鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

あと2ヶ月

2011-10-31 22:27:51 | 思いつくまま

 きょうは10月31日 月曜日です。 10月もきょうで終わり。 あと2ヶ月で2011年(平成23年)もお仕舞です。 いよいよ本格的に寒くなってきます。 恐怖の”寒さ”がやってきます。

 でも、寒さの中でも楽しみはあります。 第9の合唱と干柿です。

 第9は、仙台フィルハーモニー管弦楽団とのコラボ本番は12月20日・21日の二日間ですが、今年は12月4日の「サントリー10000人の第9」にも参加します。 

 仙フィルとの合同演奏会に向けて、11月6日にはマエストロ稽古が予定されています。 本番の指揮者は山下先生ですが、今度はどんなことを注意されるのか、どんな指示・指摘があるのか、山下先生にとってはこれが最期になるのである意味感慨無量です。

 6日の前、3日には「サントリー10000人の第9」の1回目の練習が宮城学院女子大学の講堂で行われます。宮城県(仙台市がほとんど)から120人、岩手県と福島県からそれぞれ40人が練習にやってくるはずです。 3県あわせて200人によるベートーベン第9交響曲第4楽章「合唱」の練習は一体どういう風になるのでしょうか。 知らない人たちとの合同練習、楽しみです。 どうなるのでしょうか。

 参加者に与えられたCDを聴いたら、前にも書きましたが”er”の発音が「巻き舌」だったのですよね。 今年の仙フィルの第9は巻き舌ではなくなり、ようやくそれにすっかり慣れてきたというのに、使い分けなければなりません。 3日の練習の時、指導者がどうするのかなと思ってしまいますが、12月4日専用のCDなので当然考えるまでもなく「巻き舌」ですよね。

 干柿の方はまだまだ先が長いようです。 65個もの大きな立派な干柿ができたらどうしましょう。 嬉しいですね。 食べ切れませんね。

 

 あとで詳しく報告したいと思っていますが、講演会会場のロビーに展示されていた東日本大震災による仙台市の被害状況の写真のなかに「仙台城」の写真がありました。

 仙台城は石垣の崩壊によりいつもの通行道路は通行禁止となっており、被害状況はほとんど伝えられていませんでした。 隅櫓の向いの白壁の土塀もブルーシートに覆われていて被害状況が分かりませんでした。

 ①から④までの写真の写真です。

         

   無残です

           

      

      

 文化財が大きな被害を受けてしまいました。 修復工事はかなり後回しにされるようです。 別の代用ができる道路がありますし、直接生活に響くものでもないので、それも仕方のないことかと思います。

 何か人は通行可となったようですので、あとでもっと詳しくお知らせしたいと思っています。


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芋煮会、町内会の

2011-10-30 22:27:40 | お知らせ

 毎年この時期恒例の、町内会の芋煮会が盛大に開催されました。 場所はもちろん広瀬川の緑地です。 天気予報では、日中は曇り空で、夕方から雨が降りそうとのこと。 でも、結果的には曇り空でしたが、風も吹かず雨も降らず、幾分肌寒いところはありましたが、かえって熱い芋煮を食べるのには丁度よかったと言えます。 従事した婦人部のみなさんは日焼けを気にしなくても済んだのでよかった感じです。

 美味しい芋煮ができるまでの大鍋の様子です。 芋煮といえば、山形風芋煮と仙台風芋煮があります。 きょうの芋煮はもちろん仙台風芋煮で、どちらかといえば豚汁、けんちん汁に近いものといったほうがいいでしょうか。 山形風芋煮はこの前米沢で食べました。

 出来上がるまでの大鍋の中身の様子をお楽しみください。

              

 大根、人参、ごぼう、白菜、里芋、シメジ、こんにゃく、豆腐、豚肉を、溶かした味噌で味付けします。

 

              

 

 いやあ、すこし寒かったので、温かい芋煮は最高でした。 しかも外で食べるのは食欲をさらにそそります。

 ビールや日本酒もつきます。 こういう紙コップがあるのですね。 はじめて知りました。 この紙コップ1個につき、20銭を寄付するというのです。

        

        

 約100人近くの老若男女が集いましたが、それでも少し余りましたので、今夜からあしたにかけて芋煮を食べるはめになりそうです。

 


