鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

きのうの広瀬川 中洲

2008-09-30 21:50:05 | 広瀬川

 何日か前に、下記のような看板をアップして、今広瀬川は工事中ですということをお知らせしたかと思いますが、シーズンオフにもなりましたし、これからはこの工事の進捗状況等を毎週お知らせしていきたいと考えています。

 

 「広瀬川河川環境整備工事」という工事名で、またもや澱橋の上流域は草刈が盛んに行われています。 期間は2月10日までという結構長い期間となっています。

 

 

 この頃は、工事車両は5台前後、作業人員も6,7人が従事しています。前にも書いたように、今は専ら草刈です。 草なんか何回刈っても2、3ヶ月で元の木阿弥になってしまいます。 これからは冬に向うのでそうはならないでしょうが。

 

 

 上の写真は、いつも美術館下の岩盤の溝を釣るときに通るところです。写真中央の部分がいわゆる中洲にあたります。 この中州の奥が本流の岩盤瀬の釣りポイントとなります。 草が刈られていて見通しがよくなっています。

 

 

 上の写真は、中州から堤防側を見たものです。右側に見える細い流れはいわゆる潟湖?というのでしょうか、普段は水溜り(とはいっても伏流水が流れているようですが)状となっています。

 かって、ここに大きな二ゴイの親子?兄弟が泳いでいたこともあるのですが、今は魚はいません。増水したときには当然上流から下流へ、草をなぎ倒し、石も削って水路のようになって流れてきます。

 

 

 上記の写真は中州の上から本流側を撮ったものです。 見てお分かりのように、笹竹が群生していました。 その笹竹が機械で刈り取られたものですので、茎が5~10センチほど残っています。 だから歩きにくいですし、危険でもあります。 

 でも、竹鉄砲には丁度いい太さの笹竹が結構切り取られてあったので、回収される前に20本くらい頂いてきました。 来年の町内のお祭り用にいまから確保しておこうというものです。ナント偉い!

 (お断り:写真はいずれも29日に撮ったものです。)

 

 この中州にはキジがいたのですが、どこに行ったのでしょうか? 春にはウグイスが沢山鳴き声を楽しませてくれます。蛇もいたのですが・・・。

 

 

 この上下の写真は、中州から今年一杯お世話になった岩盤の瀬を撮ったものです。

 まだアユは残っているのでしょうか? 無事下ってくれたでしょうか? 産卵は無事済んだのか? また来年一杯楽しませて欲しいものです。

 

 アユのいない人生なんて考えられません。

 

 

 右岸の崖もかなり脆くなっているので、危険です。崖の下のほうがえぐられているような状態だし、その上には大木が沢山茂っていますし。 トンビの格好の営巣地(木)となっています。

 

 

 最後の写真はおまけです。 川から北西方面の日没の状況です。

 民家はもっとはっきりと見えるのですが、写真では黒くなりすぎです。

 未熟さの表れです、ご容赦を。

 

 

 

 


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縛り不動尊お祭り(その1)

2008-09-29 22:55:58 | お知らせ

 4日間ブログを休ませていただきました。

 

 そもそもこのブログをスタートしたのは、アユ釣りに関することを”釣れ釣れなるままに”書いていくことを目的にしたもので、23日に最後のアユ釣りとして最上川の高屋地区に行き、そのときのことを翌24日にアップしました。

 23日のことをかなり詳しく(長たらしく)、丁寧に(しつこく、くり返して)、これが最後という気持ちで書いたこともあり、書き終わったあとは、それなりに完全燃焼というか燃え尽き症候群というか、そういう気持ちになったわけです。

 一方では最後ということで、力を入れて書いたので、思い上がりとしか言いようがないのですが、次の日のアクセス数はかなりまたは、それなりの数値を記録するのではないかと勝手に思い込んでしまい、現実の数値に燃え尽き症候群の灰も吹き飛ばされてしまった、というような内面の葛藤があったということです。とっくに不惑は過ぎたというのに、いつまでも惑わされています、自分で惑っています。

 また前置きが長くなってしまいました。

 

 27日、28日の両日、恒例の町内のお祭りがありました。お祭り自体はもうとうに50年を超えています。それだけに町内会としても年間行事としては一番力を入れているものです。

 「縛り不動明王祭典」 我々は「縛り不動尊」、「お不動さん」と呼んできました。

 行灯やお神輿の渡御のほかに、前日にイベントを開催して、お祭りを少しでも盛大なものにしよう、住民により親しまれるお祭りにしようということで、前日にいろいろな店を、それも自分たちで出そうということになったわけです。 それももう既に20年は超えています。

 

 

 上の写真はお不動さんを正面斜めから撮ったものです。

 数年前に改築しまして、本堂(右側に少しだけ屋根瓦が写っています)等を改築しました。

 紅白の幕の前には、町内会長等のお歴々が座って、お参りしてくれた人に対して振る舞いをします。

 

 そうそう、夏に七夕飾りが飾られたところです。 まあ、町内の核というか、まとまりの中心といっていいのでしょう。

 

 

 2枚目の写真は、本堂の中の様子です。 毎年町内会の長老たちが粛々と準備してくれます。

 中央に鎮座ましますのが、縛られた石です。お不動さんが動かないようにときつく縄で縛られています。

 

 

 3枚目の写真はその縛り地蔵をアップしたものです。 縄で下から上までグル巻きにされています。

 お祭りの前には、近くのお寺の住職を呼んで、読経してもらいます。

 

 

 これは縛り不動尊の前に飾られた地域の子どもたちの行灯です。

 行灯ですから、中にろうそくをさして火をつけます。 行灯は夜にこそその美しさを発揮します。

 

 

 上の写真は、道路を挟んで北側に設置された行灯です。 全部で70くらいですか。  

 かってはもっともっと沢山の行灯が飾られたものです。 そのうちの何枚かはろうそくの火が移って燃えてしまったりもしたものです。

 

 行灯は27日の夕方から飾り、ろうそくにも火をともし、それらを背景にイベントの開催です。テントを4張り、テントのパイプにライトを設置します。

 といっても、やきそば、フランクフルト、やきとり、水ヨーヨーやラムネの販売、子ども用のおもちゃの販売、バルーンアート?や折り紙、ビーズコーナー、そして私が中心となった竹細工コーナーです。 販売金額はほとんどが半値以下です。収支とんとんか、少し赤字くらいにしています。

 

 すっかりマンネンリ化していますが、竹細工コーナーでは、例によって”箸=マイはし”の作成、紙鉄砲(今年は太い笹竹が入手しましたので、直径が5ミリ前後の威力のある紙鉄砲にしました)、チャカポコ、水差し(ひしゃく)を作りましたが、何かを作るばかりではなく、のこぎりで竹を切らせてみたり、ナイフを持たせて実際に切らせて見たりという実践を重視しています。 事故がなく続けてこれたのが不思議なくらい?です。

