当初、無効票であったが調べなおしの結果「有効票」になったものは、「大つき か〇ひ」(〇は判読不明文字)と書かれてあった。これが候補者「おおつき かずひろ」に1票としてあらたにカウントされ、逆転でこの「おおつき かずひろ」候補は当選し、最下位当選していた別の候補者は入れ替わり落選したのである。この問題の投票用紙であるが、「おおつき」という候補者が1人であれば「おおつき」とかいてあるのですぐに誰への投票かはわかる。しかし悪いことに「おおつき」という名字の候補者がもう一人いたのである。だからこの投票用紙は当初無効になったのであるが、クレームにより「おおつきかずひろ」氏への有効票とカウントされ、土壇場で逆転当選となったのである。まあ逆転落選となった候補者の思いも忸怩たるものがあるであろう。あの問題投票用紙をどう判断するのかは選管の判断なのであろうが、候補者には極めて重みのあるものである。