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渇水の広瀬川

2011-10-29 22:13:18 | 広瀬川

 雨が降りません。 広瀬川は渇水です。 夏以上に渇水状態です。

 こんなに水量が少ないのでは、一昨年、去年のように分流にサケが遡上してくれるかどうか分かりません。 今月上旬ですか広瀬川にもサケが4匹(?)遡上しているのが確認されたとか何かで聞きましたが、その後どうなっているのでしょうか。

 撮影は26日です。

          

 上が分流の上流域(本流から流入してくるところ)で、下は下流域の様子です。

 

 3枚目は本流との合流点の少し上流部の様子。 ここの水量はまだいいのですが、この下の水量が心配です。

       

 ここのところです。 写真ではそんなに少ないとは思われないかもしれませんが、段差があって本流から分流に遡上するにはとっても大変な重労働となってしまうでしょう。 それでなくても体力を使い、体が傷だらけになっているサケ、遡上できるでしょうか。

      

 この前の大雨増水で、合流後の下流の流れが少し変わって、左岸側にとってもいい流れができました。 何か来年はこの付近が、右岸側よりも楽しめそうです。

      

 そして、下のような強いいい流れとなり、今年楽しませてくれた急瀬から早瀬、平瀬へと続きます。

      

 来年は今年以上にこの瀬でのアユ釣りを楽しませて欲しいものです。

      

 


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石巻市立大川小学校 

2011-10-28 21:25:50 | お知らせ

 きょうの朝日新聞に載っていました。 『東大寺別当ら大川小で法要』 という見出しです。

 奈良県の東大寺の北河原公敬別当(住職)のみなさんは震災後被災地を訪れ、法要を続けているそうですが、26日宮城県を訪れ、大川小学校にも足を運び、祭壇の前で読経し、遺族や地域の人々とともに祈りを捧げたとのこと。

 (写真はいずれもきのう27日撮影です。)

 東大寺の別当も祈りを捧げた大川小学校の児童や教職員の御霊を祀る祭壇です。

 

  

 

 きのうお伝えした「子まもり」の母子像は祭壇の右側に建てられています。 左側の土の山のように見えるところは、瓦礫を何度も選別した後のボタ山みたいなものですが、土が圧倒的に多いものの、よく見ると木切れやガラス屑、ビニール類、子どもの靴とかも混じっています。

 

 大川小学校の徽章・校章です。 校舎はかなりモダンです。

 

 

 

 この石碑にはこう書いてあります。上の校舎の脇の溝付近に倒れたままでした。 石巻と合併する前は河北町だったのですね。 石巻よりも志津川に近い(直線距離では)ところでした。

 『河北町立大川第一小学校

 地球上の位置

    北緯三十八度三・・・

    東経百四十一度二(?)・・

    海抜一メートル十二セ(ンチ?)』

 

 海抜1.12メートル、すぐそばには北上川(追波川)の堤防があり、裏には山があります。山と川に挟まれたところに立地していた小学校です。

 きのうの写真でもお分かりのようにすぐそばに、本当にすぐそばに杉や竹が生い茂っている山があるのです。 確かに急傾斜といえないことはないですが、元気な子どもたちなら十分上れる山ではないかと思うのですが、・・・。

 私たちが着いた後も埼玉ナンバーや八王子、新潟ナンバーの車がやってきて、みなさん手を合わせていました。 警視庁のパトカーも警備なのでしょうか、やってきました。

                          合掌

 


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石巻大川小学校 鎮魂の碑

2011-10-27 22:27:58 | お知らせ

 今月23日の新聞に載っていました。

 『石巻・大川小に母子像 死亡・不明の児童ら84人に祈り』

 富士吉田市の石彫り作家浜田彰三さんが、大川小学校の悲劇を決して忘れてはいけないという思いで、遺族の心の安寧のため”形あるものに気持ちを託してもらえたら”と考えて彫ったといいます。

 花崗岩を使って、幼子を抱く母の姿を彫りました。台座には「子まもり」とあります。

 私は今回の東北地方・太平洋沖地震(東日本大震災)のたくさんの悲劇のなかでも。石巻市の大川小学校の大惨事は忘れられません。このブログでも書きましたが、本当に何とかならなかったのかと、いまでも悔しい思いで一杯です。

