今度から75歳以上の患者さんの枠組みを「後期高齢者」と言う名称にするらしい。この前、75歳を超えた患者さんが見えられて怒っておられた。「昔は『老人』という名称じゃあ失礼とのことで高齢者にしたが、それならなぜ高齢者をわけるのに『後期高齢者』という失礼な名前にするんだ」と。確かに「後期」という言葉は不適切かもしれない。たぶん、ただの年齢区分で後期と使ったのかもしれないが、どうせわけるなら75歳未満を「前期高齢者」とし75歳以上をただ「高齢者」とすれば波風はたたなかったろうに。運転初心者は「若葉マーク」だが、80歳以上(でしたっけ?)を「落葉マーク」といったやつがいた。同様であろう。