreudeを意味する。FreudeはElysiumからの子ども(創造物)を指し、ベートーベンが伝えたかったFreudeとは、普通の喜びより格段に上位の、理想郷からうまれた娘のような≪聖なる無限の至福≫を意味する。

 

③ Wir betreten feuertrunken, Himmlische dein Heiligtum!

直訳:われわれは無我夢中で、天なるあなたの聖域に立ち入る

Feuertrunkenも造語で、(Feuer=fire、trunken=drunk)情熱に酔いしれる、忘我の境地、恍惚、陶酔などを意味する「聖域」(Heiligtum)という中立的、非宗教的な言葉を使って、想像を超えた場所(至福、喜び、静寂だけがある場所=心の中の場所)を表す。≪この至福の場所へ、私たちはみな一緒に、歓喜や陶酔とともに入っていこう≫と呼びかけている。

 

④ Deine Zauber…..

直訳:あなたの魔法は、・・・

前述の「神」は単数形で使われていたら、ここでの「あなたの(Deine」」は「神の」を意味し、「魔法」とは「神の力」を表すことになっただろう。しかし、ここでのDeineはFreudeを意味し、「至福の」や「歓喜の」を表している。

つまり、≪至福の魔法≫や≪歓喜の魔法≫を意味する。

 

⑤ binden wieder, was die Mode streng geteilt;

直訳:再び結び合わせる、時流が強く分断したものを

当時は身分制度、性差別、人種差別が歴然として存在した上、当時の社会は完全に分断されていたため、それがとてつもない苦難を生み出していました。だからベートーベンは時代が分断したものを再び一つにしようと主張している。

「至福の魔法」にはその分断を無効にする力があり、≪人類すべてに同じ権利を与えることができる≫と説いている。

 

⑥ Alle Menschen warden Brüder, wo dein sanfter Flügel weilt.

すべての人々は兄弟となる、あなたの優しい翼が存在するところで

ベート-ベンはここで初めて「Brüder(兄弟)」という言葉を使っている。お互いに愛し合う関係(統一、調和、平和)になるということであり、それが一番望ましいと主張している。男女間の愛と誤解されないように、すべての人々に“兄弟”になるように呼びかけている。Deinも「あなたの」ではなくて、「至福の」という意味。≪至福の影響力の範囲内で、人類はみんな兄弟である≫

 

⇒ ①から⑥までは第543小節から第590小節までの有名な“歓喜の歌”として歌われます。

でも私は次の第595小節からの歌が好きです。男声合唱(テノール・バス)から始まる部分で第603小節からソプラノとアルトが加わってきます。

 

Seid umschlungen, Millionen! Diesen Kuss der ganzen Welt!

直訳:抱かせてください、諸人よ! この口づけを全世界へ!

歌詞の意味は簡単ですが、人類のなかの善と悪を区別せず、心を全開にした状態で愛を分かち合おうというメッセージは、当時においても、決して月並みではない深い表現である。

 

Brüder! Uberm Sternenzelt muss ein himmlischer Vater wohnen.

直訳:兄弟よ、この星空の上に聖なる父が住んでいるにちがいない

まず、「兄弟よ」と呼びかけ、「星空の上に」という言葉で、仮想の場所を指し示している。星空の上、つまり無限の宇宙のどこかに、「父」がいるに違いないと説く。「神」という言葉を使うと、聴き手が宗教的なものと混同する可能性があるためここでは「神」の代わりに「父」という言葉を使っている。この「父」という言葉にはわれわれの案内役や教師というニュアンスがある。宗教的な神ではなく、われわれみなの中にあって体感できるような存在。

兄弟がふたりでも、2億人いても、父はひとり。兄弟の共通点は、みな同じ父を持つことで、≪私たち人類は、同じところから来るからこそ、差別せずにみんなで助けあわなければなりません≫という意味になる。

 

 いよいよ明日は第九の本番とはいえないか、仙フィルの第九特別演奏会があります。


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もうすぐです、第九!