 いつものことですが、男子よりも女子の方が元気です。挑戦する気概に溢れています。

 

 

 そして、翌日になると、・・・・

 

 

 いよいよお神輿渡御です。 先頭は裃(かみしも)軍団、裃姿の面々がお賽銭を受取り、お払いをします。塩も撒きます。

 そのあとに太鼓が続きます。 昔から伝わってきたリズムでたたいてもらいます。

 この太鼓はかなりの年数を経過しています。50年くらいはもっているのではないでしょうか。 ささくれ立っています。 バチは何代目になるのでしょうか。

 

 

 大みこしというには小さいですが、これでも前後左右で担ぎ手は最低でも12人が必要です。

 でも、今の子どもは担ぐということが分からないようで、両手で持ってしまいます。 だから、みこしの位置は低くなってしまいます。

 私は先導役として、担ぎ棒の先を持って、笛(ホイッスル)を吹きながらバックの姿勢で誘導します。 ”ピッピ”のあとに”わっしょい”と言わせて、みこしを少し持ち上げるのですが、今回はそこまではいきませんでした。

 途中2回ほど休憩します。

 

 

 これは小さい子ども用のおみこしです。 いろいろと痛んできています。歴史を感じさせるものです。

 

 どちらにしても、子どもたちが多く集まらないとお神輿はできないことになります。 おみこし渡御が中止とならいように祈るばかりです。

 

 

 P.S

 おみこし本体を担ぎ棒に紅白の紐で結びますが、これがああでもない、こうでもないと大変で、皆で必死に前のことを思い出しながら結んでは解いたりして何とか見栄えがする?ようにできました。

 

 長老からの伝承はきちんと受け継がないといけません。

 

 

 

 

 

 


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最後の釣行(その2)・・・こんな馬鹿な!

2008-09-24 22:57:32 | 最上川

 最上川舟下りは、古口港から草薙温泉港までの約10キロを1時間以上かけて、途中の景色や船頭さんの歌やおしゃべりを楽しみながら下るものですが、料金は大人が1,970円もします。 個人的には高いかなあと思いますが、皆さまはどう思いますか?

 

 

 (昨日の続きです)

 小国川で2匹のオトリアユを購入して、いざ目的地である”高屋”を目指します。

 天気はまずまず。暑くも寒くもないというところ。

 R47号線とJR陸羽西線は最上川に沿って走っています。 最上川の様子を見ながら走ることができます。 自ずと心が弾んできます。

 

 古口を過ぎて高屋へ。 しかし、釣り人は誰もいない。 14日は一杯釣り人がいたのに。 何か不吉な予感。 もう1週間以上過ぎて、アユは下ってしまったのか?!

 まさか、早すぎる、まだいるはずだ、いや、いてくれないと困る。 はるばる何のために来たのか分からなくなるではないか。 でも、不安がよぎります。

 それで、すぐには川に降りてはいかず、荷物はそのままにしてとにかく川べりに行ってみることにしました。

 特に変わった様子は見当たらない。水量もこの前とほとんど同じ。石もそこそこ黒い。 でも、アユの跳ねがないことはないが、少ない。

 上流の瀬にも、下流の瀬にもだあれもいない。こんなに広い最上川に自分ひとりだけ。 嬉しいというよりも不安や心配が、何かあったのではないかという心細さみたいなものが襲う。

 そうではあっても、折角来たのだから、オトリも持ってきたし、竿を出さない手はない、もともとダメモトなのだからと思い直し、車に戻って準備をしました。

 

 タイツを履いて、シャツを着て、バンダナを巻いて、偏向レンズを付けた帽子を被って、スリムウエダー(寒くないように)を履いて、ベストを着用して、ボトルキーパーにアクエリアスのペットボトルを入れてベルトを腰に巻き、竿を取り出し、タモも目の粗いものとし、次に引き船を、というときに、何となんとナント、”引き船”がないのです!!

 

 そうなのです、引き舟を自宅に忘れてきてしまったのです。 何としたことでしょう。こんな馬鹿な、こんなことがあっていいのか、何でよりによって最後の釣行なのに忘れてくるなんて・・・・。大チョンボ。

 この前は小国川の時”ベルト”を忘れましたが、今度は”引き船”です。ショックなんてものではありませんでした。 ここまで耄碌してしまったのか??すっかり萎れてしまいましたが、ここでも気を取り直しました。 それしかないのですから。

 引き船はなくても、オトリ缶を代用すれば何とかなる。 入れ掛りということはないだろうから、オトリ缶の近く、その周囲で竿を出せばいいだろうと思い直しました。

 

 でも、オトリ缶を担いで河原に降りていくのはかなりきついものです。引き船を忘れているし、釣り人が誰もいないしで、気は重くなっているし。

 

 ほぼ14日と同じところにオトリ缶を沈めました。

 今日のタックルは、竿はシマノの”珪石90-95”、水中糸はナイロンの0.6号(太いです)、ハナカン周りは今はあまり流行らないようですが、”スーパーウエポン”にしました。 水中糸を竿尻から1メートル弱出して、スーパーウエポンで幅広く攻めてみようと思いました。

 場所は平瀬というよりはトロ瀬みたいなところですから。心配はオトリがちゃんと泳いでくれるか、沖に出て行ってくれるかです。

 

 オトリ缶からオトリを1匹取り出し、タモのなかへ。 オトリ缶を横に沈めます。アユの挿入口を上にして。

 川の中に入っていって、オトリにハナカンを通します。いざ最後のアユ釣りがスタートです。 時に午前9時10分。 オトリは少しサビがでているようなオトリで、横には泳ぐのですが、なかなか沖には出て行ってくれません。 最初の調教が大事なのに。いつものことですが、すんなりと思った方向に泳いでくれるオトリアユはいません。腕が未熟ということもありますが。

 四苦八苦しているうちに時間は過ぎていきます。たまに沖のほうに泳いでいってくれます。その時はその時間を大事にして、何とか掛かってくれないかと祈るような気持ちで泳がせます。

 風が出てきました。いつもより早い感じです。竿が揺れれば、糸も目印も動きます。それでも目印が何か変な感じに動いたように見えました。これはもしかして掛かったかなと、竿を立てると、そうです、掛かっていました。ようやくアユが掛かりました。 やはりいたのです。 追ってくれたのです。 ありがたい。 時に9時35分頃でした。 スタートから25分でやっと1匹目が掛かってくれました。

 

 慎重にやり取りをしながら、浅瀬に寄せてきます。なるべくオトリ缶の近くに寄ってから、引き抜きました。 22センチくらいのまだサビのはいっていない立派なアユです。 いやあ、ほっとしました。 坊主ではなくなりました。おでこではありません。

