酒やビールに関しては酒税法などの関連法規があるためか、その格付けがなされている。例えばビールでは麦芽だかホップだかが何%以上含まれないと、それはビールとはいえず発泡酒となる。これは蕎麦の業界にもやってほしい。自分の好みでいえばツナギの割合や種類などを厳密にすべきと思う。時に「特上の蕎麦」と称して、一番いいそば粉のそば殻を削り落として厳選した部分だけ使用するようであるが、いかんせん蕎麦の香りにかけることもある。またツナギにフノリを用いるのもあるが、蕎麦は蕎麦の香りを楽しむのであって磯の香りを楽しむものではない。ビールのように「蕎麦」を名乗れる基準を作ってほしい。