2017-12-21 14:58:07 | 思いつくまま

 

             (午前9時20分過ぎ)

       

                (雲の形が変わっていて新鮮でした。見慣れない雲)

 今朝はきちんと5時20分頃起きました。春夏秋冬朝は5時30分には起きだそうと思ってるのですが、ついつい布団から出るのが辛くなって、自分を甘やかしてしまいます。 することがあろうがなかろうが、朝はきちんと決めた時間に起きだして、その日一日を送るようにしたいと思っているのですが。

                

 

 午後も10時前には布団に入ろうとは思ってはいるのですが、これもついつい11時頃まで起きていたりしてしまいます。CS放送で面白そうな映画なんかやっていると見てしまいますね。もっとも途中までみて、その後は録画しておくという手を使っています。

 

 きょうも午後からの会議も早く終わり助かりました。夜は趣味の方の集まりがあります。あしたもごごから実行委員会があって、それで今年の会議や打ち合わせ等はすべて終了です。年末年始にやっておかなければならないことが一杯あって今から少々焦っていますが、自業自得ですから仕方がありません。

          

 新年は3日に新年の互礼会があり、6日は新年祝賀懇親会が大々的に開催されます。まあそのためにもインフルエンザや風邪には罹らないように十分注意しないといけません。不摂生が一場によくないですから。

 

 

 きょうは12月21日。仙台フィルハーモニー楽団の特別演奏会は23日に迫ってきました。23日天皇誕生日の日の午後3時開演ですね。指揮はNHK交響楽団の正指揮者で、大阪フィルのミュージックアドヴァイザーの「尾高忠明」さんです。

 

 12月3日の第九の指揮は、飯森範親さんでしたが、彼との違いはどうなのか、違いがあるのかどうか、どう違うか、とくに個人的には第4楽章の合唱の部分の指揮がどうなっているのか、大変興味があります。

 

 また合唱団も3日は学生が主役でしたが、今夏は仙台フィルと第九をうたう合唱団が中心となるのでその歌い方の違いがどうなのか楽しみですね。

                               

 当初の合唱団の募集要項では、きょう21日はマエストロ稽古となっています。午後6時からですが、要項では2回目のマエストロ稽古のようです。11月19日にもありました。指揮者からどのような注意や注文が出されるのか緊張しますし、合唱指導者の先生は気を遣うでしょうね。また練習時のピアノの先生も大変だと思います。

 

 今晩がマエストロ(指揮者)稽古であした午後6時からオケ合わせ・ゲネプロとなっています。

 

 サギの子どもなのか、違う種類のサギなのか分かりませんが、注目していると面白いことに気が付きました。 水中に2本足で立ち、片方の足を動かして川底をかきまぜるようにしています。そして何かが浮いてきたら、それが食べられそうならぱくっと長いくちばしを水中に突っ込んでいます。

                 

 人間が網を持って片足で石等を動かして魚を追い込むというのと全く同じです。何か親しみを感じます。

 

 わたしが興味を持って覗いている「内田樹の研究室」ですが、最新の記事にびっくりしてしまいます。 Japan Times の「Madness of the King」の終わりの方を訳したものですが、ちょっと恐ろしくなりますね、このままで行くと。 『王の狂気』と訳しています。

 アメリカの精神科医教会の間では、ドナルド(・トランプ)のことを””ナルシスト的人格障害””に罹患しているのではないかと言われているようなのです。これは単なるナルシストよりはるかに深刻な症状であるとのこと。

 それは「自分の重要性についての過大評価、自分に対して過剰な関心や称賛を求める強い欲求、病的な人間関係、他者への共感の欠如」としてあらわれるものであり、さらに「過剰な自身の仮面の背後には、わずかな批判によっても傷つく脆弱な自己評価が潜んでいる」というものです。

 エルサレムをイスラエルの首都とするということや、大幅な減税を実施するという発表の時の自信たっぷりなような態度をみるとその通りだとつい思ってしまいます。

 エルサレムをイスラエルの首都と認めない国には今後一切支援しないといってみたり、大幅減税だって法人に対してのものであり、それと一部の富裕層に対しての減税であり、5年間か10年間で日本円にして170兆円もの大幅な減税となると勝ち誇ったような表情をしていましたね。

 大企業や大富豪がますます富めば、経済は好景気好循環となり社会にあまねく富が行き渡るということを狙っているのでしょうがいまの企業にそういうことが期待できますか。利益をきちんと社会に還元するというのであれば、世の中はもっとましなものになっていたでしょう。

 富裕層はますます富裕に、企業も極力税金を負担しなくて済むようにどっかの小さな国に利益を隠すでしょう。 いわゆる「トリクルダウン」というのですか、富める者がますます富めば下層階級のものもその恩恵にあずかれるというのであればこんな格差のある社会なんかにならなかったでしょう。下層階級の一員としてそんなへ理屈なんか認められますか!?