 オトリ缶に養殖オトリを入れて、掛かりアユをタモに入れたまま川の中へ。 さっきと同じようなところへ泳いでいきます。 するとものの5分も経たないうちに目印が一気に水中に引き込まれていくのが見えました。 これぞ泳がせの楽しみ、喜びです。 嬉しくなります。 これはもしかして”入れ掛り”かも、とまで思ってしまいました。

 

 そうなのです、その後もいい感じで釣れて、10時半頃までに、私としてはこの時期では上出来の「6匹」も取り込んだのです。

 この頃かな、下流の瀬に一人竿を出し始めたのは。

 

 しかし、どうしたのかその後はパッとしません。いくら泳がせても掛かってくれません。場所を変えてみるのですが、追いません。 風はかなり強くなって来ました。 最上川の下流域はお昼頃から強風が吹き始めます。 並大抵の風ではないです。 何しろこの風があったから最上川では舟運が発達したのですが。 強風が吹いてくると、竿を押さえているだけでも大変です。 まあ、ひっきりなしに吹いているというものではなく、割と長い間強く吹くのですが、そのあとは少し弱くなったりもして、強弱をくり返します。

 

 そしたら、R47の道路に止めた軽トラのおっさんが上から話し掛けてきました。「そこにはアユはいない。石は白くなっている。もっと下流に行け。下流は石が真っ黒だ」と言います。 アユはいないことはないし、それなりに釣れているのだけどなあと思いながら、話しを聞いていましたが、今はつれなくなったわけで、どこかに移動しなければならない。じゃあ、下流に行ってみるかと思いました。

 

 でも移動は大変なのです。強風が吹く。竿を持ったまま、オトリ缶まで持って動くのは無理でした。 だから動くときは、まずオトリ缶を移動させてからまた戻って、今度は竿を担いでいくということの繰り返しです。 それだけでも疲れてきます。 下流の瀬との中間点あたりで、幅広く石が黒いところがあったところでは竿を出すのですが、追いません。

 

 ついでに下流の瀬で釣っている人のところまで行ってみるか、その瀬の周辺をこの際じっくり見てやろうと思いました。

 彼は地元の人で、瀬頭の手前浅いところから竿を出しています。お辞儀をして近寄りました。どこから来たのかと聞くので、仙台からというと感心していました。 オトリは上流の角川で投網で捕ってくるのだそうです。もっと絞られている急瀬で竿を出さないのかと聞いたら、あそこは舟下りの舟が来るから、行かないとのこと。 逆に私に急瀬で竿を出してみてはどうかと言ってきました。私が引き船を忘れてきたというと、彼も竿を忘れたことがあると言って、お互いに笑ったり。 話中に掛かりました。風のために掛かったのが分からなかったのです。そのくらい風が強い。

 その頃上流の瀬尻に一人入りました。彼が言うには丁度いいところに入られたと、その辺は石が真っ黒でいい釣り場なのだそうです。

 そうそう、彼はいつも23日をもって納竿しているとのことで、今年も今日でおしまいと言っていました。

 

 下流域の瀬もいいところです。瀬頭も瀬本体も瀬尻も全てがいい感じです。 最初に私が入ったところから下の瀬までは、かなり広い遠浅といってもいいくらいの平瀬が続きます。石はちゃんと入っています。いい釣り場です。黙って放って置く手はないです。とても広いですから、何人でも入れます。

 

 彼と別れてから、また上流に向かい、途中でいい釣り場を見つけたのでそこで竿を出そうと、オトリ缶からアユを取り出そうとしたら元気なアユが1匹飛び出して行きました。これでキープは5匹。 なぜかあまりガッカリはしませんでした。諦めかけていたからかも。

 でも手前の浅いところを引いていたら、いつの間にか17センチくらいの小さいアユが掛かっていましたので、数的には同じ6匹となりました。

 

 既にお昼も過ぎているし、疲れたし、これから掛かる気もしないので、この辺で完全に諦めることにしました。これをもって今季最後のアユ釣りの最後にしようと、竿を仕舞いました。時に午後1時過ぎです。今日竿を出したのは、9時10分から11時過ぎまで。あとは歩いたり川を見たり。午後1時前後に30分くらい竿を出しました。 その結果、釣果は6匹でした。 満足です。 17センチが1匹、他は22から23センチくらいです。

 

 車に戻った頃に雨が降り出し。瞬く間に強く、豪雨のようになりました。雷は鳴らなかったけど、この天気の急変は一体何なのでしょう。 丁度いいときに納竿して戻ってきたものです。

 

 戸澤藩船番所舟下り乗船所によってお土産を買い、帰途につきました。

 

 実釣時間は少ない、往復240キロの最上川釣行となりました。これをもって今年のアユ釣りは一切が終了しました。暑い3ヶ月間でしたが、何かとってもあっけないうちに終わってしまった感じです。

 

 

 魚族に感謝、とりわけ鮎に感謝です。いい大人をこんなにも夢中にさせてくれるなんて本当にありがたいものです。 何度でも感謝です。

 そして、家族や釣り仲間にもありがとうと言わさせていただきます。改めてありがとうございました。

 

 3ヶ月間無事に元気に釣りができたこと、こんなに嬉しいことはありませんし、八百万の神に感謝したくなります。

 私に釣られたアユ達の冥福、極楽浄土への旅立ちを願って、このブログもお仕舞いにしたいと思います。(でも、そうはなりませんのでご安心めされ。)

 

 

(P.S.)

 最後の釣果となった鮎の写真を撮ろうかと思ったのですが、帰宅の前に義父に差し上げてきましたので、残念ながら写真はありません。

 義父は本当に喜んで食べてくれますので持って行った甲斐があります。お酒が好きなので、酒の肴として、夏の風物詩として鮎はいいと思っています。

 

 

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最後の釣行(その1)

2008-09-23 22:00:27 | 小国川

 諦めが悪い、往生際が悪いため、自分を納得させるため、これが最後と山形県へ。

 

 目指すは、もちろん最上川。 それも下流域。 上流域はアユが下り始めているだろうし、14日に行ったところならば、まだまだアユは溜まっているだろうと思って。

 河川自体が大きいから、一気にはいなくなることもないだろうし、前回行った”高屋”がダメなら、その下流の立矢沢川と最上川の合流点に行くつもり。

 もともとダメもとと居直っているから、開き直っているから、釣れなければ釣れないで構わないと覚悟もしての釣行でした。

 

 オトリは小国川のR13号線の近くの店で購入。1匹400円。2匹購入。 ここのオトリは当然養殖ですが、鮎を焼いて販売しているところでもあります。 オトリとして販売されなければ、焼かれてしまう運命の可哀そうな?アユたちです。

 

 

 もう小国川には”止め(留め)”が設置されていました。 水量は少ないです。

 写真の下(手前)が河川敷公園になっています。

 川には川の石と枝で作った”止め(トメ)”が見られます。下ってきたアユを”止め”の近くで一網打尽にするというわけです。

 網が干されています。

 

 

