鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

広瀬川の放流について

2006-05-31 22:46:43 | 広瀬川
 今日職場近くの釣具店(この前書いた釣具店ではありません)にちょっとだけ寄って来ました。まあ本当のところを言えば、シマノのアユ釣り大会(南東北大会)に申し込んできたわけです。
 7月9日(日)山形県小国川での開催です。
 小国川は放流も多いのですが、何と言っても天然遡上アユの多いことで有名な河川です。でも毎年、7月の中旬までは川が落ち着かないというのか、渇水だったり、増水したり、アユが小さかったり、あまり釣れません。7月も下旬当りからなら、釣りになりますが。(今日は小国川のことを書くつもりではなかったのですが・・・。)
 
 シマノ大会に申し込んだとき、店主と広瀬川の放流について話しをしたのですが、今年は広瀬川と名取川に架かる橋ごとに100キロずつ放流したとのこと。合計2000キロ、つまり2トン放流したようです。店の前のガラス戸に貼ってもありました。

 では去年は何キロ放流したのか?分かりません。記憶にありません。だから2000キロ、2トンが多いのかどうか、去年より多いのか少ないのか、分かりません。
 正直なところ、そんなことはどうでもいいのです、というのが本音ですか。多くても少なくても。7月1日の解禁日は地元の、それも家のすぐそばの広瀬川に入ることにしているからです。

 解禁日に釣れれば、少しの間は広瀬川に入り続けることもありえますが、釣り続くことはないので、せいぜい2~3週間くらいですか。
 何とも諦めが早いというか、あまりに冷めすぎているというか、決していいことではないと知りつつも、そうなってしまうのです。悲しいことです。

 日曜日の雨で一時広瀬川は増水、濁りの状況でしたが、今日は大分落ち着いてきました。朝は啼かなくなりましたが、夕方はまだ鶯が啼いています。とっても癒されます。新緑が深緑に変わった広瀬川、その広瀬川の草いきれを掻き分けて、竿を出すのが今から楽しみです。

 
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昨日の続きですが。

2006-05-30 23:04:22 | その他河川

 昨日のフィッシングTVでは、2006年狩野川の解禁日における高松重春名人の言動を取材・放送していました。釣りの状況はお知らせしたとおりです。

 21日の解禁日には3000人以上の釣り人が竿を出したとのこと。中には何と”秋田ナンバー”の車もありました。

 高松重春名人といえば、何年か前にアユ釣りの雑誌で見ましたが、針を巻いたりするのは奥さんらしいですね。確かメガネをかけながら奥さんが針を巻いているところの写真が載っていました。夫婦協働で、今流行の言葉で言えば、夫婦のコラボレーションということです。

 うちの奥さんはというと、まああアユ釣りにはそれなりに理解を示してくれてはいると思います。呆れ返りながらも、まあ川には行かせてくれています。感謝です。

 それなりに夫として、父親として日常頑張っているのですが、何と言っても気配り・心配り、そして具体的な行動が大切です。

 それというのも、普段飲み歩くこともないし、渓流釣りにはまることもないし(本当は渓流もやりたいのですが、やり始めたら怖いということもありますので、長年ジーと我慢しています。)、ひたすら夏のほんの短い期間に一年分の楽しみを凝縮させているからで、それを家族もそれなりに分かっていてくれるからでしょう(と思っています。)。

 シーズンに入れば、夜は仕掛け作り、針巻き等で忙しく、家族には呆れ返られているのですが、こういうアユバカの様子を見せるのも子どものためにはいいものと(勝手に)思っています。何でもいいから(とはいちがいにいえませんが)自分が熱中できるものを持つこと、そのありのままを家族に見せることはある意味貴重なことではないでしょうか?