 内田さんはこの記事を紹介するにあたってこういっています。

 『今世界ではそれ(「王の狂気」)が最も緊急な懸念である。痴呆症の大統領に戦争を始められては困るからだ。もちろん、日本のメディアはそんなことは書かない。日本は痴呆症かも知れない大統領に煽られて戦争をする気でいる世界唯一の国だからだ。・・・。』 

 みなさんはどう思いますか?


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師走も20日に、

2017-12-20 15:46:20 | 思いつくまま

 

                (午前9時過ぎ)

 ついにとうとう師走も下旬に入りました。もうすぐ冬至を迎えます。冬至といえば冬至かぼちゃですが、我が家では普段からかぼちゃはよく食べていますね。生協が高いから、朝市で買うのが多いですが、かぼちゃというのもたまに当たり外れがありますね。

                

 

 まあ何にしてもかぼちゃは保存がきくし、上手く煮たら美味いものです。そしてかぼちゃと小豆はよく会いますね。

 

 今朝方もよく冷え込んだようで、日中の気温もきのうと比べたら3度以上も低いようです。そりゃそうですよね、もう12月も20日ですから。

            

 午前中は幼児たちと戯れてきました。小さい子と付き合うには笑顔と忍耐が必要ですが、子どもが可愛いと思えれば、思わないと子どもは相手にしてくれませんね。本当ににいろいろな男女の子どもたちがいるものです。

 

 夜は会議が待っていますが、今日は早く終わるのではないかなと勝手に思っていますが、果たして結果は如何に。

 

 今日中のテレビで盛り上がっているのは、日馬富士の傷害事件と上野動物園の赤ちゃんパンダ”シャンシャン”でしょうか。その赤ちゃんのことで面白い記事がきのう新聞に載っていました。「新生児の胃の大きさと容量」というものです。

  (コウノトリではないですが)

 生後1日の赤ちゃんの胃は大きさはサクランボ大で、容量は5.7ml、3日目は大きさがクルミ大で、容量は22-27ml、1週間たつと大きさはあんず大で、容量は45-60ml、1か月後は大きさがたまご大で、容量は80-150mlと書かれていました。                             

 新生児の体重は今は3000グラム前後でしょうか。(我が家では3300グラムと2800グラムでした) いやあ新生児の胃袋の大きさなんかまったく気にしていなかったのですが、驚きと新鮮味がありました。

                                

 それだけおっぱいを飲んでもすぐに足りなさを感じて泣くというのも頷けます。11月に開催された「全日本おっぱいサミット」の紹介記事でした。その記事の内容もハッとさせられるようなものでした。”赤ちゃんの権利”ということが書かれていたからです。

 今の不寛容の世の中では、赤ちゃんだからと言ってもおちおち泣いてもいられないような情けない時代に成り下がってしまいましたし、いつでもどこでも赤ちゃんがおっぱいを欲しがれば授乳ができたものでした。

 

 それだけ多くの若い母親は育児に苦労しているということですが、記事の中の主催者側の人はこう言っています。「ひと昔前まで子育てや授乳は日常にある当たり前の光景で、結果として赤ちゃんの権利も守られていた。・・・。母親としての本音は、多くの人がストレス無く授乳を受け入れてくれること。」

 大体学校の校庭で児童が騒ぐことをうるさいと感じ文句を言う時代となったのですから嘆かわしいことこの上ないことです。こんな世の中で子どもの数が増えるなんてことは絶対にありえないでしょう。

                              

 子どもを4,5人生んだ人を表彰したらどうか(金一封もつくのかな?)なんて言い出す高齢の女性議員もいるようですが、この議員がここまで愚かしいとは情けない限りです。山東昭子とかくのだったかな、タレント活動というか芸能人をしていた頃は先進的な鋭いことを言う人だなと思っていました。

 

 まあ勝手に思っていた、誤解していたということでしょうが、その才知・才気を感じさせていた人が自民党から立候補と聞いた時にはビックリしました。舌鋒鋭く時の権力側を攻撃するのかと思いきや権力側についたのですから。まだ自民党の中で動いているのですね、結局何もできなかったのに・・・。ついつい話が逸れていきます。

 

 写真のシーラカンスは、去る11月5日にANIMAL PLANETで訪ソならぬ放送されたものです。

 


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本降りです、雨が!