 今回母子像が贈られたという記事を読んで、今まで行ってみようと思っても行けなかったですが、ようやく行ってみようという気になりました、行く決心がつきました。

 夫婦で行き、花を供えて冥福を祈ってきました。 とっても素朴な母子像で、花崗岩の性質が上手く活かされていました。

 みなさんには前後左右から見てもらいたくて、撮影しアップしましたが、じっと見つめれば見つめるほど正直辛くなってきました。 思わず泣き顔になってしまいそうで、必死に耐えました。

 周りの風景がより一層悲しさを引き出すというか、たまらなくなってきます。 子どもを亡くした親はどう思うのでしょうか。

 でもこういう現実があったのだということは、忘れるわけにはいきません。 生きているものの務めとして記憶し続けなければと強く思いました。

 背景は見るも無残に変わり果てた大川小学校です。

    

      

      

      

          

                                    合掌

コメント (8)
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秋の収穫

2011-10-26 21:47:18 | お知らせ

 10月も20日を過ぎると最高気温も20度を切っていたのですが、23日のみは27.2度と夏日を記録し、また次の日から大幅に気温は下がってきました。 今日の最高気温は16.2度。 河原の空気はぐっと冷たくなってきました。 

 そんな中、きょうわが家では柿もぎをしました。(うちの奥さんが中心となって) もちろん渋柿です。 ひらたね柿ではなく、蜂屋という種類だと思います。  その数何と65個です。 それでも5個くらいは残っています。 鳥類のためです。

 今年は大豊作だったのです。 いちぢくと渋柿がよく実りました。 ありがたいことです。 いちぢくは大好きだし、干柿もとっても大好きです。長持ちしますし。 

      

 近寄って撮ると下のようになります。(これが富有柿みたいな甘柿だったらなと思わないこともないです。)

 

 ほとんど無理しなくてうまく取れたのですが、中には地面に落ちてしまうものもあります。 でもこれももったいないので、川をむいて吊るすことにしました。

                

 

 南側のテラスの下に干しました。 グリーンカーテン用のネットが張ってありますので、鳥もつつきには来ないかと思います。

        

 今年は一杯実りましたので、多分来年は少なくなるでしょう。

 手間ひま掛ける分、干柿は美味いのでしょうね。 みなさんは好きですか、嫌いですか。


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あなた(貴男)ならどうする?

2011-10-25 22:19:00 | 提案・要望

 とある市民センターから今年も応募して欲しい旨の依頼がありました。 それは、「ザ・川柳」作品募集で、テーマは 『なでしこ』 と 『再会』 です。

 「なでしこ」と言われればサッカー、日本女子サッカーのイメージが圧倒的でしょう。

 みなさんならどうしますか? どんな川柳を作りますか? 希望には応えたくなかったのですが、缶ビールを飲んだ後で少し考えてみました。

 まず、【なでしこ】です;

 ① 憧れは大和撫子男なら

 ② 希少価値大和撫子もてはやされ

 ③ 身近には河原撫子溢れてる

 ④ 河原のは大和以上に愛らしく

 ⑤ 撫子は大和以外に河原にも

 ⑥ 大和より河原の方が愛らしく

 ⑦ 撫子は大和と河原二つあり

 ⑧ 大和だけではつまらない河原いい

 なでしこは「やまとなでしこ」と「かわらなでしこ」があるようで。

 

 【再会】です;

 ① 男なら再会したい女(ひと)欲しい!

 ② 死ぬ前に再会したい女(ひと)ばかり

 ③ たくさんの再会したい女(ひと)欲しい!

 ④ 世の中に再会したい女(ひと)いるか?

