
(午前9時前)
きのうからまたしても今月の初めのような猛暑酷暑炎暑熱暑が続いてます。 一方では台風も接近していて、今の仙台の状況ではとても台風のことは想像できません。四国辺りに上陸するようで、台風の進路にあたっている県のみなさんは十分にご注意ください。
8月1日だったかミュージシャンの後藤正文さんがこんなことを書いていました。
『先日午後2時過ぎに屋外へ出かけたところ、ドアを開けるなり温水の中にいるような気分になった。ヌメッとした空気が腕先に絡みついて、思わず平泳ぎのように空中を手で掻いてしまった。ゆでられている蛙のような珍妙な動きで駐車場まで行き、車のドアを開けると、車内は何らかの調理器具を思わせるくらいに温まっていた。』
今朝の広瀬川です。びっくりでした、まるでダム底に溜った水を放水しているかのようでした。
ピンボケです。 







(手前分流、向こう側広瀬川本流)


それでもガラガケ師が一人澱橋下流のトロにいました。ちょうどアユが掛かったようで、引き寄せ中のようです。


このクロイトトンボ、ありがたいです。いろんな写真を撮らせてくれます。

この頃まったく蛇に姿を見ないなあと思いつつ歩いていたら目の前を蛇が横切りました。慌てて写真を取ろうとしたのですが、蛇の逃げ足も速くて・・・・。これはヤマカガシ? (もしかして蛇の写真ではなかったりして)

きのう竿を出した小さい川、でも掛かる鮎は大きいのです。100%大鮎という訳ではないですが、かなりの割合で23センチから25センチ、時に27センチクラスの鮎が掛かるのです。そんなに大きな鮎がこんな小さい川に、それも生活者が川の両側にたくさんおり、中高校生と思われる青少年が行き来しているところです。
こちらでは夏休みは短くてその分冬休みが多いのです。いわゆる駐車場はありません。道路も両面通行ですし、道路の構造上辛うじて生じた、いわば無駄な利用価値のない?空き地といっていいでしょうか。分散して3,4台も置ければ良しとしないといけないようなところです。生活者の日常生活を邪魔するわけにはいきませんし。
場所にもよるのでしょうが、きのうの写真を見てもらえば分かるように狭い分両岸は葦(あし・よし)に覆われていますし、河川敷から水面までがなだらかではなくてほぼ直角なのです。当然川に立ち込んでは釣れませんし、オトリ缶や曳舟は係留できるものの、オトリ鮎にハナカンをセットして送り出したりするのも、掛かり鮎を取り込むのも大変で、掛り鮎を交換したり、引き船に入れたりするのも一苦労することになります。川の中に転がらないように注意しなければなりません。

(こういうところです。再掲)
午前8時から竿を出し、オトリ鮎は釣り友が自家製の生簀で確保しておいてくれました、20から30分経ったかな、ようやく鮎が掛かり水面下でヒラを打つのが見えましたので、よしやった~と竿を立てたところ、皮肉なものでハリに深くは刺さりませんでした。ばれてしまいました。
その後も行ったり来たりして粘ったのですが、どうにも掛かりません。ときどき大鮎が川底でぎらっと光るのが見えるのですが、追ってはくれません。こういうときは悔しいものですねえ。
それで下ることにしました。500、600メートルも下ったところが私には最高の場所に見ました。何しろ広い、川の中に入って行けるのですから。

(こういうところです。再掲)
当然狙いは右岸側となります。右岸側が深くなっています。喜び勇んで先に入らせてもらいました。そしてようやく来たのがこれです。
ハヤです・・・・・・・
大きいハヤとは言っても鮎よりは小さいです。ガッカリです。そsて嫌な予感・・・・
でもその後はっきりと分かるいい当たりがありまして、左岸へ寄せて引き抜きました。23か24センチくらいの立派な大鮎です。

ようやく目的の大きな鮎が掛かりました。 こうなると気分も高揚し、いい方向に向かいます。 次のかかり鮎はこういうものでした。

上の鮎が掛かり鮎で、ハナカンがついていました。どなたかが親子丼をしたのでしょう。写真ではハナカンを取っています。
しかし、その後が続きません。パタッと止まってしまいました。挙句の果てにはまたしてもここでも根掛かりです。どこに行っても根がかりロスが付きまといます。困ったものです。
でもほぼ地元の釣り友は上流で2匹、ここ下流でも3匹掛けています。さすがです。友釣りは始めたばかりなのですが、釣りのセンスがあるのでしょうか。粘りもあります。当然私より若くもあります。
それでも私は粘ったつもりなのですが、ことのほか暑かったこともありましたし、午後1時30分頃には”幸福”ならぬ″降伏”宣言をしました。小さい川の大鮎に負けました。ここは潔く敗北宣言です。何をやっても上手くいかない時は上手くいきません。時に諦めも肝心です、なんて自分に言いきかせたりして・・・・。
鮎釣りは遠くから遠征したから釣れるというものではありません。 体力 気力 そして技術が必要です。歳とともにそれらは確実に衰えてきています。その結果ではないかと思います。 まあ如何様にも考えられます、最初の1匹を捕っていればその後の流れは変わったかもしれないし。メンタルの部分が結構ありますから、釣りには。

まあこういう大鮎と戯れたというのではなく戯れさせられた、振り回されたという半日でした。
帰りにはこうなっていました。お土産付きです。



生活道路沿いにある小さい川ですので、まわりの住民に迷惑をかけないように、あまりおおっぴらに宣伝することは避けたいと思います。
橋の欄干の手前にこういう可愛いカジカの彫刻がある川です。