2017-12-19 15:15:57 | 思いつくまま

 いやあ午前中の天気からは午後になって雨が降り出すとは予想できませんでした。しかも朝方はとっても?暖かかったのです。きのうが寒かっただけに余計に暖かさが身に沁みます。でも午後になって雨が降り出すと、風も出てきて一気に寒くなった感じです。

 

 年末を迎えていろんなテレビ番組が終わってしまいますね。

 ① 「女城主 直虎」、このドラマはあまり視聴率はよくなかったようですが、個人的にはとってもよかったです。 戦国時代のドラマだからといって戦いや殺し合ばかりを展開するだけが能ではない。

 如何にして戦国の世とはいえ戦わずに民百姓が平和に暮らせるか、武将や城主は名前を残せるか、その心理戦というか正面からぶつかるばかりではなく、四方八方の手を考えしぶとく粘り強く交渉したり、時には隠れたりしながら平和の世を希求しつつ前を向いて歩んでいく、その姿に魅せられました。

                     

 来年からは薩摩の西郷隆盛を主人公にするドラマですか、2,3年前は長州の誰かを中心にしたドラマが放映されたようですが、今回も長州編のときよろしく薩摩編は見ないことでしょう。最初から見る気になりません。

 

 明治維新150年ということを露骨に意識して製作するのでしょうか。勝てば官軍という史観でいいように歴史を改竄してきた明治維新150年ということではなくて、みちのくに住む我々としては、来年は戊辰戦争150年、戊辰150年ということでいろいろ事業を計画していきたいものです。

                    

 戊辰戦争150年ということで、白河以北一山100文と言われた、蔑まれたことを改めて思い出し明治維新150年ということにアンチテーゼということで対抗していきたい。 今のところ会津若松を中心に「戊辰150周年記念事業実行委員会」(官製)、「会津戊辰戦争百五十周年事業実行委員会」(民間)を既に立ち上げています。

 

 また仙台では博物館を中心にして、戊辰戦争に特化した企画展を実施する予定だそうです。仙台郷土研究会の吉岡会長は、「戊辰戦争とその後の歴史検証に取り組みたい」と話しているとのことです。

 100年前の1917年、原敬が存命中に盛岡市では「南部藩戊辰戦争殉職者五十年祭」が執り行われたそうです。その時、原敬は「戊辰戦争は政見の異同のみ」との祭文を読み上げたそうです。(以上引用は6月21日の朝日新聞。それと関連するような記事は5月31日の河北新報にも掲載された。)

                

 記事の末尾を飾ったのは、朝日新聞では歴史作家の星亮一さんで、「東北蔑視は150年経つ今なお続いている。 原敬が端緒を開いた勝者と敗者の融和を、150年を機にさらに進化させるべきだ。」、河北新報では会津戊辰戦争百五十周年記念事業実行委員会の幹事長の簗田直幸さんが「戊辰戦争は会津の人からも忘れられそうになっている。会津人、日本人とって戊辰戦争とは何だったのか一つ一つ事業を掘り起し、若い世代に伝えたい。」

 

 何かまた話しが逸れていきました。奥羽越列藩だけを扱うのはフェアではないので、7月15日の朝日新聞の文化・文芸欄の記事も簡単に紹介します。「維新150年 動く薩長土肥  4県で関連事業相次ぐ」という見出しです。

 先の6月21日の記事の見出しは、「戊辰150年 歴史再検証  先人の功績見つめ直す  来年に向けて東北各地で動き」というものです。

 高知県では「志国高知 幕末維新博」、山口県は「やまぐち幕末ISHIN祭」、佐賀県は「肥前さが幕末維新博覧会」、鹿児島県は関連学問と県民意識啓発、に力を入れるようです。 最後に町田明広神田外語大准教授が50年前のことを話していました。