 ⑤ 最期には再会したい女(ひと)そばに

 ⑥ 再会はことば交えぬ再会に

 ⑦ 再会は言葉交わさぬ再会に

 

 いいのがあったらコメントしてください。 それぞれ4つまでです。 よろしくお願いします。

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サントリー10000人の第九

2011-10-24 22:39:56 | お知らせ

 きのう仙台で全日本大学女子駅伝がありました。 結果は立命館大学が3年ぶり6度目の優勝を飾りました。 38.6キロを6人で走るのですが、立命館は第1走者から早かったです。 2時間6分29秒のタイムだったとか。

     

 暑い中本当にご苦労さんでしたと言いたいです。 なんでも仙台の最高気温は27.2度まで上がりました。夏日です、 22日が19.5度、21日も19.1度が最高気温だったのに、一気に暑くなってしまいました。 これではマラソンには不向きですよね。暑すぎます。

   

 最後の方ではある大学の選手が意識が朦朧としてもフラフラとジグザグに走ったりしましたが、見ていられなかったです。 倒れこみ、併走(併歩)していた監督に抱きかかえられて失格となってしまいましたが、凄い根性です。

 

 きのうの夜、第九の合唱の練習がありました。 毎年大阪で公演している「サントリー 10000人の第9」に、岩手県・宮城県・福島県の3県も参加することになりました。(10月2日のブログでお知らせしています。)

 3県で200人が仙台に集まって、宮城学院大学の講堂で演奏することになります。 それに私も参加することにしたのですが、きのう練習の時写真のようなCDと楽譜をいただきました。

  

 私が合唱団に入ったとき購入した楽譜は税込みで470円、CDは2000円もしました。CDは自分のために、何とか難しい歌についていくため、みんなに負けたくないために買ったものです。

 それなのに、きのうのCDや楽譜はタダなのです。無料提供なのです。太っ腹ですねえ、サントリーは。

 サントリーはみちのくにとっては差別的(無知)な発言等があって、個人的にはサントリーのビールやウイスキーは買わないようにしていたのですが、プレミアムビールは美味い!!ちょっと高いけどたまに飲むにはとっても美味い!!エビスビールの比ではない。

 ということで怒りはどこかに行ってしまったのですが、それはそれとして、サントリーは文化芸術に対して随分熱心に貢献しています。ホールとかも本当に立派なものを造っているようです。それは素晴らしいことで、きちんと評価しないといけないと思います。

             

 「10000万人の第9」もその一環でしょう。

 楽譜は「毎日放送」となっていますが、毎日放送は12月4日のテレビ放送キー局です。発行者は、「サントリー1万人の第九事務局」を持っています。 CDも「毎日放送 MBS」です。

 さっそくCDを聴きましたが、困ったことがひとつありました。 『er』の発音です。去年は巻き舌で『エル』と発音していましたが、今年からは巻き舌をやめて『アー』という発音になったことです。 ex. Tochter は去年は「トッホテル」でしたが、今年は「トッホター」という具合です。

 それにも慣れてきたというのに、サントリー(毎日放送)のCDは””巻き舌””なのです。 練習日の11月3日、23日、本番の12月4日は””巻き舌””で、その他の練習や本番は巻き舌ではなく歌うことになります。 まあ、両方マスターしておけばどちらになろうが、指揮者の考えに忠実に従えるということになりますので、両刀使いもいいかも。


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木工広場 作品集

2011-10-23 15:13:08 | お知らせ

   きのうは木工広場その1として、子どもたちの道具の使い方等を紹介しました。

 きょうはその結果について、8枚の写真をご覧いただきます。

 一枚目は今回一番立派な作品でしょう。 子どもだけでできた椅子ではありませんが、おじいさんとの協働作品です。 おじいさん自身なかなかいい腕前を持っています。 これなら即日常生活でも使用できるでしょう。

  

 2枚目も親子協働作品ですが、4個の丸い木の玉は子どもが考えたのではないでしょうか。 かわいい本棚となっています。

 

 これは何でしょうか。手前が椅子で、奥がテーブルでしょうか。 テーブルには遊び心が見えます。

 

 これは子どもが主体となって作ったものでしょう。 多分釘打ちに苦労したことと思います。 上のいたの不足分を補っているのがいいです。

 

 これは何でしょうか。 この作品は釘を使わずに、ボンドだっけを使って木の板を貼り付けて作ったものでしょう。 子どもらしい遊び心が見えるのではないでしょうか。

 

 これは何でしょう。ほぼ正方形に近い厚い板に、溝が掘られている角材を釘で打ちつけています。 この溝を使って小さな玉でも転がせないかと思って作ったのでしょうか。

 