 2枚目の写真は、1枚目の写真の右岸側の様子です。左側に”止め”があります。 背中の彼の前にはたらいがあります。 網で採ったアユを入れておくわけです。

 

 また、写真にはないですが、”止め”の近くにはブルーシートで作られた簡易の仮設小屋があります。 アユが下ってきたかどうか、見張りをするためです。 雨や風から身を守ります。

 以上は、丁度見張り小屋にやってきた地元の人がいたのでいろいろ話しを聞いて分かったわけです。

 まだ小さいアユも一杯います。ジャンプしています。 川の中程に大きな鯉がいました。教えてもらって分かりました。

 まだ竿で釣りをしている人はいるかと聞いたら、上のほうにいるというので行ってみることにしました。

 

 釣り人の写真は一関大橋の下流の右岸です。山形ナンバーの車は4、5台ありました。

 この時は川に入っていたのは彼一人でした。

 

 

 彼の手前から、いざ出陣という釣り人が下の写真です。

 何となく女性のように感じるのですが。 3枚目の釣り人の奥さんだったりして。 夫婦で川に来ている人は結構とまではいきませんが、そこそこいます。

 

 

 果たしてこの人の釣果はどうだったのでしょうか。

 

 

 私は小国川の様子をみてもここで竿を出してみようとは思いませんでした。

 狙いはあくまでも少しでも大きいアユを釣ることです。 大きいアユを釣って、その引きを楽しみたいと、後半はそれが楽しみ、かつ目的ですから。

 

 最上川の釣りの様子等は、明日にさせていただきます。

 

 いよいよ最終章です。 乞う、ご期待といきたいところですが・・・・・。

 

 

 

 


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夕方の広瀬川

2008-09-22 22:41:35 | 広瀬川

 一夜明けた広瀬川

 午前中は冴えない天気でしたが、午後からは陽射しも出ていい天気となりました。

 午後からはお墓参りにも行きました。

 

 下の写真は昨日広瀬川での最後のアユ釣りをしたところです。この瀬の下流の方でようやく1匹掛かったのですが、ハナカンハリス切れで確保できなかったところです。

 

 

 昨日根掛りで失ったアユはどうなったのでしょうか? うなぎに食べられてしまったでしょうか。

 

 

 2枚目の写真は、その荒瀬の少し上流側から撮ったものです。

 瀬の上流は鏡状になっていて、底は岩盤です。

 

 

 3枚目以降は正に太陽が西の山に沈んでいくときの、夕焼けです。

 昨日の午後からの雨で川は増水状態となっています。

 写真2枚目の上流から山の方を写したのが、3枚目の写真です。

 

 

 更に上流側の北西方面を撮ったのが4枚目の写真です。

 

 

 

 最後の写真は、川を入れないで日没そのものを撮ろうとして撮ったものです。

 

 明日は今日以上に暑くなりそうです。最高気温が27度とか。

 でも、明後日からは西高東低の天気図になり、寒くなるようです。

 

 

 


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謝謝 広瀬川

2008-09-21 18:04:58 | 広瀬川

 一日降ったり止んだり、どんよりした空模様。

 全くもって冴えません。

 今日が最後かもしれないというのに、この天気では気分までふさぎ込んでしまいます。

 雨のため、後から来ることになっていた二人は来ないことになりました。

 

 7時過ぎにオトリを購入しに行き、久し振りに井筒屋の旦那さんと会いました。

 ナントなんと何と、昨日届いたオトリは、四国から空輸されてきたのだといいます。四国ですよ。四国は徳島県。

 どうやって、どのくらいの費用をかけて空輸したのか?知りたかったけど、詳しくは聞きませんでした。来年の春でもゆっくり聞きましょう。

 

 例によって2匹のオトリを購入し、自宅ですっかり用意をして、雨なのでレインウエアも着用して、完全装備で、昼食まで持っていざ川へ。

 

 もちろん誰もいません。きょうはウエットタイツではなく、スリムウエダーです。

 多分今日が広瀬川の最後だろうと思って、今年いろいろ楽しませてもらった場所で竿を出そうと思っていました。

 第一番目は、美術館下の岩盤の溝です。オトリにオモリをかませて溝に入れます。丁度いいくらいの水量です。水温は18・5度。7時45分スタート。

 竿はオリンピックのインテグラ鮎引抜急瀬90です。水中糸は例によってホクエツの複合メタル尺鮎0.25号ですか。 オトリは18センチくらいのアユ。

 やはり、予想通り掛かりません。掛かる気がしませんでした。石アカは腐って長く伸びている状態です。ハミ跡はありません。

 それでも、ここを行ったり来たりの一往復しました。釣れません。

 

 次に、この前ハリスを2回切られた、荒瀬へ。西道路のトンネルが切れているところの下の瀬。 実はここで今日は勝負をかけようと思っていました。

 そこで、もう1匹の元気なオトリに代えて、荒瀬にはもういないだろうから、瀬脇やたるみを釣るつもりでした。用意していると、オトリ缶とゴルフのクラブを改良した道具?をもった人が声をかけてきました。

 「釣れましたか?」「これからです。」に始まって、いろいろ話しをしました。どうも川で話しを交わす人は、何時何時はこれだけ釣れたという自慢話しが多いように感じます。

 彼もいろいろ話しかけてきましたが、9月5日(金)は牛越橋のすぐ上流域で引き船2杯分の大釣りをしたというのです。これから芋煮会で賑わうところの左岸側で、52匹も釣れたと言います。この日は30センチくらいの増水とのことで、そのために投網が入れなかったからよかったようなことを言っていました。信じられません!!(自分の記録を見ると、9月7日(日)に広瀬川でたったの7匹です。)

 また、広瀬川は午前中よりも午後のほうがよく掛かる、2時から3時半くらいの間に入れ掛りになることが多いとも言っていました。今年の広瀬川はよかったと。(これは同感です。)

 

 彼が下流に行ったあと、竿を出しながら話をしていました、集中力が弱くなったためか、何となんとナント”根がかり”です。まだ1匹も掛けていないのに。いいオトリなのに。

 手前に荒瀬があり、はずしには行けません。どんなに工夫しても外れません。仕方がないので、竿を畳んで天井糸を引っ張ります。フッと軽くなります。切れました。回収できませんでした。ついていません。これからというところだったのに・・・。

 水中糸の下のほうから切れていました。

 

 仕掛けを交換して、元気のなくなったオトリの再登場です。

 そしたら、またもやさっきの根がかりの近くで”根がかり”です。なんで~、なんでこうもついてないのか!?!ガッカリ、ガックリ。 

 でも、粘り勝ち?何とか外れました。いやあ~嬉しかった。天はまだ我を見捨てず!