 「高度経済成長期だった50年前の明治維新100年の際は、国が中心となり維新回顧のキャンペーンが繰り広げられたが、今回は自治体が中心となっている点に特色がある。・・・。明治維新の研究自体が半世紀で飛躍的に進んでおり、一般の人にそれを知ってもらう機会にできれば」

 果たしてどんな明治維新150年になるのか。

               

      

 

 ようやく②です。 ② 「トットちゃん」です。今週でお仕舞ということで、きのうきょうのドラマの内容は懐古的なものが多くなっていますが、これも終わるには惜しい番組でした。 何と言っても黒柳徹子という人物が、人格が子どものときからすご過ぎる。

            

 こういういわばいい意味での破天荒な人物が存在しているということが嬉しいです。トモエ学園の小林校長先生との出会いが決定的だったのでしょうね。これだけのびのびと前を向いて突き進んで行けた人はとっても貴重なことであり、まさに稀有なことだと思います。パンダとの出会いも古いということを知りました。

 

 パンダといえば上野動物園の”シャンシャン”、きょうから一般開放ということです。愛らしい姿を見ることができたのかどうか。 生まれた時はネズミくらいの大きさしかないのに、半年経つととっても丸っこくて愛嬌たっぷりの愛玩動物そのものに成長しました。大鮎よりも軽い体重が、12キロを超えるのですからすごい成長です。

 (後は子ども?) 

 わたしも何度か書いていますが、子どものパンダは1回だけ見ています。上野動物園のランランとカンカンです。とっても小さかったように記憶しています。我々が行ったときは空いていたというのか、じっくりと眺めることができました。なんかとっても得したような気持ちでした。

  (子ども?前に移動)

 


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いやあ、よく冷えて、

2017-12-18 16:12:34 | 思いつくまま

   

                  (午前9時過ぎ)

 個人的にはきのうはそんなに寒くは感じなかった何て書きましたが、それでも気温は最高が4.5度ー最低は1.3度でした。氷点下にはならなかったけど、高い方の気温はあまり上がりませんでした。

  

   すっかり凍結しています。

 今朝方はよく冷え込みました。△(マイナス)2.1度のようです。もしかしてこの冬としては一番冷え込んだのかな。高い方の気温はさっきのラジオでは5.7度とか言っていました。車での外気温は6度を示していました。

 

                   

 冬ですからね、そういう気温でも全くおかしくはないわけです。 それよりも皆さん実感していますか? もう今年も余すところ2週間もないのですよ。 いやあ参ってしまいます。時間は何があろうとも冷酷に?刻んでいきますが、やっぱり年齢も関係あるのでしょうかね。

  

       

 

 今年もいよいよお仕舞い、そして本格的な寒さがやってくる時期になりましたが、今年も来ました、これが。 そうです、岡野釣具店からのダイレクトメールです。

 

 鮎釣り用品の特価販売、2018年用の渓流釣り用品の案内が入っています。毎度のことですが。

 

                   

 

                

 毎年毎年もう新しい竿は買わないと言いながらも、こういうチラシを見るとついつい欲しくなってしまうのですね。しかも貧乏性の私としては、定価の50%引きとか40%引き何て書かれるとさらに欲しくなってしまいます。馬鹿なのです。阿保なのです。

 買うとしたら、もしも竿を買うとしたら第一に”軽い竿”ということになりますか。かといって7.5メートルとか、8メートルの竿ではなく、やはり9メートルは欲しいです。でもそうなってくると安い竿はあまりないのですね。

 

 チームポテトさんのように、8メートル前後の渓流竿を買って、鮎釣りに転用するという気持ちはあります。渓流用の竿で米代川にて結構掛けています。米代川の鮎釣りを楽しんでいます。確かにそうですね、渓流竿だから渓流用の魚にしか使えないということは全くないわけです。

 固定観念は捨てて、渓流竿で鮎を釣るというのも十分にありかと思います。そういう考えが広まると釣竿のメーカーは売り上げ減になってしまうでしょうが、だからあくまでも鮎釣りは鮎竿で、渓流魚は渓流竿でというすみわけを維持することでしょうけど。

                               

 はたしてどうなるか?あと半年間あれこれと悩むのもこれまた釣りの一つと心得て楽しみましょうか。

 我が家のきれいな花です。

 

            

  

 


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もう用意しましたか?