 これは家ですね。家の中が分かるようになっています。とっても可愛らしい作品です。 とってもいい作品ではないでしょうか。

 

 この子も一生懸命テーブルか腰かけを作ったのでしょう。 実際に腰かけてみてその脆さに気がつき、どうすれば強くなるかを考えてくれれば最高です。

 

 今回使用した木材、木切れは全て市内の木工所からもらったものです。 いわば廃材利用ですが、それでも子どもたちにとっては、夢を与えてくれる宝物といえるのではないでしょうか。

 ただ捨ててしまう運命の木切れ、木の端で親子で夢を持って遊べる、もっともっとこういう木工作を普及させていきたいものです。

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木工ひろば

2011-10-22 22:38:52 | お知らせ

 午後からは霧雨になりましたが、午前中は結構な降りでした。 そんな中、ボランティアとして、とある児童館の『木工ひろば』に参加してきました。 きょうはその簡単な報告をします。

 

 対象は小学生とその親(父母・祖父母)でしょうか、飴ならぬ雨のためホールにブルーシートを敷き詰めての開催となりました。

 今は学校でもナイフを使わせません。「肥後の守」なんかまだあるのでしょうか?? 自然環境がますます厳しくなっている現在、自分で何とか生きていくためには、ナイフをはじめ””大工道具””は最低限使えないと生きていけません。 サバイバルゲーム?に勝ち残れません。 男女を問わず、のこぎり、かんな、かなづち、きり、くぎぬきは使えるようにしておきたいものです。 それも子どもの時代から。

 その意味で、今回の催しはとっても貴重なものです。 子ども用の軍手を着用して実践してもらいました。 とっても危なっかしい手つきですが、それは致し方のないことです。 実戦経験がないのですから。あっても少ないのですから。 

 自分の指を打って痛い思いをするのも必要です。 釘の頭をなかなか狙えないですし、かなづちの効果的な使用も分かっていません。 釘とかなづとは生活上一番といっていいほど身近なものですし、いざというときには必要なものです。

 とはいっても、応援に来てくれた大学生のグループもなかづちの使い方は???なものでしたが。

     

 でも、誰でも釘を打ち終わったあとは”やったあ~”と嬉しいものです。4,5センチの釘になると、最後まで釘を曲げずに打ち続けることはなかなか大変です。 私も昔、オヤジについていって、柱に5寸釘を打ちつけた時は本当に嬉しかったものです。15センチの釘です。気分がよかった。

      

 上の写真はのこぎりです。子どもではなく大人が使用しています。 この両刃のこぎりは切れ味が悪い。 今の木は、杉とか桧とかの単一の板や柱は少なく、接着したり密接に組み合わせたりした合成の板とかが多くなっています。 しかも固い木が多い感じ。 だから、切るのも打つのも大変となっています。 それなのにのこぎりの切れ味が悪いのではどうしようもありません。

 両刃のこぎりは縦引きと横引きなのだということをどれくらいの人が知っているのでしょうか。

      

 でも、どんな板でもいいから、かなづちを使って釘を打ちつけるという経験はとっても貴重です。

      

 どんな持ち方をしてもいいのです。まずはやってみること!!

      

 釘を打つにも、打ち付けるほうの木(板)の性質というか、年輪の方向を考えずに打つものですから、年輪に対して直角に打ち込むのは大人でも大変です。 なかなか釘は刺さってくれません。 そのうち嫌になってしまうというケースも。

 下の写真の子どもは椅子を作っています。 いろいろ考えています。 苦労しています。苦労しながらここまで作りました。 でもこれでは残念ながら全く使用に耐えません。 すぐ壊れてしまうでしょう。

 板同士の組み合わせにしても、わざわざ難しい組み合わせで釘を打っています。 4本の足もこれだけでは子どもの体重だって支えきれないでしょう。 背もたれもすぐに壊れてしまいます。

      

 でもいいのです、それでいいのです、経験です。 どうしたら強くできるか、補強の仕方を失敗しながら学んでいくでしょう。 学んでいって欲しいと思います。 集中している姿がいいではありませんか!!

 まあ、何にしても自分の力で、または親子でありあわせの材料を使って何かを作る、素晴らしい作業だと思います。

 何を作りたいか考えて、たくさんある材料の中から必要とするものを選択し、長さをチェックしたりして、さらにそれに見合った長さの釘を選んで打ち付ける、なかなかに総合的な智恵が必要な作業ではありませんか!