 

 少しずつ釣り下ります。流芯の右岸側の瀬脇を泳がせます(多分、弱ってはいても少しは泳いでくれたでしょう)。

 何か弱い当りらしきものを感じました。あれ?もしかして掛かったのかな?でもその後の動きがありません。引きもありません。目印も特に変わった様子はなかったし。 でももしかしてと思って、竿を立てたところ、弱いながらも確かに掛かっています。その手ごたえが伝わってきました。

 いやあ~、嬉しかった!!いたあ~、掛かった、ようやく掛かったと内心では大声を出し、慎重に浅瀬に寄せて引き抜きます。盛期のような強い引きはありません。時に9時5分です。

 

 22センチくらいでしょうか、腹掛かりのようでした。オトリアユ、掛かりアユともに水中を抜けて、いざタモでキャッチというときに、どうしたというのでしょうか、掛かりアユがタモの前でポッチャンと水中に戻っていきました。

 なんで?何があったあ?半信半疑のままオトリアユを見てみると、これまた仰天としかいいようのないこと、今まで何十年とアユ釣りをやってきてはじめての経験となります、ハリスが切られているというのではなく、逆ハリとハリス止めのところから切れているではありませんか。

 

 こんなことは全く初めてです。あってはならないことです。それが最後の最後になって、こんなことになろうとは。

 雨には祟られ、おまけにようやく掛かったアユは前代未聞のところからのハナカンハリス切れ、ショックです。打ちのめされます。

 

 でも、でも気を取り直して、更に弱ったオトリに頑張ってもらいましたが、二度と掛りませんでした。

 

 戻ることを考えて、下っていき美術館とトンネルの中間地点の瀬に向かいました。ここは数は釣れなくとも、必ず何匹かは釣れるところでしたが、掛りませんでした。ここの石にははっきりとハミ跡がありました。まだアユはいるようですし、何回か跳ねるのを見ました。しかし、掛かりません。

 

 時は午前10時。納竿することにしました。もう広瀬川はおしまい!と勝手に結論づけて。

 折角今日はうちの奥さんにおにぎりを握ってもらったのに、自宅に戻ってから食べることになってしまいました。

 

 いいことの一つもない最後の広瀬川のアユ釣りとなりました。 しかし、今年は解禁から十分楽しませてもらいました。 感謝 感謝です。

 

 来年もいい広瀬川となることを心より願って、広瀬川とはお別れします。静かに、ゆっくりと休んで欲しいものです。 下ったアユには下流域で一杯産卵してもらって、来年また楽しませてもらいましょう。

 

 さらば、広瀬川!  再見!!

 

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最後となるか・・・・?

2008-09-20 23:49:22 | お知らせ

 今日も飲んできました。

 まあ、最初から最後までテンションの高い飲み会でした。

 飲んで酔っているときはブログを休むといいながら、17日と今日も書こうとしています。 困ったものです。 でも、まああ大目に見てください。

 

 実は今日は朝の6時前から町内会の仕事をしました。来週の縛り不動尊のお祭りの準備、行灯の掛け枠作りに従事したわけです。

 27日も6時前から町内のお神輿が通るところに縄を張る仕事が待っています。 これが大変なのです。 早く若い人たちが後継者として育ってくれればいいのですが。

 町内会は役員の高齢化と後継者不足で、将来の運営は厳しくなることが目に見えています。

 

 

 ところで、明日は休みです。

 悩みました。どうするか? どこの川に入るか? 

 ようやく20回目の釣行となります。

 もうこれが最後かもしれません。

 だから、有終の美を飾りたく、どこのの河川がいいか、悩むわけです。

 

 これが最後かもしれないのでは、やはり地元の広瀬川に入るべきであろうと思いました。

 最初と最後を地元の川で迎える、これが地元の川に対する感謝の気持ちといえるのではないかと思った次第です。

 

 青葉カワセミ会のメンバーと落ち合うことになっているのですが、最初に私が先に釣ってみて、釣れなければ後から来る二人にその旨を知らせて、別の川、名取川に向かうことにしています。

 広瀬川はもともとは名取川水系広瀬川で、まあ親子の河川ということですか。 名取川の方が広瀬川より遅くまで釣りができるようですが。

 果たしてどうすることになるやら・・・・?

 

 

 井筒屋に電話で聞いたところ、昨日?オトリアユが入荷したばかりとのことです。 新しいオトリが入りました。

 せっせとオトリを購入して友釣りをしてください。 こんなことは今まで全くなかったことです。 

 それだけ、井筒屋としても今年はアユ釣りに力を入れているわけです。

 

 ただし、釣れるかどうかはなんとも確約はできません。

 アユはいても、追ってくれるかどうか何ともいえません。

 

 それはそれとして、快晴のもとで川に入りたい、アユ釣りをしたいと思います、切に。


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夕方の広瀬川

2008-09-19 21:16:53 | お知らせ

 今日は一日街なかで研修があり、その帰りのこと。

 

 両方とも一方通行ではない十字路で、私は道路の左側を走って東から西へ向っていました。

 丁度東から県警の立派なクラウンのパトカーが走ってきて、停止線で一旦停止していたところに、私から見て道路の右側を走っていた一台の自転車が、そのままパトカーの右側を通過していきました。

 詳しく書こうとすると、くどくなり難しくなりますが、要は、若い男の運転する自転車が、パトカーが止まっているところを堂々と右側通行し、それを見ていたパトカー(乗員は二人)は何の指導することもなく通してしまったということです。

 時間は午後5時を少し過ぎたばかり。

 今道路交通法が改正されたりして、自転車は歩道ではなく、原則車道を走ることになったし、それでなくても自転車の運転のマナーが悪いことは大きな社会問題となっているのに、パトカーの中の警官は全く何の注意・指導も行わなかった。

 割り切れない思いで見ていました。 でも考えてみると、街中をパトロールしている警官も右側通行の自転車に対して何の注意もしていないのを何度も見ているし、交通取締りとして動いているときでなければ、別に何もしなくてもいいということなのでしょうか。

 

 

 前置きが長くなってしまいました。

 

 広瀬川を見ながらの帰りのこと。 澱橋下流で竿を出している人が一人いました。トロ尻の中ほどに入っていました。

 かなり長い竿でゆったりした動きだったので、友釣りか?と思って自転車を止めて見てみることにしました。

 

 実際はコロガシだったのですが、何とも変わった釣り方をしていました。

 普通は下流に面して立って、竿を操作すると思うのですが、その人は上流側に向って立ち込み竿を振っていました。右岸に振り込んで左岸側に引いてくる。今度は左岸側に振り込んで右岸側に引いてくる。この繰り返し。

 

 まあ、たまたまその時は上流を剥いていただけなのかもしれませんが、5分以上は見ていました。

 

 そしてその人の後ろ(下流)では、アユがピョンピョン跳ねていました。

 まだアユはいるのです。追い気があるのかどうかは分かりませんが、アユはまだいます。嬉しくなります。

 

 そして、悩みます・・・。どこの川に入ればいいのかと・・・・。

 


