今日で2月もおしまい。明日からは3月、春です。
このブログも、連続回数3ヶ月、そうなのです、12月から2月の今日まで(途中ズルしたこともありましたが)3ヶ月間、ブログを書き続けてきました。
正直今日は休みにしようかなと思うときもありましたが、何とか老体に鞭打ってここまでやってきました。
だから、3月も引き続き休まないで書き続けるか、といいたいところですが、3月からは本当にゆったりと書いていきたいと思っています。
文部科学省がゆとり教育を見直すというのであれば、私はゆとりブログにしようかなと考えています。・・・一応、今のところは。
そうであっても、よろしくお付き合いください、アクセスしてください、コメントもください。3月2日でブログを開設して満1歳(年齢の計算によると)になります。
27日未明に仙台市の中学2年生がマンションから転落して死亡しました。インフルエンザに罹患したため、インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用していたそうです。
去年の10月までに、タミフル服用後に死亡した例が54件もあり、そのうち異常行動によると思われる死亡は3件とのこと。
それにもかかわらず、厚生労働省は因果関係がはっきりしていないということで注意喚起はしないそうな。
国民の生命なんかどうでもいい、まず最初に守るべきはメーカー、製薬会社であるという姿勢は、血友病とエイズの事件から全く変わってはいません。国民の一人や二人の死亡なんか国歌の観点から見れば、全く関係ないこと、自己責任というのでしょう。国民あっての国ではなく、国あっての国民ですから。
すでに皆さんご存知のように、「タミフル」はスイスの製薬会社”ロッシュ”社の製品です、独占製品です。日本での輸入元は”中外製薬”です。今は罷免される形でアメリカ政府を去ったラムズフェルト国防長官は”ロッシュ”社の株主だそうです。
服用は、通常のインフルエンザ治療薬として用いる場合は、1日2カプセルで計5日間投与されるし、今大きな問題となっている鳥インフルエンザ患者に対しては、48時間以内の投与が絶対条件だそうです。
日本では、2008年の春までに2500万人分の「タミフル」の備蓄を予定しています。しかし、従来型のインフルエンザ治療に全世界の70%前後を消費している日本としては、それだけの備蓄はかなり困難ではないでしょうか。備蓄する一方で大量の消費を継続していく日本、パンデミックになっても大丈夫なのでしょうか。
”タミフル”のほかに、今アメリカは新薬として”ぺラミベル”という薬の早期の臨床試験のために、開発会社に100億円を助成することにしたそうです。
写真は、下水吐き口から川までのコンクリートの水路で、月曜日に定点観測している場所は、丁度この水路の左突端です。