 話しが脱線してしまいましたが、脱線ついでに。高松重春というと、何故か私は勝手に大きくはない、小さい人というイメージを持っていました。何故かは分かりません。名前の「春」からかも・・・・。写真では見ていました。でも何故か大きさまでは、他の人との比較等はしていなかったようです。それで勝手に小さい感じのアユ釣り名人というイメージがインプットされてしまいました。

 それが、何時のことか、報知オーナーカップの全国大会、岐阜県の飛騨川、地元では益田川と呼ばれているところで開催された全国大会に行ったときのことです。といっても、このときは友釣りの釣り友の付け人、セコンドとして一緒に行ったということなのですが・・・。

 大会に出ていた本人を見て、でかい、大きい、がっしりしている、今までのイメージは一体なんだったのだろうと???

 結局、話は脱線したままでした。29日の続きは次回に。

 お休みなさいませ。


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今年最初のアユ釣りのTV

2006-05-29 23:18:53 | その他河川
 今夜10時から11時まで、707CH釣りビジョンで今年初のアユ釣りの放送がありました。
 何処の川か、楽しみにしていたのですが、狩野川でした。狩野川といえば、そうです「高松重春」の出番です。

 《トーナメンターの解禁日》と題して、5/21の解禁日の様子と翌日5/22の様子を映していましたが、(03年の6/17の映像も流しました)釣れません。

 アユは一杯居る、うじゃうじゃいる。天然ものの小さいアユが、ちびアユが。水中撮影では至る所に居る。しかし、追わない、追わないから釣れない、ということ。
 まだまだ遡上中とのこと。遡上の途中での解禁であり、友釣りということ。だから、縄張りを持たない、持つにいたっていないということ。

 映像は、高松の家の近くの「松ヶ瀬」という中流域の様子。

 本人も笑いながら釣っていましたが、笑わないことにはやっていられない、竿を出していられないということ、見ているこっちまでも笑ってしまう。タバコサイズのおとりで、それより小さいアユがかかるのだから。(かかるときは)

 まだ解禁とするのは早すぎるのでしょう。5/12の試し釣りの時は、18cmのもつれたというのですが。うまくいかないものです。半月早いと言っていました。

 最後の方で言っていましたが、狩野川を見ながら、「子どもの代はいいけど、孫の代はこのままでは無理かな」と。
 でも、今年の狩野川は、10年ぶりくらいの天然遡上アユの多い年だそうです。

 そういうわけで、さっぱり面白くはない狩野川の解禁日のアユ釣り風景でした。
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朝日新聞を見ましたか?

2006-05-28 22:01:24 | お知らせ
 今日の朝日新聞全国版(といっても宮城県地域版としては12版)のP29に載っていました。
 ・・・『アユ前線』北上中・・・「環境ルネサンス」の一環としての記事。
「for a Sustainable Sciety 明日の地球環境のために」

 国土交通省のHP「アユの遡上前線」のPRみたいでもあるが、P29一面の半分以上を占めるという熱の入れよう。

 紹介されている河川は、長良川・肱(ひじ)川(愛媛県)・江戸川・荒川(埼玉県)・淀川・利根川・芥川(大阪府)・物部川の8河川、このうち、荒川、淀川、利根川、芥川では遡上しやすいように工夫した「階段式魚道」や堰の運用改善の例、芥川では、土嚢を二千個も積み上げて仮説魚道をつくったという。

 物部川は折角産卵場等の整備によって天然アユが大量に遡上するようになったというのに、大型台風の影響や、今年は山崩れによる濁りがひどいという不運な状況が続いているようです。

 流域の関係者の知恵や力を結集すれば、やっていけないことはないのでしょうが・・・・。

 アユの漁獲量も、1990年には17000トンもあったのに、2005年には7141トンとのこと。

 河川別の漁獲量ははじめて見ました。一位は那珂川の1031トン、二位は久慈川の396トン、以下琵琶湖、相模川、球磨川(229トン)、四万十川と続きます。

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TVももう少しです。

2006-05-27 22:05:14 | お知らせ

 「707ch釣りビジョン」でも29日から、2006年のアユ釣りを放送するようです。今日は27日、明日、あさってです。興津川の放送でしょうか?他の河川でしょうか?出演は村田満か、他の人か。いずれにしても楽しみです。