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小学校の給食

2008-09-18 23:39:24 | お知らせ

 今日職場の近くの小学校にて、地元の町内会長や一芸に秀でた高齢者等を招いて、昔遊びと給食をともにすることによる高齢者と子どもたちの交流会があり、参加してきました。

 

 昔遊びコーナーは、カルタ、こま、福笑い、ビーダマ、お手玉、折り紙、紙飛行機、竹とんぼ、ブーメラン、剣玉ですか、これらを子どもたちと一緒に、または子どもたちに教えながら、楽しいひとときを過ごしました。

 伝統的な日本の遊びはなかなか伝えられていない、また伝え続けるのは難しいと痛感しました。

 

 

 その後の子どもたちとの給食は楽しく、かつ美味しかったです。

 

 メニューは;

  米粉パン(コッペパン)

  タンドリーチキン

  ごまドレッシングサラダ

  マカロニスープ

  冷凍みかん

  牛乳    というものです。

 

 米粉パンの原料は宮城県産のひとめぼれです。きめ細かな、しっとりとしたパンで、小麦粉のパンよりも好きになりそうです。

 硬調ならぬ校長が言うには、今日はいつもよりも豪華な食事だとか。 パンの大きさも子ども達のはすこし小さいです。 

 12時55分になると、余っているメニューを食べる、お代わりすることができます。 ただし、トレイの中の給食を全て食べた人でなければ、お代わりはできないルールになっているようです。

 スープもサラダも、大人でも十分美味しかったです。

 

 今年は、これで小学校の給食は2回食べたことになります。ほぼ50年ぶりのことです。


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暑気払い?

2008-09-17 22:06:34 | お知らせ

 9月も間もなく下旬に入ろうというのに、今日暑気払いがあり、飲んできました。 酔っています。

 

 帰りの堤防では、お月様がほぼまん丸で周りを明るくし、こおろぎを中心とする虫たちが一杯鳴いています。 秋本番です。

 

 昨日は、東根市の”コスモス街道”を紹介しましたが、今日は広瀬川の堤防の登り口に咲く花々です。 撮影は16日の午前中です。 そのためか、朝顔も沢山咲いていました。 コスモスと朝顔の組み合わせもいいものです。

 

 

 下の写真は堤防から降りた河川公園に咲くひまわりとコスモスです。 ここのコスモスはとっても丈が長いです。東根市のコスモスとは高さが大きく異なります。 ボランティアの学生たちが育てています(そのはずです)。

 

 

 河原にはモンシロチョウも飛んでいましたが、写真のような蝶も花から花へと飛んでいます。 たまたまコンクリートの上でおとなしくしていたので、写真を撮ることができました。

 

 

 下の2枚の写真は、コスモスのアップの写真です。

 

 

 

 台風は今後どのような進路をとるのでしょうか。東北地方には週末から日曜日にかけてやってくるのでしょうか。

 それによっては、アユの友釣りも終わりです。入梅の天気予報と同じように、15日に遡って終了ということにもなりかねません。

 

 15日までで釣行は19回(19日)となります。 あと1回釣りに行って、20回にして終わりたいと、ついつい思ってしまいます。 いけない考えでしょうか。 せめて20回の友釣りを達成したいものです。

 皆さんのお力添え?をお願いします。

 

 

 

 


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最上川と寒河江川

2008-09-16 22:24:53 | 最上川

 (15日分の釣行記です)

 諦めきれない、往生際の悪い私は、きのうも山形詣でです。

 おとといよりもゆっくりの出発。

 一昨日は関山峠のトンネルを出ると、ものすごい濃霧でしたが、昨日は普通に快晴の山形でした。

 

 予定は寒河江付近の最上川で、釣れないときは寒河江川のチェリーランドで竿を出してみようと思っていました。

 

 下の写真は、いつものチェリークアパークの最上川です。中央に岩盤が顔を出しています。濁りはなく、やや多い感じの水量でした。

 帰宅後の水位計では8.55なので丁度いいはずと思っていたのですが、現実は水量が多すぎて、岩盤の前の瀬は荒瀬となっていて、とても竿を出せる状態ではなかったです。

 

 

 2枚目の写真は岩盤の下流域の状況です。

 

 

 ここの最上川では9時から12時まで竿を出して粘りました。先行者が二人居て、聞いたら二人とも1匹を掛けただけで、さっぱり釣れないとのこと。

 ハミ跡は一杯あるのですが、肝心のアユはどこに行ったのでしょうか。

 

 まあ、ダメもとで竿を出すことにし、上流域のトロから瀬が始まるところ、前回地元の人たち(と思われる)が3人、トロから動かなかった場所からスタートしました。

 オトリはよく泳いでくれるのですが、掛かりません。ときどきアユが跳ねています。釣れるなら釣ってみろとばかり、人間を挑発しています。

 

 よく見ると、右岸へチに立ち込んで竿を出している人がいました。右岸のトロ場の50メートルくらいの間を釣っていました。 下の瀬には釣り人が増えて3、4人が竿を出している。 この時期はアユも抱卵するため、瀬には着かないということもあって、トロばかりを狙う人が出てくるのでしょう。

 私も、川の中に立ち込んで、右岸側を狙うことにしました。右岸のトロから瀬を狙って釣り下るのですが、ウントモスントモいいません。全く掛かりません。 オトリはまあ元気なのですが、段々黒くなってきます。サビが入り始めているのです。仕方のないことですが。

 

 右岸を狙ってもだめなので、また上流に戻って川の中から瀬の左岸側に竿を出しました。 何でもない平瀬のようなところで、ようやく強い当りがあり掛かりました。一時間経っていました。慎重にためて取り込みました。22センチくらいの丁度オトリ頃です。

 そのオトリに代えて、また同じところを泳がすと、また掛かりました。いるのだ、いるところには!!18センチくらいの小型(中型というべきか)です。でも、それっきり、後が続きません。

 

 今度は左岸側から竿を出すことにして、下っていきました。もちろん、釣れません。 途中でコロガシをやっていて、上流に移動してきた人と話しをしました。コロガシでも釣れないとのこと。いつもなら釣れるのにと、何処もどの人も同じことを言います。今時のアユが食べては一番美味いとのこと。それなのに釣れないと。

 彼は一雨が欲しいと。そうすればアユが落ちてくるからです。上流から下流を目指すアユが落ちてきて、掛かるときには1回の竿操作で2,3匹も掛かるそうです。

 

 念のため荒瀬に入れてみようとしましたが、近寄れません。釣り人が流れの中に入っていけません。流芯までは手が届きません。諦めました。

 結局、ここでは9時から12時までで釣果は2匹のみ。もうここは無理でしょう。

 