      

 とってもいい講座です。

 

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米沢城公園

2011-10-21 21:20:24 | お知らせ

 夜から雨が降り出しました。 あしたも朝から一日雨のようです。

 でも夕方庭ではコオロギたち昆虫が精一杯鳴いています。 それはそれは秋の夜の心に染み入る、心地よい音色というよりは、これでもかという力強い鳴き声で、耳の中で大きく反響してしまいます。 ときにうるさいと感じられるくらいです。 そんなことを言っては虫たちに申し訳ないですね。

 この虫の音色はいつまで聞くことができるか。聞こえなくなったらもうすぐ冬ですね。 そう思うといつまでも絶えることなく鳴き続けて欲しいと思うのですが、寂しいけれどそんなわけにもいかず、自然の摂理に従わざるを得ません。 ちゃんと子孫を残して土に返って欲しいものです。また来年元気な虫の音を聞かせてくれるように。

 

 きょうの夕刊によると、仙台フィルハーモニー管弦楽団の正指揮者の山下一史先生が今年度限りで退任するとのこと。 50歳です、若い。 今仙フィルの指揮者は常任指揮者・正指揮者・首席客演指揮者の3人体制ですが、来年度からは2人体制にするとのことです。

 これも何か淋しいです。12月の第九は山下先生指揮ですので、それが私にとっては先生との最後の演奏ということになります。残念です。

 あの山下先生のきわめて情熱的な、全身を使っての指揮、力強く生き生きとしていた表情の顔ともさよならするのかと思うとがっかりですが、そうとなれば12月の2回の演奏は是非とも成功させなければと思います。

 これも仙台市の財政難のしわ寄せでしょう。 地下鉄東西線なんか無理して造っているのに加え、3月の大地震と巨大津波が追い討ちをかける形になりました。

 

 これまでだらだらと続いてきた「米沢編」ですが、きょうでお仕舞です。

 下の写真は米沢市博物館にあった、上杉家家老直江兼続の兜(のレプリカ)です。 米沢市の規模でこれだけ立派な博物館を建て、維持していくのは大変なことだと思いますが、それだけ現在も市民から愛され守られ続けているという証拠なのでしょう

          

 以下は米沢城址公園にある上杉家の武将の銅像です。

 

 上下の2枚の写真は言わずと知れた「上杉謙信」です。 カッコいいですね。 こういう武将の下なら部下も精一杯働こうとするでしょう。

                  

 下の写真はNHKの大河ドラマでも有名となった、上杉景勝と部下の直江兼続です。

 

 以下の3枚の写真は米沢藩の財政を立て直した上杉鷹山の坐像と立像です。

            

 

 「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」 (碑文のまま)

           

 でも、①生せは生る 成さねば生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり  ②生せば成る 成さねば為らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり  等いろいろな書き方があるのですね。 言っていることは同じですが。

 何でも前向きにやっていきたい、と思うし、後悔は少なく生きたい、と思いますが、正直なところとても難しいです。


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魯迅之碑 建立50周年

2011-10-20 21:09:28 | お知らせ

 きのう19日、博物館の敷地内にある「魯迅之碑」の建立50周年を記念した献花式が現地で開催されたという新聞記事があり、今日午前中病院の帰り見てきました。

 以前にもこのブログで紹介したことがありますが、碑は、1960年12月に完成し、除幕式が行われたのが1961年4月です。

          

 碑の高さは4.5メートル、幅2メートルで、重さは10トンとのこと。 レリーフの直径は1メートルだそうです。 ゆりの花が一杯献花されていました。

    

 かなり前博物館で魯迅展が開催された時だったかな、中国語版の魯迅全集が売られていましたので、無謀にも?購入しました。 全部で30巻くらいあったか。 そのうち、いつか、原文で魯迅の著作集を読んでやろうと思っていたのですが、我妻に本の整理を強要された?ために、手放してしまいました。 だから中国語を勉強しようとしても身に付かないのかも、・・・(そんなことあるはずがないのですが)