 6月は、再放送でしょうが、ほぼ毎日といってもいい放送があります。でも、12日からは橋祐次?の「Yuji Style」という題名での放送があります。

 去年彼は、大橋漁具の下野バージョンの竿を使って、那珂川等での豪快な釣りの放送がありました。

 

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今日も飲んできました

2006-05-26 23:59:15 | お知らせ
 今日も付き合ってしまい、今お風呂上り、後10分で明日になってしまいます。焦って書こうとしていますが・・・・。

 今日の新聞等から;
 1)京都府は、天然記念物に指定され絶滅の恐れがあるドジョウの仲間「アユモドキ」の保全活動を推進するため、6月10日から「アユモドキカムバック大作戦」を亀岡市の曽我谷川周辺で実施することに決め、参加者の募集を始めました。(5月26日付け官庁速報:時事通信社)

 2)日本鯨類研究所が宮城県石巻鮎川港をキチに実施していた三陸沖鯨類捕獲調査が終わり、調査団は「オホーツク海の餌場に向けて仙台湾を北上中、漁業資源を大量に捕食していることが再確認された」と発表した。(5月25日河北新報)

 とりあえず、以上です。

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昨日放流したようです。

2006-05-25 22:45:06 | 広瀬川
 今朝聞いた話ですが、今日テレビで鮎の放流を映してましたと。全く知りませんでした。朝のNHKTVでしょうか。私は朝はNHKは見ませんので。

 橋の上から、ビニールの透明のホースを使って放流していたとのこと。

 だけど、地元の新聞には記事が無かったし、言われてインターネットで色々調べたのですが、分かりませんでした。

 地元の広瀬名取川漁業協同組合にはHPはないし、それではと、職場近くの釣具店に行ってみたのですが、張り紙も見当たりませんでした。

 今までは、とはいっても数年前までは、川の何処に何キロ放流したという一覧表を掲示していたのですが、それも今日は見られませんでした。

 情報化の時代、もっと何とかして欲しいと思いますが、漁協も高齢化が進んでいるというし、今までも、放流はなるべく知られないようにして、組合員の近くの川には多く放流していたとかいう悪い評判も聞いたことがあり、何処に何キロ放流したとは言っても、正直なところ信用はしていません。悲しいことです。

 

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もうすぐですね・・・。

2006-05-24 22:01:49 | その他河川
 関東地方の河川の鮎つりの解禁はあと1週間ですね。いよいよです。もう準備万端整って、あといくつ寝ると解禁日という心境でしょうか?

 以前は、若かりし頃は?私も栃木県の那珂川や茨城県の久慈川に、解禁日を狙って仲間と釣行したものですが、最後の那珂川釣行はいつだったかと調べてみましたら、2002年・平成14年が最後でした。

 2002年の6月1日は丁度土曜日でした。仲間と二人で、那珂川に向かいました。黒羽町は釣り人、釣り人、釣り人、釣り人ばかり、釣り人だかりと言ってもいい状況でした。いつものことですが、本当に那珂川の解禁日の賑わいはすごいの一言に尽きます。
 他人事ながら、この現象の経済効果はいかばかりかと考えてしまいます。日釣り券は2000円、オトリ代は1000円か、コンビニでの昼食等の買い物、これらの合計に釣り人をかけたら、一体どれだけの金額になることでしょう。
 私の場合は、往復440余kmの交通費(高速料金、ガソリン代)がかかり、これが一番高い。解禁日はお祭りなのに、そんなことをいうなら行くな!という声も聞こえてきそうですが。それはそれとして・・・

 当日の那珂川は渇水状態、平水より30cmも少ないとか。何しろ人ばかりで、竿を出す隙間が見つからないので、慌てて竿を出してもいいことはないと自分に言い聞かせて、あちこち見て回ることにした。おまけに、あまり竿は曲がっていないのだ。

