(昨夜はとうとうネットにつながらず)
タイトルは、今月11日の地元の新聞の夕刊の見出しです。想像できるでしょうが、次に「仙台・広瀬川サケ産卵盛ん」と続きます。
今日は休みだったので、まだいるかとお昼頃牛越橋に見に行きました。そしたらいました。橋から下を見ている人も複数人いました。
1枚目は橋から上流右岸側を撮ったものです。画面の中央の魚がサケですこの上流の浅瀬にももう1匹いました。このサケはジッと動きません。上流のサケはまだ若いのか盛んにヒラをうち産卵場所の確保に一生懸命でした。
サケの周りの石が小砂利でかつ綺麗になっているのが分かるかと思います。 もう産卵が終わって卵を守っているのかもしれません。
2枚目は橋下の力尽きて死んでしまったサケです。もう腐敗がはじまっていました。無事共同で産卵できたのでしょうか。
3枚目はさらに上流のサケです。右岸側にサケは一杯いたのですが、写真は左岸側から撮ったものです。ときどき回遊してくるのです。オスでしょうか、堂々とした大きなオスです。
4枚目も上流のオスです。3枚目と同じかもしれません。左岸の浅瀬で数匹のサケが水しぶきを上げていました。 見ていて飽きません。
左岸の土手から私を入れて3人が見ていました。外人もいました。
次からは橋の下流の様子です。
橋下にはテトラが敷かれています。テトラに流れ込むところが瀬になっていて、その下はそれなりに水深があります。
そこに写真では見えませんが、数十匹のサケが悠然と泳いでいました。かなりのサケは体の半分が白くなっていますし、傷ついています。
この場所でこんなにも沢山のサケを見たのは人生始まってい以来?初めてです。感動ものです。 おじいさんたちとしゃべりながらジーと見ていました。
下流の左岸につがいが見えました。そこなら近付いて行けるなと思いまして、静かに近寄りました。是非とも間近に見てみたかったのです。
それが3枚の写真です。つがいです。オスはかなり大きく60から70センチはありますか。メスはオスより小さいです。
写真の上がオス、下がメスです。 オスがメスの体に何度も触れています。産卵を促しているのでしょうか。
この下には、もう真っ白といっていいようなメスが1匹いました。
メスはときどき写真のようにヒラをうって産卵場所をつくっています。
無事産卵できればいいのですが。 橋の上から見ると分かるのですが、小さな魚もいます。おじいさんがいうにはハヤで、産卵した卵を狙っているとか。
新聞の記事が11日、今日は14日、まだかなりのサケがいるようなので、あと数日はこのようなサケの産卵が見られるのではないでしょうか。(決して捕ったり、石をぶつけたりしないでください。)
街の中の広瀬川で、こんな中流域で大量の?サケの姿を見られるなんて、涙が出るくらい嬉しいです。
あと4年後にはまた大きくなって両親が産卵した、自分が生まれた場所にサケが沢山戻って来て欲しいものです。 そうなったらどんなに嬉しいことでしょうか。
夏はアユ釣り、晩秋はサケの産卵、それがいつまでも続くことを切に願います。 また我々としてもそのための環境づくり、環境保護に努力したいものです。