 魯迅といえば、竹内好ですよね。 竹内好を学生時代に知ってとってもよかったです。 こういう硬骨の中国文学者もいるのだと、頼もしく思っていました。 「中国を知るために」というシリーズものの連載は、中国に対する偏見を排除してくれました。

 竹内好の無二の親友武田泰淳を読み、若手のホープ橋和巳に夢中になったものです。 2,3年前竹内好は再度見直されてきましたが、武田泰淳も橋和巳も現在は忘れ去られたかのようで淋しいです。

           

 退職した現在、学生時代に夢中になった作家や評論家の本を読み直したいなと思っています。 何を、どう感じるか、楽しみでもあります。

 おまけです。博物館の玄関前にあるブロンズの大きな彫刻物です。 題名は見ていません。 将棋の駒のようなものの上に、背中に羽根の生えた少年が大空に羽ばたこうとしているようです。

            

 もうひとつおまけです。わが家のいちぢくです。 まだ生っています。小さいですが、ちゃんと熟していてとっても美味しいいちぢくです。

 今年は夏前からいくら食べたか!!自然に感謝です。

       

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An Assassin 暗殺者

2011-10-19 22:07:44 | お知らせ

 腰の具合もかなりよくなり、杖を使わなくてもゆっくりなら歩けますし、そろそろ上映が終了しそうな映画があったので、車で映画館へ行って来ました。

 『アサシン』(An Assassin)です。『刺客・暗殺者』という意味ですが、内容に興味があったからというわけではなく、単に去年の晩秋(初冬)にエキストラとして出演?したからです。

 場所は仙台空港の搭乗口付近で行われたもので、我々エキストラは空港利用者という設定で、私は富谷の同じくらいの男性と知り合いというか、友達、会社の同僚、まあ、何でもいいのですが、彼とペアになっていろいろと動き回ったものでした。

 そのときは可愛い女の子がひとりでエスカレーターを利用して2階へのぼり、泣きながらロビーを歩くというシーンでした。 広い空港ロビーをたった一人だけが歩くというのはありえないことで、いろいろな乗客が行ったり来たりするなかを、東から西に向かって歩くシーン。

 我々は彼女の前後を斜めに横断するもので、最初は彼女の前を斜め横断し、2回目は後ろを歩くというものでした。 カメラのアングルから見ると、多分写っているだろうと少しは期待していました。

 

 映画自体はいまどき珍しい1時間40分というやや短めの映画でした。 いやあ、見慣れた場所が一杯出てきまして、「ゴールデンスランバー」よりも仙台が、仙台らしいところがたくさん撮影場所となっていました。

 とくに壱弐参(いろは)横丁や文化横丁はばっちりで(そこがアジトになっていたのだから当たり前ですが)、夜の横丁は味わいがあるものです。とくに犯罪がありそうだという雰囲気が十分醸し出されます。

 ほかには泉区のヨークタウンも重要な撮影場所となっていました。

 ストーリイ自体はありふれたバイオレンスアクション映画です。 二人のアサシンは強すぎますし、銃撃戦も現実離れしすぎていました。 最後は死んでしまいますが。 そこは割り切って見ていればそれなりに面白いと言えます。「アジョシ」のように目を背けたくなるようなシーンはありません。

 肝心の?我々ペアの出番がどうなっていたかどうかですが、彼女の前と後ろをいい感じで歩いていました。 様になっている演技?といっていいのではないでしょうか。 とくに彼女の後ろを歩いて遠ざかっていく場面の二人の顔の表情はとっても自然で、仲のいい二人が楽しかった旅の思い出を話し合っているかのようでした。(多分に誇張しています。自己満足の極みですか?)