 那珂橋の下流1キロくらいの左岸に入ろうとして、あろうことか、何ということか、堤防から河川敷に入ってすぐに、砂地獄にはまってしまった。四輪駆動車なら問題は無かったのでしょうが、あいにくとマイカーはイプサム、全輪駆動ならぬ前輪駆動です。前輪駆動の前輪が完全にはまり込み、我々二人の力ではどうにも抜け出せない。牽引ロープも持ってないし、周りに石もないし・・・。人や車は回りにいっぱいあるのに、いるのに、完全な群衆・大衆の中の孤独状態。太陽だけがやけに眩しくて、身の不幸を嘆くばかり。
 でも30分後、釣れない那珂川が味方をしたのか、移動しようとするいわきナンバーの四輪駆動車が通りかかり、幸い5人も乗っていたので、彼らの協力で、人力で脱出するのに成功しました。本当に一時はどうなることかと焦りました。

 このときの竿は、「がまかつ」の「ファインスペシャル95」。そうです、前にこのブログでも紹介した、あの竿です。鬼怒川で、#2が2~3回のあおりで折れてしまったあの竿です。
 このときは、とってもいい感じでした、気に入りました。軽くて、操作しやすかったし。

 水中糸は、ナイロンの0.125号とメタルの0.05号を使いました。

 結局は、巡りめぐって、最初の町裏に入り、竿を出しました。10:00-11:50で、9匹かけて取り込みは8匹、次に昼食後は黒羽観光やな付近に入り、13:00-15:20の間に4匹かけて3匹の取り込みという状況でした。4時間10分で11匹という情けない釣果でしたが、参加することに意義があることですから、よしとしないとと自分に言い聞かせました。
 でも他の人よりはサイズは大きかったようです。平均18cmで、最大は19.5センチでした。

 鮎はいたるところにいました、ピョンピョン跳ねてもいました、鮎で溢れかえるくらいそこらじゅうにいました。
 4年前の思い出です。

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まだ秘密ですが・・・・。

2006-05-24 00:24:11 | お知らせ
 23日のつもりが24日になってしまいました。何故遅くなったのかというと、「4人で飲んで遊んできた」のです。

 質問です、この四人の内訳は????。何をしてきた?????。

 具体的には、まだ内緒ですが、楽しい一時を過ごしてきました、久し振りに。
 
 今日は思わせぶりなことだけを書いて、申し訳ありませんがおしまいとさせていただきます。
 
 いつになったらオープンにできるかは、まだ何ともいえません、悪しからず。人には秘密があった方が面白いでしょう!!!。

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ここまでわかったアユの本(昨日の続き)

2006-05-22 22:41:46 | お知らせ
{第3章 アユの放流再考}

「1 放流種苗の種類と特性を知る」;
 放流種苗は、琵琶湖産・海産・河川産・人工産の4つに分類できる。(河川産とは、川に遡上したものを捕まえて放流用に使うもの)人工産は現在の放流種苗の主流となっているが、細かく見ると、遺伝的には海産系、湖産系、両者の混血系の3種類が存在し、主流は「海産系人工」であリ、今後もそうであろう。

「2 放流された湖産アユの運命」;
 放流された湖産アユは産卵・孵化しても、その子は遡上期までに海で死んでしまうという。湖産アユは、海産アユよりも産卵期が早いので、海に流下しても海水温が高すぎて死んでしまうかららしい。
 そのために、万一湖産アユが海産アユと交配するようなことがあってもその子が遡上期まで生き残る可能性はないとか。
 湖産アユと海産アユは別種ほどの差は無いが、形態・行動・遺伝的側面から見て明らかに違う品種であるという。

「3 ベストなアユの密度とは?」;
 生息基準密度(=河川にアユを放流する場合に、どのくらいの密度になるように放流すれば適正に漁場(河川)を利用できるかという数字)は、1950年代に京都大学の研究グループが0.7尾/㎡と発表し、京都方式と呼ばれている。
 しかし、これまでの観察例からして、1㎡に2~4尾くらいアユが生息していても、別に問題は起きないし、その分長期間楽しむことができる。
 天然遡上が主体の川では、サイズのバリエーションが大きく、全てが漁獲の対象となるわけではなく、二軍、三軍と控えていて、大きいものが釣られた後に補給されるような自然のシステムができている。
 放流河川では、放流時のサイズが均一になりやすいため、ある程度釣られると後が続かなくなる。
 生息基準密度は現実的な放流可能な数量とはいえないし、第一ほとんどの漁協は漁場(川)の面積を把握していない。

