「政児家」 「害務省」 「公無員」 「家族傀」 「マスゴミ」、これらはデヴィ婦人のブログ(デヴィの独り言 独断と偏見)から拝借したもの。 もちろん正しくは、「政治家」 「外務省」 「公務員」 「家族会」 「マスコミ」 となります。うまいこと表しているなあと感心したものです。
おとといですか、夕方のテレビのニュースで簡単に流れましたが、みなさんは覚えていますか? デヴィ婦人の自宅に、右翼の街宣車が乗りつけ大音響で嫌がらせをしたことを。 チンピラ右翼のいつものパターンですが、ニュースによると、いくら話しをしてやめさせようとしてもやめなかったので、ベランダの鉢植えを車に向って投げつけ、車のミラーあたりに傷をつけたというものでした。時間にして数十秒のもので、それを見ていた(聞いていた)自分としては、(右翼に対して)いい気味だという無責任な感想しか持たなかったのですが、「きっこの日記」からデヴィ婦人のブログのことを知り、読んでみたら放送されたこととのあまりの違いにビックリしました。
マスコミは、あまりに簡単にはしょりすぎて報道しすぎです。少しでも客観的な事実に近付こうと思ったら、事実を公平に伝えようと思うのなら、一面的な報道は避けるべきです。 今回の報道にしても右翼側(=警察側)からの報道だけといっていいもの。実際には鉢植えは力不足で車のところには届かなかったようですし、車の傷は鉢植えによるのもではないようです。それよりも警官が数人すぐそばにいても右翼の嫌がらせは止めさせようとしないくせに、彼女の方の行動ばかりを押さえつけ、右翼の方はお咎め無し。さらに警察は何が何でも事件にしようと、彼女が加害者の器物損壊事件にしようと、警察署に連れて行って何時間も取り調べ?みたいなことをされたそうです。時間にして7時間も身柄を拘束されたことになるそうです。その間自宅の庭とかを警察が調べていたらしいというのですから、何をかいわんやです。鉢植えを投げつけたことを、これ幸いに彼女の方を逮捕しようとしたようなのです。いかに警察が理不尽か、市民の味方ではないか、右翼と一緒ということが分かると思いますので、是非とも彼女のブログに目を通してみてください。

(写真は、4月12日の撮影です。下水(汚水)が流れていたところの、1週間後の様子です。乾いています。)
何を言いたいのか、マスコミを信じるなということです。日々流されることを、情報を信じるな、鵜呑みにするな、自分で疑って考えてみることが必要だということを言いたいだけです。ほんの数十秒で片付けられるほど事実は簡単ではありません。同じ事実でも全く反対のことが言える場合もあり、いったいどれが本当なのか、言われたとおりには絶対に信用しないこと、本当にそうかと自分で考えてみること、分からなければ分からないで構いません。それは本当のことなのか、なにか裏があるのではないか、とくに権力を持っている、大きな力を持っている組織の言うこと、書いていることに対しては、自分の身を守るためにも、絶対に「それは本当か?」と自分なりに考えてみる癖をつけていかないと、権力の言いなり、思う壺に嵌ってしまいます。
例えば、西松建設事件にしても、政権与党と検察権力とマスコミが一体となって、政権交代を何が何でもつぶしてやろうとしているとしか考えられませんし、警察はいままでも何回事件をでっち上げ、犯人でもない人を犯人に仕立て上げてこたことか、高知県の白バイ事件なんて警察、検察と裁判所までがグルになっているとしかいいようがない、本当にひどい事件です。
まあ、権力側が意識して世論を誘導しようとすることはある意味仕方がないというか、権力の属性みたいなものの一つと考えられなくもないけど、それを鵜呑みにするマスコミ(テレビや新聞)はひどいものです。一体何のためにマスコミはあるのか、マスコミの存在基盤は何かといえば、権力の監視、権利の乱用、強権政治の監視とその危険性を国民に知らせる義務のある存在、いわば反権力としての姿勢こそがマスコミの存在意義であるのに、今は権力と一体となって国民を煽っている、ひどいマスコミになると権力の手先となって、それ以上の存在としてアジテーターとしかいえないようなマスコミとなっている。まさに「マスゴミ」です。存在意義がなくなります。
極端といっていいくらい、今のマスコミは警察・検察側に立った報道をこれでもか、これでもかというくらい繰り返している。何かというと公正・公平・中立な報道を心掛けるなんていっても、寄って立つところは所詮は権力サイドであるということを我々国民は肝に銘じるべきです。
今はいつどんな人でも、警察にでっち上げ事件で逮捕される危険性を孕んでいるのです。 どんな些細なことでも容疑者にされ逮捕されれば、マスコミや世間はもうそれだけで犯人扱いしてしまいます。(結果的に無罪になっても、それだけです。貴重な時間は戻ってきません。)警察も逮捕したら、何が何でも起訴して、検察とともに有罪に持っていくというのがこれまでの警察であり、今後も変わらないでしょう。警察庁上がりのまともとはいえない者が官房副長官とかになるのですから。 一般国民の人権なんてまともには考えないと思うべきです、悲しいことながら。

(下水の流れた生々しい跡です。清流「広瀬川」にもこういう現実がまだまだあります。)
幸いにも世の中は情報の時代、インターネットでいろんなことが、その気になれば分かります。決して一つのことだけではなく、一面からのみ物事を捉えるのではなく、正反対のことも含めて目を通し、その上で自分の頭で改めて考えてみることが今本当に必要とされていると感じます。人間の生存権にかかわることについては是非ともそうすべきです。
いろいろな情報を集められなければ、「言っていることは本当か」と自分なりに考えることを習慣にしていく必要があるのではないでしょうか。 とくに権力側の情報、言動にはくれぐれも注意しないと。注意しすぎることはないと思います。絶対に裏があるとおもって掛かった方が、結果として自分の身を守ることにつながると考えます。

(下水が流れなければ、川の水はきれいになります。)
草薙剛の裸での公然わいせつ罪事件なんてどうでもいいのです。総務大臣がけしからんと怒鳴っているようですが、所詮は人を見抜く目がなかったということ。
毎年3万人以上の人が、10年以上も自殺しているというのになんら効果的な政策は打ち出されていない、少子高齢化といいながら、依然として子どもは生まれず、そもそも結婚したくてもできないまま、若い男女が年をとっていく、まともな仕事にも就けないというかまともな仕事がない、年金も破綻が目に見えているし、介護保険もこの先どこまでもつのか、泥沼の経済不況、生活不安、その先に見えてくるのは軍需産業の肥大化、そして行き着く先は戦争とならなければいいのですが、失業者を一気に解消するには軍隊の強化と考える与党の政治家は意外と多いのではないでしょうか。アメリカでは、戦争でさえ今は民間委託の時代ですから。
今なすべきことは何か、いつ総選挙があってもいいように政治に注目し、この際政権交代に希望を見出すべきではないか、政権交代を阻むものはすべからく抵抗勢力であり、粉砕されるべきものである!!というのがこの頃考えている私のおもいです。 給付金を貰ったから自公政権を支持するということになったらもう日本はおしまいです。