 タックルは、そのつもりではなかったのですが、シマノの「尺鮎90-95」を手にしていました。一応「尺鮎と珪石」の2本を持って行き、最初は「珪石90-95」を使い、もしかして大きいのが釣れたらと考えて「尺鮎」も持って行ったわけですが、準備が終わり、川に入ろうと竿を手にしたのが、「珪石」のつもりの「尺鮎」だったわけです。

 竿に申し訳ないです。「尺鮎」には本当にすまない感じで一杯です。こんな状況で使ってしまって。今年初の使用となりました。

 

 

 チェリーランドについてから昼食にしようと、寒河江川に向いました。 上の写真は下流域の長い瀬です。実際は写真以上に厳しい流れとなっています。

 釣り人は上流下流ともに10人近くもいて、食べながら釣れるかどうか見ていました。グランドから見ている釣り人も多かったです。

 

 

 4枚目の写真は寒河江川チェリーランドの上流側です。 アユがときどき跳ねています。大きくはないです。

 その内下流域の瀬に入っている人が一人だけになったので、大きい元気なオトリと5号のオモリを使って、急瀬の流芯を釣り下ってみよう、もちろん釣れなくても構わない、もしかして大きいのが残っているかもしれないからとの甘い考えです。

 

 やはり掛かりません。瀬尻近くになってようやくそれと分かる当りがあり、右岸側に寄せて抜きましたが、気合が入っていなかったためか、掛かりアユはタモの外で、揚げ句にはポッチャンと川の中に。これがつり始めて20分後くらいのこと。一応はいると分かったので、少しは気を取り直して再挑戦。少しして18センチを取り込みました。その後は当りなし。

 結局1時から2時の一時間で2回掛け、取り込みは1匹のみでした。

 

 納竿です、納竿しました。

 

 

 今寒河江川のチェリーランドは芋煮会やバーべキューで賑わっています。たくさんの親子連れが河原に来ています。車も一杯駐車しています。

 先の最上川でも家族連れがバーベキューをしていました。たくさんの人たちが川に親しんでいるのは、見ているだけでも嬉しくなります。

 

 下の写真は、私が勝手に名付けている、東根市の”コスモス街道”です。ここのコスモスを見ると、心が和むと同時に、もうアユ釣りもおしまいだなあと、否が応でも思ってしまいます。

 丈の低いカラフルなコスモスが道路の両脇にズラー?と咲き誇っています。見事なものです。1キロ以上、2キロくらいにもなるかも。ここの農家の人たちは本業の他に、清掃もしているし、本当によくやっているものと感心しながら走っています。

 

 

 これが今年の見納めか、はたまた・・・・。

 

コメント (2)
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最上川高屋と鮭川釣行

2008-09-15 22:29:05 | 最上川

  よ~いさのまか~しょ  え~んやこらま~かせ

    え~えんや~ え~えんや~ え~え

    え~えんや~え~と

    よ~いさのまか~しょ

    え~んやこらま~かせ~

 

 皆様ご存知の「最上川舟歌」の出だしです。 最上川といえば、最上川舟歌と松尾芭蕉でしょうか。

 

 十余年振りに行って来ました、下流域の最上川は”高屋”地区。丁度最上川舟下りの上流部にあたります。

 舟下りは、古口かた草薙の間約12キロを、昨日の写真のような船ではなく舟で下ります。

 船頭さんはいろんな人がいて、女性もいますし、左右の景色を説明しながら、喉自慢というわけではないのでしょうが、最上川舟歌を歌っていくわけです。同じ歌でも、英語バージョンや山形弁バージョンもあるとか、釣りをしていると船頭さんのアナウンスが聞こえてくるわけです。

 

 今の時期はアユ釣りの時期でもありますので、我々釣り人が竿を出していると、「アユ釣りをしています。友釣りといいます。」と紹介し、「釣れてるか~」とか聞いてきます。釣れていると頷くと、「そうか、よかった~」と言ったり。

 また、乗客もこちらを向いて手を振ってきますので、ついついこちらも手を振ったりして、最上川を挟んでいい関係になったりもするわけです。

 

 その間集中力が切れてしまいますが、そこはお互い様です。というか、最上川にはアユ釣りが似合うわけで、我々アユ釣り師は夏の最上川にはなくてはならない存在なのです。いわば観光にも役立っているわけです。

 

 

 そんな最上川”高屋”地区。 十余年前青葉カワセミ会でやってきて、二人が28.5センチの巨鮎を釣ったところです。一人はまだ冷凍保存しているはずです。やはり9月中旬に行ったのですが、その時釣り人は我々の他は対岸に一人いるだけでした。

 

 それが、高屋に着いてビックリ。たくさんの釣り人が竿を出しているではありませんか。荒瀬を挟んで10人はいたでしょうか。やはり、流れは少し変わっています。何よりも釣り人の多さに驚きです。

 水量は丁度いい感じなのでしょう、釣り人が一杯いるのですから。濁りも、いつもの最上川の濁りです。

 

 道路わきに駐車して、近くにあった小さな鉄製の階段を使って河原へ。陸ナメももちろん、水中にもハミ跡は結構あります。また、アユも跳ねています。これは釣れる予感。 

 

 我々3人が入ったのは、上流の荒瀬と下流の平瀬の間で、誰も入っていない一面幅広いところです。昨日の写真を見てください。どこがポイントか絞り込むのが困難なところです。遠浅みたいで、かなり立ち込むことができそうです。

 

 小国川で購入してきたオトリ(とくに大きいものばかり、一人3匹分を買ってきました。@400円)にハナカンをセットし、リリースします。午前9時10分スタート。

 竿は例によってダイワの「硬派”剛”95」です。仕掛けは毎度おなじみのホクエツの複合メタル「尺鮎0.3号」です。もう何度使ったか分かりません。

 

 しかし、肝心のオトリは沖に泳いでくれません。やむを得ず、吊るして飛ばしますが、そうすると手前に寄ってくるのです。そんなわけで、悪戦苦闘するうちに少しだけ沖に出てくれました。開始後10分経過。当りが伝わり、アユがヒラを打つのが目に入りました。今日最初なので、慎重にためてやりとりし、無事引き抜いてタモの中におさまりました。ほっと一安心。

 大きさは22、3センチくらいでしょうか。友釣りは回転の釣り、これからが勝負です。このアユはよく泳いでくれて、川の中央に目一杯泳いで行ったときに当りがあったのですが、ハリ掛りはしませんでした。

 少しずつ立つ位置を変えて泳がし、ここでは3匹掛かりました。3匹目は小さい(といても20センチくらい)ので、下流に移動。ここでも4匹掛かりましたが、1匹はタモにあと1メートルのところでポッチャン、バラシです。

 ここもやはり大きいのから釣れていく感じで、小さくなっていく。

 

 こんなはずではない、ここに来たのは大アユを釣るためである。23センチ前後ではとても大アユとは言えない。そう思って、上流の荒瀬に向うことにしました。荒瀬の瀬頭と瀬尻、そしてできれば荒瀬そのもので竿を出してやろうと。