2017-12-17 15:06:10 | 思いつくまま

        

                    (午前11時過ぎ)

                   

 

 寒いといえば寒いのですが、風もないこともあり、さほど寒くは感じないのはこれ如何に!?

            

 

 

 きのうの夜です。忘年会の前と後に年末恒例の仙台光のページェントを見てきました。光のぺージェントの下を歩いてきたと言った方がいいのでしょうか。 きのうは土曜日ということもあり、しかも点灯式が5時30分からあったからか、定禅寺通りと一番町の交差点付近はものすごい人だかりでした。

 

 どこまでもひと人ヒトでした。まあお祭りですから、このくらい賑わった方が相応しいです。哀愁を帯びたお祭りも悪くはないですが、それはあくまでも終盤も終盤の情景としてあって欲しいような気がします。

       

 そして夜6時から8時過ぎまでの飲み放題の忘年会だったのですが、会場の壁に貼られたチラシを見ると、そればかりではなく「食べ放題」「飲み放題」とありました。きちんと皿を空にしてから注文してくださいとのこと。忘年会の後半になって気が付きました。

 

 こういうことは初めての経験です。場所は”九州酒場”です。気に入ったということではなくて、気になったことがあります。まあ世間では前からこういうことが少し問題となってはいたようですが、夜の飲み会の場所なのに、子どもたちが5,6人もいたことです。

           

 小学校の5,6年生くらいかな。もちろん親達とは一緒です。また当然アルコールを飲んでいたのではないです。 でも10歳前後の子どもを連れて居酒屋に来るのでしょうか。初めての経験です、私にとっては。

 

 しかもここは禁煙ではなかったのです。我々の隣は20歳すぎの若者たち(全員男)で盛り上がっていました。20人くらいもいたかな。そのうちの数人はタバコを吸っていました。中は禁煙かなと思っていましたが、・・・。

        

 そういうところに子連れで来る、まあ多分思うに光のぺージェントに来てそのついでに、またはその前に腹ごしらえかもしれませんが、居酒屋に来たということなのでしょう。帰り際にはガラスか何かを床に落として割る音が聞こえました。感心はしませんね。

 

        

 

 もう用意したかと聞いたのはこれです。毎度毎度のことですが。

     マイブックです。

 

                          

 もちろん手帳としても使えますし、何にでも使える、使っていいということです。 当然著者はあなたになります。あなただけの手作りの本になります。一年かけて作っていくというのもいいじゃないですか。

      

 もう私は何十冊も自分の著作集を作っています。といっても毎日の記録集なのですが。何回も書いていますように、1冊は生きるためには欠かせぬ食べ物のこと、毎日三食何を食べたかを書いています。ただそれだけです。

 数年前からはそれに生きた経済指標というか、経済は生きているという実感も併せて書いています。全く株や投資とは縁がないのですが、日経平均株価や円ドル相場、円ユーロ相場も月曜日から金曜日は新聞から書き取っています。その動きが面白いです。

 もう1冊は日常生活を詠った担架(もうすぐお世話になるかもしれませんが)ならぬ短歌ですね。一日を振り返って原則2首作っています。まあ日記代わりですか。その日の出来事を淡々と?書きなぐっています。

 この短歌を作るということは実母がアルツハイマー型の痴ほう症になり、じわじわと悪化していくことを記録ということも含めて書いていったのですが、ただそれだけではなく、書くことによって少しは自分自身の気持ちがある意味楽になったかのように感じました。

 もう毎日がある意味地獄のようでもありましたが、いっときではあっても書こうとマイブックに向かう時は、突き放すというか客観的に母のことや母に関わる自分自身のことを見ることができたように感じました。

 反省や振り返りの材料?にもなったように感じます。実際は母に対する自分の行動の後悔後悔後悔の連続に近かったのですが、それでもほんの少しではあっても精神の安定のためには役にたったかなと思っています。

 

 

コメント (1)
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