【第23話の一言】
ま た お 前 か !!! > 鬼若
**************************************
清盛にとっての叔父の処刑、義朝にとっての父の処刑を
通過儀礼として描きたいのはわかるが、
戦後処理に尺を取り過ぎて、
なんか間延びしちゃった印象のあるここ数回。
忠正「わしが何より恐れるのは己が平氏の禍となることじゃ」
為義「親兄弟の屍の上にも雄々しく立て!」
かっこいいことを言いながら、都合よく、おじさん&為義パパが
自ら「斬れ」と発破をかけてくれるわけだが、
処刑まで各登場人物の懊悩に焦点をあてて引き延ばしている感が
否めず、感情移入しづらい。
清三郎「おじさん、竹馬できた?」
忠正「すまん、できてない」
清三郎「じゃあ、帰ってきたら作ってね」
忠正「ああ、そうしよう」
↑これはずるいよな! 子どもを使うのはずるいよな!
あやうく泣いてしまうところだった!!
非常に静かな前半と、感情の動きを大きく描いた処刑の場面の
コントラストはよかったし、
「斬れない」と言いながら自ら忠正を手にかけた清盛&
自分たちの処刑を清盛に促す忠正の息子たちの姿と、
結局父を手にかけることができず、正清にそれをやらせてしまった義朝&
「最後の頼みもきけない奴が我らの父上を父と呼ぶな!」とののしる兄弟たちの
対比は、今後の平氏と源氏の明暗を暗示しているようで
演出としては好き。
そして、キラキラネーム一歩手前の鬼武者が
「元服したい!」
と言い出したところ。
これまでもこの子が何か言うたびに、
「セリフを言わされてる」感満載で不自然な感じが拭えず、
「またこまっしゃくれたこと言いやがって……」
と思っていたのだが、
「早く大人になって父上を支えたい」
と言い出したときのはほろりと来ちゃった。
だって、昔、義朝も為義に同じようなこと言ってたんだよ……
〈その他いろいろ〉
・西行→イケメン要員。意味もなく出てきた。
師光→解説要員。「信西様の決断にはこーんな意図があったんですよ!」
信頼→お笑い要員。出オチ。
・成親「申し訳ございませぬ……!」→嘘泣きでーす☆
・斬首の命を受けて帰宅した義朝にいきなりDVかまされる由良。
なんか……最近、この人の報われなさ、痛々しさに
胸がきゅんきゅんしちゃう。
常盤の子を見て
「優しい子に育てればいい、鬼武者は強い子に育てなければならない」
と言ってたところも、正妻であることと、嫡男の母であることだけが
この人を支えているのだなぁ……と思えて切なくなっちゃう。
ま た お 前 か !!! > 鬼若
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清盛にとっての叔父の処刑、義朝にとっての父の処刑を
通過儀礼として描きたいのはわかるが、
戦後処理に尺を取り過ぎて、
なんか間延びしちゃった印象のあるここ数回。
忠正「わしが何より恐れるのは己が平氏の禍となることじゃ」
為義「親兄弟の屍の上にも雄々しく立て!」
かっこいいことを言いながら、都合よく、おじさん&為義パパが
自ら「斬れ」と発破をかけてくれるわけだが、
処刑まで各登場人物の懊悩に焦点をあてて引き延ばしている感が
否めず、感情移入しづらい。
清三郎「おじさん、竹馬できた?」
忠正「すまん、できてない」
清三郎「じゃあ、帰ってきたら作ってね」
忠正「ああ、そうしよう」
↑これはずるいよな! 子どもを使うのはずるいよな!
あやうく泣いてしまうところだった!!
非常に静かな前半と、感情の動きを大きく描いた処刑の場面の
コントラストはよかったし、
「斬れない」と言いながら自ら忠正を手にかけた清盛&
自分たちの処刑を清盛に促す忠正の息子たちの姿と、
結局父を手にかけることができず、正清にそれをやらせてしまった義朝&
「最後の頼みもきけない奴が我らの父上を父と呼ぶな!」とののしる兄弟たちの
対比は、今後の平氏と源氏の明暗を暗示しているようで
演出としては好き。
そして、キラキラネーム一歩手前の鬼武者が
「元服したい!」
と言い出したところ。
これまでもこの子が何か言うたびに、
「セリフを言わされてる」感満載で不自然な感じが拭えず、
「またこまっしゃくれたこと言いやがって……」
と思っていたのだが、
「早く大人になって父上を支えたい」
と言い出したときのはほろりと来ちゃった。
だって、昔、義朝も為義に同じようなこと言ってたんだよ……
〈その他いろいろ〉
・西行→イケメン要員。意味もなく出てきた。
師光→解説要員。「信西様の決断にはこーんな意図があったんですよ!」
信頼→お笑い要員。出オチ。
・成親「申し訳ございませぬ……!」→嘘泣きでーす☆
・斬首の命を受けて帰宅した義朝にいきなりDVかまされる由良。
なんか……最近、この人の報われなさ、痛々しさに
胸がきゅんきゅんしちゃう。
常盤の子を見て
「優しい子に育てればいい、鬼武者は強い子に育てなければならない」
と言ってたところも、正妻であることと、嫡男の母であることだけが
この人を支えているのだなぁ……と思えて切なくなっちゃう。