きょうは10月の最後の日。 いよいよ明日からは11月となります。 11月と聞くと、冬間近という気になります。 風邪など引かずに、今年を終えたいと思っています。
きょうは毎月恒例のせんだい豊齢学園 ふるさと文化コース 第2学年の自主事業 「地域を知ろう、行ってみよう」 の実施の日です。 今月からは6班だけではなく、5班のみなさんにも声をかけて、2班合同で片平界隈を歩いてきました。
土樋緑地・柴田外記屋敷跡・魯迅2回目の下宿跡・本田光太郎会館・縛り地蔵尊・阿部次郎記念館・刑場跡・三十三間堂跡・セコイアの化石・堀源兵衛屋敷跡・仙台藩牢屋跡・東北大学資料館・さくらキッチン・半軒屋敷・宮城華僑会館・二十三夜堂、と11人で回ってきました。
ごごから雨となるかもしれないという天気の割には、風もなく快晴でとっても気持ちのいい散策となりましたが、ゆっくりとは回らず急ぎ足での散策でした。 本当にいろんな歴史的な建造物があるものです。
私が興味を持ったのは、米ケ袋にある「縛り地蔵尊」です。 すぐそばを広瀬川が流れています。これには「切支丹説」と「伊東七十郎説」があるとか。
切支丹説は、寛文元年(1624年)1月に大橋下の広瀬川の水責めで殉教したカルヴァリヨ神父ら信者の死骸(試し切りにされ、川に投げ込まれたといいます)を、この地蔵の前で信者らが待ち構えて拾い集め、死骸をここに埋めて地蔵を建立したという説で、伊東七十郎説は、七十郎の首切り役だった大橋万右衛門が七十郎の供養のために地蔵を建立したというものです。
縛り不動と言えば当然我が町内の縛不動明王となりますが、市内にはこの二つくらいしかないようです。 でも、形態はずいぶんと異なります。
お昼は東北大学の生協が運営する食堂で食べました。 北門食堂の愛称で長年親しまれてきましたが、去年の8月に近代的な食堂に生まれ変わりました。 正式名称は、レストラン萩-hagi- です。やはり大学の食堂ですね、朝の8時から夜の10時まで営業しています。 三食ここで食べられるということです。
因みに、今日私が食べたのは、ご飯(中)・味噌汁・豚生姜焼き・レンコンのナッツソー・ささみチーズカツの5点ですが、これで570円でした。うち10円は学業継続支援基金への寄付となっています。
最後は二十三夜堂にある石灯籠の観音様の彫刻です。
午(うま)年生まれの守り本尊です。 旧暦の毎月23日に信者らが集まり、お経を唱えたり、食餌をしたりして月を待つ講が行われていたために、二十三夜堂と呼ばれているそうです。