「4 種苗放流の功罪」;
 近年における全国のアユの放流量は1200トン、1尾10gとすると1億2000万尾にもなる。
 種苗放流の成功こそが天然のアユ資源の減少に拍車をかけている。簡単便利な放流という手段で漁獲量を確保できたために、増殖対策=放流という短絡的な構図ができてしまった。
 保護区の設定や産卵場の造成等という天然アユを保護するために工夫がなされなかった。そのツケがいっぺんに回ってきた。
 採捕率(=回収率)は、40~50%のものが、いまや10%を切っている。

「5 放流だけではアユは増えない」;
 那珂川ではここ10年、アユの放流量はほぼ一定なのに漁獲量には大きな年変動が見られることから、放流量と漁獲量には密接な関連が無く、放流が必ずしも有効な増殖策ではない。
 物部川のように、禁漁期や禁漁区を設けて、親や卵を保護する施策が天然資源を維持するためには必要なこと。
 しかし、水産庁の通達では、増殖の中心は種苗放流で、これまでの水産行政は間違っていた。

「6 放流の意味を考える」;
 身近から生き物がいなくなったから放流するというのは、あまりにも安直で、放流はまるで壊れた機械の部品交換のようである。これは、私たちの自然との付き合い方が薄っぺらなものになったということ。
 高知県では、産卵用の「親魚放流」も盛んに行われるようになったが、アユの産卵場の環境がかなり悪くなっており、天然のアユでさえ産卵できていないことが多い。放流すれば卵を産むということは人間の勝手な思い込み。さらに放流がうまくいかないと、人工アユが原因とされてしまう。全てうまくいかないのは、人間の方にあるのに。
 こういう問題のすり替えは、その後の改善につながらず、無駄な投資が続くことになる!!!

 子どもたちには、アユの放流をしてもらうよりは、最後の命を振り絞って産卵する親アユの姿や群れをなして懸命に遡上する稚アユの姿を見せてあげたい!!!!!
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久し振りに「アユの本」その4(と思います)

2006-05-21 22:26:06 | お知らせ
 その前に、15日に解禁となった「思川」のことですが、毎年私が楽しみにして読ませてもらっているHP《那珂川の友釣り》師によると、18日竿を出し、4時間余で20匹の釣果だったようです。
 平水で、大きさは11~18センチ。水中糸は金属、今はメタルというべきですか0.03号、ナイロンの0.1号の2種類。はりは3本イカリ。

 《那珂川の友釣り》師のHPは、気負いが無く、何が何でも一杯釣ってやろうというのでもなく、自然とともに、自然に親しんで釣りをさせてもらっている、という大自然に対する感謝の念が溢れている、とっても好ましい、写真もいい具合に入っていて、文章も読みやすく素晴らしいHPで、いよいよ今年も始まったなと感慨にふけりながら、HPを開かせていただきました。
 鮎釣り師なら読んでいるものと思いますが、釣りをしない人でも詠んでもためになるHPではないかと思います。(全く面識はありません、念のため)


 それから(本題に入るのが遅れてすみませんが)、テンプレートを「釣り」から「木漏れ日」に変更しました。

 というのも、仙台市は今、市の木であるけやき並木の新緑が朝日、太陽の日差しを浴びて本当にきらきらと眩しいくらい、眼に鮮やかなのです。仙台市といえば、ケヤキ並木、これは日本一だと、胸を張って言えます。

 で、昨日今日と二日間、天気にも恵まれて、ケヤキ並木の下で「青葉まつり」が開催されました。昨日は400年以上の歴史を持つ「すずめ踊り」が、堺市からの特別出演もあって、夜遅くまで賑やかに展開されました。

