春の読書。中学生におすすめです。小学生にも読めるかもしれない。
『激動の日本列島誕生の物語』 NHKスペシャル,宝島社。
元々はNHKの科学番組だったものを本にしています。写真やCGを多用していて、読みやすい。さすがNHKで、「いくら何でも、そんなバカな!」という話は無くて、科学的です。理科の地学分野で「第2分野の大地や岩石のところは、覚えることが多くて大変だなぁ」と思っている人には、特におすすめです。覚える前に、興味と驚くと納得。これが勉強を前へ進めてくれますよ。
私自身は高校で「地学」を習ってない。
「いちおう教科書は渡すけど、地学の授業はありません。地学のコマは生物、化学、物理に回します」
「じゃあ成績は?」
「大丈夫。心配ありませんよ」
という仕組みで、これは元祖・未履修。ずっと昔から未履修システムがちゃんと運用されていた。体育が数学になったり、芸術書道が英語になっていたり…。
「田舎の学校が都会の学校と競争するには、これしかない」と。あれは合理的な未履修だったと思います。
通学で毎日10㎞も20㎞も自転車をこいで、百姓仕事もして、部活もあって、「お前ら、いまさら体育も、いらんじゃろう」、「そうじゃなあ」と。岡山県北部だから「そだねー」とは言わなかったが。
大学の教養部の自然科学系の講義で、若い先生が「プレート・テクトニクスとは!」と、大地が動く話をしていて、驚いた。理学部の地学専攻の学生は「まだ確かとはいえない理論じゃないか」と。それが今では中学の教科書にも登場。科学は進歩するのです。
写真は県中突破模擬考査。
大津市の会場は「コラボしが」という施設。巨大なビルだったので驚きました。
栗東会場から駆けつけた西村先生が準備。そこへ事務センターからOSP近江のスキップ・星本さんが登場して、さらに顧問・大崎先生も。
お母様に連れられて会場に来た生徒は、かなり緊張していました。この緊張も大事な経験ですよ。そして、西村先生の「始め!」の声で模擬試験がスタート。
写真は岡山県の農村。雑草の花の特集みたいになりました。ものすごい勢いで広がるナズナ。村が愛にみちているかどうかは不明だけれども、とにかくナズナに満ちています。