 でも、残念なことはカメラの絞りが開放で、少女の姿がアップで浮き上がるように撮影されていましたため、我々は明瞭に写っていたわけではなく、少し霞んでいたことです。 一杯絞って撮影してくれればばっちりだったのですが、・・・。

 そういうわけで、今までの出演した?”映画”ではやはり『育子からの手紙』が一番明瞭に主人公たちと一緒に写っていたことになります。 そこいくと、「ええじゃないか日本、気仙沼伝説」、「ゴールデンスランバー」、今年の「ポテチ」はダメですね。

 そうそう最後のエンドロールに、はじめてですがエキストラの名前が流れたのです。40から50人くらいの名前が流れましたか、早すぎて自分の名前は見つけることができませんでした。 普通は「せんだい・宮城フィルムコミッションのみなさん」で終わるのですが、珍しいのではないでしょうか。

 今年の6月頃ですか、監督やプロデューサーが大震災の義捐金を届けに来たということですので、そういうこともあって敢えてエキストラの名前も流したのかもしれません。 何にしても出た人にとってはいい思い出、記録になりますよね。

 

 そういうわけで、とってもミーハーなnewoneでした。 お笑いください。

       

 上杉謙信の刀と酒造”東光”のお猪口です。 寄らば切るぞ!


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13日の答えです。

2011-10-18 21:44:04 | お知らせ

 答えは、国指定史跡「上杉家御廟所」です。 正しくは、「米澤藩主上杉家墓所」のようです。

 これが入り口に当たります。 入ってすぐ左に管理事務所があり、拝観料300円を支払ってから、奥に進みます。(我々は団体でしたので、ひとり200円) この幕を見て、あれっどこかで見たことがあると思ったら、竹に雀の紋は伊達家の紋ではないですか。

 もともと米沢は伊達家が治めていたところですので、竹に雀の紋があってもおかしくはないのですが、仙台でみる竹に雀の紋とは何か異なります。似ているのですが、微妙に異なっています。 個人的にはこっちの方が新鮮味があって、面白いのですが。

      

 この廟が上杉家初代の謙信公廟です。上杉謙信は越後で死亡しているのですが、上杉家は越後から会津若松に転封され、さらに米沢に移る嵌めになってしまい、その都度謙信公の遺骸も移されたそうです。

    

 謙信公の廟を中心にして、左右に歴代の藩主の廟が並んでいます。左側が偶数の藩主、右側が奇数の藩主の廟となっています。直江兼続とテレビドラマになった二代目景勝の廟は左側ですが、残念ながら(あろうことか)写真には写っていないようです。 初代、二代目、三代目まではゆったりとした広さの廟となっているのですが、その後はこじんまりとしてきました。緊縮財政のあおりを受けてのことでしょう。

 十代の治憲公(いわゆる鷹山公)は奥から二つ目です。

 

 右側には三代から十一代までの5つの廟が並んでいます。

             

 廟は、東西113メートル、南北180メートルで約2ヘクタールの面積を有し、江戸時代初期から後期までの廟が一つの場所に併置されるのは珍しく、近世大名家墓所の代表例とされているそうです。


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崖崩れ防止工事

2011-10-17 20:56:16 | お知らせ

 久しくお知らせしていませんでしたが、広瀬川崖崩れの防止工事のその後について写真を中心にお知らせします。

 工事期間は10月31日までとなっていましたが、あと2週間でまにあうのでしょうか。

 最初は市民会館のところから上流側の工事の状況を撮ったものです。撮影は8日です。

      

 次からは9日に特設工事現場に行って、撮影したものです。こういう風に頑丈そうな金網を使って石を積み重ねています。

     

     

 組み方には二通りあるようで、5段と7段の組み方ですか。実際にはもっと多くなるのかもしれません。

 下の写真は下流側から上流側を撮ったものです。

 

         

 積み上げられた石には2種類あります。よく見ると下層が川にあるような玉石で、上の方は岩石を砕いたような石となっています。

 ダンプカーの出入りもありましたが、この頃はあまり見なくなりました。

          

 左岸側の岩盤には数箇所の排水口があり、所によって写真のように2つあるところと、一つのところがあります。

 

 この屏風みたいなものは何でしょうか? 何のためにこんなものを設置しているのか、???です。川の流れを止めているのでもないでしょうし、川から玉石を取るためのものでしょうか。それなら必要ないと思いますが、その後ろには石が積まれているので、その場所を知らせるためのものかも。 3箇所もあります。目立ちます。

          

 というわけで川の流れは平坦になっています。渡渉しやすく釣り易くはなるでしょうが、魚の逃げ場所、休息場所がなくなっています。 深いところ、薄暗いところがあってもいいのに。 人間も薄気味悪がって近寄らない、近寄りたくないところがあってもいいと思いますが。

 

 腰の方はもう少しの辛抱です。


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