この通報した女性は、119通報のいわゆる「常習者」でありここ数年で130回以上も通報していたとのこと。ほとんどが軽症で、中には搬送の必要がない場合も多数あったとのこと。東京でもこれら「常習者」の対応には頭を抱えている問題なのである。最近では増え続ける119通報をなんとかトリアージする試みもみられているが、それでも軽症者や搬送不要者の通報は社会的問題にまで増加しているのである。今回横浜の事例でも、発信電話番号ですぐにいつもの常習者であることが分かったとのこと。ここで、あってはならないことなのであろうが、でも指令通信員の頭には「あ いつものあの人だな」と察知できたであろう。いつものように「また軽症か搬送不要事例なのかな?」とおもってもやむを得ないと思われる。まさに「オオカミと少年」の話し通りなのである。