 このすずめ踊りは、仙台城の石垣を築くために堺から石工たちが集められ、彼らが作業の合間に踊って疲れを癒した?のが始まりとか言われています。
 そのためもあって、「竹に雀」が伊達家の家紋の一つになっています。

 本題ですが、「ここまで分かった アユの本」第2章まで紹介したと思います。第3章は、「アユの放流再考」と題して、
1 放流種苗の種類と特性を知る
2 放流された湖産アユの運命
3 ベストなアユの密度とは
4 種苗放流の功罪
5 放流だけではアユは増えない
6 放流の意味を考える・・・・という見出しとなっています。
 すみませんガ、続きは明日にさせていただきます。ご容赦の程を。
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川辺川について・・・事前予告

2006-05-20 23:29:38 | その他河川
 少し前のことになりますが、4月12日の官庁速報(時事通信社発行)によると、農業用水の水源を川辺川ダムとするか、ダム以外の水源とするかを話し合う「事前協議」の場で、3月6日に熊本県が水源をダムとはせず、川辺川から直接取水する「第3の案」を国に提示したことが、報道で伝えられたために、ダム推進派の県会議員や市町村から「ダム以外を前提としたものだ」と、批判が続出し、「事前協議」の場が空中分解してしまったという、ことです。

 (この事前協議は、3月9日までに計72回も開催されてきたということです。時間にすると、281時間20分。)

 これに対して、熊本県は「現状を踏まえ、農家がより受け入れやすい案を示しただけ」といって、農林水産省に対し、事態打開のため新たな案を示すように要望書を提出したそうです。
 これに対しては、ダム反対派から「そもそも農水省は自分たちで収拾できないから事前協議を設けた、ボールを投げ返しただけだ」と批判しているとか。

 これだけでは、何がどうなっているのかはっきりしませんので、自分でも事態がどうなっているのか、何故こうなったのか等について調べていきたいと思っています。時間が一杯かかるだろう(途中で投げ出すかもしれませんが)と思いますので、その点ご理解の程を。

 

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どうだったのでしょうか?

2006-05-19 22:47:02 | お知らせ
 栃木県の思川の解禁状況はどうだったのでしょうか?釣果は如何。渇水だったようですが。

 6月1日解禁の河川に釣行する人は、もう仕掛け作りやチェックで心うきうき、何処に、どういう仕掛けで入川しようかと思い巡らせているのでしょうね。

 今日の宮城県は、台風1号の影響を受けて、一日中小雨模様の冴えない天気でしたが、明日は一気に暑く、夏日になるかもしれないという天気予報です。

 18日の官庁速報によると、国土交通省の「多自然型川づくりレビュー委員会」は河川全体で環境や景観に配慮し、地域の歴史などとの結びつきを大切にしながら維持管理できる川づくりをもとめているということです。

 16年前の1990年に建設省の「多自然型川づくりの推進について」という通達によって、2002年には28000箇所で実施されたとか。
 しかし、画一的で地域の特性への配慮を欠いたり、水際を単調にして環境の劣化が懸念されたりと色々問題があったために、上記のような提言がなされたとのこと。

 考えるまでも無く、こんなことは当たり前のことなんですが、当たり前のことが当たり前にならないところが、この国の特徴で、予算の関係、補助金の使途の縛り等もあるのでしょうが、地域住民と十分に話し合って特色のある川らしい川にしようとはせず、先に実施している都市に、すぐに右へ倣いをしてしまう。
 情報の開示、情報の共有、市民協働なんていっても、建前だけ。本音ではまだまだ秘密主義というか、行政に不利なこと、拙いことは外に出さない傾向は亡くなりません。

 何十年も前に計画されたダム計画、治水・利水計画を依然として強行しようとしているのですから。投資した額が無駄になるからと、どんなに反対されても計画を実行しようとする。間違いを潔く認めて、謝罪して、撤退するということがそんなに難しいことなのか・・・・。