 もともとダメでもともと。200メートルくらい歩いたでしょうか、上流の荒瀬へ。先行者が数人竿を出していたし、釣り友も先に上流に向っていました。

 

 荒瀬ですから絞られています。流れが絞られているから荒瀬や急瀬になるというべきなのか。当然その前後は開けています。

 ここを舟下りの舟が通るとき、お互いの距離が一番近くなるわけです。会話が可能となるわけです。

 

 しかし、乗船客と話しはできても、肝心のアユが釣れないのです。先行者が釣り切ったとは考えられないです。かれらも竿が曲がっていませんでしたから。特徴?はあまり立ち込まないで竿を出すことか。その方が釣れるからなのか、流芯ではアユが入らない(入れられない)からか。

 

 予想外だったのは、風が強くなかったこと。最上川といえば舟運が発達した川ですが、それはこの風の強さ、下流からの強い風のお陰ではないでしょうか。11時頃から吹き始める感じです。十余年前は、風の強さで腰のタモが横向き(縦向きというべきか)、完全に90度向きが変わってしまいました。

 風が強いと竿を持っていられないくらいになります。竿が煽られて持っていられないし、掛かったときも取り込みがこれまた大変です。体力の消耗が激しくなります。風はアユ釣りの天敵です。

 

 お昼にもなったし、3人で話し合ってここを諦めることにしました。一番の理由はアユのサイズが大きくないということです。数は出なくても、大きなアユが1匹でも掛かってくれれば、ここで粘ったのですが。

 目的はたった一つ、大アユ。巨アユ。

 でも、それが無理となった今どうするか、この前のブログで、25、26センチのアユが釣れたと言う鮭川に行くことにしました。

 

 

 しかし、鮭川よ、お前もか?! 天を仰ぎ、溜息をつくばかり!?

 

 水がないのです。一時は増水で釣りができない状態が長く続いたのに、昨日は水量が少ない。アユもいないことはないが、小国川の比ではない。

 そもそもこんな感じの鮭川で25センチのアユが釣れるのか?!といいたくなる。

 観音寺橋はポイントの瀬に3人入っていたので諦め、その上流の豊田橋へ。ここの下流域は最高の釣りポイントで、トロ、平瀬、深瀬ありで、水量が豊富で、どこでも竿を出せた川だったのに、行ってみたら、写真(昨日14日のブログ参照)のようなまるで死に体の状態。一面チャラ瀬と浅瀬になっています。

 この下流には何ものが住んでいるか分からないような深いトロがあったのですが、そこもかなり埋まってしまい、普通の深いトロ場になっていました。そのトロの下流も、一面の平坦な代わり映えのしない平瀬になっていました。

 その下に個人のヤナ(小石と草木でつくったアユ留め)があります。釣り人の姿が見えたのは、一杯いたのはこのヤナの下流域です。 絞り込まれた急瀬と瀬の開き、平瀬、トロと続きます。ここに5人前後の釣り人が竿を出していました。ときどき竿が曲がっています。

 

 私はこの上流の平瀬から竿を出してきましたが、ようやく掛かったのはこの急瀬でした。オモリをかませて何とか3匹掛けました。小さいです。18センチ前後です。2時20分から4時までやって、たったの3匹です。泣きたくなります。こんなことなら移動しなければよかったと思っても後の祭り。

 

 14日はお月見です。 ほぼまん丸のお月様。帰りの車から綺麗にお月様が見えました。 暗くなってからの帰宅は今年始めてかも。

 

 

 写真は、高屋から上流の古口に戻っている舟下りの舟です。全て同じ仕様の舟ではありません。最初に竿を出したところの右岸を走る舟です。


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最上川下流域と鮭川

2008-09-14 22:43:17 | 最上川

 疲れて眠くて、とりあえず写真だけでもUPしておきますので、ご容赦を!

    

 

 

(減水しているとはいえ、さすが大河「最上川」です)

 

 

(最上川川下りの船です。上流(出航地点)に向っています。)

 

 

(すっかり変わってしまった鮭川です。かなり減水しているようです)

 

 

(今日の貧果の一部です)

 

           


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ジュリー、いいぞ!

2008-09-13 22:59:28 | 思いつくまま

 なんと何とナント、あの朝日新聞の2面にジュリーこと、我らが沢田研二のことが書いてありました。

 嬉しくなりました。

 

 「ひと」欄に、見出しは”還暦に憲法への思いを歌う””沢田研二さん(60)”と。

 

 新作アルバムを出し、その9番目の歌が『我が窮状』、つまり『日本国憲法第9条賛歌』というのです。

 

 

 ”いま憲法は、改憲の動きの前でまさに『窮状』にあるでしょう。言葉に出さないが9条を守りたいと願っている人たちに、私も同じ願いですよというサインを送りたい”

 

 知りませんでした。

 彼の考えを知って、ますます好きになりました。

 

 このところ仙台市での公演には行っていなかったのですが、これからはまた行こうかなと思った次第です。

 

 一緒に日本国憲法のい改憲を阻止しようと思います。

 

 

 明日から3連休です。

 明日は、青葉カワセミ会の釣友二人と山形県へ行ってきます。

 

 

 果たしてどういう結果になるか、皆様に嬉しい出来事を報告できるか、はたまた悲惨極まりない状況をお知らせすることになるか、明日のお楽しみです。

 幸い、天気は大丈夫そうです。

 

 

 ジュリーに負けないように、頑張らないと。

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いよいよ終盤

2008-09-12 23:27:59 | お知らせ

 昨日の夜から今朝方にかけて、かなり雨が降りました。

 地元の広瀬川がどうなったのか、行ってみないので分かりません。

 意外といい水量になっていたりしているかもしれません。

 甘い考えでしょうが。

 

 

 去年の釣行記を見てみました。

 去年の9月は、3日は広瀬川、4日は最上川、16日は広瀬川でこれで2007年度のアユ釣りは終了していました。

 

 3日は約2時間で3匹(25センチが2匹、23センチが1匹)、4日は約3時間で21.5センチから26.5センチのアユが7匹、最後の16日は1時間半で3匹(18.5センチから25センチ)の釣果でした。

 

 昨日11日は、広瀬川で2匹のみ、今週末は普通の人は13日から15日までの3連休でしょうが、私は14日から16日までの3連休となります。

 この3連休でほぼ今年のアユ釣りは終了となるかもしれないので、どこに入るか、どこに釣行するか、慎重に考慮しています。

 

 14日は最上川、15日は北上川に行けないか仲間と思案中です。16日は夕方地元になるかも。 

 でも、今年はもう少し釣りができそうな気がしないでもありません。 そうあって欲しいものですが・・・。

 

 どうも希望的観測ばかりで、厳しい?現実に目を向けていないのではといわれそうです。

 

 けれども、アユ釣り師ならこの気持ちはわかっていただけるのではないでしょうか。


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