選管と、自分が関係する行政の窓口とは比較の対象にはならないであろうが、行政の業務ということで比較させていただく。仕事上、自分はいろいろな行政上の書類を作成する。これら書類はかなりその書き方が「やかましい」。いやになるほど杓子定規で細かいところでも書き直させるのである。あたりまえだが行政(換言すれば「お役所」)の書類はみんな一字一句きちんと書くのが正しく、少しでも曖昧なものであれば受け付けてもらえない。あるいは(書類を受け付けた担当者にもよるが)印鑑(三文判)を押す場所が少しでもずれているとすべてやり直しさせたり、吉田の吉は「土」なのか「士」なのかはっきりかけと突っ返したりもしてくるのである。とにかくお役所の書類とはかくも細かいのである。とにかく少しでもあちらの意向に沿わないものは「無効」な書類として扱われるのである。つまり100点以外は0点なのである。