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また来ました、DM

2006-05-17 22:32:08 | お知らせ
 今日また岡野釣具店よりダイレクトメールが届きました。

 封筒にも印刷されている。「準備はおすみですか!!もうすぐアユ解禁」と。
 DMの1枚目には、「”2006もうすぐ鮎解禁!!待ちどおしい解禁日もあとわずか!」という文字が。

 平成18年度鮎解禁日最新情報(5月5日現在)も掲載されています。

 トップは、栃木県の《思川》で5月15日、もう既に解禁されている。次が20日で、静岡県の《興津川》、大分県の《玖珠川》と《三隅川》。21日が《狩野川》で、26日になると和歌山県の河川、奈良県の吉野川中流、兵庫県の揖保川と続きます。

 そして6月1日は東北地方以外の大半の地域が解禁となります。五ヶ瀬川も球磨川も解禁ですね。
 昨日書いた愛知県の矢作川は10日となっています。

 東北地方のトップは、福島県矢祭地区(とっても気骨のある人が町長をしている矢祭町です。今もそうかどうかは分かりませんが)の久慈川です。
 福島県の高瀬川が24日で、後は7月1日が解禁日です。

 7月1日の解禁河川としては山形県の赤川、寒河江川、小国川の名前が上がっています。私の地元の広瀬川はおろか、宮城県の河川の名前はひとつもありません。全国区ではないから、当然といえば当然ですが。


 今日のDMと3月10日のDMで、どこがどう違うのか?まさか同じではないだろうなと思いつつ、中身を見ていきました。同じだったら許せない!!まあ同じことはないだろうと、一番気になるオリムピックの「ニューインテグラ鮎SP・90・急瀬」を見ました。割引率が5%(25%と20%)違っており、3月のほうが安くなっていました。8,930円分。(142,800-133,870=8,930)・・・以上は当たり前のこと・・・


 あと半月でかなりの川が解禁となるのですね。いいですねえ。こっちは後一ヵ月半もある。しかも終わりは早い!!広瀬川は7月と8月の二ヶ月間のみです・・・。

 毎日見る広瀬川は最高です。水量も申し分なく、天然鮎の遡上が順調で、なおかつ放流ものも(もう放流したのかどうかは不明です)順調に育ってくれれば文句は無いのですが。

 過去の例から推測すると、今年の広瀬川は不調でしょう、不漁でしょう。去年が釣れたから。きっと今年と来年は釣れないでしょうね。3年ごとに釣れるというべきか。
 今から悲観的になってどうすると自分で自分に突っ込みを入れたくなりますが・・・。残念ながら、多分釣れないでしょう(>_<)。(本音は釣れることを願っているのですが・・・・<(_ _)>)


 

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矢作川漁業協同組合について

2006-05-16 23:13:14 | お知らせ

 今yodakinboさんのブログでは、綾北川ダムを例にして、ダムと河川の濁り・水量等について写真入で問題提起しています。書き込みもあります。

  手元に、平成18年4月14日付けの朝日新聞の切抜きがあります。「第7回明日への環境賞」を受賞した「矢作(やはぎ)川漁協」を紹介する記事です。

  矢作川には、何と明治以来中流域に7つの取水、発電用のダムがあると言うのです。当然鮎は放流に頼ってきました。

 90年代に8つ目として河口堰の計画が持ち上がったけれど、漁協は「これを許したら最後、川は死ぬ」と、開発を認めて補償をもらう繰り返しをやめたというのです。

 そして、流域に住む人と川の関係を再構築し、河川環境の再生を展望したいということで、天然鮎の回復を川の再生の指標として取り組みました。

  鮎の生態調査からコツも掴み、『ダムは環境を壊すが、流量調整機能を鮎復活に逆利用した』というのです。つまり、遡上期や秋に親鮎が産卵のために下る時期に、ダムの放流量を増やせば鮎は楽に移動することができるというわけです。

  組合長の言「鮎が増えた川は本当に水がきれいで地域の誇りになるのです。」と。

 これと同じことは「ここまで分かったアユの本」にも書かれています。


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